*2011年02月28日:DMR−BZT700のインプレ
*2011年03月01日:PPV購入問題解決/ワインの発注
*2011年03月02日:無意味な節約
*2011年03月03日:カンニング逮捕事件
*2011年03月04日:変な患者
*2011年03月05日:久々の日光浴
*2011年03月06日:目薬/天狗/「逃走中」
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2011年02月28日:DMR−BZT700のインプレ


 BDレコーダー(パナソニック:DMR−BZT700)を使い始めて今日で3日目。大体様子がわかってきたので、従来使ってきた(今後もバックアップ機として使い続ける)DVDレコーダー:RD−X5と比較しつつ、インプレを簡単にまとめておこう。

 まず、これは出来て当たり前のことなのだが、デジタル放送がワンタッチで予約録画できるのが素晴らしい。RD−X5は旧世代の機種で、デジタルチューナーが内蔵されていないので、地デジやBSを録画するためには、テレビ(ヴィエラ)とRD−X5の両方で予約し、テレビの出力をRD−X5で録画していたのである。手慣れた作業とはいえ二度手間だし、まれなことではあるが、ミスで録画しそこなったこともあったのだが、これが解消された。

 同様に、スカパー!HD番組をチューナー側で録画予約するだけで、LAN経由でHD画質で録画できるのも、素晴らしい。従来は上記と同様、二度手間だったし、標準画質で我慢していたのである。

 LAN接続されているので、DiMORAのページから、ワンタッチで番組予約が出来るのも、素晴らしい。(iPhone から予約できることも確認した。)RD−X5もLAN接続されているので同様のことはできるのだが、前述の様に(デジタル放送の場合)RD−X5だけでなくテレビ側でも予約しなければならず、それはLAN経由ではできないので、結局、この機能は使えていなかったのである。また、RD−X5ではメールでコマンドを送信していたのだが、DiMORAはGUIで操作できる。私はもちろん(絶滅危惧種の [;^.^])コマンドラインの国の人なのだが、番組表から番組を選ぶ場合はGUIの方が圧倒的に使いやすいことを否定することは、しない。[;_ _][;^J^]

 しかし、もっとも感激したのは、コピーワンス番組を、BDからHDDに戻せることである!(BD−REなら、常に。BD−Rなら、ファイナライズしていない場合。)BDからHDDに戻すと、BDからは削除される..つまり、「常にどこか1箇所にだけ」録画が保持できる、という仕様なのだが..これには驚いた。コピーワンスって、本来、こういうものだったの? この機種の(あるいはパナソニックの)特別なサービス? RD−X5では、コピーワンス番組をHDDからDVDに移したら、HDDに戻すことはできず(つまり、二度とそのメディアから取り出すことはできず)、コピーワンスとはこういうものだ、と、諦めていたのだが..コピーワンスに対する(悪い)イメージが、かなり変わった。コピーワンスで一番困るのは、そのメディアが将来劣化して読み出せなくなったとき(この日は必ず来るのだが)、コンテンツを救出するすべがない、ということである。HDDに戻せるのなら、例えば5年なり10年なり経ったときに、いったんHDDに戻し、新たなBDに録画しなおせる。メディアの経年劣化を乗り越えることができる。また、何度でもBDに録画しなおせるので、BD上で番組の組み合わせを編集しなおせるのも(実はかなり)大きい。

 細かいことだが、録画すると本編とCMの境目で自動的にチャプター分けされる機能は、RD−X5には無かった。これも大変、便利である。

 逆に、RD−X5よりも見劣りするところを、重要度の低い順に、列挙してみよう。

 画質・音質の設定や編集機能のきめ細かさは、明らかにRD−X5の方が上である..が、これはRD−X5の仕様が、いささか(オタッキーに [;^J^])偏執的であるからで、別にそこまでできなくても、ほとんどの場合、問題はない。ただ例えば、番組編集で複数個所の部分削除を行なう場合などは、RD−X5の方が使いやすいなぁ..と、実感するのは事実である。とはいえ、この作業はほとんどの場合「CMカット」のために行なうのであって、前記のように、CMの前後で自動的にチャプター分けされるため、わざわざCMカットしなくても簡単にCMスキップできるので、そもそも「(複数個所の)部分削除」自体、あまり行なわなくなり、従って、この機能のユーザーインターフェースの重要度がかなり低くなったのも、事実。

 もの凄く細かいことだが、RD−X5には、番組の「1/20スキップ機能」がある。30分番組の場合、再生中に右カーソルをクリックすると、1分30秒ジャンプする。20回クリックすると、番組エンドに着く。番組の内容をざっと見る場合、早送りよりも便利なのである。この機能は、DMRには無い。

