*2016年02月01日:子どもたちへ..
*2016年02月02日:腰が硬化? [;_ _]
*2016年02月03日:速攻が奏功 [;^.^]
*2016年02月04日:アジマリストscriptにバグ発見 [;^J^]
*2016年02月05日:アジマリストscriptのバグ修正
*2016年02月06日:京都国際マンガミュージアム/奈良県立美術館
*2016年02月07日:ヴェネツィア展
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*2016年02月01日:子どもたちへ..


 CSの「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」で月いち放映されている「ももいろフォーク村NEXT」のどれかの回で、アルフィーの坂崎幸之助が、「子どものファンをこそ、大事にしろ。先が長いから..(自分たちの音楽人生を、最後まで支えてくれるかもしれないから..)」、と語っていた。一見、いかにも功利的 [;^J^] な発言のようであるが、視線が(確かに)未来を向いている。

 村上隆が、「日曜美術館:世界で闘う日本美とは 村上隆×井浦新」(2016/01/31)で、同様に、「一番大切にしているのは、子どもの観客」、と語っていた。やはり、未来志向が伺える。下記の展覧会を紹介している番組なのだが、正直、これまでポスターを何度みかけても食指が動かなかったのだが、この番組で作品のディテールや制作過程を詳細に紹介されると、俄然、興味がわいてきた。

*森美術館
 「村上隆の五百羅漢図展
 〜3月6日(日)まで

 多分、2月中に観に行く機会を作れるだろう..無茶苦茶混んでいそうだが..[;^J^](ちなみに、村上隆を嫌う人が(サブカル系には?)少なくないようだが、彼らから納得のいく理由を聞かされたことは、一度もない。「(俺達の)サブカル文化を「ハイ・アート」界に売り込むだけで大儲けしやがって..」、という、斜め下からの「やっかみ(ひがみ)」視線、と解釈するのが、もっとも解りやすいのだが..邪推かなぁ..(ついでに言うと、もちろん、「サブカル文化」的な作品は、村上隆の画業(というか抽斗(ひきだし))の一部に過ぎない。))

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*2016年02月02日:腰が硬化? [;_ _]


 朝方は、それほど感じなかったのだが..午後に入ってから腰に違和感..というか、動かしにくくなった..[?_ _] 反り返れない..[?_ _] 「鉄板」というほどではないが、何かプラスチック製か木製の板を腰の周囲に貼り付けた感覚..痛くはない。私が(この歳になると、知人から散々 [;^J^])聞かされている「ぎっくり腰」の実体験の「症状」とは、違うように思われる..

 トリガーがわからない。原因がわからない。午後に入ってから、少しずつ動かなくなってきたのだ。何か無理な動作(突然重いものを持ち上げたり、不自然な姿勢でクシャミをしたり)をしたわけではない。変化点が謎である。強いていえば、昨夜(に限らず、毎晩)フトンの中で少し「エビ反り」気味の姿勢で寝ている(らしい)ことが怪しいが..

 一晩静養すれば快癒するかもしれない、という、ウルトラ級の楽観主義に逃げ込んで [;^.^]、残業せずに帰宅。今夜は行儀良く寝る。[;_ _][;^J^]

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*2016年02月03日:速攻が奏功 [;^.^]


 清原、(昨日)覚醒剤で逮捕。はなはだ遺憾ながら、意外感が全くない。[-_-]

 ..というニュースをフトンの中で iPhone で読んでから起きたら..腰の状態が、昨日と変わらない。[;_ _] ..清原のせいだ。[;_ _]凸 ..[;^.^]

 善は急げ。仕事が喫緊の状況ではないので、迷わず速攻で午前半休取得し、T整形外科医院へ直行。診察開始は9:00だが、8:00に駐車場に着き、車の中で読書しながら8:30の開扉を待つ。混み具合がわからないので、早めに動いたのである。

 診察の結果、ごく自然な、軟骨の経年劣化 [;_ _]。やれやれ..[;_ _][;^J^]。極めて初期段階なので、まだまだ全然どうってことはない。一次対策として、5日間は、腰をベルトで固め、湿布し、抗炎症剤と、筋肉の緊張を緩める薬を飲む。その後、リハビリを開始する。(土日には、京都、奈良、名古屋に旅行するのだが、安静を言い渡されているわけではないのだから、どうということはあるまい。[;^J^])

 午後から出社。少し残業。

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*2016年02月04日:アジマリストscriptにバグ発見 [;^J^]


 早朝、「倉田わたるのミクロコスモス」を更新しているときに気がついた。「吾妻ひでお 著作リスト」の生成スクリプト群のどれかに、バグがある。微細な話になるのでざっくりまとめると、とあるテキストファイルを生成する際に、アンカータグを「たまに」外し損なっている。

 ややこしいロジックミスの可能性があるので(そう考えた理由はざっくり略)、この段階では原因調査も後回しにして、そそくさと更新し、出社。

 帰宅してから、改めて調査。どうやら、ロジックのエラーではなく、「書名」を表現する(sed の)「正規表現」のミス(というか、洩れ)らしい。いずれにせよ緊急性はないし、今夜はここまでわかれば十分である。腰のこともあるので、さっさと早寝する。[;^J^]

