*1997年01月27日:ASAHIネットと口内炎
*1997年01月28日:J・G・バラード
*1997年01月29日:ちょっと代休
*1997年01月30日:不安がいっぱい、「デビルマン・レディー」[:^J^]
*1997年01月31日:アクセス95で文字化け
*1997年02月01日:お気楽メサイア
*1997年02月02日:今度こそ、T2150に95をインストールする
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*1997年01月27日:ASAHIネットと口内炎


 私のシグネチャには、ニフの他に、ASAHIネットのIDが書かれている。しかし実は幽霊会員もいいところで、95年10月からアクセスしていない。前回のアクセスにしても、入会してから数日間、ちょこちょことトライしただけなので、実はほとんど全く利用していなかったのだ。

 理由は単純。事実上、つながらないに等しかったからである。

 回線が混んでいるのではない。向こうのモデムとこちらのモデム(マイクロコムのメジャーなモデル)の相性が悪いのだ。まれにつながることはあるので、ログイン手順は誤っていない。しかし10回に9回までは、ゴミが返ってくるだけである。(かなり多数のアクセスポイントを試してみたが、どこでも全く同じ症状。)数日間、これと格闘したあげく、放り投げていたわけだ。

 ASAHIネットにつなごうとしたのは、別に冷やかしではなく、確固たる目的があったのだ。ASAHIネットで活動している、SF系のサークル(のようなもの)に、誘われていたのである。従って、接続する努力を放棄していたあいだ、ずっと不義理を続けていたことになる。これは内心、気に病んでいた。

 リブ30を導入したことで、通信環境が変わった(というより、増えた)。リブ30には、メガヘルツのXJ3288Jを入れてある。これでトライしてみたら..

 やった! 見事に接続成功である! 何度アクセスしてみても、問題無くつながる! さて、取り敢えず、ASAHIネットのマニュアルを読み直しましょうかね。[;^J^](最近はニフですら、ほとんど読むだけで書いている暇が無いのに、ますます忙しくなるなぁ..)

 口内炎が悪化。たまらず(副腎皮質ホルモン系の)塗り薬を買う。大体いつもいつも、こと口内炎に限っては、対処が後手後手に回ってしまう。

 口内炎を作ってしまう根本原因は、食生活にある。まずこれを正せ、という正論は、ちょっと置いておこう。

 基本は、チョコラBB。このビタミン剤を、発症のごく初期、きわめて軽い時点から飲み始めれば、おおごとにはならない。ところがどうした訳か、私は、口内炎のごく初期のものを、口内炎と認識できないのである。「あ、なんか下唇の内側に“プクン”があるなぁ。面白いなぁペロペロ」と、舌先で弄び、初期治療のチャンスの、貴重な数日間をあたら無駄にするだけでなく、症状自体を悪化させてしまう。そして数日後、その腫れ物の先端が破れ、ピリッが来る。そして「あぁぁまたやってしまった [/_;]、俺のバカバカバカバカ!」という、このプロセスを、300回は繰り返しているはずだ。恐らく、死ぬまでに、あと300回。

 さて、ここまで悪化してしまったら、チョコラBBだけでは長引くので、塗り薬を併用すべきである。私は2種類、使い分けている。患部に“貼る”タイプと、副腎皮質ホルモン系と。塗り薬が(飲食や会話などで)簡単に剥がれ落ちそうな場所の時には、前者を使うが、基本的には、後者を塗る。

 私の認識では、副腎皮質ホルモンは猛毒である。そしてこれほど激烈な痛みを伴う炎症(潰瘍)を治めるためには、猛毒を塗るべきだと思うのだ。これは、例えば猛烈な痒みを伴う虫刺されの炎症に熱湯を浴びせたくなる、あるいはいっそ、火で炙りたくなる心理と、同一のものである。これはマゾヒズムではない。このような情けない状態に陥った、己の肉体(と、肉体を制御しきれなかった精神)に対して与える“罰”であり、すなわち、むしろサディズムの発露なのだ。

