*2006年04月03日:ジョーシン、撤退
*2006年04月04日:「怪奇大家族」
*2006年04月05日:「TVガイド」誌、改悪
*2006年04月06日:便利で丈夫な優れ物
*2006年04月07日:ジョーシンなど
*2006年04月08日:ウルトラマンマックス
*2006年04月09日:ベルリオーズ−R.シュトラウス「管弦楽法」
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*2006年04月03日:ジョーシン、撤退


 ジョーシン浜松店(正確には「スーパー・キッズ・ランド」だったかな)からハガキ。おやおや、5/14で完全閉店とな。う〜ん、残念。確か10年くらい前に開店して、2年ぐらい前にオモチャ中心に改装したのだが..浜松市中心街からの客足の遠のきには抗すべくもなかったか。ここ最近は「べんがら横丁」の好スタートや、メイワン地下街の改装、ヤマハ浜松店の改装などの相乗効果で、中心街の各店舗の売上げが上向きだときいていたが、やはり空洞化の流れは簡単には止められないということか。

 最近はDVDの購入枚数もめっきり減ったのだが、浜松で買う場合は、すべてここで購入していたと思う。品揃えはさほどでもないのだが、発注する分には店頭在庫の多寡は問題にならないしね。シロモノ家電店だった時代には、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機を購入したこともある。ひげ剃りは3つくらい買ったと思う。

 「ビオラ田町」の3フロアの核テナントだっただけに、あとを手早く埋めないと、街の「さびれ」感がいや増してしまうなぁ..

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*2006年04月04日:「怪奇大家族」


 CSの「チャンネルNECO」で放映されたのを録画しておいた「怪奇大家族」全13話、視聴終わり。傑作である。

 これは清水祟がプロデュースした2004年の作品。清水祟のほか、豊島圭介、山口雄大らが監督している「恐怖と爆笑のホラー&ホームコメディ」。「番組説明」ボタンを押すと、「ごく平凡な一家・忌野家が引っ越した先は、怪奇現象が頻発するとんでもない家だった!」と表示されるが、「怪奇現象を見たくて見たくて仕方がないのにどうしてもその“素養”がなくて(家族の中でひとりだけ)怪奇現象を見ることができない、怪奇現象オタクの父」は、「ごく平凡な一家」の家長とはいえないと思う [;^J^]。渋谷飛鳥が演ずる小生意気な妹(忌野恐子)のキャラが、なかなかリアルで良い [;^J^]。準レギュラーとして、及川奈央が毎回(様々な)チョイ役で出ているのも面白い。DVD−BOXも出ている。お薦め。

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*2006年04月05日:「TVガイド」誌、改悪


 あちゃあ。「TVガイド」誌のBS番組頁が、大幅に改悪されてしまった。

 従来、BSの全チャンネル+WOWOWで、1頁/1日だったのだが、同じ1頁にCSの「J sports EPSN」「ムービープラス」「スーパーチャンネル」「アニマックス」「スペースシャワーTV」「ディスカバリーチャンネル」の番組表が追加されたため、情報量はほぼ半減。何がなんだかわからない。これでは全く使えない。

 表紙には麗々しく「BSデジタル+CS番組表 掲載スタート!」と記載されているが、こんなの誰が嬉しいんだろう? 数あるCS番組のうち、ちょうど上記の6チャンネルの番組表が欲しかったんだ!という人が、どれほどいるのだろう。そりゃもちろん、「ディスカバリーチャンネル」しか観ない、という人はいると思うけど、「ディスカバリーチャンネル」に加えて「NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL」も観る、という人の方が多いと思うし、CSの映画チャンネルは「ムービープラス」だけで十分、という映画ファンは想像し難い。スポーツ系チャンネルといい、海外ドラマ系チャンネルといい、アニメ系チャンネルといい、音楽系チャンネルといい、各ジャンルから1つずつセレクトしたようだが、こんなもの、何の役に立つんだ? 結局、CS系の情報誌を別途購入する必要があるのである。

 実は昨年末に発行された年末年始号がこれと同じページ構成で、次の号からは元に戻ったので、一度きりの気の迷いだったか、と胸をなで下ろしていたのだが..今から思うにあれはテストケースで、それなりの手応え(成果)があったので本格導入となったのであろう。つまり、この中途半端極まりない番組表にもニーズはあるということか..理解できん。

 いずれにせよ、私にとっては使えない情報誌になってしまったので、来週からは切り替えないと。「ザ・テレビジョン」誌あたりかなぁ。

 サンケイウェブのニュース速報から。「賞味切れおにぎりや弁当販売。東京駅のコンビニで5日午前。3日午後7時が賞味期限。100−500円の計68点。 」..ちょっと意外。コンビニというのは、こういうことは「やりたくても出来ない」仕組みになっているものだと思っていた。私がいつも利用しているセブンイレブンでは、賞味期限切れのおにぎりや弁当をレジに持っていくと、レジでリジェクトされてしまうんだけどね。セーフティロックを人為的に解除したとか?

