*2024年01月22日:ただの風邪 [;^.^]
*2024年01月23日:古書ドリスなど
*2024年01月24日:東京国立博物館/ジャズの夜
*2024年01月25日:シャトレーゼで樽出ワイン
*2024年01月26日:「ゴールデンカムイ」
*2024年01月27日:吉田博展
*2024年01月28日:ロガールとABEMAプレミアム
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*2024年01月22日:ただの風邪 [;^.^]


 少々埃っぽいので、窓を全部開けてハタキとブロワーで吹き飛ばしてから、掃除機をかける。今は(まだ)床が広々と空いている(片づいている)ので、ロボット掃除機を使うことは可能なのだが、賢いアルゴリズムの機種は非常に高いし、どのみち、移動書架の書架間の床は掃除できないしなぁ。

 鼻水と咳が気にかかるので、夕方近くなってから白根診療所へ。普通の風邪との診断である。コロナは年初に罹患して回復しているし、インフルの症状がこれほど軽いわけがないので心配してはいなかったのだが、やはり医者のお墨付きがあると安心。

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*2024年01月23日:古書ドリスなど


 8:36のバスで、9:30にハロワ横浜。10:00に出て、鶯谷に向かう。平日だからか、山手線の中でノートPCで仕事をしているビジネスマンが散見される。ロングシートだと新幹線よりは画面が覗き込まれにくいとはいえ、感心しない。会社で禁止されていないのだろうか?

 11:20、古書ドリス。店の一角をしばらくスキャンしただけで5冊ひっかかってしまい、2万弱、もってかれた。[/_;](← 言い方。[;^.^])この店は、やばいのだ。うっかり長居しようものなら、ひと財産むしり取られてしまう。[;_ _][;^J^]

 30分後に退出。ちなみに鶯谷駅からこの店まではラブホ街を突っ切るのが最短なのだが、ラブホの名所なのかな? コスプレ系が充実しているようだ。[^.^]

 横浜に戻り、りそなに寄ってから、以前から気になっていた「龍味(リュウマイ)」という中華料理屋へ。西口の地下街(私の学生時代には「ダイヤモンド地下街」という昭和感たっぷりの名称だったのだが、1984年に「ザ・ダイヤモンド」と改称されたらしい。今、知った [;^.^])の、有隣堂の“離れ”(ヨドバシカメラの奧)のすぐ近くの店。いつ通りすがっても行列が長いのだ。暇なので [;^J^] 並んでみた。25分で、店内に入れた。サンマーメン 550円、餃子 330円。確かにコスパがいいし、美味い。食事しながらの読書もスマホも禁止というのが痛いが [;^J^]、これだけ並んでいるのだから回転を速くしなければならない、無駄に長居されては迷惑、というのは理解できる。

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*2024年01月24日:東京国立博物館/ジャズの夜


 快晴。7:12のバスで発つ予定だったのだが、うっかり7:05のバスに間に合ってしまった [;^J^]。8:30に東京国立博物館。行列の3人目 [;^J^]。開館時刻の1時間前 [;^.^]。陽は暖かいが寒風が吹き荒ぶ..[;_ _][/_;]

 9:30、入館。「特別展「本阿弥光悦の大宇宙」」(〜3月10日(日)まで)である。

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 まず、本阿弥家が家業として「鑑定」した刀剣たち。刀剣ばかりは、画像ファイルではそのゾクゾクするような美しさも凄みも伝わらないのだが、仕方がない [_ _]。左から、「刀 金象嵌銘 江磨上 光徳(名物 北野江)」「短刀 銘 備州長船住長重」「短刀 銘 吉光(名物 後藤藤四郎)」は、以前どこかで見たことがあるはず。切先の刃文がぼやけているのが特徴である。右端、「短刀 銘 兼氏」は、光悦の指料と伝えられる唯一の短刀。



