*2000年03月20日:退化について
*2000年03月21日:聖レイを、さらに2冊
*2000年03月22日:とあるアダルト系メール
*2000年03月23日:正しく差別するために
*2000年03月24日:社内瓶
*2000年03月25日:PhotoFinish97
*2000年03月26日:お気楽マタイオフ
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*2000年03月20日:退化について


 いつもの床屋に車を走らせたら、本日休業。仕方が無いので、その足で別の床屋を探したところ、廉い店が見つかった。洗髪付きで1900円。仕事も速く、30分もかからない。無論、仕上げはいい加減おおらかなものであるが、対価とのバランスは取れているので、なんの不満も無い。

 帰宅してから、購入したばかりのスキャナー、キヤノンのFB1200Sのチェック。このハードは、旧式の16ビットTWAIN(スキャナー(等)のためのフロントエンドプロセッサのようなもの)には対応しておらず、従来使用していたスキャニング用のグラフィックソフトであるPhotpFinish(Win3.1時代の16ビットアプリ)は、新式のTWAIN32との組み合わせでは使えない(16ビットTWAINでなければ使えない)ので、必然的に、PhotoFinishはお蔵入りで、このスキャナーに添付されてきた、PhotoShop 5.0LE(と、TWAIN32)を使って、試用してみたのだが..

 ..もうほとんど“宿命的”に予感していたことだが、やはり使いにくい。この、新型アプリ(PhotoShop5.0 LE)と新型TWAIN32の組み合わせの使い勝手は、旧型アプリ(PhotpFinish)と旧型16ビットTWAINの組み合わせに、遙かに及ばないのである。どうして、スキャナーアプリは“退化”するんだろう? 全く理解できない。

 以前、EPSON製のスキャナーを購入した時は、EPSON製のTWAIN32の使い勝手が論外だったので、すぐさま処分した。今回は、上述の「使いやすい16ビットTWAIN」がキヤノン製だったので、同じメーカーのものなら間違いあるまい、と、キヤノンのスキャナー(と、それに添付されている、キヤノン製TWAIN32)を購入したのだが..EPSON製よりは遙かにましだが、同じキヤノン製の16ビットTWAINよりも、遙かに使いにくくなってしまっているのだ。どうして、スキャナーアプリは“退化”するんだろう? 全く理解できない。

 そんなに特殊な要求は、していないのである。むしろ、極めて単純で当たり前な使い方しか、していない。「メモリの許す限りの高い解像度で、さくさくスキャンし、さくさくストレージにセーブしていく」。これだけである。

 キヤノン製TWAIN32の使いにくさを、具体的に説明しよう。

 16ビットTWAINでは、解像度(dpi)を直接数字で入力できる。300とか310とか315とか。そして、dpi値を入力するたびに、同じ画面上で、そのdpi値で指定したエリアをスキャンした結果は、**バイト、と、表示される。経験的に、64Mバイト実装しているリブ100とPhotoFinishの組み合わせの場合、画像サイズは15.5Mバイト位が限界であることが、判っている。すなわち、まず、プレビュー画面上で、スキャンするエリアをポインティングデバイスで確定したのち、このdpi値を、スキャン結果が15.5Mになるように、微調整して追い込むことが、簡単にできるのだ。つまり、「メモリの許す限りの高い解像度で」、という要求仕様を満たしている。

 キヤノン製TWAIN32は、この要求仕様を満たしていないのである。

 まず、解像度は数値指定ではない。メニューから選ぶのである。デフォルトでは、選べるのは「100」「150」「300」「600」「1200」位のもので、これ以外の解像度は設定できないのか!?と、一瞬、目の前が真っ暗になったが、さすがにそれほど酷い仕様ではない。310でも315でも設定できる。但し、「310という解像度を持つカスタム設定」「315という解像度を持つカスタム設定」を定義して、メニューに追加し、それをメニューから選べば、である。

 まぁ、いい。メニュー項目が馬鹿馬鹿しいほど増大するが、要は、可能なのだ。しかし..その解像度でスキャンした結果のサイズが、表示されないのである! つまり、「メモリの許す限りの高い解像度で」スキャンしようにも、追い込めないのである。これは酷い。

 (そして、これ以降は、TWAIN32ではなく、PhotoShop5.0 LEの責任なのだが、)当然、メモリーオーバーフロー(によるスキャン失敗)が発生する。また、スキャン自体は成功したとしても、それを90度(または270度)回転しなければならないとき、その作業に必要なメモリが確保できない、という事態が発生する。それは仕方が無いのだが..PhotoShop5.0 LEは、これらの作業に失敗した場合、メモリを解放しないらしいのである。つまり、解像度を下げてスキャンし直すことすら、出来ない。いったん終了して、PhotoShop5.0 LEを起動しなおさなければならないのだ。

