*1997年01月13日:リブがカッコいい理由
*1997年01月14日:無知な大衆とは
*1997年01月15日:蘇るBATCP、目覚めるスキャナ!
*1997年01月16日:BATCPの謎
*1997年01月17日:デビルマン・レディー
*1997年01月18日:鉄腕アトム/火の鳥・太陽編/どろろ/海のトリトン/オズマ隊長、調査
*1997年01月19日:T2150に、ついに95をインストールし、アンインストールする。[;^J^]
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*1997年01月13日:リブがカッコいい理由


 それは、小さいことに尽きる。このサイズの携帯端末の常識を超える、美しい精細画面も言うまでもないが、まずはサイズ。

 リブを買うまでは、A4ノートサイズのT2150を持ち歩いて、居酒屋などで使っていたから、はっきりと判るのだ。A4ノートを、こういう“遊興の場”で使うことには、“ダサさ”“カッコ悪さ”が、確実につきまとう。それは、「こんなに大きくて邪魔なものを(狭い居酒屋などでは、明快に邪魔である)、趣味や遊びで持ち歩くわけがない。→ つまり、アフターファイブに仕事をテイクアウトしているに違いない。→ ダッサー!」という推論をされるからだ。

 それに対して、リブはとにかく邪魔にならない。酒や料理のわきにちょこんと置いておいて、談笑しながらサクサクっと使うことが出来る。アーバンである。そして、「こんなに小さいもので仕事をしているわけがない。→ つまり、遊びで使いこなしているに違いない。→ カッコイー!」という推論。(最後の結論は、私による“推論の推測”だが。)

 私自身は、A4ノートを遊びでも持ち歩いてきたし、リブで仕事を持ち歩くこともあるのだが、ま、いいでしょう。要は、みてくれだ。

 Netscape 3.0は、禁則処理をしていることに、今ごろ気がついた。10年前のパソコンソフトですら、当たり前にやっていた(最低限の)禁則処理ができないなんて!と、さんざんくさしていたのだが、禁則処理をするバージョンが届いてから一週間も気がつかないようでは、面目丸つぶれである。言い訳させてもらうと、禁則処理のない醜い日本語テキストを、長期に渡って読んできたので、目が腐っていたのだ。

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*1997年01月14日:無知な大衆とは


 某業界紙に、米国におけるインターネット(を含む、コンピュータ業界の最新技術)を取り巻く、憂うべき現状を報告する記事が載っていた。別に新事実でもなんでもない。大多数の大衆は、この急激な技術革新には無関心で、ニュースが欲しけりゃWebではなくTVを見る云々。(日本の現状は、これより遥かに以前の段階なので、心配しなくてもよろしい。なにしろ、インターネットに接続しているのは米国人口の10%以下のたった2000万人に過ぎない、ということだから。)

 記事全体の結論は、この様な複雑で膨大なシステムと情報量の全体を使用者の前に投げ出すのではなく、きちんとマーケティングをした上で、スマートで単純なシステムを開発して提示せよ、という、しごくまっとうなものなのだが、途中の論調に驚いた。

 「こうした大多数の無知な大衆を顧客層に抱え込むために」と来た。ただのレトリックかとも思うが、無知な大衆ねぇ..

 この業界紙の別の号には、今後のコンピュータ革命を担うのは、コンピュータ業界ではなく、家電業界であろう、という記事が載っていた。こちらの方が、遥かに妥当で賢明な推察であり認識であろう。

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*1997年01月15日:蘇るBATCP、目覚めるスキャナ!


 昨夜から、接続先のホストがディスクフルで、ホームページを更新できなかったのだが、今朝になって回復したので、アップデートする。

 ドラクエがスーファミからPS(プレイステーション)へ“大型移籍”をするそうである。主要ゲームマシンの国内の出荷実績は、PSが500万、SS(セガ・サターン)が440万、ニンテンドー64が180万とのこと。かなり水をあけられていたのだな。

 新聞で結構大きく扱われているのだが、平和なことだ。こんにちのハイテクの主戦場のひとつは、日本製のゲームマシンなのだ。SDIなんぞより何百万倍素晴らしいことか。

 リブ30のDOS窓でVzを常駐させると、その上でバッチコマンドを(メモリ不足で)実行できなくて困っていたのだが、要はバッチファイルだからいかんのではないか、バッチファイルをCOMファイル化すればいいのではないか、と、ほとんどDOS時代の知恵を思い出した。BATCPというプログラムである。さすがに、MOの肥やしとなっていた4年前のバージョンは動かなかったが、ニフから最新版をダウンロードして、各バッチコマンドをCOMコマンドに変換してみたら..見事に動いた! ざまぁ見さらせ、リブ50!(なんのこっちゃ。[;^J^])

 従来、Vzを常駐させると、パイプラインすらメモリ不足で通らなかったのだが、これも(当たり前のように)通る。ようやく、DOS窓+Vzがまともな環境になった。これで、バッチコマンドの出力をバックスクロールして、タグジャンプなどに再利用できる。

 盛り上がった勢いで、スキャナ接続にトライする。ものはキヤノンのIX−4025で、TWAINドライバが必要、というやつだ。3.1時代に、そのドライバをニフからダウンロードしてみたのだが、ソフト(PhotoFinish)から認識できず、火急の案件でもなかったので、放置していたのである。

 念のため、ニフからTWAINドライバをダウンロードし直し(昔ダウンロードしたのと、同じバージョンなのだが)、95にインストール。そして同じソフトから..一発で認識! 読み込みに成功! 95偉い!