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 「柏樹文鐔 銘 埋忠明寿」は、刀の鐔(つば)。「立正安国論」は、日蓮上人の著作を光悦が筆写したもの。私には「書」を鑑賞するだけの素養が不足しているのだが(だいたい、あんまり読めないし [;_ _][;^.^])、「グラフィカルな美しさ」を鑑賞/評価する力なら、ある程度は持ち合わせているつもりである。これは本当に素晴らしい。楷書/行書/草書を自在に使い分け、アクセントもバランスも間然するところがない。こんな「書」を書ければなぁ..と、夢想/妄想する自由も、もちろん持ち合わせている。[;^.^]



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 「謡本」の装幀。左から、「石田少左衛門友雪旧蔵謡本」「元和卯月本」。紺の地に金銀泥で繊細に描かれた植物が美しい。「百番本謡本」は、題箋の美しさとバリエーションが見所である。



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 光悦が日蓮上人の著作を筆写したものを2点。左から、「法華題目抄」「如説修行抄」。繰り返しになるが、本当に自在。字など読めなくても [;^.^] いつまでも見ていられる。



 巻物類は大体において、図録(画集)に「喉」を越えて見開きで収録されていてスキャンしづらいので、画像検索で紹介する。「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」画像検索結果)は、光悦と俵屋宗達の数多くのコラボ作品の中でも、最高傑作ではないだろうか。国宝ではない(重文である)というのは、納得が行かない。数年に一度はどこかの展覧会に出展されていると思うが、全13.5メートルを一気に観られる機会は少ないような気がする。未見の方は、是非ともこの機会に!

 「花卉鳥下絵新古今集和歌巻」画像検索結果)と「松山花卉摺下絵新古今集和歌巻」画像検索結果)は、検索結果がお互いに被っているような気がするが、仕方がない。[;^.^]

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 「書」と並ぶ倉田の鬼門が「茶道具」である [;^J^]。ほんとに、猫に小判・豚に真珠なのだが [;_ _]、それでも「茶碗」系はなんとかなる..

 ..といいつつ、左端の「赤楽茶碗 銘 乙御前」を観て、思わず、「ヘタなだけなんじゃないの?」と口走りそうになったが..[;_ _][;^.^] それでも、「黒楽茶碗 銘 時雨」(左から二番目)、「黒楽茶碗 銘 村雲」(その右)あたりになると、「なかなか悪くない(いい)んじゃない?」、とか言えたりして [^.^]。右端の「飴釉楽茶碗 紙屋」は、ガチで素晴らしい! 100万円以下なら買ってもいい!(桁が違います。[;^.^])



 退出したのは11:30頃だったかな。昼食は、東京国立博物館内の「ゆりの木」で、ゆりの木膳。

 12:15、同じく東京国立博物館で「建立900年 特別展「中尊寺金色堂」」(〜4月14日(日)まで)。(東京国立博物館は、少なく数えて4つの美術館(博物館)から構成されている。午前中に観た本阿弥光悦展が開催されているのは「平成館」。本展が開催されているのは「本館」。)平日なのに、人出が多い。暇人どもめっ!(← 超特大ブーメラン。[;^.^])

 中尊寺は、2019年に訪れている。有名な金色堂の中央の須弥壇(しゅみだん)に安置されている国宝仏像11体を中心とする展示である。画像検索するよりも、前記のこの展覧会のサイトをクリックしていただく方が早いだろう。(手を抜いたとも言う。[;_ _][;^.^])このサイトに画像がアップされていない「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅」については、画像検索しておこう。これも国宝。十重の塔は、金泥で書かれた経文の連なりで描かれている。

 超高精細大画面8KCGによる金色堂内部の原寸大再現映像も、素晴らしい。ズームインすると、本当に向こうからこちらに移動してきたように見えるのだ。

 12:50に出る。今日は終日、東京国立博物館内を、だらだらとそぞろ歩く予定である。これをやりたかったのだ! 浜松にいた頃は、交通費もかかっていることだし、このように時間を贅沢に無駄遣いすることができなかったのだ。