 信じられない。しかしこれが、最新型の(しかも少なくともブランド品の)スキャナーアプリの品質なのである。この程度の代物でしかないのである。

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*2000年03月21日:聖レイを、さらに2冊


 昨日の続き。

 まぁそうはいっても、このスキャナーを使わなければ仕方がないのだ。昨日は書き忘れたが、画質自体には、(今のところ)文句は全く無い。

 キヤノン製TWAIN32の使いにくさについては、このスキャナーを使う限り、これはもう、諦めるしかない。慣れるしかない。そしてそれは、まぁ不可能ではない。解像度は(エレガントとは到底言えない方法だが)細かく設定できる。問題は、スキャン結果のサイズが見えないことで、このために「メモリー不足(オーバーフロー)」という事態が、必然的に発生する。このときに、スマートにやり直せれば、まず我慢できる(というか、我慢するしかない)。そもそも、「スマートにやり直せない」PhotoShop5.0 LEの振る舞いが、バグ以外の何物でもない。

 つまり、このアプリを、まともな振る舞いをするアプリにリプレースすれば、なんとか使えることになるのではないか。

 PhotoFinishはWin3.1時代の16ビットアプリだが、これの後継である32ビットアプリ「PhotoFinish97」が、発売されていたはずである。まともなソフトの後継ソフトなら、まともである確率が高い。(まともなソフトである「キヤノン製16ビットTWAIN」の後継ソフトである「キヤノン製TWAIN32」は、まともではなかったのだが..)そこで、値段を確認しようと、開発メーカーである「アイフォー」(かつての「アスキー・サムシンググッド」)のホームページにアクセスしてみたところ..既に廃版である。念のために電話でも確認したが、やはり、製品ラインから外れていた。

 「デジカメ忍者」というソフトが、いわば“後継”であるらしいのだが..PCXフォーマットで書き出せないとか、どうも仕様に不安がある。廉いのはいいのだが、これを買う気にはなれない。仕方がない。fj.fleamarket.comp.software に WANTED 記事を出すか..

 暗い話ばかりでは無い。インターネットで発見して発注していた、聖レイの単行本が、2冊届いた。「オレンジGal通信」と「とまとギャル白書」である。(いずれも、サン出版のJOY COMICS。)

 後者の表紙に書かれている「キャピキャピ美少女劇画」というキャッチフレーズが、見事に、聖レイの「アンバランス」な作風(画風)の魅力を表現している。「美少女コミック」ではない。「美少女劇画」である。しかも、「キャピキャピ」なのである。

 (もしかして、清楚な読者は誤解しているかも知れないので追記しておくが、美少女が主役や準主役を演じているからと言って、「リボンの騎士」や「ガラスの仮面」が、「美少女コミック」と呼ばれることは無い。)

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*2000年03月22日:とあるアダルト系メール


 朝いちで、「PhotoFinish97」の WANTED 記事を、fj.fleamarket.comp.software に投稿。30分後に、早くもオファーのメール。昼に商談をまとめて、夕方、終業後に代金を振り込む。速攻である。

 アダルト系のダイレクトメールには、とうの昔に食傷している。あまりのワンパターンぶりに、日記のネタにも出来ないのだから、迷惑な話なのだが..今日、受け取ったのは、新ネタである。


あなたの指定した女性に対して依頼を伏せたままアダルトビデオ出演を交渉・撮影します。
……
・全編、目の周りを覆うドミナマスク(幅8センチ程度)着用で行いますが、依頼者にはマスク着脱前後の映像を隠し撮りしたものをお付けしてお届けします。
……
・撮影物は4人分ずつまとめて300本程度、会員制通信販売されます。店頭に並んだり、映像の一部が雑誌などに載ることは絶対ありません。
……
●依頼者のあなたからは、指名料として計10万円を承ります。
……
・金銭条件だけでなく独自のノウハウで交渉しますので、経済的に不自由のない女性、堅い仕事の女性、人妻でもさほど成功率は下がりません。
(ただし、暴力など違法な交渉手段は一切取りませんし、そうした行為を前提に交渉成功を担保するご依頼にも応じられません)
……
・指名依頼の事実は一切対象者にはお教えしませんし、依頼者の身元も伺いませんが、映像を公開したり脅迫に用いることは絶対にしないでください。
(後略)

 ..ちょっと、良さげでしょ [;^.^]。私ですか? 私は依頼しませんよ。ええ、しませんとも。(10万円では、ちと苦しい。)

