*2013年12月23日:「ゼロ・グラビティ」
*2013年12月24日:紅白批判について
*2013年12月25日:「謎の円盤UFO」
*2013年12月26日:「黒執事」
*2013年12月27日:最近のバラエティ番組視聴事情
*2013年12月28日:カイユボット展/帰省
*2013年12月29日:年賀状を書く..ほぼ手書きで [;_ _]
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*2013年12月23日:「ゼロ・グラビティ」


 浜北サンストリートまで車を走らせ、11:00の回からゼロ・グラビティを観た。以下、展開と結末に言及しているので、これから観る予定の人は、明日の日記までスキップだ!



 まずは、佳作の部類に入るであろう。最大の美点は、無駄に長くないこと [;^J^]。エンドクレジットも、我慢の限界を越えるまでに終わってくれました。[;^J^](近年の大概の映画のエンドクレジットの長さは我慢の限界を越えており、終わり頃には、私、キレてます [;^.^]。ではなぜ途中で席を立たないのかというと、エンドクレジットの最後に仕掛けをする狡猾なやつらが時々いるからである。こういう行為は、法律で禁止するべきだと思う。[;^.^]凸)

 物語は単純である。軌道上で作業をしていた科学者たちが、大事故に巻き込まれる。ロシアが、自国のスパイ衛星を(考え無しに)破壊したおかげで、デブリ(宇宙ゴミ)の大群が襲ってきたのである。ステーションも宇宙船も破壊された。では、いかにして地球に帰るか..登場人物は実質2人の宇宙密室劇。主人公は(例によって/もちろん/もう食傷気味なのだが)キャリアウーマンで、辛い過去を抱えていて..とくると、ブラッドベリの「万華鏡」へのオマージュも、多少はあるのかな。

 まぁ、悪くはないんだけどさぁ..どうも、工夫が足りない。人間ドラマ(心理ドラマ)として高く評価しているレビューもあるのだが、私は、そういう「人間の内面のアレ」的なの、あんまり興味ないし [;^J^]..結局、廃宇宙ステーションや宇宙船を、次々乗り継いで帰ってくるだけなのである。無重力(正しくは無重量)状態の描写に力が入っているわりには、宇宙服着脱前後の気圧の調整を、ほとんど一瞬ですませてしまうなど、リアリティのバランスも悪い。実話である「アポロ13」と比較しても仕方がないのだが、同様の「宇宙脱出劇」として観た場合、「アポロ13」には、「二酸化炭素浄化装置のパイプの接合部の形状が違う」→「船内のありあわせの紙とかテープとかでなんとか接続してしまう」、「電力不足で電子計算機が使えないので、地球への突入起動を計算できない」→「地球からの指示を頼りに目分量で合わせる」、「月から持ち帰るはずだった月の石が無いので、重量のバランスが想定外で、突入角度が取れない」→「船内の不要な物品を重しにする」、などなど、独創的(実話だが)で手に汗を握る展開があったのだが..

 あと、最後は、もう少し早めに切りたかったな。私が監督なら、地球に降り立たせない。半ば火だるまになりながら地球へ落下する着陸艇の中での、ヒロインの地上への最後の(一方的な)通信、「結末はふたつにひとつ。地球に帰って、奇想天外な経験を物語るか。10分後に焼け死ぬか..最高の旅だったわ..」..ここで切る。主人公の運命と結末は、観客の想像力に委ねる。リドルストーリー仕立てが望ましいと思うんですけどね..

 それともちろん、自明な突っ込み。災厄の元凶を作った(勝手に人工衛星を破壊してデブリ群を量産した)わるもんがロシアになってるけど、事実にのっとって、中国にしろよ! [;^.^]凸。最後は中国の宇宙船で帰ってくるんだぜ、むかつくー! [;^.^][;^.^][;^.^]凸

 自明な突っ込みを、もうひとつ。諸事情で3D版を観たのだが、もちろん、2Dで十分でした。追加料金300円、ドブ捨て。[;^.^]凸

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*2013年12月24日:紅白批判について


 朝、寒い! さすがは年末だ。[;^J^]

 諸事情により、「謎の円盤UFO BOX」を大車輪で観ているのだが、ようやく前半(Vol.1)を見終えた。もう半分..(← 受ける人だけ受けて。[;_ _][;^.^])

