*2010年03月01日:Webメールについて
*2010年03月02日:嫌がらせに屈す その一
*2010年03月03日:「函」をめぐって
*2010年03月04日:紙と鉛筆
*2010年03月05日:BISのシベリウス全集
*2010年03月06日:嫌がらせに屈す その二
*2010年03月07日:Gala工房
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*2010年03月01日:Webメールについて


 歴史的経緯により [;^J^]、私は rinc というインターネットユーザーのグループに所属しているのだが、このグループが使用しているメールのホスティングサービスが、さくらインターネットから Google Apps へ移行することになった。(Gmail を、独自ドメイン RINC.OR.JP/RINC.JP で使用する。)

 移行のメリットは、

* 1アカウントあたりのメール容量が 30MB から 7000MB 以上に増大!
* 迷惑メールフィルタが強力!
* 使い勝手の良いウェブメール画面!

 ..といったところで、大変、結構なことである。[^J^]

 この機会に、猫も杓子も犬でも猿でも(← こらこら [;^J^])すなるうぇぶめ〜るとやらに、全面的に移行してもいいかも知れないな。昔は、個人情報をネット上に置くことにどうしても抵抗があったし、それは実は今でも変わらない。メール本体ともなれば、個人情報どころかプライバシーの最奥ともいえるものなのであるが..まぁもう、そう言っていても仕方がない世の中ではある。実際、私が愛用している iPhone のとあるアプリは、かなりディープな(とりわけストーキングには最適♪な [;^.^])個人情報をサーバーに蓄えているのだが、そこをクラッキングされたら..と心配しだすと、この重宝なアプリは使えなくなってしまうのである。

 取りあえず、Gmail の個人アカウントの設定はもうできるようなので、(メールがこちらに転送されてくるのは数週間先のことになるが、)GUIの使い勝手を確認するために試用してみた。

 ..なるほど。自宅のXPデスクトップでは特に問題はないが、リブ100では遅すぎて、全く使い物にならない。(CPUは初代ペンティアム相当、クロックは133MHz、メインメモリは64Mバイトという逸品でしてね。[;^.^])文章書き/データベースメンテ/ホームページメンテ/資料整理のプラットフォームがリブ100である以上、リブ100でメールを読み書きできないと話にならない。

 やはりリブ100では、Becky!からIMAPで読むことになるなぁ..(出先ではウェブメールで読むとして。)

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*2010年03月02日:嫌がらせに屈す その一


 「百鬼夜行抄」(今市子)の単行本(朝日新聞社、眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)の第17巻と第18巻を買う。いつまでも文庫化せずに放置プレイ、という朝日新聞社の嫌がらせに屈したのである。[;_ _]凸

 告白すると、(この2巻に限ったことではないが)1回読んだだけでは良くわからないエピソードが、多々ある [;_ _]。2回読んで、ようやく腑に落ちるのであるが..ネット上のレビューをいくつか拾い読みしてみたところ、こういう人は珍しくないようなので、大変、安堵している次第であった。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 この2巻で特に印象に残ったのは、「付け馬」「黄金の山」「三人法師」「一陽来復」といったところ。

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*2010年03月03日:「函」をめぐって


 業務上、知りえた秘密というほどのものでもないので書いてしまうが..工場内に「かよいばこ」が積み上げられている一角があるのだが、それらの外装に「通函箱」と印刷されているのである。これはダメでしょう [;^J^]。これでは「かよいばこばこ」になってしまう。「函」という漢字の意味を知らんのかな。(これらの箱が社内で作られたものか、外注業者が作ったものかは、わかりませんが。)

 「函」とくれば「函数」である。(着いて来れない読者は置いていく。[;^J^])まぁ実際には(手書きでは)「凾数」と書いているのだが、端末の環境によっては変換できない(または手間取る)ことが多く、その場合は「函数」で妥協している。少なくとも「関数」とは書かないし、タイプしない。

 なぜなら、無意味な文字列だからだ。そもそも「function」に「函」という漢字が当てられたのは、「発音が似ている」ことと、「function の意味(機能)」を(black BOX として)「函」で説明することができることを、巧妙に掛けているのである..と、30年以上前に聞き齧った知識で書きかけて、ふと気になって Wikipedia で「関数」を引いてみたら..