 資料館。ここに来るのは初めてだが、流石に充実している。今後はここも調査拠点にしよう。法隆寺宝物館。ここに来るのも実は初めてだが、なかなか見ごたえがある。第3室は、金土のみ開室ということで、見学できなかった。退職して以来、曜日に関係なくどこにでも行ける身分に成り上がった(成り下がった?[;^.^])のだが、これが平日のリスクなのだ。観光地でも、土日にしか運行していないバスとかあるしね。

 引き続き、平成館1Fの考古展示室。ここも、まともに観てまわると1時間半はかかるわけで、出た頃には16時近かった。もう、まとまった展示を見ている時間はないので、あとは本館を適当にそぞろ歩き、旧知の国宝、三日月宗近松林図屏風などと旧交を温める。

 ここらで時間切れ。あと、本館のほぼ全部と、東洋館が残っている。当初の予想通り、1日かけても半分も観られなかったわけだ。これが、東京国立博物館のスケール感なのである。

 退館したあと、ほぼ隣りにある国際子ども図書館に寄り、先日自宅まで持って帰ってしまっていた入館バッチを返す。[;_ _][;^.^]

 横浜へ。西口のビブレの屋上の屋外レストラン/カフェ(「バックヤード」)は、この時刻(17:45)でも無人 [;^.^]。寒いからかな。相鉄構内の「星のうどん」で夕食。18:25、希望ヶ丘。この駅で降りて希望ヶ丘高校に通っていたのだが、さすがに半世紀近く昔のこと [;^.^]。その後も数回程度はここで降りたかも知れないが、辛うじて一部の記憶と一致する程度(薬屋の配置など)。そもそもこんな立派な駅じゃなかったし。

 駅から徒歩1分少々のジャズライブハウス「CASK(カスク)」に着いたのが、18:30。まだ客は誰もいない。安ヵ川大樹トリオのライブ。T君のご子息が出演するのである。

 あとからT君夫妻も来た。19:30、開演。ジャズのライブを聴く機会は少なく、日常的にジャズを聴いているわけでもないので、聴く耳には自信がないのだが、十分、楽しめた。

 終演後、22:19、鶴ヶ峰。スナック“K”に寄って、0:35、帰宅。

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*2024年01月25日:シャトレーゼで樽出ワイン


 快晴。T君から教えてもらった、白根通り沿いのシャトレーゼというお菓子屋へ。以前から車で通りすがる度に、店の外まで行列ができていることが多く、気にはなっていたのだ。

 お菓子を買いに来たのではない。ワインである。まず通いのボトルを買い、樽からそこに「生ワイン」を注いで(詰めて)もらうのである。生なので、賞味期限(2週間)がある。こういう形式で購入したことがないので、興味を惹かれたという次第。(普通の瓶ワインも売っている。)樽出し生ワインは赤2種、白1種あり、いずれも760円と、お値打ち価格である。瓶を3本買い、3種とも購入した。どんな味だか楽しみだ。

 ロイヤルホームセンターに寄って、帰宅。

 SLIMは、ピンポイント着陸に成功していたとのこと。目標に対して誤差55メートル。普通の月面着陸では、キロメートル単位の誤差が出るとのことで、この成果は立派である。ピンポイント着陸の実証実験が目的だったのだから、この時点でミッション成功であり、これ以降の月面観測は、全てアドオンの成果ということになる..のはいいのだが、逆立ちして月面に突き刺さったことを、スルーしてはいかん。[;^.^] この件に関しては、明確な「失敗」だったのだから、原因を究明して再発防止策を講じなければならない。

 エクステリア業者から連絡が来た。玄関ポーチの拡張工事は、来週頭の29(月)30(火)になるとのこと。予想よりも早くて助かる。

 今日購入してきた生ワイン3種のうち、メルロー(赤)を飲んでみた。すっきりとして飲みやすい。格付けに出せるような酒ではないとしても [^.^] 760円だし、日常飲みとして、全然ありである。[^J^]

