*1997年02月10日:納税、ミュシャ展
*1997年02月11日:「ラルフ124C41+」「肝盗村鬼譚」
*1997年02月12日:T2150で、ダイヤルアップネットワーク
*1997年02月13日:アクセスの急増
*1997年02月14日:“プロパティ”とは
*1997年02月15日:ジャングル大帝/ロック冒険記/ふしぎな少年/新選組/ビッグX/オズマ隊長、調査
*1997年02月16日:アサヒネット経由の入り口を確保する
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*1997年02月10日:納税、ミュシャ展


 今日は代休を取得した。税務署に贈与税を納付に行くためである。もっとも、納税手続き自体はそれほど時間がかからない。(まだ時期が早いので、窓口がすいているのだ。)一日休暇を取るほどでもなかったか..

 駅前のビルの地下ホールで開催されていたミュシャ展へ。ちと看板に偽りあり。(その他のマイナー作家の作品が多く、ミュシャの作品は、全体の半数位だったのだ。)さらに言うと展示即売会だったので、販売員がつきまとって、うるさいうるさい。ま、この点については、ポスターに明記されていたので文句は言えない。

 画家の名前は失念したが(憶える必要も感じなかった)、ラッセンの画風に近い作品が、いくつもある。青い地球。紺碧の空。美しい動物たち。これ以上の描写の必要もなかろうが、あの類のエコロジー系コンセプト入った奴である。綺麗すぎて観ていて恥ずかしい。(どこか、アニメのセル画を思わせる世界である。)

 ミュシャは、さすがに素晴らしい。100万も200万も払う資力はないが [;^J^]、20万、いや30万位までなら買ってもいい、と思える作品が、いくつかあった。

 リンクのページを、ちょっとメンテする。2週間前から連続してアクセスできないページは、見捨てる。(一日や二日、エラーでアクセス出来なかったからといって、慌てて切ってはいけないことは、言うまでもない。)

 ネットスケープがキャッシュを、やたらと忘れるようになった。なんで?

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*1997年02月11日:「ラルフ124C41+」「肝盗村鬼譚」


 渡欧は今月下旬。そろそろ(ようやく)本格的に焦りはじめる。念のため、(売れ残りの在庫がないかと)浜松のめぼしい店に電話をかけまくるが、リブ用のユニバーサルACアダプタ、バッテリーチャージャー、共にどの店にもない。

 そこで秋葉のチチブに電話。ACアダプタが入荷しないことは判っているので、代わりに(高価な)バッテリーチャージャーを押さえよう、という目算だったが、なんと、これも品切れ。思わず目の前が真っ暗になったが、入荷予定のなかったユニバーサルACアダプタが、18日前後、うまくすれば14日に入荷する、とのこと。助かった。15日に上京予定がある。(例によって国会図書館。)但し、部品扱いになったとかで5500円も値上がりした。1万3千5百円である。憤懣やるかたないが、背に腹は代えられない。

 「ラルフ124C41+」(ガーンズバック)を読む。SFの古典中の古典である。(くどいほどの)科学技術の予言と、それの驚くべき的中率の高さで知られている作品。しかし物語は、ほとんどスカスカである。現代の読者が読む必要は、ほぼ全く無い。しかし例えば「宇宙の英雄マッド・ファンタスチック」(吾妻ひでお)を正しく理解するためには、これを読んでおかなくてはならないのだ。

 「肝盗村鬼譚」(朝松健)を読む。てらいの無い、正攻法の和製クトゥルー神話であり、その意味では高く評価したい。物語も、まずまず面白い。ただ、文章が下手。というか、ところどころ“妙に”破綻するのである。具体的には、時制の唐突な変化である。日本語の小説は過去形が基本であり、本書もその例にもれないのであるが、変化をつけるつもりか、時々(いきなり)現在形になる。これが実に不快なのである。こなれていない。

 そして、この“欠点”が、これほど“気に触る”のは..私の文章が、まさにそういう特徴を持っているからだ。時制を現在・過去・未来、と、奔放に振り回して変化をつける。これが私の文章作法の基本なのである。しかしそうして書かれた文章を客観的に眺めてみれば、そうら、せいぜい良くてもこの程度のもんだ..この小説の字面は、私をそのようにせせら笑っている。私にはそのように思えたのだ..

