*2013年11月11日:元に戻った? [;_ _]
*2013年11月12日:今月の週末の仕込み
*2013年11月13日:プログレ虫干し [;^J^]
*2013年11月14日:無理矢理早帰り
*2013年11月15日:今日も無理して
*2013年11月16日:興福寺仏頭展/諸星大二郎原画展
*2013年11月17日:泉鏡花展/東京国立博物館
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*2013年11月11日:元に戻った? [;_ _]


 朝から、先週末よりも、明らかに右耳のボコボコが悪化している。シャワー中も食事中も、出勤途上のカーステでも、仕事中も..

 ところが、夜、帰宅してから(確認のために)CDを1枚(レコ芸付録の、ベルリンフィルの「ライン/新世界」)を聴き通してみたら、ボコったのは、なんと1回のみ。もっともボコボコ鳴りやすいクラリネットソロの個所も..つまり、昨夜と同程度か、やや良い水準なのである。

 要するに、日常生活や仕事において、しばしば耐え難いほどのボコボコ現象でも、音楽は(なんとか)鑑賞できる(ことも多い)ということか? 単に時間的に波があり、偶然、少なくなる時間帯にはまったというだけのことなのか..?(..以後、この話題は少な目にする。医者に日々の経過を報告するために、毎日日記に記録しているのだが、それをいちいち廃墟通信に転記しなくてもいいだろう..)

 風間やんわり、肝機能障害で(10月22日に)逝去。享年36歳..若すぎる。合掌..

 寒い。帰宅時、今秋はじめて、カーエアコンを暖房ポジションに入れた。

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*2013年11月12日:今月の週末の仕込み


 今朝、今秋はじめて、自室のエアコンを暖房ポジションに入れた。半端ない寒さ。車通勤とはいえ、コート..は、やはりやりすぎなので、ジャンパーで。[;^J^]

 今月後半は、毎週末、上京という巡り合わせと相成った [;^J^]。いちいち新幹線で往復しているわけにもいかないので、11/16(土)、11/23(土)の上京については、高速バスのチケットをネットで購入。11/16は横浜の実家泊に決定。11/17(日)に、展覧会を2件、片付ける。11/23は都内で飲み会がありそうなので、そのまま都内泊(水道橋のラクーアかな)として、翌11/24(日)にやはり展覧会を2件、片付ける。

 11/30(土)は、先に都内の展覧会を観てから、15:00に東神奈川。その日(というか夜)のうちに浜松に戻り、翌12/1(日)には、浜松市美術館..かな。

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*2013年11月13日:プログレ虫干し [;^J^]


 前回がいつだったのかは忘れたが、久々のプログレ虫干し。枚数もはっきりとは把握していないのだが、ストッパーボックス3〜4箱の(200枚は無いと思われる)プログレのCDを、片端からカーステで。Genesis からスタートして、Rick Wakeman、Pink Floyd..と進み、ELP、King Crimson、Vangelis、I Pooh、Asia、UK、Moody Blues、Tangeline Dream、Klaus Schulze、Focus、MAGMA、Caravan、CAMEL、STARCASTLE、ENO、PFM、Greenslade、かな。最後に、Yes。通勤時間が短く、1日に50分ぐらいしか消化できないので、全部聴き終わるのは、いつになることやら。[;^J^]

 まぁ大体、くだっても(多少の例外はあるが)1980年代前半ぐらいまでのタイトルばかりである。30年以上前の音楽なのか..眩暈がしないといえば、嘘になる。[;^.^]

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*2013年11月14日:無理矢理早帰り


 連日、遅くまで残業している有様なのであるが、今日は無理矢理30分で切り上げた。そうでもしないと、クリーニング出しが出来ないのである。(週末に出せばいいじゃないかと思われるだろうが、先日の日記にも書いたように、これからしばらくは、土日に浜松にいないのである。)とにかく、このままでは着るものがなくなってしまいますのでね。[;^J^]

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*2013年11月15日:今日も無理して


 ..残業短め。クリーニングの受け取りである。(クリーニングって、出すだけではダメで、受け取らないと、本来の目的を達せられないのである。[^.^][;^.^])

 まぁたまたまた、Aさんから、恒例の直前無茶ぶりである [;^.^]凸。来週21日からスタートする、某原画展関連。そもそも私は「データコレクター」であって「フィジカルコレクター(← 今作った造語..既存の言葉かも知れないが [;^J^])」ではないので、あまり提供するネタはないのであるが..まぁ、なんとかみつくろってみた。明日、池袋で手渡す予定。

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*2013年11月16日:興福寺仏頭展/諸星大二郎原画展


 快晴。自宅を6:00に発ち、浜松駅前ロータリーから7:00発の、いつもの高速バス(渋谷新宿ライナー浜松号)で上京。富士山の美しさが、尋常ではない。

 ほぼ定刻どおりの10:54に、渋谷マークシティ着。11:35、上野。まずは昼食。 ねぎし屋で豚旨辛焼きセット。

 12:20、東京藝術大学大学美術館。「国宝 興福寺仏頭展」である。なかなか時間が取れず、最悪、見送るか..とも考えていた展覧会であるが、これは諦めなくて良かった!(11月24日までなので、あなたがこの日記を読む頃には、ぎりぎり間に合わないのではないかと思われるが。[;^J^])