 フォルダ概念が無い。(私は、PCの国の人ですからね。[;^J^])DMRは、録画済みの番組にマイラベルを付けて整理することはできるのだが、手っ取り早くフォルダに放り込めれば、その方がわかりやすい。このあたり、オタクが作ったRD−X5には、手抜かりは無い。[;^J^]

 同様に、ゴミ箱が無い。いったん削除したら、取り返しがつかない。私は、RD−X5では、とりあえず削除した番組をあとからゴミ箱に探しに行くことが頻繁にあるのだが..これはこれで、別の次元の(私サイドの)問題か [;^.^]。まぁ、「ゴミ箱」というマイラベルを定義して、これを運用すれば類似のことは出来るのだが..多分、これって、バッド・チューニングだよな。[;^.^]

 設定したキーワードに合致する番組を自動的に録画する(あるいは録画候補としてリストアップする)機能が、貧弱である。RD−X5との単純比較は難しいが、少なくとも、設定できるキーワードが最大5つというのは、少なすぎる。(RD−X5の場合、最大60..これはこれで、どうかと思うが。[;^J^])ただし、これは本体でのことであり、前記のDiMORAのページでは、RD−X5にはできない論理演算を行なった検索設定ができるので、さほど問題にはならないと言える。(とはいえ、検索設定の個数が最大10、というのは、やはり少ない。せめて20は欲しい。)

 番組名などを編集する際の文字入力機能が、非常に貧相である。RD−X5だって決して使いやすいわけではないが、DMRは、明らかに一線を下回っている [;^.^]凸。これもまぁ、DiMORAのページで(PCのキーボードで)入力できるのだが、このページで管理できるのは、本体HDD内の録画だけであり、BDなりDVDなりに落として、本体から削除した番組のタイトルのリネームは、できないのである。

 そして、RD−X5にあって、DMRに無い仕様のうち(私にとって)最大のものは、ライブラリ機能である! これは、やられた! 実は、RD−X5で構築した厖大なライブラリをどうやってDMRに引き継ぐのか、例えばナンバリングの衝突を回避できるのか、気を揉んでいたのだが、そんなことは、一切合財、杞憂であった [;^.^]。DMRではディスクに番号など、付けられないのである! [;^.^][;^.^][;^.^]凸 そっかー、ライブラリ機能というのは、東芝(RD)クオリティだったのかー。盲点だったなー。[;^.^][;^.^][;^.^]

 説明しよう! RDシリーズのライブラリ機能とは、HDD内の番組も「DVDに落とした番組も」、全て一元的に管理するものであって、ライブラリの情報には、タイトルや録画年月日(及び「ディスク番号」)だけではなく、いわゆる「番組情報」の全てを含んでいる。そしてLAN経由で、CSVファイルとして取り出すことができるのだ。つまり、RD−X5で録画した番組の全ての情報が(「番組情報」も含めて)PCでCSVファイル(テキストファイル)として、管理できるのである。録画予約前のダブりチェック(「既に録画してるんじゃね? この映画」)にも役立つし、また、ある俳優なりタレントなりが出演している番組(録画)の検索なども、容易に行なうことができる。もちろん、その他のキーワードで探すこともできる。

 この機能が、DMRには無い..まぁ、しゃぁない。録画する(BDに落とす)度にテキストファイルに書き起こせばいいのだが、タイトルと録画年月日ぐらいはどうということもないが、番組情報を手入力する気にはなれないなぁ..上記DiMORAのページの「録画済み番組一覧」では(ディスクに落とす前の)HDD内に残っている番組のタイトルの編集ができるので、そこからコピペで取り出すことができる(自前のライブラリファイルへの入力が、いくらか楽になる)とはいえ、番組情報は管理しておらず、取り出すことができない..

 ..とまぁ、一長一短あるとはいえ、総合的には黒字の機種だと思いますよ。良い買い物でした。[^J^]

*目次へ戻る


*2011年03月01日:PPV購入問題解決/ワインの発注


 昔は、RD−X5でPPV(Pay Per View)番組を購入していたのだが、ここ最近は買っていなかった。自宅の電話回線をフレッツ光に変更した頃から、購入できなくなっていたのである。CTUに接続したVoIPアダプタのTEL端子から分岐して、家電(いえでん)とスカパー!HDチューナーを接続すると干渉し合うのか、どちらもまともに動かない?のである。フレッツ光にする前は、この分岐方式で、両方生かせていたのだが..

