*2019年09月02日:禁酒続行中
*2019年09月03日:非難階段
*2019年09月04日:61歳 [;^.^]
*2019年09月05日:500mmの罠 [;^.^]
*2019年09月06日:シンセビオラ? [;^.^]
*2019年09月07日:「視える」ぞ [^.^]
*2019年08月08日:フラワーパーク/超望遠をポチる
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*2019年09月02日:禁酒続行中


 「飲酒は手術後最低でも2週間は控えましょう」..はい [;_ _]。8月26日に左眼、29日に右眼の手術をしたから、9月12日までだな。守ります、守りますよ。自分の体が一番大事。[_ _]

 (..禁酒があけたら、死ぬほど飲んでやる。[;^.^][;^.^][;^.^]凸)

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*2019年09月03日:非難階段


 午後半休。昼食は、高丘のCoCo壱。(あとの予定があるので、ガーリックの追加は控えめにしておく。)

 海谷眼科で、退院後の診察、1回目。今日は、先に手術をした左眼の予後の診断である。問題なし。ときどき痙攣している感じがすることについては、異物を挿入しているのだから、そういうこともあるかも知れません、しばらく様子を見ましょう。心配するようなことではありません、とのことである。慣れれば慣れられる程度のものではあるが、痙攣しないに越したことはない、という、微妙な「症状」なのであるが [;^J^]、想定外の副作用が発生した、ということではないようなので、まずはひと安心。

 入院中のほっこり(?)エピソードをひとつ、紹介し忘れていた。

 廊下の壁に掲示されている「避難経路」の図なのであるが、図中で階段に「非難階段」と注記されているのである [;^J^]。実にありがちな変換ミスである。一番可愛い看護師さん(← ジェンダー的に、ほぼアウトな発言だということは承知しておりますが、今はここには突っ込まないでください [;_ _][;^J^])に、「これ、間違っていますよね..[;^J^]」、と、やんわりと指摘したところ「..あぁ、そうですね! 「非常階段」ですね!(^_^)」..

 ..いやいや、そうではなく! [;^.^] いや、それでも正しいのですが、私の本意は..[;^.^]

 これは天然なのか、確信犯でボケているのか(私は勝負を挑まれているのか)、とっさに判断できず、「えぇ、そうですね..」、と、しっぽを巻いて退散したことであったことであるよ。[;^.^]

 帰途、ビックカメラに寄り、ヘッドフォンの交換パッドを発注する。(入院時に使っていたSONYのモニターヘッドフォンのパッドが、経年劣化でボロボロになりかかっていましたのでね。)

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*2019年09月04日:61歳 [;^.^]


 昨日、宅急便の配達予定の連絡メールが来ていたので、受け取り場所をヤマトの高丘営業所にしておいたのだった。今日、納品連絡が来たので、会社からの帰途、高丘営業所に寄ったのだった。

 なんと、人違い [;^.^]。私の全然知らない人から知らない人への荷物。私に連絡が来たこと自体が間違っていた。バーコードを読み取って作業しているのだろうに、どこでどう間違えたら、第3者に連絡が来るのだろうか。

 ついでに、高丘のアマノ書店で雑誌を買う。レジそばに「「大家さんと僕」と僕」、「大家さんと僕 これから」が積まれていたので、確保。「大家さんと僕」を買って読んだのがいつだったのかは忘れたが、実に、実に素晴らしい作品で、何度も読み返していたのである。このシリーズはこれでおしまいのはず。ゆっくりと楽しもう。[^J^]

 ..でもって、61歳である [;^J^]。還暦になって、もう、1年経ってしまった。延長雇用の5年のうち、1年が終わってしまった。ボーっと生きてる場合ではないということか..ボーっと生きてるの、楽なんだけど..[;_ _][;^.^]

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*2019年09月05日:500mmの罠 [;^.^]


 以前から目をつけていた、非常に高コスパの超望遠ズームレンズ、「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」(4年前発売)。買うのはもうほとんど決定で、あとはタイミングともう一押しという状況で、そのもう一押しを求めて、改めてざっと検索してみた。もちろん、プロコン(賛否)あるわけだが、8:2か9:1ぐらいで「賛」優勢であり、かつ、「賛否いずれについても(← ここが重要)」納得できる意見/情報なので、ほぼ、確定していたところ..

