*2009年06月15日:人形供養の店
*2009年06月16日:画質設定ミス [/_;]
*2009年06月17日:「メイド刑事」
*2009年06月18日:炭酸水について
*2009年06月19日:「マンガのかきかた」
*2009年06月20日:「PLUTO」
*2009年06月21日:三毛別羆事件
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*2009年06月15日:人形供養の店


 (この話は既に書いていたと思っていたのだが、検索したら、まだ紹介していなかったようである。)私の通勤経路である舘山寺街道に、「人形供養」という看板を出している店がある。朝、北上して通り過ぎるときには気にならないのだが、夕方、南下して通り過ぎるときには、油断していると店内が見えてしまう角度なので注意が必要である。

 なぜなら、大きな市松人形が飾られているからだ。うっかり覗き込んで目が合って(見られて)しまうと、怖いからだ。実のところ、上述のように注意しているので、ここ数年間は店内を覗いておらず、まだそこに市松人形がいるかどうかはわからないのだが..確認することもできないのだ..(「わたしの人形は良い人形」(山岸凉子)を参照のこと。)

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*2009年06月16日:画質設定ミス [/_;]


 夜になって雨が降りだしたと思ったら、盛大に雷鳴が鳴り響き始めた。とはいえ、稲光からのタイムラグは非常に長く、(面倒なので計測はしなかったが)かなりの遠隔地で鳴っていることは間違いない。

 夜も更けてから、ここ最近録画したままHDDからDVD−RやDVD−RAMに落としていなかった番組を整理していて、気がついた。録画の画質設定が、最低(LP2.2)になっている![/_;](ちなみに標準画質はSP4.6、最高画質がSP9.2である。)何かのはずみで、設定を変えてしまっていたらしい。(実は過去に2〜3回、やらかしたことがある誤操作である。)

 それにしても、この設定で録画してしまった番組は、既に一度は再生しているのに、どうしてその時、画質がおかしいことに気がつかなかったのであろうか。それは、「アナログ放送」だったからである。元々画質が悪い(解像度が甘い)画面であるため、さらにそこから少々画質が落ちても、気がつかなかったのである。逆に、この画質で録画してしまった(しかもまだ再生していない)「地デジ」番組がHDDの中に眠っていたので、恐る恐る再生してみたら..無惨..[;_ _][;_ _][;_ _][/_;] 元々高画質なのでギャップが目立つのはもちろんであるが、それだけではなく、アナログをLP2.2で録った「絶対画質」と、地デジをLP2.2で録った「絶対画質」を比較しても、後者の方が低画質である様な気がする。たまたま、この番組だけのことかも知れないが、これはこれで興味深い結果である。

 しかしまぁ、RD−X5を2004年12月に購入してから、そろそろ5年。まだまだ使えるとはいえ、そろそろ本物のハイビジョンの世界に移行してもいい頃合だ。東芝がBlu−ray録再機を(RDシリーズを踏襲したオタク仕様で)出してくれれば、何ひとつ迷う余地はないんだけどなぁ..

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*2009年06月17日:「メイド刑事」


 見落としていた。6月26日から、深夜枠で「メイド刑事(でか)」がスタートする。

 原作(「メイド刑事」(早見裕司、ソフトバンク クリエイティブ、GA文庫))は、2006年発売の第1巻しか読んでいない。つまり、好ましくは思うものの、特段入れ込んではいないシリーズなのだが..福田沙紀主演となると、話は別だ [^.^]。地デジで録画予約しておこう。

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*2009年06月18日:炭酸水について


 カクテル用の炭酸水は、開封したら速やかに(少なくともその日のうちに)使い切らないと、どんなにしっかり栓をしても、気が抜けてしまう。(気が抜けてしまった炭酸水で割ったカクテルなど、飲めたものではない。)だから、1杯だけ飲むつもりだったのに、続けて(その日のうちに)2〜3杯(以上)飲むことになってしまうのである。これが、酒量がなかなか減らない原因なのである。私のせいではないのである。(← 素晴らしく鮮やかな責任転嫁の好例である。[;^.^])

 その意味では、できるだけ小さな単位で買えばいいのだが..このあたりのどの店で買っても似たような価格で、大体、500cc缶が100円くらいであるが、これより小さな(350cc程度の)缶を買うと、割高になるのが悩みどころなのであった。

