*1998年12月14日:言語破壊
*1998年12月15日:酒場にて
*1998年12月16日:無意味な「逆ギレ」
*1998年12月17日:倉田わたるの「孤立無援の法則」
*1998年12月18日:クリントンのミサイル攻撃
*1998年12月19日:コミックモーニング 新マグナム増刊
*1998年12月20日:風邪/スキャナーのリプレース失敗?
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*1998年12月14日:言語破壊


 皆さんの手元の日本語FEPで、「白痴」が一発変換できますか?

 私の手元のMS−IME97では、出来なかった。アホか。コメントする気にもならん。

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*1998年12月15日:酒場にて


 居酒屋で飲んでいると、若手2〜3人に年寄り(あるいは中年)ひとりが加わった、男性サラリーマンのグループを、しばしば目にする。大体はカウンター席であり、年寄りは決して、中心には座らない。多くの場合、末席である。

 そして、彼らの様子を観察していると、非常に良く似たパターンに気が付くのである。

 最初は、年寄りは喋らない。にこにこしながら、若者たちの活発な会話(議論)を聞いている。そして、宴たけなわとなってきたあたりから、若者たちの方へ「身を乗り出して」「身振り手振りを交えながら」多いに弁じ始めるのである。それも、決して、若者たちを論破しようとしているのではなく、積極的に、若者たちのスタンスまで「降りていって」、「等身大で」悩み、「対当の立場で」議論をしているのである。

 決して、「いやぁ俺の若い頃は」とか「君らはまだまだ、経験が足りないよ」とか、そんな(ステロタイプな)ことは、言わないのである。恐らくは若者たちの上司であろうと思われるのだが、むしろ、彼らに教えを乞うていると言えるほどだ。

 素晴らしいことである。そして..

 ..実に! 鬱陶しい! [;^O^]

 端で見ている私がそう思うのだから、当の若者たちは、たまったものではなかろう。しかも..その年寄りの「真摯な」態度は、まさに理想的な(オフタイムの)上司のものであって、非難すべき点は、ひとかけらもないのであるから、あとから陰口を叩くこともできない。

 「理想的に」振る舞っていてすら、このように評価されてしまう。その年寄りにとっては、まさに心外なことであろうが..年寄りは引っ込んでおれっ、というのも、私の本意ではない。あとひとつ、何かが多すぎるか少なすぎるのだ。そこの微調整をすれば、年寄りと若者の(どちらもハッピーな)理想的な関係を作ることができる。難しいなぁ。

 そして...

 じ、じ、じ、自戒だ! 自戒ぃぃぃ〜〜〜〜っ!! [;^O^]

 たまに職場の仲間たちと飲みに行く時、まずほとんどの場合、私はその場の最年長であり、そして..上記の年寄りと同じように振る舞っているのだ。酒が入った私は、徹底的に「雄弁」なのである。[;^.^]

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*1998年12月16日:無意味な「逆ギレ」


 このネタは、何度も書いているはずなので、いまさら繰り返したくはないのだが..

 ネットニュースやMLやWebの掲示板で、「満座の中で」たしなめられた人間が「逆ギレ」(というんでしょうか? 今様の言葉では)をすることほど、虚しく、かつ、面白いものはない。「虚しい」というのは、彼らの「体面を保つための」逆襲など、絶対に成功することは無いからであり、「面白い」というのは、彼らが半死半生になるまで袋叩きにされるのを見るのが、私は大好きだからである。[^.^]

 大体、「逆ギレ」した時点で、既に死に体である。

 くどいようだが、忠告を繰り返させていただく。

 その場の常連(というより、よほどのビッグネームか、あるいは重要人物)でも無い限り、あなたが被った「恥」など、誰も憶えていてはくれないのである。一週間もすれば、あなたの名前すら忘れ去られている。しかし、その「恥」をそそごうと、無益な努力をして場を荒らし続ければ、「“そういう人間”として」その場の人々の脳裏に刷り込まれることになる。

 「逆ギレ」する者の多くが、その場における「新参者」であるのだが、彼らには上記の理屈が(まだ)わかっていないのである。

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*1998年12月17日:倉田わたるの「孤立無援の法則」


 先日の日記を読み返していて思い付いたので、記しておく。

 議論が、多勢に無勢の様相を呈し、無勢の側が「少数派」どころか「ただひとり」である、という状況は、極めてしばしばみられるところである。そして、この「少数派(もとい、一個人)」が、「しかし、発言していないだけで、私に賛同している“声無き大衆”も大勢いるはずですよ。そこんところを考えておいてもらいたいですねっ」、と、(根拠も無く)凄むのも、珍しいことではない。

