*2014年10月13日:台風19号の鼻先をかすめる
*2014年10月14日:活字欠乏症 [;^.^]
*2014年10月15日:「アップル・パイ」..
*2014年10月16日:アマゾン忌避
*2014年10月17日:大道芸、初日キャンセル [/_;]
*2014年10月18日:夢想の未来の果てに..
*2014年10月19日:チケットを買い直す
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*2014年10月13日:台風19号の鼻先をかすめる


 実家前のバス停を9:01に発つバスで出発。この時点では、ポツ雨。19号はまだ横浜までは来ていない。いずれにせよ今日中に来るので、東京でうろうろしている場合ではない。浜松に直行である。(台風をいさましく迎え撃つわけだ。[^.^])10:22に新横浜を発つひかりで、11:32に浜松。

 まだ、ポツ雨。少しナメて [;^J^] 駅前の遠鉄デパートでたまたま開催されていた、毎年恒例の北海道物産展に寄って、いくらか買い物。雨は(まだ)ほとんど降っていないのだが、風はかなり強い。バスで帰宅してもいいのだが、バスから降りた頃に大雨が降り始めていたら横殴りを喰らうことになり、それはイヤなので、贅沢にタクシーで帰宅。

 12:10、帰宅。ろくに降ってない。タクシー代は奢り過ぎかと軽く後悔 [;^J^]。風は強いが雨が強くならないうちにと車で走り回り、クリーニング出しをしたり、杏林堂、百均で小物を買ったり。再度帰宅して14:00前後から、いよいよ本降りか..と思いきや、16:00には、また小降り..この不安定さが、台風ならではか..

 しかし19:00を回って、本格的に風雨が強くなってきた。もう、外出はできない勢いである。

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*2014年10月14日:活字欠乏症 [;^.^]


 朝、19号は、既に去っていた。快晴。

 昼休みを利用して(昼食を抜いて)、浜松医科大学医学部附属病院耳鼻咽喉科(← 今さらながら長すぎるしやや冗長感もある [;^J^])の窓口に(セカンドオピニオン用に作成していただいた)紹介状を受け取りに行く。20分ほど午後の始業時刻に食い込む程度で十分往復できると踏んでいたのだが..(もちろん、午後に多少「遅刻」する件は、上司にあらかじめ断っておいた。)当たり前だが、紹介状を書いてもらうだけでも、会計を通らなくてはならないのである。(安いけど。)そしてこの日は、会計にやたらと時間がかかった..待ち行列は70人ぐらいで、まぁさほどでもないのだが、とにかく進みが遅い。

 午後の遅刻が20分では済まないのはどうでもいいとして(← こらこら [;^J^])、問題は、手持ち無沙汰になってしまったことである。まさかここで時間がかかるとは思っていなかったので、読みさしの文庫本は持参してこなかったし、会社を急いで飛び出してきたので、iPhone も置き忘れてきたのである。つまり、読む物がないのだ。(この大病院の待合室には、雑誌もマンガも新聞も置かれていない。)

 「的屋(てきや)殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日もふればいい」..という古い言い回しを若い読者がご存知かどうかは知らないが、「倉田殺すにゃ刃物はいらぬ、活字をいっさい取りあげりゃいい」..読む物がないと、私はダメなのである。ダメになってしまうのである。5分ともたない..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] 最後の手段として「免許証」を読むという手はあるのだが、もう何度も読んでいるし..とにかく壁に貼ってあるポスターや院内案内図、チラシ、リーフレットの類をひととおり読んで回るが、ほどなくネタが尽きてしまう..

 ..というわけで、最終的には15分以上、公衆電話コーナーに設置してあったハローワークの目次を読んでいたのであった。[;^.^][;^.^][;^.^]

 咳が治らない。O内科医院で、薬を吸入型に変更する。

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*2014年10月15日:「アップル・パイ」..


