*2009年11月16日:FireFox に乗り換える
*2009年11月17日:炬燵を出したいと思えども..
*2009年11月18日:島本和彦の同人誌
*2009年11月19日:アッカーマンション
*2009年11月20日:はやぶさ、復活!
*2009年11月21日:B電器が来る
*2009年11月22日:ようやくスケジューラ [;^.^]
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*2009年11月16日:FireFox に乗り換える


 先週、MobileMe を利用するために自宅のXPデスクトップに Safari をインストールしたのだが、動作確認も兼ねて、FireFox を改めてインストールした。(IE では MobileMe は使えないのです。)別にアップルを信用していないわけではなく [;^J^]、必要以上にアップルへの依存度を高くしたくないだけのことである。他意は、少ししかありません。[_ _][;^.^]

 ..FireFox、速い!(速度を評価する前に切り替えてしまったのでわからないが、多分、Safari も同様に速いのだろう。)うーむ、これまで、IE をイライラしながら使ってきたのは、いかにも残念なことであった [;_ _]凸。会社では業務ツールの関係上、IE を使わざるを得ないこともあるのだが、自宅ではそのような制約は無いので、さっそく、「標準で使うブラウザ」を FireFox に切り替えた。会社でも、別に FireFox が禁止されているわけではなく、単に情報システム部がサポートしてくれないだけのことなので、適宜使い分けることとしよう。

 今日は、iPhone に以下のアプリをインストールしてみた。

* TiltShift Generator(115円)
トイカメラシリーズのひとつで、「被写界深度をコントロールし、実際の風景をミニチュアのように撮影した写真」を作り出すツールである。(紹介記事)これは面白い。また、ミニチュア効果に特化しているというわけでもなく、色調を弄ってレトロ風味をまぶすのにも使える。同じフェイクレトロツールでも「Camera Kit」とは異なる雰囲気を作り出せるので、楽しく使い分けられそうだ。一方で下処理してから、もう一方でさらに効果を付加するなど、凝ったことはいくらでもできるのだが..こんなことをしていると、もちろん、そもそも何をやりたかったのかを見失い、わけのわからないぐちゃぐちゃでぬとぬとな写真に成り果ててしまうのであった。[;^.^]

 テレビの受信状態が悪い件、大家さんに対応依頼の電話をした。

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*2009年11月17日:炬燵を出したいと思えども..


 いよいよ寒くなってきた。そろそろコタツを出さなくては..

 実は、コタツを「出す」という言い方は、私の自宅の場合、正しくない。卓袱台がわりに、一年中、コタツを(フトンを掛けずに)使っているからである。単にそれにフトンを掛け、コンセントにつないでスイッチを入れればいいだけのことなのであるが..

 問題は、天板の上にうず高く(← ターヘルアナトミア風に [;^.^])積み上げられている物品群なのである [;_ _]。これらをどけなければ天板を動かすことができず、つまり、コタツブトンを掛けることも出来ないのであるが..この物品群の量が、半端じゃなくってさ [;_ _]。これらを動かすぐらいなら、コタツを出さずに(スイッチを入れずに)我慢してしまう..

 ..こうなると、私は粘り強いんだ。[^.^](← 威張ってる場合じゃないのである。[;^J^])

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*2009年11月18日:島本和彦の同人誌


 島本和彦のオフィシャル同人誌をしばらく購入していなかったな、と、「公式ブログ(島本の感想文)」から「new島本同人誌通販情報」へと辿ってみたら..うわわ、これは痛い! 在庫が5冊(と、近日入荷予定が1冊)表示されるのだが、「きのうの島本さん」の在庫が、「6」と「7」しかない! 私は「1」しか持っていないのだ。「2」から「5」まで買い逃してしまった![/_;]

 調べてみたら、「きのうの島本さん 1」の発行は、2006年8月。私が最後に購入したオフィシャル同人誌は、2006年12月発行の「島本式」である。3年間も目を離していれば、仕方がないか..

 それにしても、いったい何冊、買い逃がしてしまったんだろう。このページにはこれまで発行された(既に完売した)同人誌の一覧表が無いので、わからない。ネット上で軽く検索してみたのだが、そのようなリストは(直ちには)見つからなかった。全くもって、どうして世の中の人は(一般に)「リスト」を作らないのだろう! [;^.^][;^.^][;^.^]凸

 ..閑話休題。[;_ _][;^J^]

 とにもかくにも、「きのうの島本さん」シリーズで4冊。その他の同人誌が、推測するに10冊弱..

