*2025年06月09日:「酒呑童子ビギンズ」
*2025年06月10日:「蔦屋重三郎」展
*2025年06月11日:畑芽育のこと
*2025年06月12日:そんなに評価高かったの?[;^.^]
*2025年06月13日:幻想美術選「黄砂の国においで」リチャード・ダッド
*2025年06月14日:ベゴニアを植える
*2025年06月15日:夏祭り準備会合
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*2025年06月09日:「酒呑童子ビギンズ」


 曇天。8:06のバスで発つ。鶴ヶ峰から横浜駅へ。9:45、六本木のサントリー美術館。10:00、開館。「酒呑童子ビギンズ」(〜6月15日(日)まで)であるが..

 ..なんというか、「作品を」紹介しにくい展覧会なんだよな [;^J^]。コンセプトは前記のリンクから読んでいただけばいいとして、普通の展覧会のように独立した作品群が並んでいるわけではなく、酒呑童子を取り扱っているいくつかの巻物を、しばしば順序を綯い交ぜにして比較しつつ、展示しているのである。巻物の一部だけをスキャンしてご紹介することに対する疑問もあるし、長い巻物をスキャンするのは手間だし、読者がこれ(今日の日記)を読んでいる頃には終わっているし..で、モチベもアレだし..[;_ _][;^J^]

 ..というわけで、ポイントとなるいくつかの巻物の、ざっくりとした画像検索結果へのリンクだけを貼り付けておく。悪く思うな。→(狩野元信の酒呑童子絵巻(サントリー美術館蔵)、狩野孝信の酒呑童子絵巻伝大江山絵巻(逸翁美術館)、酒呑童子絵巻(ライプツィヒ・グラッシー民族博物館蔵)、伊吹童子絵巻

 ちなみに、永井豪の「手天童子」(Wikipedia画像検索結果)を未読の方がいらっしゃいましたら、是非ともご一読を![^.^] 永井豪としても(全ての伏線がきれいに回収されているという意味では)ほとんど例外的な、奇跡的な傑作であるのだから![^J^]

 ついでに言うと、昨今、「伏線回収」という「言葉」も「実装」も、なんとも軽々しくなっているきらいがあるが、(「要は辻褄合わせでしょっ」、と、軽んじられているような気がするが、)本作における「伏線回収」は、そんなチャチなものではない。ひとつひとつの「伏線(謎)」が、本当に「恐い」のだから!

 11:30に退出。12:15、中野。12:20、中華食堂一番館で、黒丼。ちょ〜久々に、中野ブロードウェイ。2F/3F/4Fの、まんだらけ各店舗をひととおり巡るが..なんでこんなにあるんだよ [;^J^]。基本、ジャンル別のようだが、なんだか同値類というか間違い捜しみたいな店舗もあるなぁ [;^J^]。怪奇/幻想/SF/ミステリ系の蔵書が充実している4Fの「海馬」など、なかなか見るべきものがあるのだが、全てパックされていて内容確認できないのが、大きな減点ポイント。[;_ _]凸(もしかしたらレジで開いてくれるのかもしれないが。)

 14:10に、中野ブロードウェイを発つ。15:18、鶴ヶ峰着。15:50、帰宅。

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*2025年06月10日:「蔦屋重三郎」展


 雨。7:20のバスで発ち、鶴ヶ峰から相鉄線で、7:56、西横浜。駅前の水道道バス停から、8:14発の32系統で聖隷横浜病院に着いたのが、8:32。9:00から予約している耳鼻咽喉科で、半年に一度の健診である。ここ最近かかっている大氣耳鼻咽喉科で診てもらっているのは、喉(声帯溝症)。こちらで診てもらっているのは、数十年来の宿痾である「耳のボコボコ現象」である。これについては何度も書いているが、そもそもどこの病院でも「観測/測定できない」症状であり、私の「自覚症状」を問診するのみというフェーズ。そして私の「自覚症状」としては、「多くの場合、忘れていることができるが、気になるときはやはり気になる」というもの。まぁ、事態が悪化していないかどうかの、定期観測(報告)である..