 紅白の季節である。ということは、もちろんついでに「紅白批判」の季節でもあるわけだ。微笑ましい年中行事だね。[^.^]

 論調の基本は、私の記憶する限り、過去30年以上(だからおそらくそれ以上の期間にわたって)変わっていないと思う。「もう、役目は終えた/賞味期限は切れた」(「だから、もっと別の価値のある番組を流せ」)というものである。紅白反対論者たちは、たったこれだけのことを(少なくとも30年以上)繰り返しているだけなのである。いいなぁ、年末の手軽な小遣い稼ぎだなぁ [^.^]。言うまでもなく、この反対論自体が、とっくの昔に「賞味期限切れ」なのである。21世紀に相応しい新ネタはないものか。

 特徴的なのは、彼らのほぼ全員が、「視聴率」に言及していることである。尺度としての視聴率のバカバカしさ/無意味さについては(話題が発散するので)ここで繰り返すことはしないが、「紅白に批判的なコメントを表明する人たち」の多くは、日頃から「「視聴率」のばかばかしさ(当てにならなさ)」を表明しているケースが、非常に多いと思う。ベン図を描いたら、重なっている面積は、非常に広いのではあるまいか。にも関わらず、こと「紅白歌合戦」に関しては、「視聴率も下がったし、もう、役割は終えた」、と、おっしゃるのである。なんでだろ。(今年にいたっては、「半沢越えできるかどうかがポイントだ」、という「有識者」のコメントすらあり、ギャグかと思って何度も読み返したが、真剣な発言としか解釈のしようがなく、無駄に混乱してしまいましたよ、わたくしは。[;^.^])「50%取れない紅白に意味は無い」とおっしゃるのである。(どういうハードルなんだよ。[^.^])日頃、そういう「怪物番組」「怪物メディア」の存在を忌み嫌う人々が。いったいどういう、ダブルスタンダード、トリプルスタンダードなんだよ。[^O^][^O^][^O^]

 彼らの発言のもうひとつの共通項は..わざわざ「紅白歌合戦」である必要はない。あそこに出演している歌手/アーティストの70〜80%が出演する年末音楽番組もある。それで十分ではないか..というもの。(全員がこのように語っているわけではないが。)私とて、その類の「年末音楽番組」を観てみたことは、ある。(何年前のことだか忘れたが。)では、それが、「紅白」の代替になるか。

 まったく、ならない。

 本質的に、異なる存在なのである。たとえ、同じ歌手たちが同じ歌を歌っていても。

 「スペシャル感」/「イベント感」/「祭典感」が、比較にならないのである。敢えて比較すれば..「月とスッポン」「天と地」「ダイヤモンドとウ●コ(失礼 [;_ _])」..ま、もう少しすっきりと比較すれば、「1と0」といったところであろうか。(これは、その番組自体の価値とはまったく別問題なので、混同されませぬよう。)

 視聴者は、紅白歌合戦を、単に視聴しているだけではない。(「採点」とは別の意味で)「参加している」のである。この「祭り」に。そして恐らく本質的なことだが、「テレビ越しに視ることで」。(NHKホールで生で観る「紅白歌合戦」というのは、まったく異なる存在(体験)であるような気がする..)紅白歌合戦の対抗番組を必死になって作っている民放各社には申し訳ないが、まだまだ、道のりは、遙かに遠い..

 ..とかまぁ、ごちゃごちゃ書いたが、要約すれば、紅白批判というのは、「伊勢神宮にも明治神宮にもいつでも行けるのに、どうしてわざわざ初詣なんかするの?」、と言ってるのと、ほぼ同じことなのである。(そういう考え方も、もちろん認める。← ずるいオトナだからね、私は。[^.^])

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*2013年12月25日:「謎の円盤UFO」


 先々週の土曜日、休日出勤をしたので、代休取得..というか、取らされた [;_ _]。今は休んでいる場合なんかじゃないんだが、規則なんだから仕方がない。こうなったら、精一杯、時間を有効活用するしかない..