 ..と聞いて、いちいち「プチアップル・パイ」に脳内変換してしまっては引き戻している私は、それは確かに、外道であろう [_ _]。しかしもちろん、私だけでは無いはずである。(目をそらすな、こら! [^.^]◎)(..このパラグラフ、意味のわからん人は、スルーしてください。[;^J^])

 ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ Day1/Day2 Blu-ray BOX [4Bru-ray Disc+CD]<初回限定版>が届いたんだけど..いつ観ればいいの? [;^.^]

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*2014年10月16日:アマゾン忌避


 先週の日記で、「アマゾンは極力使わない」、と書いたが、理由を書き忘れていた。

 単に、気に入らないからである。海外(例えばアメリカ)から商品を取り寄せる場合はいざ知らず、日本国内から出荷されている日本製品を日本人に売るという商売を日本でしているのに、日本国に税金を払っていないからである。(事実誤認があったらごめん。[_ _])日本人が日本のサイト(官公庁とかメーカーとか)にサイバー攻撃をかけるときに、当局逃れのために海外のサイトを経由するという卑怯さと、その発想の本質において変わるところがないではないか。(不穏な例えだな。)

 その便利さを否定するものではないし、ジャンルによっては問答無用でアマゾンで探すのだが、新刊書籍やCD/BDは、別のサイトを使うことにしているのである。

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*2014年10月17日:大道芸、初日キャンセル [/_;]


 「大道芸ワールドカップin静岡」の初日(10月31日)に有休を取得していたのだが、そこそこ重要な仕事が入ってしまった [;_ _]。ここはもちろん、仕事優先である。有休キャンセル。[/_;]

 それは仕方がないのだが、初日のプレミアムショーケースのチケットは、もう買ってしまってある。もちろん、返金はきかない。別にたいした価格ではないので、ドブ捨てでも構わないのだが、もったいない..つまり、このチケットの分、当日席がひとつ空いてしまうことになる。他人の入場機会を、ひとり分奪ってしまうことになる..ヤフオクに出してみようかなぁ..(多分、売れないと思うが。)

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*2014年10月18日:夢想の未来の果てに..


 誰しも、子どもの頃は、自分の未来図を夢見たであろう..それも、高校生や大学生になってから夢見るような、地に足のついた、堅実で現実的で実現可能な夢ではなく、荒唐無稽でファンタスティックな夢を..あるいは自分が世界一の大芸術家になり、あるいは自分が世界連邦の創設者にして初代大統領になり、あるいは自分が孤独な宇宙飛行士として超技術・超光速の宇宙船を単身駆使して銀河系の果てまで飛び廻り、あるいは自分が超科学者となっておのれの体を改造し人類が滅びるのをしりめに数百万年・数億年の未来まで時の旅人として歩み行き..

 ..他愛もない夢である。現実逃避と言われればそうに違いない。しかしこういう浮世離れ(時には「この世離れ」)した夢を夢見ている時間の甘やかさもまた、人生における大切な宝物に違いない。「そんなバカなことは夢にも思ったことはない!」、という人もたまに見かけるが、かつて夢見ていたことを単に忘れているのか、あるいは、もしも本当に夢見たことがないのだとしたら、実に可哀想な人だと思う。(大きなお世話だが。)

 ..ま、いつまでもこんな夢は見ていられない。やがて夢は夢でも、カリスマ美容師になる!、とか、国会議員になる!、とか、JAXAに入って宇宙飛行士になる!、とか、ノーベル賞を取る!、とか、より現実的な夢を見るようになって社会に巣立って行くわけだが..私の場合は、荒唐無稽な夢から「卒業」するのが、かなり遅れた [;^J^]。さすがに就職してから以降は、そんな夢に遊んでいるよりも日々の仕事の方が楽しく面白く、多分、その頃に「卒業」したのではないかと推測しているのだが..少なくとも、大学生の頃までは(それも卒論を書く頃まで)、最初のパラグラフに書いたような荒唐無稽な夢想を、弄んでいたような気がする..「気がする」というのは、こういうのはいちいち書き留めておくものではないので、エビデンスというか記録が残っていないのだ。記憶だけが頼りなのである。

 こういう「夢想」には、ひとつの「パターン」がある。それは、「繰り返し」である。ある時点まで進んだところで「リセット」して、また最初からやり直すのだ。理由はいくつかあるが、1.その「夢想」のパターンが思ったほどうまく進行しないので、パラメータを変えてみる(例えば、17歳で天才ミュージシャンとしてデビューする、という初期設定でスタートしてみたが、それではどうもスタートラインが遅すぎて、あとの「日程」と合わなくなってきたので、13歳デビューで仕切り直してみる、など)。2.その夢想を使い切ってしまった(世界的偉人となって120歳で大往生してしまい、さすがに死んでしまうと先が続かない)。3.単に、その夢想が当初思っていたほどには面白くなく途中で飽きてしまった(若くして世界の実業界の支配者になったからといって、人生が楽しくなるわけでもない)..あたりが、主なところだろうか。

