2016年02月22日:Nさん、急逝の報
2016年02月23日:Nさんとのお別れ..
2016年02月24日:最悪の事態は回避されたか..
2016年02月25日:ハードルについて
2016年02月26日:3月の展覧会観覧予定
2016年02月27日:ももクロChan、再論
2016年02月28日:某ゲラチェック終了
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2016年02月22日:Nさん、急逝の報例によって、始業時刻の1時間前に出社し、(当然、毎日、部署では一番乗りである、)PCの電源を入れたり、昨夜、Windows Update を開始したまま放置しておいた(整備中の)PCの状態を確認していたら..10分ほどして、やはり毎朝、私の次に出社してくるTさんが現れたのだが..様子がおかしい。「倉田さん、聞きました? Nさんが亡くなったこと..」「....え?」
「Nさんが亡くなったそうです..」「......え?」
..あり得ない。
昨年末退職されたNさんには、先月、お会いしたばかりである。今月に入ってから、メールのやり取りもしている。
あり得ない..
聞けば、先週末(18日)、旅先のホテルで急逝されたようで、そのため、ご家族への連絡にもタイムラグが生じたらしい。通夜は今日、告別式は明日の午後。今日はどうにも動けない。明日の午後の仕事をぶっちして、半休をとって告別式に駆けつけることにした。
..しかし、信じられない..死因はまだわかっていないらしいのだが、どうやら事故ではなさそうだ。突然死? 持病を抱えていたという話を聞いたことは一度もない..1月にお会いしたときも、お元気そうだったのに..確かに、昔より多少肥り気味だったが、思いつくリスクは、そこだけである..
残業、帰宅。何をする気力もなく、横になる..
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2016年02月23日:Nさんとのお別れ..午後半休。いったん帰宅して着替えてから、12:45に、車で会場着。13:00から14:00まで、告別式..
Nさんは、私の勤務先の(面倒なので、勤務先のみ実名報道に切り替え。ローランドである)入社時に配属された部署の1年先輩である。社歴は1年古いが、私が大学卒業まで3年ほど寄り道していたので、年齢は2歳下..つまり、まだ55歳である。昨年末に急逝されたKさんも、60歳にはなっていなかったはず。そのとき、何はともあれ訃報を伝えたのが、Nさんだったのに..「いったい、どうされましたか..」..と、棺の中の顔の回りに花を埋めながら、小声で呟いてしまった..鉄道の趣味があることは存じ上げていたが、ご自身で撮られたのであろう電車の写真が、たくさん散りばめられていた..旅立ちには、相応しいというべきか..
ずっと同じ部署だったわけではないが、トータルで10年(15年?)以上は同じ部署で働いていたのではあるまいか。先述のとおり、32年前に入社したときの最初の(1年上の)先輩だったので、私の内的イメージとしては、ほとんど、ローランド=Nさん、なのである。
なみのショックではない。
また、Nさんは、私よりもリスクを多少は多めに持たれていたかも知れないが、私が抱えているリスクの質と量も、さほど変わらないはず。そのNさんが55歳で(おそらく)突然死されたということは、57歳の私も、いつ死んでもおかしくはないということだ。その意味でもショックである。例によっていつまでもぐずぐずと着手せずに先延ばしにしている遺言書の整備に、とりかからなくては..(私の遺品など、廃棄したり売り飛ばしてしまったりしても構わないものが大部分なのだが、なかには本当に僅かながら、散逸させてはまずいものがあり、それらがしかるべき施設に(死蔵されない形で)収められるよう、段取っておかなくてはならない。)
14:30には会場を発ったのだが、今さら仕事に戻る元気はない。時間が出来たので、15:00からO内科医院へ。混んでいる。17:00過ぎに帰宅。
今夜も、何をする気力もなく、早めに就寝する。
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2016年02月24日:最悪の事態は回避されたか..日本経済新聞の朝刊より、引用する。
政府は漫画の海賊版などを捜査当局の判断で摘発できるようにする方針を決めた。環太平洋経済連携協定(TPP)に伴う制度改正で、著作権侵害罪を被害者の告訴なしで立件できる「非親告罪」に変えるのに合わせた。オリジナル作品を基にした二次創作の同人誌は原則対象外とする。ただ判断が難しいケースもあり、制作者側にはなお不安もくすぶっている。
..TPPを動かせない環境的制約とする限り、落としどころとしては、ベスト(..という言葉を使いたくはないなぁ、これ以上マシな解が思いつかない程度にはベター(← 面倒な言い換え [;^J^]))かと思う。(講談社なども、概ね、ほっとしているらしい。無理もない。コミケを象徴的中心とする「二次創作」は、次世代の漫画家の揺籃だからだ。)もちろん、問題は運用だ。「二次創作の同人誌は原則対象外とする」、の、「判断」が「当局」に委ねられている時点で「ダメだ」、という評者もいるだろう。しかし今、われわれに出来ることは、「当局」の「暴走(あるいは「不適切な判断」)」を監視し、フィードバックすることだけである。
著作権侵害罪の「非親告罪」化が、日本の二次創作文化を「殺す」とは、何年も前から指摘されてきたことであるが、実は、コミケの(中枢的)関係者に話を伺ったところ、政府関係者は最初から「気持ち悪いほど」ものわかりがよかった(「二次創作は日本の(文化の)活力源ですから、それを萎縮させるようなことは絶対しませんよ!」)とのことで、かえって疑心暗鬼になったらしい。[;^.^]
まぁ、どうなることやら..ではある。いちおう、プラマイゼロ、といったところか..(突然思いついたので、裏も取らずに書き逃げるが、「プラマイゼロ」というのは、「政治の本質」かも知れない。)
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2016年02月25日:ハードルについてこれもずいぶん昔に書いたような気がするが、それはつまり時効(再利用可)ということだ(← 開き直りっ! [^.^])
何十年も前に聞いた話である。おそらく国文科の大学教授が、学部生(または院生)に対して、「君たち、何か(この世界で)ものを言おうと思ったら(論文を書こうと思ったら/研究発表しようと思ったら)、まず、日本の古典を3千冊読んでおかないと話にならん。まぁ実際には3千冊は大変だろうから、古典1千冊を3回ずつ読めばいい。それで、3千冊読んだことになる。それでようやく、われわれ(研究者)と何か話ができる(議論できる)基礎ができたことになる」..
