*2014年12月15日:可愛い同居者 [^.^]
*2014年12月16日:いさましいちびのイラストレーター、星へ..
*2014年12月17日:最凶の美獣 [*^.^*]
*2014年12月18日:「インターステラー」
*2014年12月19日:録画メディアの棚卸し 2014
*2014年12月20日:休日出勤(闇の作業、暖房無し)
*2014年12月21日:リモコン問題
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*2014年12月15日:可愛い同居者 [^.^]


 ..蜘蛛だけどね [;^J^]。私は、蜘蛛を殺さないのである。まぁ、毒蜘蛛なら話は別だが、自宅にお越しいただいたことがございませんのでね。[;^J^]

 視界の隅で、何かが動く..振り向いても、大抵はタイミングが遅く、何も見つからない..が、時には、まだ、そこに居る..小さな蜘蛛が..にっこり笑って、「あまり近づくなよ(うっかり、踏みつぶしたくないからな)[^.^]」、と、言ってやる。ま、大型のアシダカグモともなると、さすがに一瞬、ギョッとするが、それでもやはりにっこり笑って、「あまり近づくな(以下略)[^.^]」。

 善行を積んでおくと、地獄に堕ちてから(どうせ地獄行きだし [;^J^])何かと得することもあるしね。ドジさえ踏まなければね。[;^.^]

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*2014年12月16日:いさましいちびのイラストレーター、星へ..


 驚いた。水玉螢之丞、逝去..13日に肺ガンで亡くなっていたらしい。享年、55歳。長期入院していたとのことだが、まったく知らなかった。合掌..(私より、ひとつ年下か..自分より若いひとが病没すると、落ち込むなぁ..)

 彼女は、「いさましいちびのイラストレーター」を自称していたが、これはもちろん、ディッシュの佳品「いさましいちびのトースター」に由来するもの。オリジナルが火星に行ったことにちなんで(「いさましいちびのトースター火星へ行く」)、今夜の日記のタイトルとさせていただいた。

 長いこと、本当にありがとう..

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*2014年12月17日:最凶の美獣 [*^.^*]


 ..もちろん、クァール(または「ケアル」)のことである。(ご存知無い方は、ウィキペディア参照のこと。)

 本日購入したアンソロジー、黒い破壊者 宇宙生命SF傑作選」(中村融編、創元SF文庫)の表紙にもなっているが(これを読むのは、冬休みの宿題になりそうだが [;_ _][;^J^])、なんといっても、クァールの決定的なイメージは、これ!

Picture

 初出の「アスタウンディング」誌、1939年7月号を飾った、グレイブス・グラドニーの表紙絵である! どうです、この禍々しさ、美しさ!

 「モンスター」「ベム」「エイリアン」は、それぞれ(全く)異なる概念なのだが、面白いことにクァールは、どの概念にも当てはまるのだ(私見では)。強いて言えば「ベム」だろうが..しかし私は、やはり「モンスター」と呼びたい。「SF史上、最高のモンスター」、と!



 ..正直に言おう。私は、「クァールになら、抱かれてもいい!!」、と思っているのである [;^J^]..だからそんな目で私を見るなってば! [;^o^] ふつーの女子は、「ドラキュラになら抱かれてもいい!」、て思ってるでしょ?(こら目を逸らすな、そこの女性読者! [^.^]◎)それと同じことだよぉ..[;^.^][;^.^][;^.^]

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*2014年12月18日:「インターステラー」


 今日は休日。先週土曜日出勤の代休、または今週土曜日出勤の振休(現時点では確定していない [;^J^])である。快晴。

 一晩中風が強かったのだが..玄関から出てみたら、路面が白いではないか [;^.^]。6:54、会社の安否確認システムから、「出勤時、路面凍結等に注意せよ」とのメールが来た。悪いね、僕は休みだよ。[^.^][;^.^]

 7:30に出て、O内科医院で月いちの検診。9:15に帰宅。洗濯。9:50に改めて出て、クリーニング出し。10:15に湯風景しおり。さすがに日光浴をしているおっさんは、ひとりもいない [;^J^]。途中、11:00に、予約しておいた館内の「髪工芸」で散髪。カットだけだが、途中で何度も寝落ちしてしまい、笑われた [;_ _][;^.^] ..だって、BGMのオルゴールが心地よすぎて..しかもそのメロディーが「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)だったりして、わけわからん [;^.^][;^.^][;^.^]。13:45に湯風景しおりを出て、14:00に帰宅。

 18:00過ぎにまた出て、クリーニングを受け取り、サンストリート浜北へ。19:00に館内のサイゼリアで夕食。20:00からの回で、「インターステラー」。

 基本的には傑作だと思う。今日びの(未来)SF映画はデストピアものばかりだが(さくっと決めつけ [;^.^])、これは違う。いやもちろん、スタートとなる近未来の地球は、環境破壊と食糧問題に疲弊した(内向きの)デストピアなのだが、それを克服する未来へのベクトルを描いている。今どき珍しい「人類」と「科学」への賛歌と言える。

