*2021年03月29日:某テレカ/某DVD/右脚不調
*2021年03月30日:「誰かが隕石を止めなくては」
*2021年03月31日:昔のポルノは素晴らしい
*2021年04月01日:幻想美術選「第一の夢:罪と贖罪」J・J・グランヴィル
*2021年04月02日:有吉弘行と夏目アナの結婚
*2021年04月03日:フラワーパーク/浜松市美術館/浜松城公園
*2021年04月04日:みほとけ再リベンジ [;^.^]
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2021年03月29日:某テレカ/某DVD/右脚不調


 「まんだらけZENBU」の最新号を眺めていたら、ひし美ゆり子の、吃驚するほど素晴らしいテレカが載っていた [*^.^*]。開始価格も廉い。これは入札しなくては..いやいや待て待て。開始価格はあくまでも開始価格に過ぎず、落札価格は、低く見積もっても5倍にはなるだろう..いくら素晴らしい写真とはいえ、テレカサイズだし..などなど、ひとしきりうじうじする [;^J^]。このオークションはスルーしてネットで捜せばもう少し廉く入手できるのではないか、と期待して検索してみたら、すでにこのテレカは大体どこでも、この開始価格の5倍以上の値がついていた。[;^.^]

 仕方がないので写真集でお茶を濁そうかと思ったのだが(中高年オタクの風上にも置けないことに、私はひし美ゆり子の写真集をもっていないのだが [;_ _])、どの写真集にもこのタイプの写真は載っていないような気がするし..これまた言うまでもなく、どの写真集も問題なく高いし..[;_ _]

 ..というわけで、実はこれなら案外廉い、某DVDをぽちったのであった。[;^J^]

 T整形外科で、今日は診察。いつの頃からか右脚を手前に「引きつけ」きれなくなっている。体育座りをすると、左脚は腹と胸にピッタリ貼りつき、顎を膝に乗せられるのだが、右脚ではそれができない。ある程度近づけると、アイタタタッタッタ..靴下を履くぶんには難儀しないが、爪を切るときには「引きつけすぎない」ようにしないといけない..以前は絶対にこうではなかった。左脚と同じぐらい手前に引きつけられたはずなのだが..

 診察の結果、可動範囲はまったく正常とのこと。レントゲン撮影しても、なんら異常なし。むしろ男性にしては非常に柔軟であると。レントゲン技師に至っては「なにかスポーツをされていましたか?」と訊いてきたので、「何もしてませんよ、何もしてませんとも!」、と、思わず(理不尽にも)声を荒げそうになったり。[;^.^]

 もっと手前に曲がれ、昔みたいに手前に曲がれ..と、ついついストレッチ的なことをしていたのだが、あまり無理はするな、逆効果になると言われた。つまり、この状況を甘受せよと言うことか。まぁ、爪は切れるけどさ。とほほ..[;^.^](みんな、こんなもんなの?)

*目次へ戻る


*2021年03月30日:「誰かが隕石を止めなくては」


 一昨日に録画しておいた「ザ・ベストワン 今一番見たいベストな芸人38組がベストワンのネタを披露!」を視た。さすがに達者なネタが多く、いくつか挙げると、宮下草薙の「結婚式」、ライスの「犯人」、かもめんたるの「クレーマー」、フットボールアワーの(無題だが名づけるならば)「焼かんでええやん!」、ジャングルポケットの「エレベーター」、和牛の「宇宙人」などが、特に面白かった。

 しかし、もっとも深く私に「刺さった」のは、小森園ひろしの「誰かが隕石を止めなくては」であった。(もちろん「アルマゲドン」ネタである。)

 宇宙服を着た彼は、訓示を垂れる。

あの隕石を破壊しなければ、地球は消滅してしまう。
この中の誰かが犠牲となり、誰かが行かなければいけない。
お前たちは、俺よりも年齢がひと回り近くも若い。
それになにより、愛する妻、子ども、大切な家族がいる。
俺は独身だ。

お前たちに、お前たちに言っておく!
今すぐ、今すぐに、独身で年上の俺が行くみたいな、
この空気をやめろー!
俺は、俺は絶対に行きたくないっ!
そもそも、誰かが行かなければいけないとなったときに、
年上で独り身の俺が行くみたいな感じに、
ふわっと勝手になったことが納得行っていないっ!
守るべきものがないのに、行く意味がわからん!
守るべきものを、あるやつが死ねーっ!!

