*1997年11月17日:「夕刊赤富士」
*1997年11月18日:リブを発送する
*1997年11月19日:「高橋葉介作品集」を発注する
*1997年11月20日:書籍発注のスタイルについて
*1997年11月21日:「手塚治虫マンガ大全」読了
*1997年11月22日:「手塚治虫マンガ大全」正誤表作成
*1997年11月23日:AOLとは
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*1997年11月17日:「夕刊赤富士」


 USロボティックスから、XJ1560J(カードモデム)が届く。XJ3288Jからのアップグレードである。ニフの FTOSHIBA では、この XJ1560J は(リブに入れると)熱暴走しやすくないか? いやいやそんなことはない、それはカードの初期不良ではないか? というやりとりが交わされており、ちょっと不安なので、早速リブに装着して試運転をしてみようと思ったら..

 ..恒例の、液晶ピンク色チカチカ現象が再発した。ここしばらく、治まっていたのだが。そしてまた、今日の症状は、ちょっと酷い。なんというかその“ささくれだっている”というか..つまり言葉で表現できない。[;^J^] 駄目だ、これはやはり修理だ。

 ということで、バックアップを取り、サブ機の T2150 に、最新のワーキングファイル群(インターネットメールやニフのログ、ホームページのマスター等)を移す..

 ..ちょっと油断している隙に、すぐにメイン機の環境がサブ機の環境から変ってしまっているので、あなどれない。[;^J^] サブ機に Becky! をインストールする。[;^J^]

 「夕刊赤富士 第2巻」(唐沢なをき)が、紀伊國屋から納本された。第1巻は、少なくとも紀伊國屋には在庫がない。

 なるほど、夕刊フジに連載されていたのか。だから、このタイトル。しかし例によって、実に読むのに手間取る本である。[;^J^](つまり、新聞の1面(見開き2面)をシミュレートしていて、その中で、多数の連載漫画や連載小説が平行に進んでいるのである。)

 誤植(というか、「夕刊赤富士」の編集者(すなわち、唐沢なをき)による編集ミス)がまた、極めて多い。例えば、連載回数表示がインクリメントされていない。あるいは、「今日の一言」的な欄に数週間前と同じ原稿が載る..

 ..しかし、これらは全て、“誤り”ではないと断言できる。確信犯の“やらせ”である。なぜなら、これらの“ミス”は、現実の新聞連載では、極めてありがちなものだからである。(“唐沢なをき”に対するスタンスは、体得したつもりである。[;^J^])

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*1997年11月18日:リブを発送する


 リブを発送する。いきなり液晶を交換されたりしてはたまらないので、まず、見積もりをよこせ、と、同封しておいたが、どうなることやら。(ちなみに、発送先は、名古屋のサービスセンターである。東京のサービスセンターでも問題は無いと思うが、秋葉のテクセンに、例のろくでもないサービスマンがいたりするので、万が一にも、彼に回されることが無いよう、安全策を取った次第。)

 ひさしぶりにリンクリストをメンテしたら、ぼろぼろである。[;^J^] どこそこに移動したよ、と「置き手紙」が残されているページは、リンクを張り直せばいいし、手がかりも無く消えてしまったページは、(残念だが)リストから削除すればいいのだが、困るのは、リンクは生きているのだが、リンク先が全然違う内容に変っているページである。2件あった。

 つまり、私の付けたキャプションを信用してクリックした人は、目が点、というわけだ。幸い、アダルト系に化けていたページは無かったが..[;^J^]

 まぁ、2ヶ月も放置していた私が、悪いと言えば悪い。さてどうしたものか。ロストしたページには、なかなか捨て難いものもあったのだが、捜し直す手間をかけたものか..