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*2009年06月19日:「マンガのかきかた」


 毎週金曜日夜の「週刊手塚治虫」(BS2)の今回のゲストは、みうらじゅん。子どもの頃に読んでいたという「マンガのかきかた」(冒険王編集部編、秋田書店)を持参してきていたが、懐かしい! 流石は同世代(というか同い年)だ!(ちなみに同じ1958年生まれには、ほかに、山田五郎、唐沢俊一、とり・みき、岡田斗司夫がいる。オタクの最悪の当たり年なのである。[;^.^][;^.^][;^.^])

 まぁ、「マンガのかきかた」はロングセラーで、版を重ねるたびにサンプルの漫画が入れ替えられるなど、丁寧な編集をされているので、「マンガのかきかた」を持っている同士で同じ読書体験をしているとは、実は必ずしも言えない。(私がこのこと(版によって内容が違う!)に気がついたのは10年以上昔のことで、詳細は1998年12月29日の日記(伊勢丹古本市/「マンガのかきかた」/帰省)に記したとおりである。)しかし、みうらじゅんと私は同い年であるから、まず間違いなく、同じ版を読んでいるであろう。

 実戦的といえば実戦的な本で、どんな道具をそろえるかとか、デッサンの勉強のしかたとか、デフォルメのしかたとかから始まって、終わり頃になると、出版社への持ち込みの仕方とか、出版社ごとに(編集部ごとに)社風も方針も違うから、1社で断られても諦めずに別の会社を回れとか、原稿料の相場とか、エラく具体的で生臭い話になるのであった。[;^J^](こんじょなしの私は、この本を楽しんで読むだけは読んだが、結局、漫画を描く練習など、全くしなかったのであった。)付録の「児童マンガ家名鑑」で、例によって個人情報(住所と電話番号)が思いっきり公開されているのは、隔世の感がある。

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*2009年06月20日:「PLUTO」


 「PLUTO」(浦沢直樹)の第8巻(最終巻)の豪華版が平積みされていたので購入。発売は月末だと思っていたが..あれは通常版の方だったかな。前にも書いたと思うが、この作品、後半で失速していると思う。伏線を回収しきれていないし、特にこの最終回には、全く納得がいかない..が、前半の(PLUTOが具体的に登場するまでの)サスペンスは素晴らしく、魅力的なロボットも多く、私は大いに楽しませてもらった。「全体としては、傑作」と評価しても良いと思う。

 やや意地悪な(マニアックな)読み方になるが [;^J^]、手塚治虫の原作の「漫画的な絵の世界」を、薄氷を踏むようなきわどさで浦沢直樹の「劇画的な絵の世界」に移植している、その手際が、みどころである。上手くいっている箇所もあれば、失敗している箇所もある。たとえば、「アトム」の姿(設定)は、見事な正解だろう。お尻からマシンガンを撃たないのも正解。しかし、ジェット噴射で空を飛ぶのである。それはこの「絵」では、リアリティを失う、まさにギリギリの描写なのである。[;^J^](最終回では、火砕流の正面に取り残された御茶ノ水博士と中村警部を助けるために、全速で飛んできて、ふたりを一気に空にすくいあげるのだが、この瞬間にふたりとも、内臓をぶちまけて真っぷたつであろう。[;^.^])

 終日、曇天。夜には雨。

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*2009年06月21日:三毛別羆事件


 早朝、かなりの土砂降りでいささか驚いたが、7時には小止みになり、ほどなく上がってしまった。

 とあるブログを読んでいて、「日本最悪の熊害(ゆうがい)事件、三毛別羆事件」という文字列に引っかかり、ウィキペディアしてみた。(恥ずかしながら、この事件、知らなかったのである)..驚愕した。ウィキペディアの、抑制された簡潔な記述で読んですら、息を呑むほどの事件である。ドキュメンタリーを読まないことには話にならんので、アマゾンで早速、「羆嵐」(吉村昭、新潮文庫)をカートに入れる。これだけでは送料が発生してしまうので、数日後の発売になるが、「超弦領域 年刊日本SF傑作選」(創元SF文庫)もカートに入れて(送料を無料にして)会計へ。かくして、街中の本屋で普通に買える本であっても、アマゾンで買うハメになってしまうのである。これが、アマゾンのビジネスモデルってわけさっ

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 24 2009
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