 ..MCの今田耕司が深く共感していたが、私もまったく同様である [;^J^]。守るべきものを持たない者を死地に追いやるのは、道義的に許されることではない。守るべきものがある奴が、死ね![;^.^][;^.^][;^.^]凸

*目次へ戻る


*2021年03月31日:昔のポルノは素晴らしい


 4月16日(金)に有休を取得した。日曜日まで3日間、上京するのである。今回は展覧会案件というよりは、図書館での調査案件。これにあわせて、その翌週の水曜日に予約していた浜松医療センターでの年1回の診察を、上京の「前」に前倒しして予約しなおし、また、東京から浜松に戻ってきた翌日からの週(4月19日〜23日)は、すべてテレワークとした。まぁ、図書館も美術館も、非常に安全な場所なんだけどね。

 一昨日ぽちった「好色元禄(秘)物語」Wikipedia)のDVD(東映、DUTD02694、Amazon)が届いたので、さっそくいそいそと視聴する。

 なかなか素敵ではないか [*^.^*]。もちろんポルノなのだが、物語の筋が通っており、情感豊かである。必要以上にウェットすぎることもなく、いっそ爽やかである。セットも立派であり、「世界」がしっかりと作り込まれている。もちろん、肌も裸もたっぷりと拝めるが、1975年のポルノ映画であってAVではないので、その意味では安心してどなたにもお薦めできます。[^J^](お子様はダメですよ。[^.^])

 ジャケ写では、主演のひし美ゆり子よりも窪園千枝子の扱いの方が大きいのだが、当時の話題性ではそういうことになるのだろう。彼女の潮吹きシーンは浮いていると思ったが [;^J^]、別に邪魔というほどでもない。Wikipedia を見てみたら、これが窪園千枝子の唯一の映画出演作だとのことで、むしろそれに驚いた。

 ちなみに、前記 Amazon ページの「★ふたつ以下」のレビューは、いずれも的外れなので参考にしなくてよろしい。

*目次へ戻る


*2021年04月01日:幻想美術選「第一の夢:罪と贖罪」J・J・グランヴィル


 「幻想美術選」、第241回。

Picture

「第一の夢:罪と贖罪」(J・J・グランヴィル、1847年)

 J.J. Grandville(1803〜1847、Wikipedia)は、舞台衣裳のデザイナーとしてそのキャリアをスタートしたが、後に諷刺画に転進し、一連のグロテスクな戯画で名を上げた。その画風は、錯乱と奇想と幻覚に満ちたものである。画像検索結果 を見ていただきたい。これが、19世紀前半の作品群なのである。「不思議の国のアリス」(1865)の世界を想起した人も多いであろうが、無理はない。ルイス・キャロルが「アリス」を書く際に、グランヴィルの挿絵を念頭に置いていたという説があるのである。

 グランヴィルは、1833〜57年に刊行された通俗百科的週刊絵入新聞「マガザン・ピトレスク」に、通算67葉のイラストを提供した。この「罪と贖罪」は、彼の死後に掲載されたものであり、まさに夢と無意識の世界。メタモルフォーズを伴う無限連想が美しい、シュルレアリスムの先駆者として頌えられる彼の到達点と呼ぶべき、傑作である。

*目次へ戻る


*2021年04月02日:有吉弘行と夏目アナの結婚


 さすがに驚いた。有吉弘行と夏目アナの結婚報道。なぜ驚いたのかというと、5年前にこの両名の交際報道(というか、夏目アナの妊娠報道)が出て、即日、否定されたからである。機が熟していない段階での、迷惑なフライングスクープだったということか。仕切り直しに5年、かかったのかな。

 夏目アナに思い入れはないのだが [_ _]、私は有吉のファンである。めでたいことである [^J^]。同時に、私は今田耕司のファンでもあるのだが、彼の心情を思いやるのも辛い..[;_ _] まことに同情を、禁じ得ない..[;_ _][;_ _][;_ _](あと何年かすれば、私みたいに楽になるから..[;^.^][;^.^][;^.^])