 大宅壮一文庫から、FAXが帰って来た。やはり予想通り、漫画雑誌は、ほとんど全滅である。(何故か、「漫画サンデー」は揃っているらしいのだが。)また、「高1コース」「中学二年コース」など、学研の学年誌が無いのが、何よりも残念。実は、かなり当てにしていたのだ..とはいえ、ある程度の拾遺にはなる。さて、いつ行こうか。

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*2000年03月23日:正しく差別するために


 社内の別の部署にいる、良く日焼け(多分、スキー焼け)している女性社員を見て、気が付いた。

 こんにちでは、単なる日焼け(スキー焼け)なのに、「ガングロ」と後ろ指さされかねませんな。「ガングロ」を特徴づけているのは、唇の病的な色(と、目の周囲の汚さ)なので、間違いの無いように > 同志諸君。

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*2000年03月24日:社内瓶


 昨夜23時頃から雨が降り始めていたのだが、2時には、大嵐の轟音で目が覚めてしまった。雨戸に叩きつける風雨がうるさく、3時頃まで眠れない..

 朝になって雨は上がったが、強い風が残っている。車のハンドルを取られがち。危ないあぶない..

 運転しながら、“水”つながりで思いついたのだが..「社内瓶」ってどうかな。

 他部署に届ける文書を瓶に詰めて、川だか湖だか海だかに流すの。すると、川端だか湖だか海だかに点在している、社内の他部署に、いつの日か..(ここまでしか考えていない。あと、誰か、続けて。[;^J^])(「瓶詰の地獄」パターンだと、社内近親相姦..いかんいかん。[;^.^])

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*2000年03月25日:PhotoFinish97


 「PhotoFinish97」が、届いた。ざっとチェック。オッケー、使える。しかし、じゃあ(使えない)「PhotoShop5.0 LE」をアンインストールできるか、と言えば、まだだ。「PhotoFinish97」が「PhotoShop5.0 LE」に比べて劣っている点が、ひとつある。「PhotoFinish97」の方が、画像の回転時に要するワーキングメモリのサイズが、大きいのだ。早い話が、約15.5Mバイトの限界一杯のサイズでスキャンした画像を、「PhotoFinish97」は、メモリ不足で回転することが出来ない。「PhotoFinish」ならば、できた。「PhotoShop5.0 LE」でも、できる。しかも、後者の(回転)処理速度は、かなり速い。併用せざるを得まい。

 浜松市内の古書店で聖レイをゲットすることを、まだ諦めていない私は、しつこく古書店巡りをするが、やはりどこも駄目。

 明日の、お気楽マタイオフのシンセの仕込みを、確認する。今回必要になるのは、ポジティブオルガンとチャーチオルガン、及びハープシコードであり、これらは同時に使用される。(つまり、補助鍵盤が2台、必要になる。)特に難しい点は、無い。

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*2000年03月26日:お気楽マタイオフ


 6:43のバス。7:14のひかりがあるはずだったが、これが無くて、7:00のひかりの次が、7:30のこだま。後者ではリハに遅刻するところだったが、なんとか7:00に間に合った。いつの間にダイヤが変更されていたかな〜..って、今日は日曜日か。それとも春休みだからか? まぁいいや。間に合ったんだから。

 例によって、錦糸町の「木のアトリウム」。恒例の「お気楽オフ」の、今回の演目は、バッハの「マタイ受難曲」と、アンコール(エンディング)として、同じくバッハの「ロ短調ミサ」から、「復活」にまつわる曲を3曲。

 設営作業中に、MIDIケーブルが足りないことが判明したので、秋葉はラオックス楽器館までタクシーを飛ばす。(備忘:片道約15分、1840円。)午前中のリハの時間帯に、らくらく帰って来れた。

 今回は、いつものアンプに加えて、会場備え付けのアンプ(&スピーカー)を、初めて使用した。鳴らすところまでは、別に難しい点も無かったのだが、「2系統のPAの使い分け」自体が、難しかった。特に、モニターがうまく出来なかったので、音量調節に問題を残した。(これはいつものことであるが。)ややこしい接続のややこしい説明は省くが、要は、音量の(一個人による)一括管理が出来なかったのである。しかし、勘所は判ったので、次回からは、うまく使えると思う。

 反省会は、いつもの「虎」。紹興酒をくぃくぃあおったので、大事を取って [;^J^] 電車はやめて、日暮里駅前までタクシー。3060円は、ちと高かったかな。100メートル歩いてときわホテルへ。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 29 2000 
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