関数をブラックボックスとして説明することがあるが、函数の字義と function の意味は関係がない。これは英語 function の中国における訳語である函数(ha'nshu`)をそのまま輸入したものである。

 ..だってさ [;^J^]。トホホ..[;^.^](一般に、Wikipedia の記述を無条件に信じることはしないのだが、この記述には(書籍の)出典がリンクされているので、一定の信頼性は担保されていると考える。)

 いずれにせよ、当用漢字に含まれていないという理由で「函」が「関」に置き換えられただけのことであり、従って、「関数」という文字列には何の意味も由来もないのである..まぁ、こんな例は掃いて捨てるほどあるので、いちいち目くじら立てても仕方がないのではあるが、何故かとりわけ「関数」が、酷く私の神経を逆なでするのであった。[;_ _][;^.^]

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*2010年03月04日:紙と鉛筆


 今を去ること数十年前。ワープロ(ワードプロセッサー)の普及当初には、もっぱら「清書用」に用いられていたのである。ワープロの前に座って文書の構成を考えたり、文章を練ることはしなかった。まぁ、無理もない。何しろ高価な(数百万円もする)機械であり、大学の場合、どんなに多くても研究室に1台。通常は「フロア」に1〜2台、という有様だったのだから、長時間占有されては困るのである。文章が固まっていないのなら出直して、後に並んでいる学生たちに席を譲れ、という訳だ。

 この(もっぱら「清書用」に用いるという)風潮は、ハードウェアとしてのワープロではなく、パソコンソフトとしての(遥かに廉価な)ワープロソフトが広く普及してからも、かなり残っていたように思う。もしかすると、和文タイプで公用文書を作成する様な感覚だったのかも知れない。

 その後、「ワープロソフト(やテキストエディタ)は、下書きにこそ使え!」、と、風向きが変わった。理由は言うまでもないだろう。原稿用紙に手書きするのと異なり、電子文書は「徹底的な書き直し」が出来るからだ。細かい推敲は言うまでもなく、文書の構成自体をパラグラフ単位で入れ替えつつ、レポート/論文/稟議書/ラブレター等などを、組み立てることができるのである。手書きでは時間的にも物理的にも不可能なことが、ワープロ/テキストエディタでは可能なのである。まさにITの恩恵である。

 しかし時代は一巡りして、今また、「下書き(草案)の段階では、ワープロ/エディタを使うな!」、と(少なくとも一部では)叫ばれているようだ。(私がこの新たな風潮に気が付いたのは21世紀になってからだが、あるいは20年ぐらい前から常識だったのでしょうか? [;^J^])その理由は、「編集のしやすさ」自体にある。あまりに容易にカット/コピー/ペーストが出来てしまうが故に、一度タイプした文章や文字列(あるいはパラグラフ/セクション)が、いつまでも再利用され続ける。一度タイプした文章や思考に縛られ続ける。ゼロベースで考え直す習慣(というか「根性」)が失われる..

 ..という風潮に「乗った」というわけでもないのだが、私は今では、できるだけ「紙と鉛筆」を使うようにしている。業務上の文書の例は挙げにくいが、たとえば「日本幻想作家事典」の附録の「怪奇幻想漫画家事典」の「手塚治虫」の項の構成を確定するまでに、数十枚もの裏紙を使った。森林資源保護の観点からは、地球に優しくなかったかも知れないが..

 アウトラインプロセッサの類は便利だが、手塚治虫の作品群の分類基準を「あーでもない、こーでもない..」、と、「毎回ゼロから考え直す」用途には、確かにあまり向いていなかったと思うのである。

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*2010年03月05日:BISのシベリウス全集


 BISのシベリウス全集のスケジュールを確認した。(→ http://www.bis.se/bis_pages/bis_sibelius-edition.php)..なるほど、いささか遅れが発生しているが、来年8月には完結させるつもりらしい。(現時点では。[;^J^])

 ちなみにこの全集の大きな魅力のひとつは、上記のリンクをクリックしていただけるとわかるのだが、13巻そろえて並べると、背表紙部分に、フィンランドの森と湖(と鳥)の、実に美しい写真が現れることである。また、この写真から一目瞭然だとは思うが、巻数(全13巻)と、名前の「JEAN SIBELIUS」が(スペース込みで)全13文字であることが、符合している。名前から逆算して巻数を決定したのかどうかまでは、知らないが..

