*2024年03月18日:「日本の巨大ロボット群像」展
*2024年03月19日:「YOKOHAMA GUNDAM FACTORY」
*2024年03月20日:熱が上がったり下がったり [;_ _]
*2024年03月21日:ガンダム熱?[;^.^]
*2024年03月22日:NEさん来訪
*2024年03月23日:株式売却
*2024年03月24日:「シュルレアリスムと日本」展/神保町にて/「金子國義展」
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*2024年03月18日:「日本の巨大ロボット群像」展


 快晴。やや寒い。風強い。7:57のバスで出発。8:16に鶴ヶ峰駅を発って、9:21、浦賀着。観音崎行きのバスは9:41発なので、街の中を少し散策。

 観音崎バス停には9:54に着いて、強風荒波の海岸沿いの道を5分ほど歩き [;^.^]、10:00、横須賀美術館。ここに来るのは実は初めて。実にナイスなロケーションである。微妙な距離感も、なかなかよろし [^J^]。「日本の巨大ロボット群像 ―巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現―」(〜4月7日(日)まで)である。(写真撮影可。)

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 左写真は、本展覧会のための宮武一貴の描き下ろし新作。その右は、加藤直之の「軌道都市」(これも新作)と「起動歩兵」(旧作の修正)。やっぱ、「動く都市」というのは、男のロマンだよな [^.^]。「幻想美術選」でご紹介したSFマガジン 1978年4月号表紙絵も、どうぞ。[^.^]



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 左写真は、床の上に描かれた実物大ガンダム。なかなか面白い展示である。中写真は、「ファイブスター物語」の「モーターヘッド」(最近は「ゴティックメード」というのか、知りませんでした)。ちなみに「ファイブスター物語」は、第12巻までおっかけてキャッチアップしたというのに未完のままリブートしやがったので気分を害して以降は読んでません(← 大人げない奴。[;^.^])



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 11:50に観覧終了。館内レストラン「ACQUA MARE」にて、パスタのランチとワイン。オーシャンビューが素晴らしい。

 12:55に退出して、観音崎バス停まで海岸沿いの道を行く。風の強さが伝わるだろうか。



 13:05に浦賀駅行きバスが出て、13:19、浦賀駅着。13:24発の京浜急行。14:55、帰宅。

 車で外出。BOOK OFF、ダイソー、ドラッグストア。

 今日の「日本の巨大ロボット群像」展で、横浜に実物大の動くガンダムがあることを思い出したのだった。延長された公開期間は今月31日までとのこと。考えてみたら3月25日から春休みなのだが月曜日なので、3月23日(土)からが事実上の春休み。それまでに見に行かないと、もしかしたら大変なことになるのでは..[;^.^]、と、慌ててチケットを購入しようとしたところ、先にバンダイのIDが必要とかなんとかで、これがなかなかのわかりにくさ。[;_ _]凸

 まあなんとか購入できたが、間近で観るためには「GUNDAM-DOCK TOWER」のチケットも必要とかで、こちらは3月31日分までとっくに完売でした [;_ _]。まぁしゃあない。[;^J^]

 いのまたむつみ、3月10日に逝去していたとのこと。享年63。2歳年下か、まいるなぁ..合掌..

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*2024年03月19日:「YOKOHAMA GUNDAM FACTORY」


 曇天。9:56のバスで発ち、10:45、元町・中華街。

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 11:00、「YOKOHAMA GUNDAM FACTORY」着。風が強く、寒い。

 サイズ感は、やはりなかなかのものである。



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 言うまでもなく、二足歩行はできない。技術的にもそうだが、法的にも「車両」としては認められず「建造物(の一部)」としての扱いになるらしく、その面からも制約はいろいろあるらしい。

 「ただこれだけの動きをするだけのギミック」という見方もできようが、このサイズのものを(スピードは遅いとはいえ)これだけ滑らかに動かすことは、大変な技術的な挑戦であったとのこと。



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 観客の国籍も多様である。ガンダムの「トゥース!」ポーズで撮影会をしているのは、中国人の団体かな。[^J^]



 夜間ライトアップがあると思われるのでそれまで粘るつもりだったのだが、とにかく寒いので無理は禁物、と、16:45に退出し、鶴ヶ峰へ。駅前の杉玉で晩飯晩酌、19:50に帰宅。

 ..なんか喉にひっかかるな [;_ _]。熱はない。祝日前夜であり、なにかあっても明日は医者にかかれない [;_ _]。とにかく早く寝る..