 理に合わないことでは、ある。なぜなら、95が保証するのはSCSIカードまでであって、そこから先は、ドライバの責任なのだ。SCSIカードは、同じ(東芝製SCSC200A)。ドライバも同じ。スキャナも同じ。そして、このSCSIカードは、3.1で問題なく認識出来ていたのだ。昔は、なぜスキャナとつながらなかったのだ? ま、結果オーライである。昔は昔、今は今。

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*1997年01月16日:BATCPの謎


 DOS窓+Vz(with BATCP)環境のチェックの続き。良く考えると、不思議な現象が見られるのだ。

 Vzの常駐だが、私はこれを、バッチファイルでやっていた。だからいけなかったのではないか(そもそも、BATCPの出る幕ではなかったのではないか)、と、Vzをコマンドラインから直打ちで常駐させてみたら..駄目。バッチを実行してもパイプラインを通しても、メモリ不足。先述のごとく、Vzを常駐モードで起動する(だけの)バッチコマンドを実行しても、同様に駄目。ところが、このバッチファイルをBATCPで変換したCOMコマンドを実行すると、バッチもパイプラインもOKなのである。普通に考えれば、コマンドライン直打ちよりはメモリを食うはずだし、VMAPで見ても、コンベンショナルメモリは(ほんの僅かだが)細分化されて、むしろ不利になっているのだが..

 コンベンショナルメモリといえば、本来、バッチ用のメモリが足りる足りないはコンベンショナルメモリの話のはずであって、増設メモリが20Mだろうが32Mだろうが、関係ないはず。それを言えばそもそもパイプラインも、ファイル経由のはずでは..あれ?キャッシュするのかな? あぁぁよう判らん!

 それはそれとして、試験結果は良好。BATCPでCOM化したVz常駐バッチを常駐させた上では(ややこしい)、どんな小さなバッチコマンドも、BATCPでCOM化しないと動かない(バッチを直接実行すると、DOS窓が閉じてしまう)のだが、この位は、なんでもない。Vz常駐ファイラのユーザー定義メニューに登録すれば、ほとんどワンタッチである。

 ホームページ更新用のバッチファイルの中には、別のバッチファイルを生成して、それを command /c で実行する、という危なげなものもあるのだが、なんなく実行成功。(しかし、これが95使いこなしの話題かね。[;^J^] しかも、常に増して筆が踊っているのは、なぜだ。[;^J^])

 ニフの、ある会議室のログを読んでいて知ったのだが、ロンドン発成田往復のBA便は、廉いのを選べば1万6千円なのだそうな。浜松発東京往復の新幹線便が、1万5千円であることである。

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*1997年01月17日:デビルマン・レディー


 昨日(木曜日)発売のコミック・モーニングで、永井豪の「デビルマン・レディー」の新連載が始まっていたのを、思い出した。慌ててモーニングを探し出して、読む。(中程度以下の規模の書店やコンビニでは、一日たつと入手困難なのだ。)

 まずまずの滑りだしかな。蝙蝠と合体するとすると、これは魔王ダンテ風? しかし、かなり急調子の展開になりそうだ。取り敢えず、様子を見よう。

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*1997年01月18日:鉄腕アトム/火の鳥・太陽編/どろろ/海のトリトン/オズマ隊長、調査


 久々に国会図書館。

 「少年」誌で「鉄腕アトム」の「地上最大のロボットの巻」以降。貸し出し中で2冊閲覧できなかったが、データ確定に支障は無し。これで事実上、「少年」誌“本誌”掲載分は、調査終了である。(別冊付録は、ほとんど読めていない。)

 「火の鳥・太陽編」を一気にチェック完了。驚くべきシーンを発見したが、後述。

 「どろろ」の単行本未収録分。「どろろ」は、68/07に「少年サンデー」での連載が終わってから、ほぼ1年後の69/05に、「冒険王」(月刊誌)でリテイク・新連載が始まっている。(これは短命な連載で、69/10に終わっている。)全集には、この言わば「どろろ・第二部」の69/07以降の4ヶ月分だけ収録されている。なぜなら最初の二ヶ月は、背景説明に費やされ、いわば少年サンデー版の総集編の様相を呈しているからだ。そしてここでは、かなり重要な変更が加えられていたのである。つまり、百鬼丸の48のパーツから組み立てられたのが、どろろなのである。そして、百鬼丸は、どろろを殺せば、残りのパーツを、一気に取り返せるのである。これはかなり無理のある設定なのだが(詳細は、解説記事参照)、わたしゃこれは、打ち切り対策(1回で大団円に持ち込める)かと思ったぞぃ。[;^J^] 幸い、百鬼丸がどろろを殺すという、見たくないシーンは描かれなかったようであるが。