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*2006年04月06日:便利で丈夫な優れ物


Picture Picture

 ちょっと出かける時、ごく数冊の雑誌や文庫本だけ持ち歩く時に使っているのが、これである。→

 これは恐らく10年以上前に、神保町の三省堂本店で買い物をしたときにもらったバッグである。当時この店を利用していた人はご存知なのではないか。



 これがまた丈夫でねえ。長年の酷使で結構傷だらけなのだが、まだ穴はあいていない。本来1本のプラスチック紐だった取っ手はささくれてしまっているとはいえ、まだまだ切れる気配はない。そして畳むと右の写真のように小さくなるので、ズボンの尻ポケットにもワイシャツの胸ポケットにも無理なく収まる。

 昨今の三省堂では、こんなにいいバッグはもらえない。ちゃんとした「取っ手」が付いておらず、取っ手がわりの「穴」が開けてあるだけであり、日常の書籍バッグとしては使いにくいものである。まぁコストダウンだわね。仕方がない。

 このバッグ、あと10年とは言わないが、5年以上は頑張ってくれそうである。100円ショップなどに行けば同等の(あるいはさらに便利な)モノが手にはいるかと思うが、まだまだ使えるのだ。「もったいない」じゃないか。

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*2006年04月07日:ジョーシンなど


 まずは車で出かけて散髪し、いったん帰宅。10:12、今度は徒歩で出発。35分ほどでジョーシン着。向かいのりそな銀行で金を下ろしてから2FのDVD売場へ。5/14までの閉店セールが、今日から始まるのである。

 をを、「3割引」に吸い寄せられたハイエナ共が、買い物カゴ一杯にDVDを買い漁っている [;^J^]。もう補充はされないので、数日中にめぼしいモノは無くなってしまいそうな勢いだ。私は古めのSF映画を4枚購入しただけ。

 昼食はべんがら横丁の「がんこラーメン」。まぁこんなものかな。バスで富塚町のツタヤへ。徒歩で帰宅。

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*2006年04月08日:ウルトラマンマックス


 先週、最終回を迎えた「ウルトラマンマックス」のことを書くのを忘れていた。物語は先々週(第39回)で終わっていて、最終回は総集編なのであった..といっても単純な総集編ではなく、50年後からの追憶、という設定である。

 カイトとミズキは夫婦になっており、彼らの孫が銀河系観測の宇宙船に乗り込んで出発する。(歳を取らない、50年前と同じ姿の)アンドロイドのエリーが彼を見送り、「私は30年後でも待っていますから」、という..

 素晴らしい。特に今の時代、子ども向けの番組に何よりも必要なのは、こういう「未来へのストレートな夢」である。(ウルトラマンネクサスには、これが欠けていた..とは言わないまでも、屈折していて判りにくかった。)「軽量級」のウルトラマンだったとは思うが、作品全体を貫く明るいトーンには、好印象を持っている。

 この最終回の唯一の難点は..カイトとミズキが、メイク的にも演技的にも、到底「老人(老夫婦)」には見えないことである [;^J^]。ここが完璧にこなせれば、ひとクラス上の傑作になりえたのだが。

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*2006年04月09日:ベルリオーズ−R.シュトラウス「管弦楽法」


 ついに入手したぞ! ベルリオーズ−R.シュトラウス「管弦楽法」(音楽之友社)!

 「とっくの昔に原書で読んでいると思ってました」という突っ込み(幻聴)が耳に痛いが [;_ _][;^.^] ベルリオーズの原書は仏語だからまだしも(四半世紀前に大学の第2外語で仏語を習っていたので、辞書と首っ引きになれば読めないことはない)、リヒアルト・シュトラウスによる増補改訂版は独語なのだから、どうしようもない。(私は独語は読めません。[_ _])価値があるのは増補改訂版の方なので、邦訳されるのを首を長くして待っていたのだ。

 これは1844年に初版、1856年に改訂版が出た、ベルリオーズの「現代楽器法および管弦楽法大概論」の独語訳に、リヒアルト・シュトラウスが追加コメントを書き入れ、「ベルリオーズ以降」の譜例(そのほとんど全てがヴァーグナー作品)を大量に追加したものである。西洋クラシック音楽史上まずは最高水準の管弦楽法の大家ふたりのコラボレーションであり、しかもベルリオーズはまた第一級の文筆家でもあるのだから、面白くなかろうはずがない。音楽史上最高の「管弦楽法」の名著なのであると言い切ってしまおう。

 もったいなくて一気読みなどできない。冒頭からいい感じで軽やかに飛ばしてくるベルリオーズの達意の文章を、舐めるように味読する..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 13 2006
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