*目次へ戻る


*2021年04月03日:フラワーパーク/浜松市美術館/浜松城公園


 快晴。車で出動。8:50にフラワーパークに着いたら(本来は9:00開園なのだが)前倒しで入園が始まっていた。

Picture Picture Picture

 チューリップの「群」の撮影が、意外に難しい。遥か彼方まで一面にチューリップ畑ならばそれなりの撮りようがあるのだが、そこまでではない場合、フレームに収めにくいのだ。(だからアップで逃げることになる。[;_ _])



Picture Picture Picture

 桜も、まだまだ終わっていない。



Picture Picture Picture

 大温室のバリガーデンにて。



Picture Picture Picture

 アマビエ様もいらっしゃる。2週間後に上京しますので、お守りください。[-人-]



 9:45に退出。次の目的地は浜松市美術館なので、指定駐車場であるところの浜松城公園の駐車場に向かったのだが、案の定、満車なので、いったん帰宅する。

 ナカノサイクルセンターまで自転車を転がしていき、(体面を守るために仔細は略すが [_ _][;^.^])ちょっとしたメンテをしてもらってから、帰宅。このあと午後は、天気もいいので、もっぱら自転車で移動する。昼食は、佐鳴台のはやたろう。帰宅してからカメラをリュックに詰めて、改めて浜松市美術館へ。「みほとけのキセキ-遠州・三河の寺宝展-」(〜4月25日(日)まで)である。先週は、撮影が許可されている展覧会だという情報をキャッチし損なっていたために iPhone での撮影を余儀なくされたので、追加料金960円で、D750でリベンジというわけだ。(なぜこんな半端な金額なのかというと、この美術館は、JAFの会員証を提示すると2割引きになるのである。)

 ..それはいいのだが、久しぶりに「暗い」場所で撮影したために、私の悪い癖が全開してしまった。[;_ _]

Picture Picture

 それは、「暗い」場所では必要以上に「暗く」撮影してしまうことである。理由ははっきりとわかっている。暗い環境では、モニター画面が相対的に明るく見えるので、「暗い側に調整してしまう」からである。

 普門寺の「増長天立像」「広目天立像」「多聞天立像」。あまりの暗さで、まるで地獄の鬼的な。[;^.^]



Picture Picture

 摩訶耶寺の「千手観音立像」。これの「暗さ」は、わりと適切だったかな。右写真では、うまい感じにバックが闇に溶けている。



Picture Picture Picture Picture

 左写真は、応賀寺の「毘沙門天立像」。今回、もっとも手こずった被写体である。ご覧のように、まったく様にならないのだ [;_ _]。この小さな像の展示環境は、それほど暗くはないのだが、この、微妙に捻った姿勢をまとめにくく、また、背後にできる大きな影が、とにかく邪魔で..(先週号 では、絵葉書からのスキャンをご紹介した。)

 長楽寺の「馬頭観音坐像」も、先週、絵葉書と iPhone で撮影した写真をご紹介したもの。これは暗くなりすぎずに、わりといい感じで撮れたと思う。



Picture Picture Picture

 方広寺の「釈迦如来坐像(院吉、院広、院遵作)」「文殊菩薩坐像(院広作)」「普賢菩薩坐像(院遵作)」。これがまた暗い展示でさぁ..それでも右端の「文殊菩薩坐像」は、うまい具合に闇の中に浮かんでくれたと思うのだが..

 一番右の写真は、小さな「薬師如来坐像」。あまりの暗さに呆れられただろうが、本当にこういう展示なんだよぅ..[;^.^]。ちなみに「所有者:浜松市」である。どこかの寺の所蔵というわけではないのか。美術館の所蔵品なら「**美術館蔵」と書きそうなものであるが..