..私など、まず日本の古典の書名、1千冊も知らないし..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] そりゃ、ちょいと検索すりゃ、いくらでも書名をコレクトできるけど、つい最近も書いたように、そんなの知識のうちに入らんしな。しかも、その1千冊を3回ずつ読め、と..それが、「入門」するための最低基準だと。
(私には)畑違いとはいえ、学問の世界というのは、厳しいものである。(今では緩んでいるのかしらん? そんなことは、絶対にあってほしくはないが。)
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2016年02月26日:3月の展覧会観覧予定ざっとまとめておく。会期的には比較的余裕があるように見えるかも知れないが、実は3月の各週末は立て込んでいて、上京/上洛の回数/日数を十分に取れない。見かけほど楽勝ではないのだ。
スパンアートギャラリー
「坂田靖子 原画展」
3月5日(土)〜3月15日(火)まで
東京都庭園美術館
「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」
〜4月10日(日)まで
江戸東京博物館
「レオナルド・ダ・ヴィンチ――天才の挑戦」
〜4月10日(日)まで
サントリー美術館
「没後100年 宮川香山」
〜4月17日(日)まで
町田市立国際版画美術館
「清親 ―光線画の向こうに」
3月12日(土)〜4月17日(日)まで
府中市美術館
「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」
3月12日(土)〜5月8日(日)まで
会期はまだ十分長いが、機会があれば早めに片づけておきたいのが、
国立西洋美術館
「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」
〜6月12日(日)まで
例によって、いろいろ割り込んでくるだろうが..
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2016年02月27日:ももクロChan、再論またこの話題かよと呆れるのもいい加減にしていただきたいっ(← 意識の混濁あるいは逆ギレ [;^.^])
以前(今年の1月3日の日記で)、このように書いた。
ところで、「ももクロChan」は、「テレ朝動画」で「DXバージョン」を毎週金曜日に配信しているとのこと。これは、BSや地デジでは放映されなかった未公開シーンも含まれているらしいのであるが..観ないことにしている。
観たいと思う..観たいと思うが..ここは我慢のしどころだ [;_ _]。「未公開シーンを渉猟する」ために「DXバージョン」に手を出してしまったら、一線を踏み越えてしまうことになる..少なくとも、私は、そのように判断する。[;^J^]
..今でもこのように思わないでもないが、少し考えが変わってきた。というのは、毎週BS版で観ている(録画している)のだが、毎週エンディングのBGVとして、本編では放映されなかった(BS/地上波では未公開の)シーンが一部、流されているのである。それらは時には面白く、是非とも観たい(惜しい)と思わせられることが多々あるのだが..逆に、これはカットして正解、というシーンも少なくないのだ。さまざまなバラエティ企画の流れの中で、ダレたり、テンポが乱れたり..最近の例では、「フリースタイルラップバトル」の企画で、各メンバーが一発で、なかなか味のある(個性を存分に発揮した)ラップを披露しているのだが、この回のエンディングで流された「未公開シーン」では、実は何度かダメだし/リテイクを繰り返している。これらのシーンにもそれなりの興味が持てないことはないが、バラエティ番組としては、カットして正解である。尺の問題もあるが、番組/企画のテンポ/スピード感が、全然違う。
編集の妙、という奴だ。
朝のうちは好天だが、午後、崩れるらしい。少し早め、9:25に出てクリーニング出し、9:50〜13:40まで湯風景しおりでサウナと読書。ほかにもやらなくちゃならんことがあるのだが、今週は(月曜日来のNさんショックを払拭しきれておらず)「下がり」っぱなしなのだ。なんとか「上げ」に来たのである。
13:50、帰宅。明日までに終わらせなくてはならない某作業(ゲラチェック)に着手するが、(待たせている方には申し訳ないが、湯風景しおり効果も十分ではなく)気力が続かない..諦めて、早めに寝る。(もちろん、熟睡などできない。あっという間に目が覚めてしまうので、二度寝三度寝四度寝五度寝と、果てしなく..)
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2016年02月28日:某ゲラチェック終了快晴。暖かい。今日も「上げる」ために、9:25に出て、9:35から13:30まで、湯風景しおり。14:10、帰宅。
ひと休みしてから、本格的に某ゲラチェック..23:30までかかった [;_ _]。もっと早く(湯風景しおりになど行かずに、午前中から)とりかかっていれば、もっと早く、楽に終わっていたろうに..というのは、結果論に過ぎない。いくらかでも「上げた」から、(遅くなりながらも、なんとか)実行できたのかも知れないからだ。
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解説
倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 3 2016
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