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*2024年03月20日:熱が上がったり下がったり [;_ _]


 ..で、もちろん、起床は深夜の2:00 [;_ _]。37.9℃ [;_ _]。とにかく祝日営業の病院を探さないと..と検索し、上白根病院の夜間・休日窓口に電話したところ、今日の昼頃まで様子を見て、再度電話してくれとのこと。

 今さら眠くはないのだよ。2:30に測定したところ、37.2℃。6:00、36.8℃。平熱に戻ったとはいえ、喉がやや痛い。鼻やや詰まる。微妙..

 快晴。8:30に測定したところ、引き続き平熱。この状態では、上白根病院の(そもそも急患対応窓口であろうところの)夜間・休日窓口には、とてもいけない [;_ _]。玄関から蹴り出される。[;_ _][/_;](病院はそんなことはしません。[;^.^])ま、様子をみましょうか。

 10:00にやや久しぶりのロイヤルホームセンター。ブックエンドとバケツとウェットティッシュと野菜。帰宅してから、いい風が吹いているので家じゅうの窓を全開にして掃除。埃を屋外に吹き飛ばす。

 12:30頃から徐々に雲が増えてきて、このあと一時的に雨。夕方までには上がった..と思っていたら、16:20、雷鳴と大雨 [;^J^]。しかしすぐに晴れ間。落ち着かないなぁ..[;^J^]

 体温も、落ち着かない [;_ _]。午前中は平熱に戻って安心していたのだが、午後は、36.9℃から37.4℃の範囲でふらふらと [;_ _]。これはもう仕方がない、と、ベンザンブロック錠を飲む。すぐに効くとも思えないし、多分因果関係はないのだが、15分後にはなぜか平熱に戻る..[;_ _]

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*2024年03月21日:ガンダム熱?[;^.^]


 引き続き、微妙 [;_ _]。夜中に目覚めた時点では喉は痛いし声が潰れていたのだが [;_ _]、しかし朝食後には、喉がいささか(唾の嚥下時に)痛い程度。完全に平熱。ベンザンブロック錠で押さえているだけか?

 快晴。予約を入れておいて、9:00に白根診療所。駐車場の車の中で待っているあいだに、車がやけに揺れた。強風(突風)で揺さぶられたときと似ているのだが、外を見ても風が吹いている(あるいは吹きすぎた)気配がない。エンジンを切っていたので、エンジンの不調で振動したわけでもない。なんだったんだ?

 診察の結果、インフルではなく、軽い風邪とのことで、薬を処方された。

 帰宅してから廃墟通信を(リブ100で)執筆していて、「文字化け」が頻発していることに気がついた。いまどき文字化け? 原因がわからん。テキストをエディタで開きっぱなしにしていたからか? ハード起因だとすると、イヤだなぁ..サブ機を(複数)確保してあるとはいえ..まてよ。そういえば遥か以前からリブ100の電源を落としていない [;^.^]。この機体はマザーボード上のバックアップ電池がいかれていて、電源を落として入れ直すとタイマが飛んでいるので、日時をセットし直さなくてはならない。それが面倒なので [;^J^]、もしかすると1ヶ月以上、電源を落としていなかったかもしれない。サーバーじゃあるまいし。[;^.^]

 多分これが原因だと決めて、電源を落とし、気休めとして保冷材でしばし冷やしてから電源を入れ直し、作業再開。症状が再発しないことを祈る。[;_ _][;^.^]

 造園業者Cから、再見積もりが届いた。造園業者Bよりも廉くなったものの、しかしやはり造園業者Aよりは、うんと高い。普通に考えればAで決まりなのだが、廉い理由は押さえておく必要がある。

 夜になって、SNSを眺めていて気がついた。今朝、9:08に関東地方で地震があったらしい。駐車場で気がついたのは、これだったのか。

 喉はまだ気になるが、熱は完全に収まっている..もしかして、これは「YOKOHAMA GUNDAM FACTORY」で拾ってきた「ガンダム熱」?..[;_ _] ..認めたくないものだな(略

