*2006年08月28日:謎の全角
*2006年08月29日:講習@新宿 初日
*2006年08月30日:講習@新宿 二日目
*2006年08月31日:発注ミス
*2006年09月01日:ホテル/飛行機/ファッション
*2006年09月02日:「目の玉日記」など
*2006年09月03日:大逆境
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*2006年08月28日:謎の全角


 この話、以前に書いたかなぁ。ヤフオクに限らずネット上で買い物をすると、代金を振り込む口座番号がメールで送られてくるのだが..その口座番号が「全角数字」の場合の方が多いのである。

 どうして、こういう「意地悪」をするんだろう [;_ _]。多くの金融機関のネット窓口は、口座番号を「半角数字」で入力しなければならないのである。半角でメールしてくれればそこからコピペできるのに、全角なものだから、目で確認しながら手で「タイプ」しなければならないのである。これは21世紀のショッピング風景ではないと思う。

 手数の問題ではない。高々7文字かそこらだから、打ち間違える可能性も、まず無い。とはいえやはり神経を使うのだ。1文字たりとも打ち間違えてはならないのだ。コピペは、ミスの可能性をゼロにするところに値打ちがある。繰り返すが、手数の問題ではない。

 どうして、このことに気がつかないんだろう。全角で口座番号を送ってくる業者は、自分ではネットで買い物をしないのだろうか? 謎である。

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*2006年08月29日:講習@新宿 初日


 業務上、とある講習を受講することになった。今日・明日と終日新宿である。ホテルではなく横浜の実家に泊まることにする。経費の節約にもなって具合がよい。

 6:46のひかり。出がけにコーンフレークを軽く食べただけだったので、新宿に着いた頃には早くも小腹がすいていた。というわけで、吉野家の朝特定食。納豆、シャケ、海苔、おしんこ、生卵、味噌汁。「朝食」というよりは「記号」を食べたような気が。[;^J^]

 9:30から講習。昼は会場のビル内の店でホットドッグを食べ、18:00近くに初日終了。山手線で高田馬場。「まんがの森」本店で「うつうつひでお日記」(吾妻ひでお)を買い足す。これをこの店で買うと、吾妻ひでおのおまけ漫画(A4、1ページ)がもらえるからである。(まだ在庫が残っていることは電話で確認済みだった。これをあなたが読んでいる時点で在庫があるかどうかは、私は知らない。)今回のは他愛もない内容であったが、昨年の春にやはり「まんがの森」本店で「失踪日記」の発売に合わせて同様に配布された1ページ漫画(「失踪日記のこと」)は、今後とも決して単行本に収録されることはないだろう。非常にヤバイことが描かれているからである。[;^.^]

 実家へ。

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*2006年08月30日:講習@新宿 二日目


 実家前のバス停から7:06のバス。9:00過ぎに会場着。講習の内容を特に伏せる必要は無いのだが、まぁ仕事に関わる情報なので、書かないことにする。

 開始前になんとはなしにビルの窓から景色を眺めていたら、「佐鳴予備校」のビルが目に入った。これ、全国区だったの? 浜松市のわたしんちが、ほぼ「佐鳴湖」沿岸であり、「佐鳴予備校」はそのあたりの超ローカルな進学塾だと思っていたのだが..(帰宅してからググってみたら、ローカルどころか..[;^.^] 確かに発祥の地は浜松市なのだが、いまや全国に校舎は170もあり、数万人の生徒を擁し云々。)

 18:00頃に終わってから、例によって神保町へ。適当になめてから新幹線。浜松着は21:26。

 「ザ・チーター」は、今夜が最終回。[;_;]/~~~

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*2006年08月31日:発注ミス


 というわけで、一昨日、昨日と出社していなかったのだが、昨日、会社の私の部署宛に、ベル21内のホームセンターから「ストッパーボックス×18」が届いていた。[;_ _][;^.^](もちろん、私個人の買い物なのである。)「入荷時の連絡先」に、いつものとおり(自宅の電話は大概留守で通じないので)「会社の電話番号」を伝えたものだから、会社としての買い物と誤解されたらしい。

 まぁ普通、個人として「ストッパーボックス×18」を買う人はいないわなぁ。そういえば遙かな昔(5年以上前)にも、こんなことがあったような気が [;_ _][;^J^]。まぁ今回の件について言えば笑い話で済ませて全然OKだが、注文時の確認ミスは、飛んでもないトラブルを引き起こすこともある。要注意、要注意。

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*2006年09月01日:ホテル/飛行機/ファッション


 私が実行しない種類の「散財」について書こう。

 まず、「ファッション」。これはまぁ、「理解」はできる。私がお洒落に金を使わないのは、単に怠惰だからであるに過ぎない。大金持ちでなくてもファッションを楽しめることも、もちろん承知している。