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*2010年03月06日:嫌がらせに屈す その二


 雨。昼前に車で起動。駅南の「新川南駐車場」に車を入れて、いつものチケット屋で、新幹線の回数券(浜松 ⇔ 東京)を2枚購入。昼食は、有楽街の「つけ丸」でつけ麺。ここに来るのは初めてだが、なかなか美味い。

 メイワン谷島屋で、「雨柳堂夢咄」(波津彬子)の単行本(朝日新聞社、眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)の其ノ十一と其ノ十二を買う。いつまでも文庫化せずに放置プレイ、という朝日新聞社の嫌がらせに屈したのである [;^.^]凸。駐車場に戻って、共通駐車サービス券で400円支払う。期限切れではなかったようで、無事に受理された。

 帰宅してから、「雨柳堂夢咄」その他、読書やCDや録画消化などで、終日ゴロゴロ、屑人間をする。

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*2010年03月07日:Gala工房


 朝から雨。昼食は外食。久しぶりにホワイトストリートの「はやたろう」で「黒旨太肉麺」。結構美味い。今日は日光浴はできないにせよ、週に一度はサウナで汗を流したいので、湯風景しおりへ。ひととおり汗を流して暖まって、休憩室(食堂)でまったりとする。

 13時過ぎに iPhone でmixiにアクセスしてみたら、マイミクのNさんからメッセージが入っていた。送信は11時過ぎである [;^J^]。今、Tさん、Sさんと、掛川に向かっている、とのこと。

 電話してみたが、ちょっと取り込み中っぽいので、いったん帰宅して、再度連絡することにする..が、湯風景しおりの出口の外の傘立てで、プチトラブル。数字錠をアンロックできない [;^J^]。どうもセットする時に、数字の憶え方(憶える箇所)を間違えていたようで、記憶している暗証番号をセットしても開かないのである..

 ..で、我ながら困ったもんだ、と、ガチャガチャ総当りで数字をセットして、たちまち開錠してしまったのであった [;^J^]。なぜそんなことが出来るのかって? 理由は簡単。この数字錠は「2桁」だからである。暗証番号を知っていようが知っていまいが、あっという間に総当り方式で開錠できることを、たった今、立証した。[;^.^][;^.^][;^.^]凸

 受付の担当者に注意を喚起しても仕方がないだろうし、今度、投書でもしてやらないといかんな、と、思いつつ、いったん帰宅。自宅で改めてNさんと電話連絡。どうやら、掛川でベーゼンドルファー5台で遊んでいるらしい。(ベーゼンドルファーというのは、おフランス..ではなく、ドイツのピアノのブランドのひとつである。)事情が良くみえないが [;^J^]、暇なので遊びにいくことにした。14:30に自宅を出て、浜松駅15:19発のこだまで掛川駅着15:30。迎えに来ていただいたTさんの車で「Gala工房」に着いたのが、15:40。

 閑静な住宅街の中の、大きめの邸宅という体であったが、「ピアノ修理調律販売 音楽教室 音楽企画」の会社である。ベーゼンドルファーやスタインウェイなどが5台並んでいて(そのほかにもまだ数台あるが)、弾き比べできる。ここを運営されているFさんから、興味深いお話をいろいろ伺えた。Nさん、Tさん、Sさんは、ピアノ、トランペット、サックス、フルートで持参楽譜を(バッハからさだまさしまで [;^J^])弾き倒した。Fさんによれば、ここでオフをしても良いとのこと。[^J^]

 17:50においとまして、夕食の店を探す。誰も(掛川駅周辺の)土地勘がないのだが、ふと見つけた「団欒畑」という店が、当たりであった。ワインが豊富で食事も美味い。[^J^]

 音楽の話、昔のテレビ番組の話。私は例によって iPhone の紹介をしたのだが、「(使ってわかる)iPhone の弱点」のひとつとして「GPSの精度の低さ」を挙げたところ、Tさんから、それは iPhone のハードウェア(GPSチップ)がしょぼいのではなく、ソフトバンクのカバー網がしょぼいのである、という情報をいただけた。衛星から受信するGPS信号を地上で補正するのであるが、補正するための地上局の配置が密でない地域では、GPSの精度が粗くなると。なるほど。ソフトバンクのカバー地域はどうしても都市型であり、たとえば八ヶ岳ではまともに入らないとのことであるが、「新幹線の駅からの距離」を「都会度」の尺度として仮に採用してみると、浜松の自宅近辺は浜松駅からごく近く、横浜鶴ヶ峰の実家近辺は新横浜駅からかなり遠いので、前者では iPhone のGPSの精度が非常に良く、後者ではほとんどキロ単位で狂いっぱなし、という現状を、よく説明できている。

 19:50に退出。ひとり3千円なら廉い。掛川駅まで送っていただき、20:14のこだま。20:55に浜松の自宅に帰宅。なかなか楽しい一日であった。[^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 11 2010
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