 以上の「失敗」は、帰宅してPCに吸い上げてから判明したのである。この程度なら(多少ノイジーになるとはいえ)RAW現像アプリで補正できるのだが、そういうことをしてるとタメにならないので、敢えて無補正の姿を晒す。[_ _](これでもまだ「見られる」写真を選んでいるのである。[;_ _])さらにリベンジが必要だ。(追加料金、960円で。[;^.^])ちなみに、撮影自由の展覧会なのだが、フラッシュを炊いてる人はいなかった。以前はこの手の展覧会ではそういう人が珍しくなく、注意して回る係員がてんてこ舞っていたものなのだが、みんな、スマホのカメラの扱いに慣れてきたということなのかな。(数年前のとある展覧会では、「スマホのフラッシュの止め方が分からなければお教えします」という看板を掲げている係員がいたことであるよ。[;^.^])

 美術館から直帰はせずに、ひっさしぶりに、浜松城公園に寄った。何年ぶりだか見当もつかん。[;^.^]

Picture Picture Picture

 園内の桜と滝。滝は、シャッター速度1/6秒の手持ち撮影のわりには、ぶれていない。NDフィルター(要はカメラレンズに付けるサングラス)を持参していれば、さらにシャッター速度を落としてさらに水流を滑らかにできたかもしれないが、手持ちではこれ以上遅くすることは不可能だったと思われる。



 田中邦衛、逝去。享年88。合掌..

*目次へ戻る


*2021年04月04日:みほとけ再リベンジ [;^.^]


 今日は天気が下り坂なので車で出動。浜松市美術館に着いたのは9:40頃。再び撮影のリベンジである。(早く、気が済むところまで持ち込まないと、1日あたり960円の出費がかさむ一方である。[;^.^])

 さすがに昨日の今日なので、(明るさに関する限りにおいては)かなりマシな写真が撮れた。環境が暗いときは、液晶モニターでの確認画像が明るすぎるように思えても、落ち着いて判断すること。シャッター速度を十分に落として、乏しく貴重な光をしっかりとCMOSに吸収すること。

Picture Picture Picture Picture

 四天王像は、大幅に改善された。しかし、千手観音立像は、昨日の方が出来が良い。今日のは明るすぎる..難しいなぁ..[;^.^]



Picture Picture Picture

 毘沙門天立像につきましては、努力はしましたが、もうここらへんで手を打つか..[;_ _] これはもう、明るさ云々の問題じゃないねぇ..[;_ _]



Picture Picture Picture

 馬頭観音坐像も、千手観音立像同様、昨日の暗くて背景が闇に沈んでいる写真の方が、出来が良いかもしれない..



Picture Picture Picture Picture

 3尊並んでいる右端の文殊菩薩坐像は、闇の中に浮かんでいて、これはこれで気に入っている [;^J^]。小さな薬師如来坐像と阿弥陀如来坐像は、怪人二十面相が盗み出すにちょうど手頃なサイズ感。[^.^][;^.^]



 これで大体いいかしら..いや、よくない。まだ、やれることがあった。昨日も今日も、レンズは、「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」である。この便利なズームレンズをデフォルトで使っているのだが、これはF値が十分に下がらない。ここはいわば「夜景」なのだ。夜景を撮るときは明るい単焦点レンズ。(別に「単焦点」でなくても構いませんが。)それが基本だった。

 私の手持ちの十分明るいレンズと言えば、「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」「Ai AF DC-Nikkor 135mm f/2D」といったところか。よし、来週は、こいつらを持ってきてみるか。(また、960円だぜ..トホホ。[;^.^])「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」も明るいのだが、これは広角レンズなので、今回は出番は無しだ。

 横浜の家の固定資産税を払う。浜松で住んでいるアパートの家賃とは別に、住んでもいない住居の固定資産税を払い続けているのだ。まるで別荘を持っているかのごとき分不相応かつ理不尽な出費感が半端ない [;_ _]凸。早くこのアパートを引き払って家賃の支払いを止めて横浜に引き上げ、固定資産税だけで生活したい!(← 半ギレ故のロジックの混乱。[;_ _][;^.^])

 月曜日に書いた右脚の件、なんとか顎を膝に乗せられることもあるな..しばらく時間が経つと、馴染んでくるというか..まぁ、あまり無理せず、ゆっくりほぐしていきましょうかね..[;^J^]

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 10 2021
Copyright (C) 2021 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]