 9:40に病院を出る。このあと東京に行くので、西横浜駅に戻らずに横浜駅に向かう方が理に適っている。9:50、元久保町バス停。ここで15分ほど待ち、10:07の横浜駅西口行きバスで、20分後に、横浜駅西口。

 りそななどに寄り、きそば鈴一で玉子きしめんを立ち食い。11:12に横浜を発つJRで、11:44、上野。12:05、東京国立博物館。「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(〜6月15日(日)まで)である。

 なかなかの大混雑である [;_ _]。ま、これほど話題になっている展覧会の閉会間際なのだから、平日といえども混んでいるに決まっているのであり [;^.^]、これはもう全面的に私に非があるのだが..[;_ _]

 さらにだな [;^J^]。昨日の「酒呑童子ビギンズ」どうよう、読者がこれを読んでいる頃にはもう終了しているのでいまいちご紹介にも力が入らず [;_ _]、第1章に展示されている吉原関係の作品群は、かつて「大吉原展」などで観ている場合はさっさと素通りしたりもしたし [;^J^]、歌麿とか北斎とか写楽とかの毎度おなじみな名作浮世絵群はもう、いちいちスキャンもリンク張りもやってられんし [;^.^]、で、とりあえず、前記の本展の公式サイトへのリンクと、本展のざっくりとした 画像検索結果 を見ていただくとして、まぁこれだけではなんなんで [;^J^]、とりわけキュートだった歌麿作品を3点ほど。

 「酔態図(『普賢像』所収)」画像検索結果)は、女性のトリオ。足元がおぼつかなくなっている女性が両側から肩を担がれているほのぼの情景 [^.^]。右側の女性が僅かにしかめっ面なのもまた、いとをかし [^.^]。「歌まくら」も実に綺麗なのだが..よくみたら、これはソフト春画だな [;^J^]。リンクは張らないので各自検索してください [^J^]。「芸者亀吉」画像検索結果)は、実に可愛い [^J^]。会場でも、女子の少なくとも30%が、「かわい〜♪」と言っていた。[^.^]

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 そして最後の「附章 天明寛政、江戸の街」の部屋は、撮影可。当時の街並みを再現している。展覧会全体として「べらぼう」とタイアップしているのだが、ここはなかなか悪くなかった。



 14:15に出る。雨は小降りになってきたので、ここからなら歩いても近い古書ドリスへ。14:35頃に着。何時に出たのかはメモし忘れたが、1時間以上は居たはず。4冊購入して、鶴ヶ峰へ。サイゼ。バスで20:55頃、帰宅。結局、終日雨だった。

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*2025年06月11日:畑芽育のこと


 「かまいガチ」というバラエティ番組の、「あの頃のラブレター歌謡祭」と銘打たれた「なにも知らされずに出演したゲストが学生時代に実際に送ったラブレターに、勝手に本格的に曲をつけて歌番組にする」という、世にもくだらない企画 [^.^]。ま、この内容はとりあえずどうでもいいとして、オブザーバーゲストとして登場した畑芽育の可愛らしさに、驚いた。(彼女のラブレターは、今回、弄られていない。[^.^])

 テレビドラマの類は(基本的に)視ていないので、そちらからの情報はない。なにかのバラエティ番組で視ていた可能性はあるが、特段、印象に残っていなかったのだが..なんというか、姪っ子キャラの理想型? [^.^][^.^][^.^]

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*2025年06月12日:そんなに評価高かったの?[;^.^]


 「ニフティ温泉 第19回 ニフティ温泉 年間ランキング 2024」で、「横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯」が、第3位にランクインしとる [;^.^]。意外。[;^.^]

 自宅から徒歩8分である。実家の跡地に現在の住居を建てるまでに、実家が5年ほど空き家だった時期があり、上下水道と電気は生かしておいたもののガスは(危険なので)止めていたので、数ヶ月に一度(空気を通すなど最低限のメンテをするために)実家に泊まる際には、風呂は竜泉寺の湯を利用していたのである。

 私としては、評価は「普通」である。飲食系が充実しているのはポイント高いのだが、混雑気味なのがマイナス評価 [_ _]。どうやら、湯のバリエーションや岩盤浴などのリラクゼーション系の評価が高いらしいのだが、なるほど。私はそこらへん、眼中に無かったからなぁ。[;^J^]