 笑止千万。

 この状況においては、多くの場合、“声無き大衆”も、ひとり残らず彼の“敵”なのである。(..というのはまぁ、多少とも誇張した“言い切り”ではあるが。)

 “バッシング”をしている「多勢」の勢いが恐くて、「一個人」の側の味方として名乗りをあげられない、という気の弱い人は、いるであろう。しかし、そういう不利な状況であっても、(いや、不利な状況であればこそ、なお一層、)「一個人」の応援に駆けつけよう、とする人間も、必ずやいるはずなのである。それが“ひとりも”現われない、という状況は..やはり“異常”なのだと考えるべきである。

 そもそも、「思想的」に偏向している集団の中に飛び込んだ場合でもない限り、筋の通った主張であれば、そうまで孤立無援になることは、ありえないのだ。(よって、彼ら孤立無援者は、最終的には、その場が「思想的に偏向している」と吐き捨てて、去って行くのである。)

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*1998年12月18日:クリントンのミサイル攻撃


 ..って、もはや“オヤジギャグ”(しかも寒め)にしかならんな。[;-_-]

 弾劾審議前日にねぇ。普通そこまで漫画なことはしないので、これは「弾劾審議妨害を“装った”行動である」と、裏を読むのが定番だが、どうも、ただの漫画のようですね。漫画は見たり読んだりして楽しむものであって、殺したり殺されたりするものではないのだが。

 これでまた、支持率が跳ね上がるんだろうなぁ。

 まぁ、“たかが”不倫疑惑で、ここまで騒ぐ(引っ張る)のはやめてくれ、という、米国民のうんざり感は、わからなくもない。しかし、ことは「“たかが”不倫疑惑」ではなく(確かに、こんなことは、もはやどうでもいい)、「偽証」と「司法妨害」だと思うのだが。“この程度のこと”は不問に処す、というのが、合衆国民の倫理感覚ということなのかな。

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*1998年12月19日:コミックモーニング 新マグナム増刊


 コミックモーニング新マグナム増刊 No.6 を買う。(よく考えたら、買って(保存して)いる漫画雑誌というのは、もはやこれだけである。)おやおや、鶴田謙二が、なにやら悪ふざけをしているね [;^J^]。雑誌の途中からパラパラと開いて彼の漫画を探したので、これがどこから始まっているのか、しばらく判らなかったぞぃ(実話)。

 「デビルマンゴースト」新連載 [;^J^]。「デビルマン・レディー」外伝、といったところですか。(「タイガーマスク」に、こんな敵レスラーが出てきたよなぁ。懐かし。)

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*1998年12月20日:風邪/スキャナーのリプレース失敗?


 まずい、風邪を引いた。ここ数日おかしかったので、注意はしていたつもりだったが..予定していた休日出勤はとりやめて、部屋で大人しくしていることにする。

 昼まで寝てから、3週間ぶりに、スキャナー作業(画集からのスキャニング)を再開する。故障修理上がり後、少し触っただけで、多忙故に作業をサスペンドしていたのだが..

 なんたること。よく見たら、なおっていないではないか。黒い画面をスキャンすると、幾本もはっきり筋が見える。以前は、白い画面をスキャンした時に目立つ筋(ノイズ)であり、故障上がり時には、これは消えていたので安心していたのだ。チェックが甘かった。あるいは経時変化か?(それはあるまい。)なんにせよ、再修理だが..

 私もメーカーの人間だ。つくづく自戒したいと思う。面倒な思いをして修理に出して、帰ってきたものの同じ個所が故障していると、そのメーカー(修理体制)の信用が、地に落ちてしまうものなのである。

 もう、このCANON IX−4025を使う気にはなれない。IX−4025には、罪はない。しかしこれの修理を担当したサービスマン(そして、考えたくはないが、補修部品の在庫)が信用できない。二度あることは三度ある。また再修理に出したとして、なおる保証はあるのか? いまから速効で動いても、年末年始をはさむから、修理上がりは恐らく2月になる。そこまで待って、やはり直っていない可能性の方が高いとしたら..?

 キレた。

 風邪を押して、OAナガシマまで車を飛ばし、EPSON GT−7000WINSを買う。(こういう事態になるとは想定していなかったので、スキャナーの売れ筋も買得機種も、全然調べていなかった。店頭で勘で選んだのである。)カード払い。

 咳も止まらないし、本当は、開梱&インストールなど、ややこしい作業をしたくはなかったのだが、前例が前例だけに、すぐに動作チェックをする必要がある。帰宅してから、例によって多数のマニュアルやらリーフやらに毒づきながら(「最初にお読みください」的文書が3つもある。どれから読めと言うのだ)、CD−ROMからインストール。附属ソフトもどんどんインストールされたが、まぁよしとする。