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*1997年01月28日:J・G・バラード


 今月号のSFマガジンは、J・G・バラードの特集である。

 彼の作品は、初期の短編集と長編を中心に、10数冊読んだ位であるが、好きな作家である。少なくとも初期バラードには、まぎれもない“青臭さ”があり、そこが魅力だったのだ。具体的には“芸術コンプレックス”。

 高名な短編集「ヴァーミリオン・サンズ」を例に取ると、これに収められた各短編は、それぞれ芸術のある分野を扱う、という趣向を凝らしているのだ。すなわち、「コーラルDの雲の彫刻師」は雲の彫刻。「プリマ・ベラドンナ」は音楽、歌う花。「スクリーン・ゲーム」は不思議なゲームと、宝石昆虫。「歌う彫刻」「ヴィーナスはほほえむ」は彫刻。「希望の海、復讐の帆」は絵画。「風にさよならをいおう」は衣裳。「スターズのスタジオ5号」は詩。「ステラヴィスタの千の夢」は建築。

 また、長編「沈んだ世界」は、どう見ても、マックス・エルンストの絵画に物語をつけて動かしたものである。

 この特集の執筆者に、山野浩一の名前がない。かつて、バラードやオールディスを精力的に(戦闘的に)紹介した、この論客は、今、どこで何をしているのであろうか。

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*1997年01月29日:ちょっと代休


 今日は銀行などに所要があったので、あらかじめ休暇を取得していたのだが、だからと言うわけではないが、昨夜からかかっていたホームページのアップデート、及びメールとニュースをざっと片づけ終わったら、朝の7時。[;*_*] さすがに、徹夜に耐えられるようなお年頃でもないので、3時間ほど眠ってから、始動する。

 Y書店で、「澁澤龍彦翻訳全集 第3巻」とインターネットマガジン。コムロードに寄って、リブのユニバーサルACアダプタが入荷していないのを確認して(店員を苛めて)から、銀行へ。家賃の振込先変更(引越した訳ではなく、大家の口座が変わったのだ)と、振り込みを一件。口の開いてしまった安物靴の修理をしてから、週末の「ムーンライトながら」の切符を購入。別の書店で「泉鏡花集成 第12巻」。帰り道に見つけた洋風居酒屋で昼食を取って、帰宅。(朝から良く晴れていたし、天気予報も景気よかったのだが、用心してフトンは干さずに外出した。そぅら見ろ、帰ってきた頃には、すっかり雲が広がって、風が冷たいではないか。ふふふ、同じあやまちは繰り返さんよ。[;^J^])

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*1997年01月30日:不安がいっぱい、「デビルマン・レディー」[:^J^]


 コミック・モーニングの期待の新連載「デビルマン・レディー」(永井豪)も、今日発売の号で、第3回。不安だらけの展開である。[;^J^] 軽いのだ、徹底的に。

 具体的には、この3回でプロローグ終了。まず、この“3回”という数字がポイント。これは“ハイスピード・コミック”(たったいま発明した言葉である)における、イントロの状況説明(初期設定)の、一種のマジックナンバーなのだ。1回では説明不足。2回では落ち着きが悪い。そして4回以上かけてしまうと、大河長編的な腰の座ったテンポになる。導入・アクション・小解決→さらに謎、という三つ組。起承転結ではなく、起承転、で、さっさと先に進む。小気味良いスピード感。

 そして、この第3回で、早くもデビルマン・レディーに変身完了。次回から新展開で、新たな事件が起きるのであろう。これはもう、連続TV番組の感覚に近い。ま、それはそれで面白いかも知れないが..