 ..どーでもいいが、この3年間、


単行本より同人誌の方を、たくさん出してるんじゃねーの!?


 ..すみません。これは、言ってはいけないことでした..m[;_ _]mm[;_ _]mm[;_ _]m[;^.^]

 う〜〜〜、それにしても、これからヤフオクなどで買い集めなくちゃならんのか〜。無駄に高くつくんだよなぁ..

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*2009年11月19日:アッカーマンション


 B電器から電話。大家さんからの連絡を受けて、今週土曜日に、テレビの受信状態を見に来てくれるらしい。それはありがたいのだが..他人が入れる状態の部屋ではないし..テレビの裏面にアクセスするためには、本とDVDの広大な山脈を移動しなくてはならないし..[;_ _](リモコンで操作する分には本体に近づく必要は無いので、問題無いのです。(← しない方がマシなフォロー [;^.^]))

 「フォレスト・J・アッカーマン ホラーSFコレクション博物館」(石田一、キャッスル・カンパニー)を一読。フォレスト・J・アッカーマンについては、はてなキーワードのページを参照のこと。いくつもの顔があるが、この本で主として扱っているのは、「世界一のSF&ホラーのコレクターとしてのアッカーマン」であり、「アッカーマンション」と呼ばれた彼の邸宅に集められた厖大な量のコレクション(のごく一部)を紹介するものである。

 やはり、面白い。この種の写真集(というかムックというか)としては、 「図説 ロボット」「図説 ロケット」「図説 異星人」の「野田SFコレクション 三部作」があるが、本書はホラーが主体であるだけに、内容がほとんど被っていないのも嬉しいことである。この厖大で貴重なコレクションの大半が晩年には売却されていたというのは、なんとも寂しい話だが..しかしそれも、滅びの美学がビルトインされている私の琴線に響くところはある。(野田コレクションは、早川書房に寄贈されたと聞いた。Wikipedia の早川書房の項によると、「ハヤカワライブラリー 野田昌宏文庫」として管理・公開しているらしい。)

 本書には、ネガティヴポイントもいくつかある。多少の誤植は不問に処すとして、パルプマガジンの章でパルプマガジンの書影をたくさん掲載しているのだが、発行年が記載されていない例が多すぎる。ちょっと信じられない情報欠落である。また、これは言うだけ野暮なのだが..著者である石田一が「出過ぎている」。本書は厳密に言うと、「アッカーマンのコレクション」についての本ではなく、「アッカーマンと私」についての本なのである。まぁ、それはそれでも構わないが..たとえば、アッカーマンと石田一のツーショットの写真が無駄だとは言わないが、アッカーマンが写っていない、ブラッドベリと石田一のツーショット、ロバート・ブロックと石田一のツーショットなどを載せるぐらいなら、アッカーマンションのコレクションの写真を、1ページでも増やして欲しかったと思う。

 ..まぁ、こういう本を作ってくれたことには感謝するし、「出過ぎてしまう」気持ちは、非常に良くわかるので [;^J^]、あまり固いことは言いたくない。ちょっと、イラッとしただけです。[;_ _][;^.^]

 ついでに、もう1冊。先日観て来た、国立西洋美術館の「古代ローマ帝国の遺産」展の図録を読んでいなかったので、パラパラと目を通したところ、面白い一節が見つかった。

それぞれの貨幣の価値が十進法に沿っていないのは不便なように思えるが、古代世界の度量衡は、二倍、四倍という単位になっていることのほうが一般的だった。(88頁)

 ..その方が、よっぽど便利ではないか [;^.^]。人類文明は、どこから退化し始めたのか。[;^.^]凸

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*2009年11月20日:はやぶさ、復活!


 正直なところ、もうすっかり諦めていたのだが、なんと、はやぶさが(ボロボロの状態ではあるが)地球に向かっているという。ほとんど致命的とも思えるエンジントラブルを、壊れた部品をふたつ組み合わせて動かすという技で乗り切ったのである!