 私はこれまで、CANON IX−4025用のTWAINと、PhotoFinishというソフトの組み合わせで使ってきていた。今回のスキャナーのリプレースで、これらが使えなくなることは、ある程度覚悟していた。TWAINはIX−4025用であるし、PhotoFinishは、Win3.1時代のバージョンである。

 しかし、このCD−ROMからインストールされた、EPSON製TWAIN32と附属ソフトの出来には、愕然とした。

 全く、使い物にならないのである。

 スキャニングする際のフロントエンドであるTWAIN32が、まず、非常に使い難い。切り出し位置を決めるために「枠線」をドラッグするのだが、この「枠線」の位置がシビアすぎて、掴みづらいのだ。すぐに外れてしまう。

 5本近く添付されてきた附属ソフトも、どれもこれも。

 PhotoFinishで当たり前のようにやっていた、「TWAINでSCANボタンを押したら、スキャンが始まり、それが終わったらTWAIN画面は自動的に消えて、スキャン画像がフルサイズで表示され、その場ですぐにカーソルキーで隅々までスクロールできて、そこからすぐにセーブできる」、という、あったりまえの作業が出来ないのである。

 まず、SCANが終わっても、TWAIN32の画面が消えない。前面に居残ったままであり、わざわざ消しにいかなければならない。それも、どういうわけか、ALT+SPACE+Cでは消えないので、わざわざ右上の消去ボタン(×)を押さなくてはならない。そして、これが許し難いのだが、スキャン画像がフルサイズで表示できない。フルサイズというのは、300dpiならば、液晶画面の300ドットを使って1インチ分表示する、ということである。つまり、スキャン結果の素の実力値の表示、ということである。画質命でスキャンしているのだから、スキャン結果をこの状態で検収しなければならないというのに、どいつもこいつも、気を利かせて、画面内に収まる程度に縮小表示する。拡大は出来るが、その場合でも(上記)フルサイズで表示出来なければ意味が無いのに、拡大結果は、どうやらそれとは無関係な、適当な倍率なのである。

 さらに最悪なことに、拡大表示した画面をスクロールする時に、カーソルキー(等)が使えない。スクロールバーをちまちまと操作しなければならないのだ。

 そしてこれがとどめ。どれもこれもセーブが遅い。メモリ上のイメージを書きにいっているのではなく、いったん、ディスク上に作成したテンポラリファイルからメモリに読み出して、それを改めてディスクにセーブしているらしい。

 ゴミである。

 スカである。

 私は、PhotoFinishが便利だと思ったことは、ただの一度もない。今回のスキャナー新調に際しては、これで最新のソフト環境が手に入って、PhotoFinishをリプレースすることができる、と、むしろうきうきしていたくらいである。

 天国から地獄に落ちてしまった。PhotoFinish(+CANON TWAIN)の作業効率は、天国だった。今のこの作業効率は、地獄というより、悪夢である。

 一応、やれるだけのことはやってみた。

 CANON TWAIN+PhotoFinish(つまり、まるまる昔のソフト環境)。もちろん、動作せず。

 CANON TWAIN+今回のソフト群(切り出し環境だけでも元に戻したかった)。やはり、動作せず。要は、CANON用のTWAINは(当然ながら)EPSONに対応していない。このスキャナーを使う限り、CANON TWAINは諦めて、使い難いEPSON TWAIN32に慣れるしかない。

 EPSON TWAIN32+PhotoFinish(ならば、ソフトだけでも..)。だめ。一瞬動くが、すぐにTWAIN32がリジェクトされてしまう。

 最後の実験の結果は、おかしいと思う。PhotoFinishだろうがなんだろうが、スキャナードライバーであるところのTWAIN(32)が何であっても動くはずだ。そのための共通規格である。恐らく、PhotoFinishのバージョンが古すぎて、(95年に購入した、Win3.1時代のものである、)その後のTWAIN規格の変化についていっていないのだ。

 私のとるべきアクションは、以下のいずれかである。

 1.PhotoFinish相当の操作性のソフトを入手する。フリーウェアでもシェアウェアでもコマーシャルウェアでも。

 2.PhotoFinishのユーザー登録はしているので、PhotoFinishのアップグレードをメーカーに要求する。これが不可能、かつ、1.の結果が不調ならば、最新版を買い直してもいい。

 3.IX−4025を再修理する。つまり、ハードもソフトも昔に戻す。

 どうも結局、3.が一番ではないかと思えてきた。2月まで待たされるであろうことと、なおりきらない可能性を嫌ったのだが、どうせ1月いっぱいは忙しくて、スキャン作業をしている時間も、十分には取れないだろうと考えると..

 あぁぁ、朝は咳だけだったのに、熱まで出てきた..寝る寝る..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Dec 23 1998 
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