*2007年04月23日:ブレードランナーの枝葉末節
*2007年04月24日:マンガ喫茶について
*2007年04月25日:アマゾンの分割発送
*2007年04月26日:「主な作曲家」
*2007年04月27日:連休明けからのプラン
*2007年04月28日:高速バスで帰省する
*2007年04月29日:多摩図書館で漫画を読む
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*2007年04月23日:ブレードランナーの枝葉末節


 あるジャンルの歴史を変えるほどの傑作でありながら、それが最初に登場した時点では世に(広く)受け入れられなかった、という例はいくつもある。アニメでは「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」。SF映画では「2001年宇宙の旅」や「ブレードランナー」など。「2001年」の最初の日本公開時は私は小学生で、多分、観ていないと思う。のちになってSFマガジンのバックナンバーで当時の批評を読んだのだが、(現在帰省中でアクセスできないのでレビュアーの名前も確認できず内容もうろ覚えなのだが、)芳しい評価ではなかったと記憶する。「ほぼ無人の映画館内で、コンピューターと人間が対決するストーリーが上映されている情景こそSF的で..」、なんて文章を読んだ記憶もあるが [;^J^] これはこのレビューとは別の記事だったかな。のちにリバイバル上映されて以降の神格化については、どなたもご存知のとおりである。ブレランも大体似たような経緯を辿っている。(これもやはり、私は初公開時には観ていないはずだ。)

 もちろん、「スター・ウォーズ」のようにいきなりメガヒットする例もあるのだが..「スター・ウォーズ」が「ディズニー・ランド」だとすれば、「ブレードランナー」は「新宿歌舞伎町」といったところであろうか。[;^J^](そりゃ健全な家庭のご子息にはディズニー・ランドの方をお勧めしますよ、私でも。[;^.^])..とすると、おハイソでタカビーな「2001年」は、サントリーホールを擁する「アークヒルズ」かしら。[;^.^]

 閑話休題。[;_ _]

 ブレードランナーの名場面をあげれば枚挙に暇はないのだが、ここでは敢えて超マイナーな「(なぜか記憶から抜けていかない)私的名場面」を3つほどあげてみよう。(あなたは、これらを憶えているだろうか?)

 まず、デッカードがレイチェルを試験にかけるシーンの少し前。広大な部屋にふりそそぐ残照をさえぎる、巨大な窓ガラスの上半分のスモーク..なぜか、この「絵」が好きなのだ。10年近く前になるであろうか。勤務先の大部屋の窓ガラスに紫外線カットだか断熱だかのためにスクリーンをコーティングしたのだが、その作業の途中で、まさに上記のような状態になったのを見た私が、思わず「あぁ、まるでブレードランナー..」と呟いたのを聞いて失笑したやつらは、みな、同じ穴のムジナである。[;^.^]凸

 次に、デッカードが最後の対決の舞台であるアパートにエレベーターで登っていくシーンの「2体のマネキン」。これは憶えている人が多いんじゃないかな。「レプリカント」の比喩として、ちょっと露骨すぎるキライはありますけどね。

 最後に、前記のシーンよりはだいぶ前の、まだ中盤。胸の上で酒の入ったグラスを支えて眠るデッカード..このシーンについては、最初に観たときから、もう気になって気になって仕方がなかったものである。だって、こぼすでしょ? 絶対..

 ..実際、つい先日、自宅でワインを飲みながら睡魔に襲われた私は、偶然、同じような姿勢で居眠りしてしまったのであるが..いうまでもなく、えらいことに..[;_ _] ブレランのせいだ。[;^.^]凸

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*2007年04月24日:マンガ喫茶について


 わけあって、浜松市内のマンガ喫茶を調べている。古いマンガ本があるに越したことはないが、無い物ねだりをしても仕方がない。この際、新しいマンガしかなくてもいいから、蔵書が多いところはどこかな..という視点でネットを検索しても、わからないんだな、これが。多少の例外はあるにせよ、大概のマンガ喫茶は、ホームページに蔵書数を掲載していない..「誇れるほどの数ではない」「そもそもメインフィーチャーではない」のいずれか、あるいは両方なのかな。

 今日は帰宅時に、とあるマンガ喫茶(正確には「マンガ食堂」)に寄ってみた。実にショボイ品揃えだったので、今後この店を利用する可能性はないが、参考までに蔵書数を聞いてみたところ「2万冊」とのこと。そんなにあるはずないだろう、と、改めて数えてみたら、確かに、500冊規模の書棚が40本あった。「2万」と聞くと多そうに思えるが、現実に2万冊のラインナップを目の当たりにすると、これは全く使えない数字である。最低5万冊からかねぇ..

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*2007年04月25日:アマゾンの分割発送


 つい先日、アマゾンに5冊発注した。うち2冊は在庫あり、1冊は3〜4日以内に発送、2冊は3〜4週間以内に発送、である。「一括発送」にすると5冊まとめて3〜4週間後に届く可能性があるので、「分割発送」を指定した。こうすれば、そろった順に順次発送してくれる。今回のケースだと、3分割かな..

 ..と思ったら!