 久々の明るいニュースに他ならないのだが..以下に、Asahi.com の記事を(含むところがあるので [;^J^])全文引用してみよう。

 小惑星への着陸に初めて成功したものの、来年6月の地球帰還が危ぶまれている探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は19日、運用を止めていた2基のエンジンの機能を半分ずつ組み合わせることで再出発したと発表した。しかし、年内に再びトラブルが起きれば帰還はさらに3年延びるといい、綱渡りの運用が続いている。

 はやぶさには長距離航行用のイオンエンジンが4基ある。1基は打ち上げ直後から不安定で運転を止め、もう1基も07年から休止。今月初旬にはさらに1基が劣化のため自動停止した。このままでは帰還に必要な速度まで加速できないことがわかった。

 各エンジンには、プラスとマイナスの電荷を出す機器が対で付いている。宇宙機構は問題発生後、最初に止まった1基のエンジンのマイナス側と、2番目のプラス側を組み合わせる運転を試みたところ、1週間運用した結果、十分な推進力が得られることが分かったという。

 はやぶさの開発と打ち上げにかかった費用は計約210億円。運用費は年約1億円といい、帰還が3年延びればさらに3億円程度増える。(東山正宜)

 ..どうも、引っかかる書き方だなぁ。なんの高揚感も感じられない冷たい筆致はともかく、最終パラグラフは、いったい、何を言いたいんだろう。そもそも最初からこんなものを打ち上げなければ良かったのに..というニュアンスすら、感じられるんですが。

 対比のために、四国新聞社の11月24日付のニュース(「 傷だらけのはやぶさ」)も、全文引用しておこう。

 もう何度目になるか分からないが、またもピンチを乗り切った。4年前、地球から約3億キロ離れた小惑星に着陸し、今は地球帰還を目指している日本製探査機「はやぶさ」だ。

 はやぶさは傷だらけである。自律制御装置は壊れたし、小惑星に離着陸した際には燃料漏れを起こした。そのたび技術者たちは、ネジ回しで針金を曲げ、ペンチでネジを回すような「裏技」を駆使し、乗り切ってきた(吉田武「はやぶさ」幻冬舎)。

 今度はエンジントラブルだった。4つあるイオンエンジンのうち3つが停止、残る1つも経年劣化が激しく、帰還が難しくなった。そこで停止中の2つから壊れていない部品を組み合わせ、新たに1つ分の能力を引き出したのだった。

 ピンチが多いのも当然だろう。何しろ目指す先は、誰も見たことがない未知の世界。小惑星の表面がどうなっているのかも分からなかったし、太陽光がどう影響するかも分からなかった。

 宇宙ではトラブルは起きるもの、大事なのはどう立て直すかだ。そのために技術者たちは、できる限りトラブルを事前に想定し、それに対処する方法を考えておく。そんな土台があるからこそ、ピンチを脱出する知恵や工夫も生まれる。

 ここでの技術者を、理想の政治家や経営者に置き換える人もいるだろう。はやぶさの行方を自分の人生になぞらえる人もいるかもしれない。はやぶさに積まれているのは、科学技術の粋だけではない。帰還は来年6月の予定。無事に地球に帰ってこい。
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*2009年11月21日:B電器が来る


 朝いちでO内科で血液検査。クリーニング出ししてから、片付けと掃除 [;_ _][;^.^]。13:20にB電器が来て、テレビの受信不良の調査をする。今日のところは原因究明のみで、悪いのは屋根の上と確定。一週間以内に対処するとのこと。

 駅前のビックカメラで、iPhone 用の耳かけヘッドフォンを購入する。ウォーキング用である。まぁなんと言いましょうか、健康のためにせっせと歩かなければならない事態に追い込まれているのですが [;_ _][;^J^]、どうしても「さぼってしまう」というか「腰が重い」のは、その時間が「無駄」に思えてしまうからである。早い話が、読書時間が削られる。[;_ _](全てのメタボな読書家からの絶大な賛同が得られたことと確信しております。[;^.^])自宅から6キロ半の事業所に勤務していたときは、徒歩通勤で二宮金次郎していたこともあるのだが、今は徒歩通勤は無理な距離だし、この季節、帰宅後には既に暗く(ついでに出勤前もまだ薄暗く)、この時間帯にウォーキングをすると、歩きながら本を読むことができない..