 形の上では、主役はもちろん「仏頭」なのであるが、しかし誰が観ても真の主役は、2セットの「十二神将」であろう。本当に、凄いんだから! まず、「板彫十二神将」画像検索結果)。厚さが僅か3cm(!)とは到底信じられない、この奥行き感、立体感は、どーよ! そしてこの表情と無茶なポーズ! 漫画でしょ? どうみても、漫画でしょ? そしてフロアを移って、「銅造仏頭」画像検索結果)をセンターにいただき、それを守る、「木造十二神将」画像検索結果)たち! この格好良さは、どーよ、どーよ! 劇画でしょ? まったくもって、劇画でしょ!? 少なくとも「北斗の拳」が好きな奴らは、全員、見に来い! と言いたいね! これを越えることは、まったくもって、容易ではない..というか、ここに頂点(完成形)があるのだ。最高のお手本であると同時に、絶望的な壁でもある。

 もちろん、この展覧会に来なくても、興福寺に行けば観られるのだ。しかしそこでは、正面(あるいはごく狭い角度)からしか、観ることはできない。この展覧会では、360度、回り中から観ることができるのである。そして、十二神将の一体一体を、ゆっくりと回り込みながら注視していると、どんどん表情が変わっていくし、また、どの角度から観ても、その角度なりの迫力と格好良さがあるのだ。(だから結局、図録は買わなかった。頑張ってはいるものの、固定された角度からの写真数枚では、到底、この感動を収めきれるものでも再体験できるものでもないからだ。)

 14:10に退出し、池袋へ。14:50、諸星大二郎原画展である。(あなたがこの日記を読んでいる頃には、終わっている。)すごいボリュームで、大満足 [^J^]。いくつか気になった作品を(敢えて数点に絞って)挙げておくと..「まどろむ家」(描き下ろし)−惜しいことに、階段がエッシャーしてる [;^.^]。難しいんだよね、螺旋(状の)階段って [;^.^]。「リンゴのタルト」−やはり、いーね [*^.^*]。諸星大二郎の「裸エプロン」だもんね [*^.^*]。「縄文少女」−表情の明るさが、やはりピカイチ。「マッドメン」(中公愛蔵版口絵)−私がもっとも好きな、諸星大二郎の一枚絵。何度観ても、どれだけ観ていても、飽きないんだよなぁ..

 会場出口で、Aさんに、頼まれていたブツを渡す。この会場での次回の原画展用の展示物件候補である。まず問題はない(価値がある)3点のほかに、一応、ネタとしてもってくるだけはもってきた某ビデオを見せるが、無論、百貨店での展示はハナから不可能。公序良俗に反しまくりだもんね。[;^.^]

 16:50に発って、18:35、横浜・鶴ヶ峰の実家。

 20:44、地震。ここでは震度3とのことだが、実感としては3.5ぐらい。0:46にも余震で起こされた。

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*2013年11月17日:泉鏡花展/東京国立博物館


 実家前のバス停から、8:16のバスで発つ。神奈川近代文学館に着いたのは、開館15分前の9:15。「生誕140年記念 泉鏡花展−ものがたりの水脈−」である。これまた11月24日(日)までだから、あなたがこれを読んで気になったとしても、観にいけるかどうかは、なんとも。[;^J^]

 「第二部 ものがたりの水脈」において、泉鏡花の作品群を、「「子供」のまなざし」、「うつくしき女たち」、「幻−もうひとつの世界」、「「芸」と「技」の世界」、「「男たち」のものがたり」、の5つに分類して呈示していた。なかなか解りやすくてよい。

 11:35に発ち、上野へ。上野駅構内で昼食をとり、13:15、東京国立博物館 東洋館。「上海博物館 中国絵画の至宝」。これも11月24日(日)までだから、あなたがこれを読んで気になったとしても、観にいけるかどうかは、なんとも。[;^J^](ごめんね。[;^J^])

 気になった作品の列挙だけしておく。「渓山図巻」画像検索結果)、張渥の「九歌図巻」、盛懋の「秋舸清嘯図軸」画像検索結果)、張遠の「瀟湘八景図巻」画像検索結果)、李在の「琴高乗鯉図軸」画像検索結果)。

 徐渭の「牡丹蕉石図軸」画像検索結果)は、すごい迫力である。アルコール中毒の画家が、発狂して妻を殺したのちの作品だとのこと。呉彬の「山陰道上図巻」画像検索結果)の奇怪なフォルムは、ひたすら素晴らしい。うん(りっしんべん+"軍")寿平の「花卉図冊」画像検索結果)も、素敵だ。

 東洋館のほかのフロアと庭園、さらに本館を駆け足で観て、16:00に退出したのだが..再認識したのだが、ここ(東京国立博物館)の常設展示は、すごい。いつも観に来る平成館、久々に来た東洋館、庭園、本館のほかにも、さらに、資料館、表慶館、法隆寺宝物館があるのだ。改めて、1日計画で出直したい。

 東京から16:26のこだま。18:23、浜松着。19:00、帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 22 2013
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