 いずれにせよ、この設定変更により、残る4話も、本来微妙に異なる形をしていたのだが、少年サンデー版と連続したエピソードとして合体させるにあたり、この無理な変更はなかったことにされた(元の少年サンデー版の設定に、再変更された)のであった。

 新聞閲覧室で「海のトリトン」のチェックを終わらせ、引き続き「オズマ隊長」に取り掛かる。(いずれもサンケイ新聞連載。)

 「火の鳥・太陽編」の初出誌で発見した、驚くべきシーンというのは、お茶の水博士が猿田博士の血縁であり、ふたりは反目していた、という(一種の)回想シーンである。「火の鳥」の場合、こういう形で伏線が張られたキャラクターは、後続作品で登場するのが、常である。すなわち当初の構想では、お茶の水博士が、現代編か、あるいは近未来編で登場するはずだったのだ。

 お茶の水博士が(本来の配役で)登場するということは、アトムが登場するということである。そしてお茶の水博士が、“呪われた”猿田一族の眷族に加えられるとなると、彼が“育てた”アトムと、“永遠の生命”との関わりかたが問題になる。恐らく、アトムが“火の鳥”によって人間化され(ることを提案され)、そしてそれを拒絶する(あるいは、永遠の生命を否定して、人間になることを受け入れる)、という物語が、構想されていたのではあるまいか?

 さらに気になるのは、このシーンがカットされた理由である。「火の鳥」の未来史と「アトム」の未来史を合流させることは難しい、と、判断したのであろう。それが妥当で平凡な推測。しかしあるいは、作者は、これを全うするには“時間が足りない”と判断したのでは..?

 仮に上述の“当初の構想”が事実だったとして、その場合、天馬博士にはどういう役割が与えられることになっていたのか..? などなど、夢は膨らみ、想いは宇宙(そら)を駆け巡る! 作者が「火の鳥」を完結させなかったのは、痛恨の極み..などというのは、ただの常套句であり、私はむしろ、完結させずに残していってくれたことを、幸いに思う。ひとりひとりが、火の鳥の結末を、行く末を、無限に夢見、想像し、憧れることができるのだから。

 今日は現代マンガ図書館には回らず、秋葉へ。

 チチブ電気で、リブのユニバーサルアダプタの在庫を問い合わせるが、全っ然、無いらしい。話によると、初期ロット(20のか30のか、聞きそびれた)5万台に対して、400台しか生産しなかったという。0.8%。記憶するに値する数字である。な、舐めてんのかっ東芝!凸[-_-メ] (しかも、リブ50のアダプタは、全数ユニバーサル仕様ではないか。)

 チチブでは、仕方がないので240V電源ケーブルだけ買っておく。ラオックスコンピューター館でT2150用に、Win95(3.1からのアップグレードパッケージ)購入。Tzoneミナミで、モデム回線チェッカ購入。こだまで帰宅。

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*1997年01月19日:T2150に、ついに95をインストールし、アンインストールする。[;^J^]


 昨日購入した、3.1→95のアップグレードパッケージを、いよいよT2150に上書きする。

 作業自体は簡単で、目を通すべきドキュメントも少ない。いわゆる、リターンリターンのみである。問題無く95が立ち上がった![^O^] これで、3.1とは縁切りだ!

 というはずだった。[;^J^] どうもおかしいことに気がついたのは、MOディスク。これにアクセスできない。良く見ると、CONFIG.SYS には、3.1用(正しくはDOS用)の、カードマネージャーとMOドライバの組み込み文が残っている。95のインストーラは、これを外すところまでは行かないらしい。

 「こんなん残っていて(組み込んだままで)いいんかいな?」と、しばらくDOS窓を開けたり閉めたりしているうちに、あっさり飛ぶ。これらを外すと、もちろんそのままではアクセスしない。しからばプラグ&プレイ。おっと、このカード用のドライバが、MS製95には入っていない。[;^J^] このカードを買ったのは、95時代以前なので、そもそも95用ドライバディスクは持っていない。

 ここで悪あがきをした。[;^J^] ドライバを選ぶ画面で、該当するカードが無い場合はOKをクリックしろ、と表示される。そこでクリックすると、たまたまその時にカーソルが乗っていたドライバが選ばれる。(当たり前である。)全然関係のない、アダプテックのドライバ。これを外す勢いで、PCMCIA自体を外してしまう..

 というところで根気が尽きて、95をアンインストールする。本当に3.1環境に復帰するかどうか、半信半疑だったのだが、まともに元に戻ったので、MSも、やれば出来るじゃんと呟いて、寝酒もせずに、ふて寝する。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jan 21 1997 
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