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*1997年02月12日:T2150で、ダイヤルアップネットワーク


 ダイヤルアップネットワークの不調の件、社内で聞いたら直撃でわかった。コントロールパネル→インターネット→接続、か。

 リブで確認。この画面には見覚えがある。ここを忘れていた(というか、今回、自力では辿り着けなかった)言い訳をさせてもらうと、ここは外からは、インターネットエクスプローラーの内部設定のように見えるのである。従って、ネットスケープを使うんだから関係ないや、と、チェックから漏れていたわけだ。事実は、ブラウザーに関わらぬ足回りの設定だったわけで、これはマイクロソフトの見せかたが悪い。まぁ、気持ちは判るけどね。

 ところが、この画面、リブではあっさり見つかったのに、3.1の上に95を上書きイントールしたT2150では、見つからない。「インターネット」がコントロールパネルに無い。まぁたインストールを忘れた(ケチっていた)かと、「アプリケーションの追加と削除」から探しまくるが、見つからない..半ベソをかいていたら..CD−ROMが、もう1枚、目に入った。[;^J^] 95のCD−ROMは3枚組み。IEは別CDだったのであった。

 ニフのFTOSHIBAのログを読んでいたら、ユニバーサルACアダプタは、秋葉ではあちこちに転がっているそうな。15日は、チチブ直行は避けよう。チチブには新価格(13.5K)のアダプタが入荷するのだが、あるいは他の店には、旧価格(8K)のアダプタが売れ残っているかも知れない。(ついでに言うと、チチブは東芝関係の品揃えがきめ細やかなぶん、値引きがほとんど無い。廉く買いたい時には、最後の保険なのである。)

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*1997年02月13日:アクセスの急増


 例によってログを眺めていて、異状に気がついた。今日になってから、この「廃虚通信(幻想日記)」の、1996年10月07日〜10月13日を収めたファイルへのアクセスが、激増している。

 どこかにリンクされたのだろう。ありがたいことである。と、取り敢えず考えたのも無理はない。なぜならこのファイルは、「廃虚通信(幻想日記)」の、現時点での“最初の項目”だからである。「読者は最初の項目をクリックする」習性があることは、既に述べたとおり。

 しかし、ログを良く読んでみると、どうやら、「廃虚通信(幻想日記)」がリンクされたのでは“ない”のだ。なぜなら、急激に増えた来訪者たちの大部分は、「廃虚通信(幻想日記)」の扉ページをバイパスして、いきなりこの(10月07日に始まる週の)ファイルに飛び込んで来ているからである。普通、こういうリンクの張りかたは、しない。

 ネットニュースだ。間違いない。どこかのニュースグループの記事で、このファイル(あるいは、ファイル内のどこか)のURLが、引用されたのだ。それをクリックして飛んできているのだ。

 前にも、こういうケースがあった。例えば「曜日の名前のはなし」。あるいは「“類別トリック集成”読破リスト」。書籍に紹介されたり、あるいはメジャーサイトからリンクされた時も、アクセス数は増えるが、そのカーブは比較的緩やかで、あとの落ち込みも、あまりない。言わばボディーブローが効く感じ。それに対してネットニュースに紹介された場合は、とにかく立ち上がりが急峻である。恐ろしく反応が早く、エッジが鋭い。そして、2週間位で、旧状(に、少しオフセットがかかった水準)に復するのだ。

 さて、どこぞのニュースグループに紹介されたとして、この1996年10月07日〜10月13日の日記(エッセイ)の、どれがポイントされたのであろうか?

 「無意味な“正しさ”」だろうな、まず間違いなく。

 3軒茶屋の2階のマンガ屋から通販のパンフレットが来る。それによると、昨年末のカタログに出ていた、「鉄腕アトム(カッパコミクス)全34冊シール付き・40万円」には、42通の応募があったらしい。(別冊2巻が含まれている点が、実に貴重なセットであり、理性が邪魔をしなければ注文していたところだったが、当選するわけもなかったか。)

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*1997年02月14日:“プロパティ”とは


 Win95用語で、もっとも“気に触る”のが“プロパティ”である。(“レジストリ”も酷いもんだが。)英語の“Property”ではなく、日本語の“プロパティ”。

 別に「特性」と訳せ、とは言わないが..なんとも、こなれていない。

 その一方で、私は“ディレクトリ”は(もはや)日本語だと思っているのだ。

 普通の英語力(と言うよりは、英語のセンス)を持った、非・業界人にとっては、“プロパティ”も“ディレクトリ”も、英語でも日本語でもない“非・日本語”であることには、間違いあるまい。