 とある掲示板で、「後悔しますよ、556 にしなさい」という論調が主流だったので、おや、と思って調べてみた。556 とは何じゃらほい? 少し考えればわかる。「500mm F5.6」のことである。なるほど、単焦点。そりゃ、ズームレンズよりも画質はいいだろう。「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」か..1年前発売なので、最新技術も盛り込まれているだろうし、「200-500mm のズームレンズを買っても、どうせ、500mm でしか使わないんじゃないですか?(それなら、500mm に特化しているレンズの方が..)」..確かにそのとおり。全くの正論である..と、ぐらついて、価格を確認してみたら..50万円越えてるじゃないか、こらっ![;^.^]凸(200-500 の希望小売価格は、現時点では17.5万円。)危ないところだった..まったくこれだから..[;^.^][;^.^][;^.^]凸

 ちなみに「私の知り合いは、普段は 64 を使ってるんですけど、今では 556 がお散歩の友のようですよ」という発言も。64 とは、「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」のことである。150万円である。[;^.^][;^.^][;^.^]凸

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*2019年09月06日:シンセビオラ? [;^.^]


 午後半休。昼食は、天下一品でこってりラーメンのランチ。

 海谷眼科で、退院後の診察、2回目。今日は、右眼の予後の診断である。やはり問題なし。(痙攣の件については、状況も、先生の判断も、変わらず。)

 3日前どうよう、入院中の追憶を書いておく。いろいろ持ち込んだCDのうちの1枚が、「イタリアのハロルド Op.16(Berlioz)」(Harmonia Mundi KKC 6001、指揮:Francois-Xavier Roth、演奏:レ・シエクル、ビオラ独奏:Tabea Zimmermann)であった。そもそもなぜこのCDを(既にこの曲のCDを26枚も持っているというのに [;^J^])買ったかというと、「レコード芸術」誌の7月号に掲載された金子建志のレビュー。「(第2楽章の、ビオラの)スル・ポンティチェロのソロの分散和音に木管のコラールが重なる前衛的な効果は、シンセサイザーを先取り云々」とあったのに興味を惹かれたからである。スル・ポンティチェロについては、Wikipedia 参照。極端に駒寄りを弾いて、特殊な音を出す奏法である。いずれにせよ、「シンセサイザーを先取り」..まぁたまたまた〜 [^.^]。こちらはシンセの音のプロだよ。そんな釣り文句には乗らないよ..

 ..まぁ、乗りましてね [;^J^][;^J^][;^J^][;^.^]。ベッドの上でヘッドフォンをかぶって聴いてみたというわけです。

 この楽章は、巡礼たちの行進を描いている。コントラバスの静かなピッチカートは、彼らのゆっくりとした、しかし確かな歩み。ビオラソロがそれに重ねて、延々と同じパターンのアルペジオ(分散和音)を(少しずつ変化させながら)奏し、木管楽器のコラールが、それらに重なる..まことに穏やかな、幻想的な音楽であるのだが..

 ..驚いた [;^.^]。これ、ほんとに、シンセじゃん [;^.^]。定型アルペジオをシーケンサーで延々と鳴らしながら、カットオフとレゾナンスを少しずつ変化させて、うねるような音色変化をアピールするという、シンセサイザーの定番テクニック、そのまんま [;^.^]。ビオラから、こんな音(音色変化)を繰り出せるのか。これは面白い。

 ついでに、このCDのライナーノーツ(ブルーノ・メッシーナ筆、五島美穂訳)に突っ込んでおく。「パガニーニはベルリオーズに2万ユーロを送った」..あのな。

 1838年なんだよ、ユーロはねーんだよ、フランなんだよ![;^.^]凸

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*2019年09月07日:「視える」ぞ [^.^]


 朝いちで大坂内科医院。月いちの健康診断である。前回の血液検査でγGTPの値が有意に悪化していたことに、お小言をいただく [;_ _]。先月の26日からは一滴も飲んでいませんので、今、測れば、挽回出来てると思うのですが..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] 9:30、帰宅。あぁぁ、心房細動の件の相談をするのを忘れてた。[;_ _]