 カードモデムを XJ1560J に切り替える。熱暴走するとかしないとかいう議論は、リブに装着した場合のことであって、サブ機の T2150 では熱環境が異なるのだが、ま、それはともかく、しばらく慣らし運転だ。さすがに XJ3288J より、速いようである。

 まんが王から、「夕刊赤富士 第1巻」は絶版である、との連絡。(言っても仕方の無いことだが)第2巻はアベイラブルなのに、中途半端なことを。どうせ絶版にするんなら、第2巻も絶版にせんかい!(いや、そうじゃなくって。[;^.^])

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*1997年11月19日:「高橋葉介作品集」を発注する


 高橋葉介の単行本は、朝日ソノラマから出ている「高橋葉介作品集 全20巻」以外、全て所有している。「高橋葉介作品集」を購入していない理由は明快で、収録作品が、ほとんど全て、手持ちの単行本に既に収録されているからだ。

 が、そうは言っても、この作品集にしか収録されていない短編もあるわけであり、その巻だけ買い足すのも中途半端なので、結局全部買い揃える(すなわち、高橋葉介の単行本は全て押さえる)ことに方針を変え、「まんが王」に在庫がある15巻を発注する。残り5巻は、版元品切れ。増刷されるか、このまま絶版になるか。古書店でも、このシリーズは、案外みかけないのである。(実は、全20巻の揃いが、どこかの通販のカタログに出たら、即刻押さえようと、ずっとウォッチしていたのだが、過去数年間で、一度たりともカタログで見たことがないのであった。)

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*1997年11月20日:書籍発注のスタイルについて


 「まんが王」から、「高橋葉介作品集」全20巻中の15巻が、届く。即日である。このレスポンスの良さは、本当に気持ちがいい。

 なんだ、このネット書店は、ニフに店を開いているだけかと思ったら、ちゃんとホームページがあるではないの。ここである。(「ここ」の類が“最悪”のアンカーである、という議論は、今でも有効なのかな?(なぜ“最悪”なのかは“URL収集ロボット”の動作を考えると、判る。))

 ..と言っても、注文方法自体は、ニフからと同じで、要するに電子メール。別に、フォームを埋めて、「発注」ボタンをクリックするわけではない。

 私は、この(所定のフォーマットの)電子メールを送る方式の方が、好きである。フォーム方式は、(紀伊國屋BOOKWEBのように)検索結果をいきなりクリック出来る、などの場合以外は、うざったいだけである。(BOOKWEBでも、同じ作家の作品を多数発注する時など、とても煩わしいと思う。)書籍を一度に大量に発注する時は、発注メールを、使い慣れたエディタでコピー&ペーストしながら作成できる、電子メール方式に限る。

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*1997年11月21日:「手塚治虫マンガ大全」読了


 しばらく前に購入してあった「手塚治虫マンガ大全」(平凡社、別冊太陽)を読み終える。

 購入前に書名を聞いただけの時点では、編年体で表紙絵を列挙しただけのものかと思っていたのだが、そんなものではなく、非常に多数の作品の、表紙絵にとどまらず、内容が数頁(3乃至5頁程度の短い作品であれば、全頁)、オールカラーで引用されている、非常に優れた資料である。これではじめて全貌が明らかになった作品が、多数ある。各年度ごとに、初出作品のリストも添付されており、米沢嘉博の論評も、まずは読みでがある。

 これは、お買い得である。(2800円)

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*1997年11月22日:「手塚治虫マンガ大全」正誤表作成


 「“手塚治虫漫画全集”解説総目録」を「手塚治虫マンガ大全」と照合して改訂する一方、「大全」の「正誤表」も、作成する。「大全」は、今後、基礎資料として参照される可能性が高いからである。

 その意味では、「手塚治虫エンサイクロペディア(CD−ROM)」の正誤表も必要なのだが、ちょっと今のところ、元気がでない。(実はこのCD−ROMには、ケアレスミスが結構多い。「大全」の奥付けには、参考資料のひとつとして、このCD−ROMが挙げられていたので、いささか心配していたのだ。結局、さすがにこれ以外の資料(及び現物)を多数参照しているためか、私が指摘できる誤りは、CD−ROMに比べて、非常に少ない。)

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*1997年11月23日:AOLとは


Adult Online の略かと思っていた(数ヶ月前まで)。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 27 1997 
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