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*2024年01月26日:「ゴールデンカムイ」


 快晴。暖かい。8:30過ぎに車で出て、ららぽーと横浜へ。9:20の回で、「ゴールデンカムイ」である。

 今回、事前情報は、まったく仕入れていない。原作漫画のタイトルぐらいは知っていたが未読だし、予告編も見ていない。ポスターを通りすがりに眺める機会があったぐらい。

 ..なるほど。これは素晴らしい! まず冒頭の、二〇三高地での「肉弾戦」! いきなりメーターを振り切っている! ここが緩かったら映画全体がダメになる!という演出の気迫がビンビン伝わってきた。明治時代の北海道という舞台もいい。大自然の壮大さはもちろん、小樽の街並みも。(黒澤の「用心棒」を想起した瞬間が何度かあった。)財宝の争奪戦という設定のシンプルさもいい。何より、俳優陣の役へのハマリかたが凄い。原作を読んでいないのだが、逆に想像できてしまう。鶴見中尉を演じる玉木宏など、絶品である。アイヌ文化には疎いのだが、その自然観・生命観に至るまで、地に足がついているように思われる。

 最後に、大事なことなので3回書いておく。

 アシパ可愛い!

 アシパ可愛い!

 アシパ可愛い!

 ..さて [;^J^]、昼食は、「名島亭ららぽーと横浜店」で「煮玉子豚骨ラーメン」。紀伊國屋で雑誌を購入。1FのATMで現金を下ろしたのだが..それにしても、このららぽーと横浜は、実に、実にわかりにくい![;^.^]凸 各フロアの平面図を見て欲しい。決して広大ではないのだが、各フロアの「ノースコート」「サウスコート」から出るストリート(モール)の数が1本多すぎるために、方向感覚を見失い、いまどこにいるのかわからなくなるのである![;^.^]凸

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*2024年01月27日:吉田博展


 快晴。6:41のバスで出て、8:43、熱海着。早すぎた [;^.^]。駅前のマクドで時間調整し、駅前から9:25のバスに乗って、9:32、MOA美術館。「吉田博木版画の100年」(〜1月30日(火)まで)である。

 ..えっと、もう、吉田博の作品紹介とか、省略していい [;^J^]? 吉田博とか川瀬巴水とか(北斎とか広重とか国芳とか暁斎とか)は、もう自明な傑作が多すぎて..[;_ _][;_ _][;_ _] とりあえずざっくり、「吉田博」で 画像検索 しておく。[;^J^]

 ..だけですませるのもなんなんで [;^J^]、いくつかピックアップしておく。「日本アルプス十二題 鷲羽岳の野営」画像検索結果)、「冨士拾景 朝日」画像検索結果)、「印度と東南アジア カンチェンジャンガ」画像検索結果)、「関西シリーズ 猿澤池」画像検索結果)。「日本アルプス十二題 雪鳥とこま草」画像検索結果)は、もしかすると初見だったかも知れない。この金箔のような色は面白い。

 11:13のバスで美術館を発ち、横浜へ。昼食は、西口五番街の横浜漁港。15:20、帰宅。

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*2024年01月28日:ロガールとABEMAプレミアム


 かつてネットで観ていたロガールやABEMAプレミアムが、いつしか契約切れになっていた(引き落とされなくなっていた)ので、再契約(再登録)。何故切れていたのかは不明。そんなアクション、とってたかなぁ? これでなんとか、ももクリ2023を、配信期限切れぎりぎりに視ることができる。[;^J^]

 朝8:59、地震。ネットで情報を確認。震源は東京湾でM4.8、最大震度4。ここ旭区では震度3。まぁ、この程度ならば大事にはいたらないか..

 ももクリ2023を視聴。ももクロChan を視ていなかった時期があるので、適当に拾い視(み)。それにしても、「ロガール」「TELASA」「テレ朝動画」「ABEMAプレミアム」などの関係が、全然わかっていないのだ [;_ _]。なんか、コンテンツが微妙に被ってるし、どれをどう契約すればいいのか、まるで把握できていないのである..[;_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 3 2024
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