 だから、基本的には私はこの作品に対してポジティブである。悪くない。悪くないのだが..科学者が監修しているらしいが、それにしては、科学面で疑問が多い。あんな場所(地下基地)からロケットが発射して大丈夫か?などという些細な突っ込みはどうでもいいとして [;^J^]、たとえば、ブラックホールを周回する「軌道上」と、そこに突入しようとしている宇宙飛行士のあいだで、通信が出来るものだろうか。時間の進み方が全く違ってしまっているはずなのだが。また、地球から「移住先の候補」の星を探すために亜光速飛行をしてきた宇宙飛行士たちに対して、地球に残してきた子どもたちの年齢がたちまち追いついてしまうということをきちんと描いているのは立派だが、その(未来に進んでしまった)地球からの通信が「リアルタイムに」宇宙船に届いているように見えるのだが..(私が読みとり損なっている?)また、もちろん「超光速」飛行はできないので、「ワームホール」に突入して数十光年先の「移住先の候補」惑星にジャンプするのだが、ほぼあり得ない(確率的にゼロと断言できる)「精度」で、先行部隊に追いつける(おなじポイントに出現できる)のは..しかし、この「超技術」を否定してしまうと、作品が成立しないか [;^J^]。ここは、観客が「大人にならなければならない」ポイントか [;^J^]。そもそも「ワームホールに突入してジャンプできる」ことを認めた時点で、このポイントを批判する資格を失っているわな。[;^J^]

 なんというかその..「科学性」と「わかりやすさ」のバランスが、ちょうど「手塚治虫のマンガ」ぐらいの水準なのである。これは、この映画を(そして手塚治虫を)ディスっているのではない。あまりにガチガチに科学的に正しい(と思われる)描写をしてしまうと、観客がついて来れないし、絵にもならない。適度に緩めつつ視覚的にもわかりやすくしている..と、好意的に解釈するとして、その「緩め方(サービス精神)」によって、「手塚治虫のSFマンガぐらいのわかりやすさになっている」、と言いたいのである。

 微笑ましいのは、「2001年宇宙の旅」への「オマージュ」である。これはもう、いたる所にある。ネタバレにならない程度に紹介すると、たとえば「ハッチが連結できていない(真空に露出している)状態での、宇宙船への強行突入シーン」。「2001年」では、見事に成功したのだが..また、ラスト近く、視覚的にはまるで「バベルの図書館」のような(つまり、あらゆる方向に無限に書棚が続いているように見える)シーンがあるのだが(ここがどこであるのかは、伏せておく)、このイメージの源泉は、やはり「2001年」の、HALの「内部」に入っての最終対決シーンと見て、間違いない。そもそも、「「魔法にしか見えないほどの」超技術を持った「超存在」が居るらしい」という基本設定自体が、「2001年」である。(この映画では、その「超存在」とは..)

 そしてもちろん言うまでもなく、「ワームホールへの突入シーン」だ。これはもうこの映画に限らず、全ての宇宙SF映画に対する「2001年」の「呪縛」というか「呪い」というか..[;^J^][;^J^][;^J^] とにかく、「あれ」を「越える」か「無視する」か以外の選択肢は、許されていないのである。この映画では、真っ向勝負を挑んでいるように見えるが..およそ、比較にもならない水準である(私見では)、ということは、書き留めておきましょうかね [_ _]。画面は遥かに「精緻」になっているのだが..「2001年」のあのシーンは、厖大な工数(リソース)を投入した「究極のアナログ特撮」なのである。「コモディティ化したデジタルCG」では、端(はな)から相手にならない。これは、この映画のスタッフの力量不足とは言えない。ディスるつもりはない。(「2001年」は、あのシーンでは「SF映画」ではなく「幻想映画」になっているということは、もちろん言うまでもない。)

 ほかにも「突っ込みどころ」は多いのだが [;^J^]、「突っ込む気になれる水準にまで(ようやく)に到達した「ハードSF映画」」とは、言えると思う。お薦めする。もう公開は終わっていると思うが、BSやWOWOWで観る機会があれば、是非。

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*2014年12月19日:録画メディアの棚卸し 2014


 年末恒例、録画済み光学メディアの棚卸しを行った。2004年12月にハードディスクレコーダー(RD−X5)を購入して以来、ほぼ年に一度のサンプリングレートで、録画済みDVD−RAM/DVD−Rの枚数をカウントしてきたのである。2011年からは、これらに加えて、BD−RE/BD−Rが加わり、1枚あたりの録画時間のばらつきが非常に大きくなってしまったが、そんなことをいちいち勘案していたら集計などできないので、単純に、枚数のみカウントしている。(以下、両面DVD−RAMは2枚と数える。)(以上、去年の日記の再利用である。[;^J^])