 そこで、「リセット/リスタート」となるわけだが..もうひとつの「パターン」として、「繰り返すたびに精密化していく」のである。これにはひとつの明確な理由がある。夢想を繰り返すたびに、実生活の方でも着実に実時間が過ぎていくわけであって、幼いなりに(子どもなりに)知識と人生経験が積み重なるので、細部の修飾がリアルになるのである。例えば、小学生の頃には、いきなり「社長」になったりするのだが、これが中学生になると、平社員からスタートして、徐々に出世していくところまで緻密に夢想できるようになる。(無論、所詮は中学生の想像であるから、社会の現実とはかけ離れた夢物語に過ぎないのであるが。)そして高校生になると、さらに細かい人間関係の機微や社会との軋轢まで..(この、「同じパターンで繰り返し → 精密化」という「妄想の本質(そのおかしさと哀しみ)」を完璧に描ききったのが、吾妻ひでおの「ぶらっとバニー」の「どっちもどっちも未来の巻」(1980/07)である。私見では吾妻ひでおの最高傑作のひとつなので、是非ともご一読を!)

 ..かくして私も、何度も何度も頭の中で、夢想の未来図を「繰り返した」(あたかも「どっちもどっちも未来の巻」を「なぞる」がごとく)。ときには、数パターンをパラレルに進行させていたこともあるが、大体そういうときはどれもうまく「回らず」、やはりひとつの「ストーリー」に専念するほうが、感情移入しやすいようである。

 やがて私は(おそらく大学生の後期になってからだと思うが)、それまでの数多くの「夢想」を「精算」し、乾坤一擲の「大夢想」を組み立て始めた。(あたかも「どっちもどっちも未来の巻」の最終エピソードのごとく。)その内容をここに書くのはあまりにも恥ずかしすぎるが [;_ _]..その未来の中で、私は天才作曲家・天才プロデューサーとして女性バンドをデビューさせ、世界的にヒットさせ、しかしやがて彼女らはひとりふたりと独立して行きバラバラになり、私はまた大作家として巨万の富を得て、多くの人々に愛され囲まれ、しかしやはり彼らも年月と共にひとり去りふたり去り(死別した人々も多い)、それでも10数人のグループとなった私たちは、ある南海の孤島を買い、そこに夢のように美しい(しかしけっして大きすぎない)いくつかの邸宅を建てると、そこで芸術の創作にふけり(それらは歴史的傑作として世界を震撼させ続けるが、もはや名声などどうでもよく)、優しく可愛い動物たちを飼い、やがて40歳を過ぎ芸術にも飽きると宇宙船を作って地球を飛び出し(その頃には仲間たちは4〜5人になっていた)、星々を経巡って冒険を繰り広げ、やがて地球に、その島に帰ってきた..地球では30年ほど経っていた..そして..

 ..あの動物たちが、まだ、生きていたのである! もはや老いさらばえていて、多くは死んでいたが、彼らを置き去りにして勝手に宇宙に遊びに行ってしまった我々を、30年間、待ち続けていたのである..

 ..このとき、これを夢想していた私は、滂沱の涙を流してしまった。あまりの「懐かしさ」に..彼らとその島で楽しく遊んでいた「30年前」を「想い出して」..

 ..これは、まずい、と、私は思った。この「夢想」は、あまりにリアル過ぎた。この「夢想」の中で、私は「一生を、生ききってしまった」のである。おそらく「現実の私」がこれから数十年間かけて生きていかなければならないであろう一生よりも、遥かに充実した一生を..「夢の中の未来で、夢の中の過去を想い出したときの、胸が締めつけられるほどの懐かしさ、甘やかさ」..ここからは、逃れなければならない。取り返しがつかなくなる。これから現実の未来を生きていけなくなる..

 ..これが、私が作った(その中で「生きた」)「最後の夢想の未来図」である..

 ..今のところは..

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*2014年10月19日:チケットを買い直す


 朝から超快晴。

 連休の予定、組み換え。11月1日(土)は、上京して「手塚治虫ファン大会2014」。2日(日)、3日(月)と連続して、「大道芸ワールドカップin静岡」。両日の午後のプレミアムショーケースのチケットを「イープラス」で発注。(たまにしか使わないので確信をもって言えないのだが、「チケットぴあ」よりも「イープラス」の方が使いやすいように思う。)..台風とか、来なくていいからね。[;^J^]

 10月31日のプレミアムショーケースのチケットは、ヤフオクに出品。久々の出品なので色々変わっており、戸惑う。(細かいところで使い勝手がよくなっている。)売れないような気がするなぁ..[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 23 2014
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