 新居ができてからは必要がなくなったので、一度も利用してこなかったのだが、ま、徒歩8分だし、またそのうち、行ってみましょうかね。

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*2025年06月13日:幻想美術選「黄砂の国においで」リチャード・ダッド


 「幻想美術選」、第322回。Richard Dadd(1817〜1886、Wikipedia)の作品のご紹介は、あまりにも有名な「妖精のきこりの見事な一撃」に続いて、2回目となる。

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「黄砂の国においで」(リチャード・ダッド、1842年)

 原題名は「Come unto These Yellow Sands」であり、シェイクスピアの「テンペスト」の第1幕第2場にて、妖精アリエルが、難破して島にたどり着いたフェルディナンドを誘惑・幻惑するための歌の冒頭である。

来よ、此黄なる真砂に、
  さて、取れや手と手を。
会釈し了(を)へて、接吻(キス)して、
  あら浪も和(な)ぎぬ。
しなよく踊れ、こゝに、そこに。
はしき精霊(すだま)よ、歌へ、囃せ。
  聞けや、聞けや!

(坪内逍遥訳)

 伸びやかに広がる幻想的な舞台。超現実的な光。流れるような、見事なリズムと構図。「妖精のきこりの見事な一撃」の、空気の存在が感じられない、奥行きのない、息詰まるような密集幻想世界よりも、私はこの作品の方が好きである。

 ダッドは、この作品が描かれた1842年に発狂し、1843年に父を「取り憑いている悪魔を殺すために」殺害した。「黄砂の国においで」を描いたときの精神状態については、詳(つまびら)かにしない..

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*2025年06月14日:ベゴニアを植える


 ベゴニアを植えてみた。理由は簡単、BS番組「夢が咲く 有吉園芸」の「お手入れ簡単!もりもり咲くお花大集合」(2025/06/03)の回で、紹介されていたからである [;^J^]。さて、どうなることやら..

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*2025年06月15日:夏祭り準備会合


 早朝から雨だったが、7時過ぎにはやんでいた。

 9時過ぎ、ロイヤルホームセンターに取り付けモップ(ワイパーに付けるやつ)を買いに行った。帰宅してから気がついた。レジに置いてきた [;_ _]。年に1〜2回というか、1クールに1回はやってしまうのだが、こんなのは全然あるあるだよな。全然あるあるなのでなんの問題もない。[^.^][;^.^][;^.^][;^.^]

 次の予定が迫ってるので、午後に取りに行くことにする [;^J^]。10時から近所の自治会館で(次の予定である)夏祭り準備会合。町内会の役員たちだけではスタッフの人手不足だとのことで、回覧板で協力者が募られており、手を挙げていたのである。実のところ、このような(工数も時間もとられる)ことに首を突っ込む必要はまったくないのであるが、地域の社会活動にはできるだけ参加することにしていますのでね。ボケ防止と取ってくださっても結構である。[^J^]

 夏祭りは、去年は実施されなかったのである。1年とぶだけで、だいぶ状況が変わってしまっているわけで、手探りの課題もいろいろある。たとえば、ガラポンと輪投げ。どのぐらいの行列ができるか、見当がつかない。「待ち時間が長すぎると思ったら、最初から並ばずにべつのところに移動するんじゃないですか?」、と私が発言したところ、小学生のお子さんがいる主婦の方から、「子どもはとにかく並びたがる。クジを引くだけのために長時間並んで、引いたらまた列の最後尾に並びなおしたりする」..そ、そなの? [;^.^] まぁ、子どもにとっては、「並ぶ」こと自体が「祭りの楽しみの一部」なのだろうなぁ..もうそんな時代の心持ちなど、忘れ果ててしまったよ..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 会合が終わってから、改めてロイヤルホームセンターのレジへ。購入した取り付けモップを、無事、確保 [;^.^]。昼食は、なか卯で(例によって例のごとしの)親子丼。そろそろメニューを変えるかな。[;^J^]

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*解説


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Last Updated: Jun 21 2025
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