 3〜4日以内/3〜4週間以内どころか、5冊全部、ほぼ2日以内にそろってしまったのである。それ自体は嬉しいことであるが..5冊を発注したのが、4/21 10:21。最初の2冊がまとめて発送されたのが、同日17:26。3冊めが発送されたのが(2日後の)4/23 11:28。4冊めが発送されたのが(その6時間後の)同日 17:22。5冊めが発送されたのが(なんとその15分後の)同日 17:37である。

 最初の2冊を収めた箱は4/22に届き、残り3冊は3便(3箱)に分かれて、4/24にまとめて届いた。流石に4/24には、馴染みのペリカン便のお兄さんに、「すみませんねぇ、アマゾンの方も少しまとめてくれたらいいんですけどねぇ..」と恐縮したら、「いえいえ、わたくし共は1箱いくらでお金をもらっていますから、こういう方がありがたいんですよ (^_^)」..ま、そりゃそうだわなぁ。[;^J^]

 顧客が「分割発送」を指示した(すなわち、一刻も早く1冊ずつでも寄越せ!と要求した)以上、こういう発送の仕方になるのかも知れないが、しかし、4/23の3便はまとめるべきであった。ここまで小刻みに小出しにしても、結局顧客の手元にはまとまって(一番遅く発送した荷物の時刻で)届いたのである。顧客満足度の向上に結びついていないどころか、開梱の手間と廃棄物の量が増えた分、むしろ顧客満足度は低下している。コスト的にも損しているはずである。発送スケジューラーを、もう一段賢くする必要があろう。

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*2007年04月26日:「主な作曲家」


 mixi方面で仕入れた情報だが、とある音楽の教科書(中学生用)の巻末の「主な作曲家と代表作」のページの記載内容が、なかなか偏っているらしいのである。46人の作曲家が掲載されているのだが、ドリーブやヴィドールは選ばれているのに、ベルリオーズ、ブルックナー、ラフマニノフ、シェーンベルク、ベルク、メシアンらが含まれていない..10人や20人ならともかく、46人も選んでおいて、ベルリオーズとシェーンベルクを外すというのは、これはもう、音楽史の捏造と言わざるを得まい。[;^.^]

 まぁ..「趣味」で選んでいるんだろうなぁ。その楽しさは、実によく理解できるが..しかし教科書でやっちゃいかんよ。自分のブログで「私が好きな作曲家とその代表曲」のリストを公開する分には、誰も文句は言わないのだが。

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*2007年04月27日:連休明けからのプラン


 「連休のプラン」ではない。「連休明けからのプラン」である。実は、5/7(月)から5/11(金)までの5日間、私は製造ラインの応援要員として「3直勤務」になる。勤務時刻は23:00〜7:00である。とにかく製造ラインを24時間回さなくてはならないのだ。「生産が追いつかない」と言えばまことにポジティブであるが、「人手不足」と言えばいささかネガティブである。[;^J^]

 それはともかく、初めての夜勤である。困惑しているのは、「いつ眠ったらいいのか」ということである。普段は、1:30に就寝し、6:30に起き、7:20に自宅を発ち、(8:00過ぎに会社に着き、)8:30に仕事開始である。これを平行移動すると(9時間半巻き戻すと)..16:00に就寝し、21:00に起き、21:50に自宅を発ち、23:00に仕事開始、となるのだが..どうもピンと来ない。7:00に仕事が終わってから、16:00まで起きているというのがどうも..どうしても「徹夜明け」という感覚になるので、9:00にはフトンにもぐりこみたくなるのではないかと予想するのだが..しかしその場合、昼過ぎには目が覚めてしまうわけだ。で、午後から夜までプライベートして、23:00から8時間労働の開始ですかぁ? それもなんだか..う〜む..[;^.^]

 ロストロポーイヴィチ逝去。

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*2007年04月28日:高速バスで帰省する


 5:20起床、6:35自宅発。(今回は、姪と甥への入学プレゼントとして画集を2冊ハンドキャリーするのだが、これをリュックに詰めたら呆れるほど重くなってしまった。今さらどうしようもない。[;^J^])浜松駅前バスロータリー7:30発の東名バス。途中、東名大井川の手前から東名静岡の手前まで事故渋滞70分 [;^J^]。まぁこのくらいは想定の範囲内だが、首都高でも事故渋滞との情報が入ってイヤケがさし、東名江田で降車した。あざみ野駅まで徒歩20分弱。12キロのリュックは確かに重いが、「山登り(あるいはトレッキング)をしているのだ」、という自己暗示をかけると、これが意外と辛くないので、お試しあれ。[;^.^]

 渋谷に出て、タワーへ。クラシック売場でCDを3枚購入。さすがに他のフロアを回る元気はなかったので、素直に横浜の実家へ。

 おっと、CF−PCカードアダプタを忘れてきた。PHSがリブに挿さらない [;^.^]。しゃあない、明日にでも横浜かどこかで買うか..無駄な出費だなぁ..

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*2007年04月29日:多摩図書館で漫画を読む


 実家前のバス停7:01のバスで出発。横浜から東急線で武蔵小杉、南武線で立川。多摩図書館に9:00前に着いてしまったが、開館は9:30である [;_ _][;^.^]。古いマンガを24冊ほど読みまくる。大体こんなペースかなぁ。今日は土曜日なので17:00に閉館。寄り道せずに、朝来た経路を逆に辿る。

 横浜のヨドバシカメラでCF−PCカードアダプタを捜す。最初はSDカードとかとの複数メディアサポートタイプしか見つけられず、うっかり2480円くらいのを買ってしまうところだったが、レジに行く直前に、CF専用の安物を見つけた。682円。よしよし、これでいい。危ないところだった [;^J^]。ちなみにこの場所、昔は三越だったんだが..まぁ、ヨドバシカメラの方が使えるよなぁ。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 2 2007
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