「フフフ…… 昔あったわ、そんな物語……」

という台詞が、とっても不安。頼むから主人公が「デビルマン」を読んだりしませんように。[;^J^]

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*1997年01月31日:アクセス95で文字化け


 なんといまどき、文字化けである。アクセス95を使っているうちに、フォントが壊れた。データは正しく入っているらしいのだが、表示が化ける。始末の悪いことに、アクセスを抜けてデスクトップに戻ってきたら、デスクトップの文字も壊れている。他のアプリケーションも全滅。システムファイル(からの読み出し機構)が、やられたか。

 Win95をリスタートすると、回復する。リスタートしないと、回復しない。参ったな、どういうタイミングで化けるんだ..?

 どうやら、テーブル画面で、全画面を埋め尽くすほどの大量文字表示をすると、壊れるようだ.. こ、この、ポンコツッ!

 まぁそれが原因なら、そういう(大量表示を引き起こす)レコードは、テーブル画面では外すように設定して、回避するけど、しかし..

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*1997年02月01日:お気楽メサイア


 FCLAの「お気楽シリーズ」のオフについては、以前説明した。今日は「メサイア」(ヘンデル)の、本番(というか、最終回)である。

 10時に幡ヶ谷(新宿から京王線で2駅か3駅)の、駅から歩いて3分ほどのGというスタジオ。例によって7時のひかりに乗ったら、9時10分に会場に着いてしまった。(フトンからドアまで、ジャスト3時間。)当然、開いていない。そこで門の前の植え込みのわきに座り込み、寒さに震えながら、うとうとしつつ譜読みをする。(こうしていると、通勤の人たちが、どこか“差別用語の人を見る視線”を投げかけて、通り過ぎて行くのである。これは慣れると、案外快感である。)

 今日は、ハープシコードを持参して来た人がいるので、私のシンセはオルガンに専念する。午前中は、合唱を中心にひと通りのリハ。午後からは、まず(逆に)主として独唱曲を抜粋してざっと通してから、全曲通し。時間の都合で2〜3曲、割愛されたが、そもそも3時間近くかかろうかという大曲である。(多くのCD(普通は2枚組み)では、全曲を収録できずに、一部割愛しているほどである。)これをリハを別にして、1回半通しただけでも、へとへとである。集まったのは、ほぼ100人。お気楽オフ史上、最大の規模であった。

 二次会(反省会=飲み会)は、幡ヶ谷のGでオフをする時に、いつも利用している駅前(というか、地下鉄の駅の上)の店。今回は、何を喋りまくったか、比較的覚えているぞ。[;^J^] 結構いいネタを、例によって喋りながらいくつも思い付いたので、来月あたり、ホームページに文章を追加しよう。

 帰りは、品川から「ムーンライトながら」。この便(というか、車両)の、重大な欠点に気がついてしまった。この新式の座りごこちの良い車両には、内側のドアがないのである。つまり、駅で外側のドアが開くと、内部はふきっさらしになるのだ。今回押さえた切符は、ドアに隣接している席だったので、寒いったらなかった。途中、静岡駅では6分間も寒風に吹かれていたのである。

 この電車は浜松で30分近くも停まる。私は浜松で降りてしまうので関係ないのだが、30分も外気にさらしていいのだろうかと(ひとごとながら)心配になったのだが、さすがに浜松では外側のドアを閉めた。(ドアの内外に、マニュアルで開閉出来るボタンがある。)そういうことなら、静岡でも閉めてくれれば良かったのにぃ。

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*1997年02月02日:今度こそ、T2150に95をインストールする


 私は、2台のパソコンを使っている。Win3.1を動かしているT2150と、Win95がプレインストールされているリブ30。このT2150の3.1を95にアップグレードする作業に、先々週は失敗したが、これはMS製の95に、東芝のSCSIカード=SCSC200A用のドライバが含まれていなかったからだ。このドライバは、翌日、注文したが、案の定、なかなか送ってこない。

 という状況下で、知人のP氏に、そのドライバはリブ30に入っているとアドバイスされ、これをコピーしてみることにする。(リブの95はプレインストール、T2150用の95も購入しているのだから、この件に関係するソフトには、全て金を払っている。問題ないはずである。)