 ..ま、PPV番組など不要不急なので、家電を生かして、スカパー!HDチューナー側を外していた(当然、購入できない)、という次第なのだが..(買えるに越したことは無いが別に買えなくても構わないPPV番組のジャンルとは何か、などは、まったく余計な詮索というものである [;^.^])今回、DMR−BZT700にLAN経由の録画を行なうために、スカパー!HDチューナーをLANに接続したのだが(これまで接続していなかったのだ)、取扱説明書を良く読んだら、LAN経由でPPV番組の購入ができる(正確に言えば、購入情報が送信される)とある。なんだ、電話回線接続はもとより不要だったのか。

 ..というわけで、いそいそとPPV番組の購入を試みてみたら..やはり、できない! 同じエラーメッセージ! さすがに軽く切れて、サポートに電話したところ、(従来、サポートに電話していなかったということからも、PPV番組の購入が、いかに「軽い」問題であるかが解ろうというものである [;^J^]、)たちどころに解決。チューナーをリセットして、数分間待つ。これだけ [;^J^]。どうも、購入情報の送信に時間がかかるらしく、これまで、購入できないままに何度も購入を試みていたために、送信されるべき購入情報がチューナーの内部のキャッシュに溜まってた?みたいな状況であると、理解した。ということは、電話回線でも同じことが起きていたと強く推測できるわけで、フレッツ光云々とは無関係だったと思われる。今後はLANにつなぎっぱなしになるので、今さら電話回線に戻して実験することはしないけど。

 というわけで、今後は随時、PPV番組を買えるようになったわけである。めでたい。[^J^]

 約束していた19時を数分過ぎて、ワインの訪問試飲販売のP社のMさん(美人)が来訪する。1時間半ほど試飲と雑談をして、2千円クラスの銘柄を半ダース、4千円クラスの銘柄を半ダース、合わせて3万9千円分、購入する。(今週土曜日に届けてもらう。)ちなみに、商談90分は長いのではないか、美人だからではないか、などは、まったく余計な詮索というものである。[^.^]

*目次へ戻る


*2011年03月02日:無意味な節約


 これは、昨日の日記に書き忘れていたことであるが..昨日は天気予報が芳しく無いために自動車で出勤した。その朝の出勤時の目撃談である。

 バス停でバスを追い越す時に、右ウィンカーを出す車は、ここ浜松では極めて珍しいとはいえ、しかし(私以外に)数十台に1台ぐらいは、いないわけではない。しかし昨朝目撃したのは、右ウィンカーを出して追い越したあと、戻るときに左ウィンカーを出す車だったのである! ..いや、もちろん、これが正しいのであるが [;^.^]、浜松では、私以外に左ウィンカーを出す車を、はじめて見たかも。[;^J^]

 さて、つい最近久しぶりに、購入価格9万円強のAV機器を買ったわけであるが..改めて痛感するのは、(ジャンルを問わず)レコーダーやプレイヤーの類を買うときに、数千円程度の節約など、無意味だということである。ブランクメディアの数十枚分、パッケージメディアの数枚分である。つまり、購入時の一時金よりも、それ以降のランニングコストの方が、圧倒的に高いのだ。1円でも廉く買おうと努力する姿勢は正しいが、その程度の節約は、一瞬で吹き飛ぶ。トレードオフ無しに廉く買えるのならば何の問題も無いが、もしも廉く買うために何かを(例えば品質を)犠牲にするのならば、もう一度考え直す方がいい。

*目次へ戻る


*2011年03月03日:カンニング逮捕事件


 (カンニング事件、ではなく。)

 ネット掲示板を使ったカンニング事件。今日の時点の報道では、組織的なカンニングではなかったようで、大山鳴動鼠一匹、といったところか。大学側の対応は、いかにも大げさだったように見えるが、それは結果論というもので、当初の段階では、大規模なカンニングネットワーク(組織)の存在の可能性を排除できず、その場合、大学の調査能力を越えることは明らかなので、警察沙汰にしたこと自体が間違いだったとは思えない。

 しかし、じゃぁ逮捕に値するほどの大事(おおごと)か?といえば、それはまた別問題である。体裁よく言えば、一罰百戒。わかりやすく言えば、見せしめ。もっとはっきり言えば、ここまで問題を大きくしてしまった以上、逮捕でもしなけりゃ引っ込みがつかない、といったところだろうか。

 それにしても、携帯から足がつく可能性に、気が付かなかったのだろうか。多くの人が抱いたであろう「ネットを使いこなす知能犯」という印象とは正反対の、「実はネット(IT)のことはよく知らない人」に過ぎなかったようである。

*目次へ戻る


*2011年03月04日:変な患者


 目が痒い..[/_;]

 ..ので、ネタをしぼり出す気力も無く、先日、I医院の待合室で目撃した「変な」患者について、筆の向くままに書き流すことにする。[;_ _][;^J^]