棚卸し月総枚数未視聴枚数未視聴率月平均増加枚数
2006/01
520枚
40枚/月
2006/12
919枚
36枚/月
2007/12
1206枚
455枚
38%
24枚/月
2008/12
1459枚
522枚
35%
21枚/月
2009/12
1570枚
533枚
34%
9枚/月
2010/12
1682枚
574枚
34%
9枚/月
2011/12
1818枚
583枚
32%
11枚/月
2012/12
1122枚
433枚
39%
2013/12
1056枚
432枚
41%
2014/12
980枚
389枚
40%

 (以上のうち、BD−R/BD−REは312枚である。また、BDレコーダーの中に、メディア落とししていない未視聴タイトルが156本残っているが、面倒なのでカウントからは外す。[;^J^])総枚数が2012年に激減しているのは、DVD−RAM/DVD−Rを600枚以上、HDDにコンテンツを吸い上げたうえで廃棄したり、より大容量のBD−RE/BD−Rへの録り直しを行って枚数を減らしたりしたからである。その後もその作業を時々行っているので、枚数は漸減している。(BD−RE/BD−Rの増加速度を、DVD−RAM/DVD−Rの減少速度が上回っているということだ。(従って、「月平均増加枚数」の計算は、停止している。))

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*2014年12月20日:休日出勤(闇の作業、暖房無し)


 休日出勤である。7:15に出て、都田の某事業所に8:00前に到着。9:00から13:00の予定で計画停電するので、事前と事後のサーバー群の処理、及び、停電中のUPSの交換が使命である。(こういう機会でもないと、なかなかサーバーを止められるものではありませんでしてね。)

 既にサーバーは自動停止している。電力が来ている間に新UPSの動作確認。おや、1台のLEDの点滅パターンがおかしい..経緯はやや略すが [;^J^]、これはモード設定の問題だったということが判明し、解決。

 予定通り9:00に停電。サーバー室の中でUPSを交換し(ついでに、他の部屋に設置されているUPSも2台交換しておき)、さらに、この機会に、スパゲティと化しているサーバー室内の電源コードとネットワークケーブルとその他のケーブル群をほぐしにかかるが..この事業所のサーバー室には、窓が無いのである [;^J^]。停電すると、暗闇なのである [;^J^]。懐中電灯だけが頼りの手探り作業なのである [;^J^]。午後から雨。寒いのである..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 しかも、復電が(案の定)遅れた [;_ _]。サーバー室での作業は12:00頃には終わったが、13:00になっても14:00になっても、電源が戻らない。窓のある食堂で(電源無しでもできる)仕事を進めるつもりだったのだが、暖房も入らず、全く何もする気になれない [;_ _]。13:30には離脱できるつもりで弁当も買ってこなかったので腹は減り、輪をかけて寒くなる..[;_ _](いったん外出して外で食事をしてくるという選択肢はあったのだが、復電し次第、サーバー群を立ち上げて離脱したかったので、現場を離れず、待機していたという次第である..)

 結局、復電は15:05。直ちにサーバー群を再起動し、動作確認し、15:45に退出。書店などに寄り道して、17:45、帰宅。やれやれ..

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*2014年12月21日:リモコン問題


 快晴。10:50から15:30まで、湯風景しおり。さすがに日光浴をしているおっさんは、ひとりもいない。[;^J^](← さりげなコピペ。[;^.^])

 帰省する前に、なんとしてでも自宅のUPSのバッテリー交換だけはするが(会社のUPSの交換はしたのに、自宅は手つかずというのは、筋が通るまい..何いってるのか、自分でもわけわからんが [;^.^])、それと同時に、できれば、アンプのパワースイッチを、リモコンで操作できるよう、回復しておきたい。[;^.^]

 どういうことかと言うと..私が使っているのは、昔流行した(今でも流行(はや)っているのかな)「AVアンプ」というやつで、超多機能。リモコンのボタンの数も尋常ではなく、うっかりどこかを触ってしまうと、わけのわからんモードに突入して、音が出なくなり、そこから復旧するのに大変な工数がかかるのである。[;_ _](← 製品の機能を5%も理解していないからだともいう。[;_ _][;^.^])現在、まさにその状態で、音量の上げ下げは出来るのだが、ファンクション切り替え(要するに入力選択)と、電源のオンオフが、リモコンで出来ない。故障ではないし、電池の消耗でもない。リモコンが、そういう不可解なモードになってしまっているのである。

 ..というわけで、アンプの電源のオンオフは、リモコンを持った腕を伸ばして、本体の電源スイッチをリモコンでつつく、という、非常に一般的ではあるものの、IT業界の片隅で棲息している人間としては、絶対に人様に見られてはならない姿で行っているのであった。[;^.^](しかしこのマニュアル、到底、読む気には..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 27 2014
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