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*2024年03月22日:NEさん来訪


 夜間は喉も鼻も不調なのだが、朝になると楽になる。まぁ私には昔からこの傾向があるのだが。

 鶴ヶ峰駅前の魚民に今夜18:00からの予約を(ウェブから)入れた。書架の整理(文庫本のソーティング)をする。作業中のBGMは、ブライアン・イーノの「Ambient 1 Music For Airports」と、クラウス・シュルツ(最近はシュルツェと表記するらしいが)の「Timewind」である..なんか言いたいことがあれば言えよ。[;^.^]

 シャトレーゼでワインとアップルパイを買ってきた。

 14:55、アポしていたNEさん(FCLAの友人)来訪。書架の案内などをしながら、四方山話。ピエール・プロブストの「カロリーヌとおともだち」(世界の童話 12、小学館)に食いついた。(小学生時分に私が読んでいた本は当然ながら物理的に四散しており、現在廃墟城に備え付けられているのは後に古書店で入手し、冒頭数ページが欠落していたのでそこは国会図書館でカラーコピーして補ったものである。)この本に食いつく人は、実に多いのだ。本国でも寿命の長い作品のようで、作者自身の手によって何度か描き直されていて、のちのバージョンを私も持っているのだが、当然ながら絵は変わっているわけであって、やはり私の心身に染み入っているのは、この「1967年」版なのである。

 17:37のバスで、ふたりで駅前へ。今朝予約しておいた魚民で、20:00まで。その後、スナック“K”へ。残念ながらオーナーは不在だったのだが、主として対応していたMさん(出勤率が高く、私とは完全に顔なじみである)がNEさんと意気投合し、今夏には連れだって(NEさん行きつけの)池袋の執事カフェに行く(帰宅する)ことになったようである [;^J^]。なぜ5ヶ月も先の約束をしているのかというと、NEさんは広島在住であり、彼女の上京のスケジュールに合わせるからである。Mさんは以前からその執事カフェに行きたかったものの、友人を誘おうにも同好の士がいなかったらしい [;^J^]。Mさんには、NEさんを連れてきてくれた(引き合わせてくれた)と、非常に感謝されてしまいました [^.^]。一緒に行こうと誘われたけど、私には執事カフェに行く趣味はない [;^J^]。では帰りに(ついでに)メイドカフェに行こうとも誘われたけど、遠慮しておきました。[;^.^]

 22時頃、NEさんが先に帰られ、その10分ほどあとに私も会計。22:25のバスで帰宅。

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*2024年03月23日:株式売却


 曇天。8時頃にはポツポツときたが、すぐにやんだ。

 現在、証券会社2社に、合計3社の株式を預けてあるのだが(うち2社は、母から遺産相続したものだが)、これを全部売却して、投資信託を買うことにした。配当のパフォーマンスがいまいちであり、私が既に購入している(あるいはウォッチしている)投資信託の方が有利だということがはっきりしてきましたのでね。

 なかに1社、一筋縄ではいかない株式がある [;^J^]。名義書換/株式数の変更/相続を経て、取得価額の証明(説明)がややこしいことになっているのだ。取得価額の証明(説明)ができない場合は、めっちゃ廉く購入したと(デフォで)みなされ、従って売却益がめっちゃ高くみなされ、これにかかる税金がめっちゃ高くなって、めっちゃ腹が立つ、というわけであるのだが ["^.^]凸、数年前にこの株式を取り扱っている証券会社に調査していただき、そのときの説明のメモも残っているものの、これを税務署に説明するややこしさを忌避してこれまでこの株式を売却してこなかったという側面も、実はある。ただ、このまま一生持ち続けているつもりもないので、こういうややこしい事態と手を切るためにも、この際、売却してしまえ、とね。

 おかげで、次回の確定申告も、自力でe−Taxするのは無理ということが「確定」した [^.^][;^.^]。申告会場でなんとかして説明して、取得価額は結構お高いのだぞ、と、理解させなくてはならないのだ。ついでに、この株式はなぜか証券会社2社にわかれていて、一方は一般講座、もう一方は特定口座という、もうなんというかこのなんというかこの..[;^.^]凸

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*2024年03月24日:「シュルレアリスムと日本」展/神保町にて/「金子國義展」


