*2007年02月26日:シンセの修理/午後から仕事
*2007年02月27日:春ですし..
*2007年02月28日:竹中英太郎
*2007年03月01日:ビタクラフトの鍋を発注する
*2007年03月02日:「ガス人間第一号」
*2007年03月03日:ゴミ箱廃棄/ホワイトニング5日目
*2007年03月04日:佐鳴湖畔を散歩する
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*2007年02月26日:シンセの修理/午後から仕事


 ホテルの朝。もちろん暗いうちに目が覚めていたのだが、必要以上に早起きする義理はないので、ごろごろと惰眠を貪る。昨夜の酒のせいで僅かに頭痛は残っていたが、薬が必要なほどではない。8時頃にチェックアウトして新宿から東京に向かう。ラッシュアワーかと心配していたのだが、中央線の混み方はさほどでもない。シンセとリュックが明らかに邪魔で迷惑で肩身が狭かったのは、四ッ谷までである。この時間、こんなもんなの?(首都圏の常識を知りません。[;^J^])

 9:06のひかりに乗り、浜松には10:36着。バスの便はいくらでもあるのだが、時間と体力は金で買え。もちろんタクシーを使って、10:50頃に帰宅する。今日は午前半休取得済みである。逆にいうと、午後からは出社して働かなければならないのだ。不条理である。[/_;](私の段取りミスなんだけどね。)

 先週の日記で書き忘れていたことだが、今回、シンセサイザーのボリュームノブがぐらついているのが、譜読み会(土曜日)のセッティング時に判明していたのである。幸い演奏には支障なかったのだが、浜松から持ち運んだ際に、どこかで何かにぶつけたのであろう。ソフトケースで持ち歩いているんだから、いつかはこうなる。仕方が無い。

 というわけで、11時過ぎに自宅を車で出て出社したわけだが、途中、シンセのメーカー(要するに勤務先)のサービスセンターに寄って、シンセサイザーを預けて行く。修理代はいくらかかるのかなぁ。[;^J^](ボリュームノブの破損だけならたいしたことあるまいが、仮に基板がやられているとなると、ちと。)

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*2007年02月27日:春ですし..


 やや久々にシチューを作る。1週間ほども間が開いてしまったが、これはやむを得ないことなのである。何しろ一度作ると、食べ終わるまで足掛け3日かかる可能性がある。そして先週末(土日)は上京していて不在だったので、おおむね水曜日以降は、危なくて作れなかった(食べきれない分を腐らせてしまう恐れがあった)のである。

 ぐずぐずしていたものだから、冷蔵庫の中で野菜が痛み始めている。ニンジンはまだ大丈夫だが、ニンニクにはカビが生え始めているし..一見して腐りそうも無い食材だと思っていたのだが..(← そんなわけがありません [;^J^])ジャガイモ(メイクイーン)は芽をふいてるし..これがほんとの芽ィ喰イーン(..すみません m[;_ _]m)

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*2007年02月28日:竹中英太郎


 「湯村の杜 竹中英太郎記念館」に発注して先週届いていた、同館発行の「竹中英太郎」(画集)を一読する。なかなかよろし。さほど大部の作品集ではないにせよ、彼の業績を幅広く見渡せて便利である。

 彼は、「新青年」誌に「陰獣」(江戸川乱歩)が掲載されたおりのイラストレーターとして起用されてデビューしたわけだが、乱歩のこの傑作の挿画家として全く無名の新人を起用した編集長(横溝正史)の度胸と慧眼も賞賛に値するし、それに応えて描かれたイラストの物凄さもまた、大衆文学の歴史に残るものである。いや全く、こんにちの目で見ても、「竹中英太郎の“陰獣”」たるや、ほどんど空前絶後の存在なのである。

 その竹中英太郎だが、この傑作によって一躍時代の寵児として売れっ子になったものの..「俺はこのまま、エロ・グロの巨匠で終わっていいのか。これで私は一生を満足して死ねるのか..」と悶々としていたとのこと。読者にとっての至福は、クリエイターにとっても至福とは、限らないのである..

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*2007年03月01日:ビタクラフトの鍋を発注する


 楽天で通販サイトを探し、ビタクラフトの片手鍋を発注した。ラインナップが豊富で本当に迷ったのだが、内径21cm、深さ8cmのもの(No.7032)を選んだ。定価3万5千円ほどもするので、いくらかでも廉い店を探したわけだが、ものがものだけにあまりに廉い店で買うのも不安である。結局、定価より1万円ほど廉い店にした。さて、いつ頃届くかな。

 「ラヴクラフトの鍋」というネタも一応仕込んではいたのだが、これがなかなかまとまらず..「ラヴクラフトの鍋から、おぞましく名状しがたい邪悪な存在がグツグツとふきこぼれるように沸き出すのを見て、恐怖の虜となった私は..」とかなんとか。[;^.^]

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*2007年03月02日:「ガス人間第一号」


 録画したまま再生していないDVD−RAMの数を数えるのがイヤである [;_ _]。とにかく少しでも消化しないと..というわけで、「ガス人間第一号」(東宝、1960)を観た。この作品、名前だけは以前から知っていたのだが..