 白内障の手術をしたあと、私の(類友な [;^J^])友人たちは、「これで、今まで見えていなかった世界が見えるようになったのではないか/人間の“本当の(怪物的な、醜い)姿”が見えるようになったのではないか(それは、高橋葉介の「触手」)」、などと囃したてたものであるが..[;^.^][;^.^][;^.^] 実は(ある程度)そうなのである。[_ _][;^J^]

 数時間に一度、視界の外縁部を、何か白い光のようなものがよぎるのである。大体、1秒弱。長くて2秒程度であろうか。おや? と気がついてそちらを振り向くと、もう消えている..この現象は、手術後から現れている。(左右、どちらにも現れる。)

 そもそも人間の眼というのは、実に巧妙にできている。写真を撮っているとわかることだが、人間の眼に見えているように撮ることは、できない。たとえば、森の上の白い入道雲。人間の眼には、木々の1本1本も入道雲の雄大な陰影も見えるのであるが、この両方をひとつの写真で表現するのは、素直な手段では不可能なのである。雲の陰影が写るように露出を暗めに調整すると、森は真っ黒に潰れてしまうし、木々を解像できるように露出を明るめに調整すると、今度は空が真っ白に飛んでしまう。これを解決する力業のテクノロジーが、たとえばニコンのカメラに搭載されているHDR合成であり、これは、空は暗い露出で、地表は明るい露出で撮って合成するという、「そのまんまじゃねーか、こらっ![;^.^]凸」、と、思わず突っ込まざるをえない、しかし、恐ろしく効果的な機能(技術)なのである。何しろ、人間に見えているような写真を撮れる..ということは、つまり、人間の眼は、こういうこと(合成)をやっている、ということなのである。

 眼に入ってくる信号の生データ(RAWデータ)を、そのまま大脳に伝えることはしない。人間にとって都合がいいように(見えるべきものが見え、見えるべきでないものは見えないように)「編集」しているのである。人間の体(のパーツ)には、そういう能力がある。

 私は、水晶体を取り外し、人工の眼内レンズを入れた。人工の眼内レンズには、水晶体が行っていた(であろう)微妙な調整能力/編集能力など、望むべくもない。ただただ馬鹿正直に、入ってきた信号を通過させるだけである。

 水晶体は、自動的に行っていたに違いないのだ。見る必要がないもの/見ても仕方がないもの/見るべきではないものの、フィルタリングを..その水晶体が、なくなってしまった。

 この、白い光(この文章を書いている間ににも、ぬるり、と、視界の隅に入り込んで、すぐに消えた)は、だから、本当に存在するものなのだろう。これまで、水晶体がブロックしていたものなのだろう。それは、見る必要がないもの/見ても仕方がないもの/見るべきではないものなのだろう..

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*2019年08月08日:フラワーパーク/超望遠をポチる


 朝いちでフラワーパーク。「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」と「Ai AF DC-Nikkor 135mm f/2D」持参。前者をマニュアルフォーカスで使いこなす練習が主目的だったのだが、とにかく、奥行きのある花のピント合わせは難しく、結局、後者による特殊効果撮影に逃げてしまったのは、いけないことなのである。[;_ _](まぁ、眼が本調子ではなく、いまいち照準をあわせにくかったということもあるが。)

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 「花をできるだけ“不気味に”撮りたい」、というのが、私の裏テーマだったりする [;^J^]。だからといって、彼岸花のアップではベタ過ぎるわけで、そこらへんのさじ加減が難しいところだ。[;^.^]



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 左写真は、スプリンクラーの水滴が写っているのです。もう少しシャッター速度を工夫すればよかったかな。



 早めに退出して、久々に湯風景しおり。汗を流して一息ついただけで退出し(散髪すればよかったのだが忘れてた)、昼前に帰宅した。

 ビックカメラからヘッドフォンの交換パッドが入荷したとの連絡が入ったので、改めて受け取りに行く。夕方から雨。

 「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」を、ポチした。仕方ないよ、どうせ引き返せない道なんだし..[_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 12 2019
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