 雨あがりの曇天。あまり寒くない。6:31のバスで発ち、鶴ヶ峰駅前の松屋で朝食。7:13に鶴ヶ峰駅を発ち、8:56、西高島平着。驚くべきことに、乗り換えなしの直行便なのである。相鉄本線 → 相鉄新横浜線 → 東急新横浜線 → 東急目黒線 → 都営三田線、と乗り入れて(渡り歩いて)行く。ほとんど魔術的である。[;^.^]

 9:20、板橋区立美術館の前の公園に着き、9:30、入館。「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」(前期:〜3月24日(日)まで)である。

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 「第1章 先駆者たち」からは、「空中曲技」(前田藤四郎)。これ、なんかいいな。[^J^]

 「第2章 衝撃から展開へ」からは、まず、「縄をまとう男」(吉原治良)。私は昔からこの絵を見ると、ラヴクラフトの「ダンウィッチの怪」を想起してしまう。「さまざまにひねったいくつもの縄をよじったような巨大な怪物」ということで。



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 左から、「煙」(高井貞二)。「海と射光」(三岸好太郎)は、昔からエルンストっぽいと思っているが、お手本が透けて見えることは、別に作品の不名誉というわけではない。「わが旅への誘い」(斎藤長三)も、悪くない。



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 「第3章 拡張するシュルレアリスム」から、「ヨーロッパの危機(世界の危機)」(米倉壽仁)は、ダリ風の作品。「詩画集『妖精の距離』」(阿部展也(芳文)瀧口修造)は、素敵な企画である。「民族系譜学」(小牧源太郎)のオブジェには、昔からウルトラマンAの「ユニバーラゲス」(画像検索結果)を想起させられるのだが、如何?[^.^](もちろん、「民族系譜学」の方が、半世紀ほど古い。)



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 「独活」(北脇昇)は、有名な作品。ちなみに、「ちゃんとウドと読めましたか?[^.^]」、と(上から目線で)書こうとして、念のため調べたら、「どっかつ」という読み方もあるらしく、「どっかつ」とは「ウドの根茎やシシウドなどの根を乾燥したもの」とのこと。その「どっかつ」の定義に含まれる「ウド」は漢字でどう書くんじゃい!["^.^]凸、と、無駄に切れたりして。[;^.^]

 「跛行」(杉全直)も、展覧会で何度か見たことがあるかな。松葉杖のモチーフが、ダリ的かな。



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 「第4章 シュルレアリスムの最盛期から弾圧まで」からは、まず、左端の「生物の創造」(寺田政明)。ドメスティックな画面構成に好感が持てるが、「音階」(伊藤研之)の清新な空気もいい。「音階」をシェル状に表現する面白さ。「風化」(渡辺武)は、色彩がいい。



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 左端の「果てしなき餐食」(土屋幸夫)も、色彩が好き。「世紀の系図」(浜松小源太)は、「民族系譜学」と画面構成が似ている。「作品2」(石田順治)も、素晴らしい。ほか、「幻想美術選」で取りあげている眼のある風景(靉光)、ユパス(浜田浜雄)も展示されている。



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 「第6章 戦後のシュルレアリスム」では、左図「女幻」(古沢岩美)は有名な作品だし、情報量の多い画面構成も優れていると思うが、なんか気色悪い [;^J^]。「断章」(堀田操)は、私が好きなタイプである。[^J^]



 10:30に退出し、西高島平駅に戻る。10:59に発つ都営三田線で、11:31、神保町。ランチョンは日曜定休なので、近場の「極や」で「鶏とんこつらぁめん」。食後、靖国通り南側の店をざっと散策。

 13:30から「SUIT SELECT」の前で、共立女子大学二胡サークルによる二胡演奏会が始まったので、聴いていく。また、今日まで「春の古本まつり」だったので、覗いていく。

 渋谷へ移動。15:20、ヒカリエの8FのBunkamura Gallery 8/。「金子國義展 2024 珠玉のエレガンス」(〜3月25日(月)まで)である。

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 左から、「懐胎」「PLUVIERE」



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 左から、「この人を見よ」「鳥の三美神」「ジョン・シルバー 愛の乞食篇」は、芝居のポスターかな?



 あとは渋谷から鶴ヶ峰に直帰。雨。筑前屋で晩飯を食い、19:25、帰宅。

 ポリーニ、逝去。享年82。もう少し長生きしてくれるかと思っていたが..録音は手元にたくさんあるな。どれで偲ぼう..R.I.P..

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*解説


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Last Updated: Mar 28 2024
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