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*2016年02月05日:アジマリストscriptのバグ修正


 帰宅してから「吾妻ひでお 著作リスト」の生成スクリプト(正確には、最終段の BAT ファイル内の sed のパラメータ)を修正し、動作を確認する。OK..あぁしかし、なんと楽しい 仕事 作業だろう..[^.^][^.^][^.^]。(この話題、掘り下げると読み飛ばされるばかりなので、今夜はここまで。[;^.^])

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*2016年02月06日:京都国際マンガミュージアム/奈良県立美術館


 6:50に出て、7:49に浜松を発つこだまで上洛。仕事で多少ストレスが溜まり気味なので、ガス抜きの週末小旅行というわけである。まずは(やや早く着きすぎたので)烏丸御池の駅中のカフェで、塩パンとスープで軽い朝食。

 10:00の開館を待って、京都国際マンガミュージアム。「江戸からたどる大マンガ史展 〜鳥羽絵・ポンチ・漫画〜」(後期:〜2月7日(日)まで。つまり明日までなので、あなたがこれを読んでいる頃には終わっている [_ _])である。

 前期展示は、昨年の11月21日(「「琳派展」2回目/「江戸からたどる大マンガ史展」」)に観ている。江戸時代分の展示が総替え。(明治以降の初期漫画雑誌の展示も、一部、ページ替えがあったかも知れない。)旧知の作品が多いとはいえ、こうして「漫画史」という視点でまとめて展示してもらえると、なかなか楽しい。

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 江戸時代分は撮影OKなので、月岡芳年の「芳年漫画 蝙蝠之五段目・鐘之世界」の写真を載せておく。(やや歪んでいるのは、照明や自分自身がガラス映り込むのを回避(軽減)するために角度に腐心した結果であり、ヘボだからではない(ヘボだけど。[;^J^])それでも何やら霊的なものが見えるかも知れないが、それはあなたの精神力が足りないからである。[;^.^])上の図は、「蝙蝠」が「蝙蝠傘」を持って、忠臣蔵の五段目を演じているところ。下の図は、「釣り鐘」の中の男女が、周囲に「不釣り合い」だとやっかまれているところ。いずれも実にシンプルで素朴な洒落であるが、何周も回って逆に新鮮 [;^J^]。それにしても、下図の芳年美人の「あだ」で「現代的」な色っぽさ! [^,^]



 11:25に出て京都駅に戻り、近鉄で奈良へ。駅前で昼食。

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 前回来たのは、2012年の12月23日であるから、少々、間が開いたのだが、前回同様、近鉄奈良駅の東、興福寺の庭というか公園というかで、鹿に鹿煎餅をやって遊ぶ [;^J^]。こちらが鹿煎餅を売店で買うまでは、やつら、鼻もひっかけないが(シカトしているが)、鹿煎餅を手にした瞬間、グイグイグイグイ、迫ってくるのである。[;^.^]

 右は、近くの商店街でみかけたご当地ヒーローのポスター。なかなかよい。[^J^]



 13:55、奈良県立美術館。「蕭白・松園…日本美術の輝き」(〜3月13日(日)まで)である。

 なんといっても、曾我蕭白の「美人図」画像検索結果)! これは東京で2回以上は観ていると思うが、この異様なムード! 狂女か、嫉妬で化身する直前か..井特の「美人図」画像検索結果)は検索で絞り切れなかったが、背景が黄色っぽい作品である。この、眉の太い、キリリとした表情、いいねぇ..[^.^]

 以下、検索できなかったが、溪斎英泉の「水辺歌妓図」、曾我直庵の「架鷹図屏風」、橋本雅邦の「烏鷺図」、川端玉章の「初夏山水図」、竹内栖鳳の「烏図」など。この美術館、規模は小さいが、こぶりな美術館ならではのインティメートな居心地の良さが魅力である。

 16:40に出て、古書店巡り中心の街ブラ。(寒い。[;^.^])前回来たのは3年以上前なので、多少店が閉店していたり入り替わったりしているだろうとは覚悟していたのだが、(事実、多少の入れ替わりはあったが、)古書店は意外なほど(全部?)生き残っていた。このあたりには、小さな古書店がたくさんあって、そぞろ歩きが楽しいのである。(そのかわりといってはなんだが、新刊書店が見当たらない。[;^.^])

 19:00過ぎに「いにしへ長屋」へ。場所は食べログあたりから辿って調べて欲しい。近鉄奈良駅から500メートル程度。「もちいどのセンター街」から、ちょっと東に入ったところである。ここは「バー」であり、女将が精選したお酒と雰囲気を楽しむ店。22:50頃まで、楽しく滞在。