 ..が、読書は無理でも、せめて音楽を聴きながら歩けば、「時間の無駄感」は大幅に低減するのではないか、と、(今ごろになって)気がつきましてね [;^J^]。そこで、アウトドア用のヘッドフォンを買いにきたという次第。iPhone に付属してきたイヤフォンは耳の中に突っ込むタイプで、私はこれが大嫌い。[;^J^](左耳の内部の容積が小さいのか、押し込んでも落ちてしまうのである。)種類が多すぎて困惑したが、まぁ無難なものを選んだ。いっそ、女性用の、小悪魔agehaなヘッドフォンでも買ってやろうかと思ったのだが、ここで無茶をする必要は無いので、思いとどまりました [;^.^]。あとは、歩けばいいだけのことなんですけどね。[;^J^]

 開店一周年だとかで、それなりのお祭りムードである。ウルトラセブンの握手会とか、やってるし。[;^J^](年齢制限は無いのだが、これもまた、思いとどまりました。[;^.^])

 隣の遠鉄デパートのデパ地下で惣菜(サラダ系)を買い込んで帰宅。昨日購入した「DVDデータ」誌をパラ見して..ついに来たか。「ブルーレイソフト」がジャンル分けされている。これまでは、「洋画」「邦画」「アニメ」などの分類と同じレベルで「ブルーレイ」だったのだが、ブルーレイソフトが同様の分類基準で細分化されている。ようやく、「ブルーレイソフト」が「DVDソフト」と対等の地位に、格上げされたのである。(これはかつて、「レコード」と「CD」でも起きたことである。)

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*2009年11月22日:ようやくスケジューラ [;^.^]


 今日は、iPhone に、以下のアプリをインストールした。

* スタンぱ!絵文字&モザイク(230円)
紹介記事参照。)写真に、「絵文字」「モザイク」「ぼかし」の3種類のスタンプを押すツール。私にとっては絵文字はどうでもよくって、要するに「モザイク」「ぼかし」用である。昨日撮ったウルトラセブンの写真を掲載するに際して、個人情報(坊やとおっさんの顔)を隠すために調達したのであった [;^J^]。ハートマークや(小悪魔agehaな)キラキラデコレーションをスタンプする機会は一生無いと思うが、もしもいつか血迷って、そのようなことをした写真を掲載してしまったら、その時は許してください。[;_ _][;^.^]

Picture Picture 左の写真が、このアプリで顔にぼかしを入れたもの。(なんか、不気味だな。[;^J^])右の写真が、月曜日にダウンロードした「TiltShift Generator」で遊んでみたもの [;^J^]。こんなことしてると、きりがありませんが。[;^.^]

ちなみに、これらの写真(特に、TiltShift Generator で加工する前の左の写真)がなんだかしゃっきりしないのは、私が iPhone で撮影した写真を取り回すときにしばしばやってしまう間違いのせいである。iPhone で写真を撮ると(デフォルトで?)800×600ピクセルになるのだが、廃墟通信に掲載する写真の解像度は640×480と決めているので、iPhone の「resize」で解像度を落として、メールで(通例使っているリブ100から取り込めるアカウントに)送信する。このとき、iPhone のメーラが、勝手に800×600に解像度を直してしまうのである。で、リブ100で受信して、改めて(舌打ちしながら)解像度を落とす..つまり、800×600 → 640×480 → 800×600 → 640×480、と、圧縮伸張のパスを、全く無駄に一往復余分に通ってしまっているのだった。[;^J^]
* clinometer(115円)
紹介記事参照。)水準器・傾斜計である。要は、書架(書棚)の傾きチェック用である [;^J^]。水準器は持っているのだが、傾斜計は持っていませんでしたのでね。まぁ、半分は洒落である。
* さいすけ(1200円)
紹介記事参照。)ようやく、スケジューラを導入した [;^J^]。Googleカレンダーと同期する。これは、もっと早く使い始めるべきだったかな。非常に便利。特に使いやすいのは、「予定」と「場所」を、過去の入力履歴から選ぶことができることであり、さらにこの履歴リストを編集して、入力頻度の高い「予定」や「場所」を予め(しかるべき順序で)設定しておくことができるので、入力の手間が大幅に軽減することである。取り合えず、「能率手帳」に書き込んである年内のスケジュールを全て入力して、しばらく運用してみることにする。

 ついでなので、iPhone アプリでもうひとネタ。GoodReader は非常に素晴らしいアプリなのだが、コピペのコピー元にできれば、さらに良いのだが。(参考文献の類を読んでいることが多いので、そこから引用したくなるのですよ。)

 夜になって、B電器から電話。今日の日中、アンテナの修理をしてくれたらしい。(買い物か何かで留守にしていたようだ。)受信状態を確認してくれとのことなので、ひととおりチェック。アナログは問題なし [^J^]。地デジのだいいちテレビ(041)は相変わらず入らないが、そもそも地デジ用のアンテナじゃない(方向が大体合っているので、地デジの入力に流用しているだけである)ので、ここで押すことはできません。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 26 2009
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