 リブ30から取り出したドライバを、T2150のテンポラリディレクトリに置いて、まず、95のインストールのやり直し。

 最初は、念のため、東芝PCカードマネージャーと、CorelのSCSIドライバを組み込んでいる行をCONFIG.SYSから抜いて、Win95インストール。しかるのちに、テンポラリディレクトリのドライバを、Windowsディレクトリに手動でコピーする..これではSCSIカードを認識しない。コントロールパネルから見てみると、プラグ&プレイ以前に、PCカードが使用不可になっている。

 そこで、CONFIG.SYSに、東芝PCカードマネージャーと、CorelのSCSIドライバを組み込んでいる行を戻して、ソフトリセット..起動しないね。[;^J^] ハードリセット..起動はしたが、やはり駄目。Win95からはプラグ&プレイで認識出来ない上に、CONFIG.SYSに妙なドライバがあって、パフォーマンスが落ちるであろうぞ、とか表示される。

 そこで考え方を変えて、いったんWin95をアンインストールし、CONFIG.SYSを昔の状態に戻す、すなわち東芝PCカードマネージャーと、CorelのSCSIドライバを組み込んでいる行を復活させて、MOを認識させ、これを生かしたままWin95をインストールし直す。インストール後、DOS窓からはアクセス出来るが、これはWin95の外側でアクセス出来ているに過ぎず、これを繰り返していると飛ぶのは、前回の経験で判っている。まだプラグ&プレイは出来ないが、コントロールパネルを開いて見ると、ほほぅPCMCIAというメニューが出現している。クリックしてみると、古いドライバがあるから外すべし、とのことなので、仰せに従う。なるほど、つまり、全部向こうにやらせりゃいいんだな。で、再起動。SCSIカード(とMO)は挿入されたままなので、プラグ&プレイが効いて、ドライバはどうすんねん、という窓が現れた。リブから持ってきたドライバを指定すると..見事に認識。やれやれ、てこずった。

 いったんMOにバックアップして、今夜はこの件は、ここまで。ネットワーク関係を中心に、各種ソフトをリブ30と同水準にまでインストールしなくてはならないのだが、ま、急ぐことはない。

 「COMICアレ!」休刊である。これで吾妻ひでおの連載掲載誌がなくなってしまった。他にも、「アウトロー」(たかもちげん)、「BOSS」(工藤宏平)、「まちがっていない」(百瀬博教&佐藤由男)、「ギャンブル人生」(山松ゆうきち)など、読み応えのある連載が多く、白山宣之や諸星大二郎らの短編が、しばしば掲載されるなど、大変高品質な雑誌だったのだが..噂によると、毎月1千万円の赤字が出ていた由。まぁ主要連載は、単行本でケリつけるようだが。

 ちなみに、この休刊号には、片岡聰というマンガ家の「クリムゾン・キングの宮殿」という短編が掲載されたが(片岡聰が新人かどうかは知らないが、新人を意欲的に起用する雑誌でもあったのだ)、大爆笑。言ってしまえば、エヴァンゲリストとその被害者の話であり、その意味ではここで揶揄されている“プログレオタク”の“プログレ”を、“SF”“クラシック”“ブルックナー”“ベルリオーズ”等に置き換えても成立するのだが、登場するオタクが、いかにもプログレ者なのがおかしい。

 「バイオレンス・ジャック 完全版」(永井豪)全10巻を揃える。実は後半5巻は入手済みで、前半5巻を発注していたのだが、さっぱり入荷しなかったところ、たまたま近所の書店で前半5巻を見つけたので、注文していた書店にキャンセルする旨伝えて、前半5巻を購入した次第。(5冊で8千円である。カードで買う。[;^J^])フトンの中で、3巻目の中ほどまで読む。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 5 1997 
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