 私がお洒落に全然興味がないわけではない、ということの証拠もある。今をさること33年、高校に入学した年に親に買ってもらった、黄色と黒の縦縞の、ちょっと洒落たカーディガンを、今や虫食いの穴だらけで到底外出時に着ることは出来ないのを、未だに冬場の部屋着として置いているのである。(← それ、多分違う。[;^.^])

 まぁ、お洒落に投じた費用は「回収」できる。1回袖を通しただけで使い捨てていくなどというのは、やはり理解できないが、組み合わせを変えながら、長く着こなしていくこともできる。

 わからんのが、「飛行機」である。ここ数年間飛行機に乗っていないので、最近の価格の相場を全然知らないのだが..昔ヨーロッパに飛んだときは、エコノミークラスで7万円、ビジネスクラスで15万円ぐらいだったと記憶する。この「8万円」の差額を支払うというのが、理解できないのである。

 だって、たかが数時間(長くても10数時間)のことである。ヨーロッパの場合、8時間としようか。差額は1万円/時間である。それだけの価値が、ビジネスクラスにあるか? 確かにシートは快適、酒も料理もひとクラス上、液晶テレビもついてます..が、私見では、2千円/時間ぐらいではあるまいか。窓からの眺めに違いがあるわけでもないし、眠ってしまったら(寝心地の問題はあるかも知れないが)エコノミークラスもビジネスクラスも同じである。

 そして、ホテル。一泊数十万円なんて、完全に理解の外である。それでも、リゾート地ならばわかる。環境まるごと投資対象として理解できる。しかし、たとえば都心のホテルの場合、いかに寝心地がよかろうとも、贅沢なサービスを受けられようとも、窓の外は新宿やお台場だったりするのである。道を距てた向かいのビジネスホテルと、窓の外の「環境(景観と言い直しても良い)」については対等と言わざるを得ない。あとは、部屋の広さと設備とベッドの寝心地と..う〜む。

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*2006年09月02日:「目の玉日記」など


 クリーニング出し、郵便局、メイワン(駅ビル)、谷島屋本店。うっかりメイワン内の谷島屋書店で2万円以上買い込んでしまい、谷島屋本店で買う分が無くなってしまった。谷島屋本店で買わないと、隣りの駐車場の100円券をもらえないので、焦りに焦る。[;^.^]

 帰宅してから、買い込んだ書籍とコミックスをせっせと読み始める。今日中にいくらかでも減らしておかないと..なんというか、その..宴会その他で暴飲暴食をした翌日、あぁぁまた身体に悪いことをしてしまったコレステロールと中性脂肪とγGTPの数値を底上げしてしまったという悔恨に苛まれながら気休めにしかならない運動(早足散歩やジョギングなど)をしている気分である。[;^.^]

 コミックスその一。「サルマン 21世紀愛蔵版 上・下」(相原コージ、竹熊健太郎、小学館)- ついうっかり買ってしまったが [;^J^] 追加コンテンツはたいして面白くもないので、従来の版を持っている人は、特に買う必要は無いと思う。それにしても..(時間の無駄かと思いつつも)ひととおり再読したのだが..実によく内容を覚えているのに驚いた。かつてそれほど精読していたということか。うぅぅ、イヤなことに気がついてしまった。[;^.^]

 コミックスその二。「目の玉日記」(小林よしのり、小学館)- 白内障の闘病記。これは非常に面白い。お薦め。世界がどのように見えるのかという、漫画というメディアの特性をいかした貴重なレポートである。

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*2006年09月03日:大逆境


 昔むかし、20年近くも昔、とある「マイコン雑誌(パソコン雑誌に非ず)」で読んだ、恐怖の体験記である。

 とある人が、ビジネスソフトを(当時のことだからBASICで)作成していた。多分、徹夜続きでもあったのだろう。翌朝が納期であった。まさに追い込み。そんなとき、机のそばを通りかかった同僚が、パソコンの電源コンセントに足をひっかけてしまったのである。

 もちろん、電源は落ちた。そして、フロッピーディスクにバックアップは無かったのである。つまり、彼のここまでの仕事はゼロに戻ってしまったのだ。納品まで、あと10時間も無い..

 彼が最初に行なったことは、ビルの屋上にのぼり、煙草を一服吸うことであった。とにかく、納期まであと数時間なのである。その数時間で、ゼロから作り直すのだ。ここで同僚氏に怒りの矛先を向けても、なんにもならない。この場合、怒りは作業効率を下げるばかりである..

 ..という内容の回想記で、結局間に合ったのかどうかわからないのだが、とにかく、残り数時間で「最初から全部やり直す」という決意に感心した。(私ならただちに上司と相談して、納期を延ばす方策を考えると思う。)もちろん言うまでもなく、バックアップもなしに仕事をする人がいるのかということにも、感じ入った。(この意味では、彼はプロ失格だと思う。)そして、デイリーバックアップに守られて作業をしている「プロ」である私は、これほどの逆境(数時間で全部作り直さなければならない)には耐えられないであろうとも、つくづく思ったことである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 8 2006
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