 ..なんとまぁ。驚くべき傑作である!

 マッドサイエンティストによる人体実験の犠牲となって「ガス人間第一号」となってしまった主人公が、強盗殺人(銀行強盗)を繰り返す理由は、とある零落した日本舞踊の家元を愛し、彼女に新作の発表会という晴れ舞台を与えるためであった..

 シンプルで力強い物語。今となっては古めかしい特撮も、パターンすぎるマッドサイエンティストの研究室も、セピア色の様式美の中で、ひとつの完備した世界を形作っている。はやりの言葉で言えば、映画としての「品格」があるのだ。特筆すべきは、ガス人間とともに滅びるヒロイン(家元)を演ずる八千草薫の、眩暈がするほどの美しさ!

 CS放送からの録画の画質は(「デジタル・リマスター版」と銘打たれているわりには)冴えないが、もしもパッケージソフトの画質が、これよりも有意に上であるというのならば、4〜5千円ぐらいは払ってもいいと思った。

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*2007年03月03日:ゴミ箱廃棄/ホワイトニング5日目


 そういえば、「魚が出てきた日」の録画予約をしていたはずだよなぁ、あれはいつ放映されるんだっけ、確かWOWOWだと思ったが..と、ハードディスクレコーダー(及びデジタルテレビ)の録画予約画面を確認したら..予約していない!? 「ザテレビジョン」誌を確認したら、ボールペンでちゃんとマーキングしてはいたものの、1週間分まとめて録画予約した際に、ボールペンの線が細くて見落としてしまったらしい。ついでに言うと、放映は今朝の9:00からで、今は8:55と来たもんだ [;^.^]。慌てて予約、滑り込みセーフ![;_ _][;^J^]

 なにしろこの映画、なぜかDVD化されていないのである。なんとか確保できて良かったよかった。こういう(DVD化されない)傑作SF映画はいくつもあるのだが、その最たるものが「宇宙水爆戦」(This Island Earth)であろう。なんとかして欲しい。

 都田テクノポリスまで車を走らせ、カインズホームセンターでゴミ箱などを買う。高丘のアマノ書店、セブンイレブン、富塚町の遠鉄ストア、佐鳴台の遠鉄 FOOD ONE、と回ったあと、佐鳴台のハマラジでブライアン・イーノを1枚買う(Before and after Science)。昼前に帰宅。

 カインズで買ってきたゴミ箱を、現在使用中の(六畳間に置いてある)ゴミ箱と置き換える。このゴミ箱のフタに穴が開きかけているのに気がついたのは先日だが、よく見るとフタだけではなくゴミ箱全体の崩壊が進んでいたのである [;^J^]。考えてみると、25年以上(30年近く)使っているのではあるまいか。われながら物持ちが良すぎる [;^.^]。というわけで、お役ごめんである。ご苦労様でしたとねぎらいながら、分解廃棄する。

 「魚が出てきた日」の録画は無事に終わっていたので、これをDVD−RAMに落とし、ワンポイントリリーフのRD−XS36をRD−X5に戻す。

 15:30からK歯科医院。ホワイトニング5日目である。今日は、来週から始める「ホームホワイトニング」のために歯形を取っただけ。小学生時代に矯正をやったことがありますが、あれを思い出しますな。ほとんど40年ぶりか。今日は会計は無しである。

 夕食は、焼肉佐鳴台。カルビが美味しい。ハラミとハツは、まぁこんなものかな。その他、ビールと酒と韓国海苔丼で、合わせて5500円也。やはり私は、ロースとカルビが好きだなぁ。

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*2007年03月04日:佐鳴湖畔を散歩する


 あまりにいい天気なので、引き篭もりきれなかった。これは私の負けである。[_ _][;^.^]

 正午から2時間ほどかけて、佐鳴湖畔を一周する。ランニングシャツの上に長袖のワイシャツだけという格好だったのだが、汗ばむほどの陽気である。とはいえ、まだまだ花見の時期ではない。(そこまで気候は狂っていない。)そんななか、ポツリポツリと孤立して花を咲かせている木はまた、かえって風情があるようにも思われる。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 7 2007
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