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*1997年02月15日:ジャングル大帝/ロック冒険記/ふしぎな少年/新選組/ビッグX/オズマ隊長、調査


 寝過ごした! 6時40分! それでもバス停まで走ると、7時14分のひかりに間に合ってしまう。このひかりはノンストップで、8時35分に東京に着く。結果、国会図書館着は8時55分。開館35分前である。

 今回の調査の主たる目的は、「ジャングル大帝」である。初出誌の「漫画少年」は、国会図書館にも現代マンガ図書館にも無いに等しく、非常に困っていたのだが、手塚治虫メーリングリストを通じて、ジャングル大帝などが復刻されている「ヒョウタンツギタイムス」(手塚治虫ファンクラブ京都・会誌)の存在を知り、それを閲覧しに来たわけである。

 第28号から第32号まで、5巻かけて完全復刻。実に丁寧な仕事で、当時のインクの色まで再現している。今日は時間の関係で、この5冊しかチェック出来なかったのだが、他の号も全て閲覧する予定である。特に全集未収録作品の未詳データが、かなり明らかになる見込み。

 引き続いて「少年クラブ」に移り、まず「ロック冒険記」。話には聞いていたが、エンディングが全集版とは全く異なる。絵に描いたような打ち切り。「ふしぎな少年」。これは困った。全集未収録エピソードが数ヶ月分(2話相当?)あるようなのだが、例によってほとんどが(納本されていない)別冊付録回しなのと、欠号がかなりあるために、実態を把握しきれない。最後の5ヶ月分は、全く閲覧出来ず。

 さらに「少年ブック」。「新選組」と「ビッグX」。ビッグXにかかったところで時間切れ。これは(少なくとも今日閲覧した範囲では)描き直しも少なく、付録回しも少ないので、効率よくチェック出来る。あとは次回、半日で片付きそうだ。

 これらと並行して、新聞閲覧室では「オズマ隊長」の調査の続き。あと14ヶ月分、二日工程残る。計算すると、全集未収録分が、110日(110頁)前後、あることになる。(1〜2エピソードか。)これの処理に手間取りそうだ。梗概のメモ取りを110回繰り返している時間はあるまい。これはコピーに回すことになるだろう。いずれにせよ、3月か4月だ。

 閉館後、秋葉へ。もちろんユニバーサルACアダプタを買うためである。まず(廉い価格の物が残っているかも知れない)ミナミ、Tゾーンへ。なんと、本日入荷分すら、どちらの店でもたちまち売り切れてしまった由。(電話予約する位の知恵は、私にもあったのだが、昨日はどちらも、全然電話がつながらなかったのだ。)焦りに焦ってチチブへ。ここにはあった。この際、価格は問題にならない。ようやく確保できた。やれやれである。

 MOを5枚。そして「ななこSOS」のゲームを買って帰宅。後者はなかなか見つけられず、結局ヤマギワのソフト館(といったかな?)で購入。最近発売されたばかりなのだが、もちろん平積みではなく、棚差しである。

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*1997年02月16日:アサヒネット経由の入り口を確保する


 ガストで朝食バイキング。バイキングだとどうしても食べ過ぎてしまう、という、この貧乏性は、多分一生、直るまい。

 アサヒネットのダイヤルアップ接続を、浜松、横浜、東京、大阪、と、4箇所登録。帰省中や(オフなどで)上京している時はもちろん、これでインターネットクラブのモデムがダウンしている間の迂回路を、確保できた。

 スキャナーで、写真を取り込み始める。情報は多めに取っておいて、あとから(ホームページに貼り付ける時などには)圧縮・削り落としをすれば良かろう、と、pcxフォーマット、24ビットフルカラーの300dpiで取ったら、普通のサービス版(だったっけ?12cm×9cm位)が、5M近くなる。ま、MOに入れるのだから構わないが、スキャナーもMOもSCSI接続なので、同時には使えないのだ。いったん本体のハードディスクに入れてから、つなぎ替え。面倒である。

 しかも、いつのまにやら、本体HDが残り10Mも空いていない。これでは2枚スキャンする度に接続を替えなくてはならない。話にならん。

 という訳で、大掃除。使用実績がなく、今後も使いそうにないロータスオーガナイザーを、アンインストールする。

 「ななこSOS」のゲームをプレイする。絵に描いたようなクソゲーである。[;^J^] しかし、おまけとして、大量の画像データがついてきた。これはいい。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 19 1997 
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