 予約を入れておいたJR奈良駅前のホテルへ、徒歩で向かう。15分程度で着いたが、人気(ひとけ)のない、深夜の裏道(住宅街の中)を迷わず最短距離で歩けたのは、iPhone の「マップ」による「人ナビ」のおかげである。完全に「歩きスマホ」[;^.^]。いまや、全マスコミを動員して国家的に大々的にアンチキャンペーンが張られ弾劾されている忌むべき行為であるが(そこまでのことはないか [;^J^])、人にも車にもぶつかる恐れのない深夜の無人の町での「歩きスマホ」ぐらい、大目にみていただきたいものである。[;^.^]

 23:05、「コンフォートホテル奈良」にチェックイン。

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*2016年02月07日:ヴェネツィア展


 6:55にチェックアウトし、7:13に奈良駅を発つJRで名古屋へ。名古屋のひとつ隣の金山駅の、さらに目の前の名古屋ボストン美術館に着いたのが、9:55(開館5分前)。「ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年」(〜2月21日(日)まで)である。

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 左図は、ヴェネツィアと言えばこの人 [^.^]、カナレットの「サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂:サン・マルコ沖に望む」。どうです、いいでしょう。[^.^]

 右図は、ああこの人もヴェネツィアの画家だったのか、ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージの「連作〈グロッテスキ〉より、第3葉:ネロ帝の墓」。見るからに異様な作品であるが、これもヴェネツィアの伝統である、「カプリッチョ」(奇想画=架空の風景画)である。まぁ拡大して、ディテールに目を凝らしてご覧なさい。クラクラするから [;^.^]。この、まるで生きているような、今にも動き出しそうな不安定なオブジェには、どこか「デビルマン」の「デーモン族」を想わせるところがある。[;^J^](端正なカナレット作品と並べて「展示」する私の感性にも、嘆声をいただきたいところである。[^.^][;^.^])



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 左図は、本展覧会のポスターにもなっている(すなわち目玉のひとつである)、ウジェーヌ・ルイ・ブーダンの「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂:サン・ジョルジョ島から望む」。(カナレットの隣に置くのは、この作品が相応しいのではないかと思われる人が多いだろうが。[;^J^])もうひとつの目玉、クロード・モネの「ヴェネツィアの大運河」は、図録には見開きで収録されているためスキャンできなかったので、画像検索結果で。

 右図は、アントニオ・レイナ・マネスカウの「ヴェネツィアの運河」。いいでしょう、この裏道というか裏運河 [^.^]。ほんとうに、見飽きない作品である。自宅の壁にかけるのなら、これだ。(あるいは、ピラネージ。[;^.^])



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 ここまで(1点を除いて [;^J^])「明るいヴェネツィア」の風景画メインで紹介してきたが、これも絶対紹介しなくては。ジェイムズ・アボット・マクニール・ホイッスラーの「ノクターン(〈第一ヴェネツィア連作〉より)」。ことさら暗い絵を描こうとしているのではなく、むしろ技法から来た雰囲気であるが、しかしまったく印象が異なるのは確かである。これもまた、「ヴェネツィア」なのだ。



 以上、風景画ばかりになってしまったが、19世紀の風景写真、遡って、ヴェネツィア最盛期の数々の肖像画、宗教画、織物、服飾、近現代のムラーノ・ガラス、現代の写真家による実験的な作品など、展示の幅は非常に広い。観にくる前は、「まぁた、ヴェネチアン・ガラス(ムラーノ・ガラス)が(バランスを逸して)大量に展示されてるんじゃないか?」、と、危惧していたのだが、むしろその展示数は控えめで、しかも、現代の作品、アルプやエルンストの「原作(アイデア)」に基づく作品がメインであるという、絶妙なバランス感覚。(ヴェネツィアは、過去の遺産で食っている町ではなく、今なお、アクチュアルな作品を生みだし続けているのだ、というアピールであろう。)お薦めの展覧会である。名古屋展は今月21日で終わってしまうが、そのあと、広島、滋賀、新潟、と巡回するようである。首都圏の美術ファンは、交通費の工面をしておきたまへ(全然、同情しない。[^.^][;^.^])

 12:25に会場を出て、目の前の金山駅を12:34に発ち、例によって、名古屋駅の新幹線ホームで慌ただしくきしめんを食ってから、12:56、名古屋を発つこだま。車中で読んだ図録から、「使える」一節を引用しておこう。

 「美術や建築におけるヴェネツィア人の嗜好は、「豊かな色彩、文様と表面の強調、光に対する関心、細部を好む傾向、異質なものの継ぎ合わせに対する好み、そしてしばしば指摘される頑固な保守性」を中心的な要素とする。(中略)その他の典型的なヴェネツィア趣味を反映するものとしては、美しく印刷された書物の数々、古代ギリシア・ローマの神話に基づく主題、とりわけ女性の裸体や牧歌的な田園風景に対する先進的審美眼、豪華な室内装飾、贅沢な織物や優雅な衣服、そして近くのムラーノ島の作家たちによるガラス工芸品といったものが挙げられる」(89頁)

 「ヴェネツィアが、イタリア美術における最初の風景画のいくつかを生み出したという事実は、この町が大きな庭園や公園のほとんどない人工の都市であることを考えれば、意外なことと思えるかもしれない」(91頁)

 13:39、浜松着。14:15、帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 11 2016
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