 待合室は混んでいた。どうやらその人は1時間以上待っていたようで、あと30分以上待たされるのも確実。いらいらを隠し切れないのはよくあることだし、そこまでは別に「変」ではない。

 まるで、子どもなのである。作業服を着たブルーカラーで、上背は無いが肉付きの良い大人で、年齢は30台後半から40台前半ぐらい? それが、満員の待合室の床の真ん中で、ベタ座りしたり、大の字になって寝たり、その他、さまざまな姿勢でゴロゴロと。かと思えば、DSでゲームに熱中したり。

 知的障害者だろうか?と疑ったのは、彼の連れの女性(こちらはもちろん行儀良く、ソファーに腰掛けている)の存在である。彼の(多少ともいらいらを含んだ)話しかけに対する、丁寧な「あやすような」対応が、なんとなく「付き添い」的だったからである。しかしもちろん、彼女に訊いたわけではなく、私の推測(印象)に過ぎない。

 そして彼の言葉遣いは、まるで子どもっぽいものであったのだが、極めて(年齢相応に)大人びる瞬間というか、時間帯がある。それは、彼が目下取り組んでいるDSゲームの必勝法を、(さほど関心を示していない)彼女に(一方的に)教え伝えるときである。実に見事に論理的に語るのである。この時ばかりは、たとえば自動車整備工場の現場監督に見える..しかし次の瞬間、両手を投げ出して床に突っ伏したりするのである..

 彼が知的障害者なのかどうか、私はついに判断できなかった。ただ、ある種のオタクの振舞いは、このような印象を人に与えるのであろうな、と思った次第であった。[_ _][;^J^]

*目次へ戻る


*2011年03月05日:久々の日光浴


 11時頃に、ワインが届いた。代引き39,054円。快晴なので、すぐに外出。湯風景しおりに11:20から14:10まで。

 久々の(鳥肌フリーの [;^.^])日光浴である。とはいえもちろん汗をかくことはないし、風が強くなると、さすがにいささか寒く感じたが。

 体重は、標準体重を1キロ以上、下回ってしまった。まぁ、この程度は誤差範囲と考えるべきであるが、先週末の(体脂肪量、体脂肪率の)測定と考え合わせても、脂肪の減り方に筋肉の増加が追いついていないのである。自転車に乗ってるだけだと、こうなるのかなぁ。筋トレもすべきだろうか。自転車に乗ることは、辛いよりも圧倒的に楽しいばかりであるが、筋トレは、もしかすると逆なのではあるまいか。私は、辛いばかりで楽しくないことは、したくないのだが..(← セイラの声で、「軟弱者!」、と、罵倒してください。[;_ _][;^.^])

 15時、帰宅。あとは寝るまで、積読消化と録画消化。

*目次へ戻る


*2011年03月06日:目薬/天狗/「逃走中」


 ついにたまりかねて、朝いちで志都呂イオンへ自転車を走らせ、G眼科で目薬を処方してもらう。(眼科はほかにもたくさんあるのに、何故わざわざここまで来たのかというと、浜松駅前のコンタクトのアイシティがいつの間にか撤退しており、至近距離のアイシティが志都呂イオン店になっていたからである。ここで眼科診療をしてもらうときは、G眼科にお世話になることになる。)

 ちなみに、「飲み薬も処方しましょうか?」と訊かれたのだが、「目薬だけで結構です」、と、毅然として答えたのであった。なぜなら私は、花粉症などであるはずがないからである [;^J^]。単に、この目の痒みを抑えたいだけなのである。[;^.^]

 イオン内のジャスコで少し買い物してから、昼食は佐鳴台の天狗。天狗に来るのはいったい何年ぶり? 引き続き、佐鳴台の某リサイクルショップと、ハマラジにも寄るが、これといった収穫は無し。ハマラジはいつの間にか店舗面積が狭くなってしまったなぁ。まぁ、「プログレ」コーナーがいまだに健在なのは心強いが、品揃えは減ってしまった。14時過ぎに帰宅。

 帰宅してから、RD−X5のHDD内に取り残された録画の消化など。まだあと、60時間以上ある。[;^.^]

 今夜の「逃走中」(フジテレビ系)は、まぁまぁの出来。とあるテーマパークにおける某国大統領の暗殺計画、というミニドラマと同時進行だが、暗殺者を演じるのは、ゴルゴ松本..そりゃ当然、そうだわな。[;^.^]

 エンディングで、シリーズを通じてのSF的なメタな舞台設定が、いよいよ明らかになってきた。次回では、ハンターの正体もついに明らかになるようだが、どの程度のレベルのSFに着地するのか(あるいは(恐らく)腰砕けに終わるのか [;^J^])、見ものである。[^.^]

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 10 2011
Copyright (C) 2011 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]