 ..というわけで、快晴だが、引きこもり [;^J^]。先日も書いたが、「謎の円盤UFO COLLECTORS' BOX PART 1」(TFC TBD9007)は、既に片付けたので、後半の「謎の円盤UFO COLLECTORS' BOX PART 2」(TFC TBD9008)を、ガンガン観る。

 もちろん、名作である。名作であるのだが..突っ込みどころの多さも、尋常ではない [;^J^]。そこがまた楽しいのであるが [^.^][^.^][^.^] ..書いているとキリが無いので今日は略すが、おや、と思った個所をひとつだけ。(いわゆる「突っ込みどころ」ではない。)ストレイカー司令官が、女産業スパイに(なかばそれと知りながら)敢えて手を出す(お子さま番組じゃないのだよ [;^.^])シーンで、ムードを高めるために流す音楽が、「森のそよぎ」(ヴァーグナーの楽劇「ジークフリート」の挿入曲)なのである。この選曲は、非常に珍しいと思う。

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*2013年12月26日:「黒執事」


 今週月曜日、浜北サンストリートで「ゼロ・グラビティ」を観てきたのだが、そのときに見つけた看板。黒執事、が、来年1月18日から公開されるとのこと。観てもいいかも。

 もちろん、原作は大人気漫画であるが、私は5年ぐらい前に第1巻だけ読んで、「あくまで執事の漫画」に過ぎないということだけ確認して、その後、スルーし続けてきたのである [;_ _]。ポスターを観る限りでは、キャストが好み。水嶋ヒロとか、剛力彩芽とか、優香とか [^.^]。内容は..さぁ、どうなんでしょう [;^J^]。なんとなく、地雷を踏みそうな予感もしているのだが、それもまた良し! たまには冒険しないとね。[;^.^]

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*2013年12月27日:最近のバラエティ番組視聴事情


 仕事納め。(納まってないが。[;_ _])21時頃には退社。それからラストスパートをかけて、「謎の円盤UFO COLLECTORS' BOX PART 2」(TFC TBD9008)、観終わったぜぇ、ぜえぜえ..

 これだけではなんなので、最近のバラエティ番組視聴事情でも、備忘代わりに書き留めておこう。

 まず、全く(あるいはほとんど)視なくなった番組たち。(但し、1年以上前に視るのをやめた番組は、キリが無いので除外。最近、見放した物件に限る。)これらの番組のファンの方々には、不快な思いをさせるかも知れないが [_ _]、あくまでも私個人の嗜好なので、軽く読み流して下さい。

 「Qさま!」−全く視なくなった。録画もしていない。番組のフォーマット自体、賞味期限切れだと思う。優香は好きなんだけどねぇ..

 「お試しかっ!」−番組内企画が「帰れまテン」ばっか。録画はしてるが、出演者全員のファンである場合以外は、まず視ない。これも、賞味期限切れではなかろうか。年がら年中、「Qさま!」と合体企画をしてるのも、末期症状に見える。深夜枠で、たまに(懐かしの)「アニコレ」とかやることがあり、それは面白いのだが..

 「ネプリーグ」−録画はしてるが、東進ハイスクールの講師たちの出演シーンがうざく、いちいちスキップしなくちゃならんのが、めんどくさい。こんな手間暇かけるほどの番組では、もはやないなぁ..好きなタレントが出ている場合は、彼らの回答シーン(正確に言えば、回答できずに恥をかくシーン [;^.^])だけ、録画から拾い見することは、ある。

 次に、ゲスト依存率が(異常に)高い番組たち。

 「バナナ塾」−好きなタレント(主としてグラドル [;^J^])が出る回のみ(録画で)視る。ただしほとんどの場合、適当に飛ばし見して、すぐに消す。前番組の「バナナマンのブログ刑事」の方が、ヒット率が高かったなぁ..トリンドル玲奈、山本梓、杉原杏璃、吉木りさ、夏川純、小池里奈、眞鍋かをり、小島瑠璃子が出演した回は異常に面白く(ものの見事にグラドルばっか [;_ _][;^.^])、今でも、再視聴、再々視聴に耐えるのだが..「バナナ塾」は、まだ一度もメディア落とししていない。

 「浜ちゃんが!」−これも、ゲスト次第。深夜番組であるし、最近は、早起きして録画を適当に飛ばし見して、すぐに消すだけ。BDには、昔の回を10本以上、保存しているんだけどねぇ..賞味期限切れなのかなぁ..

 「“ぷっ”すま!」−同上。これも、ゲスト次第。ほぼ視ないし、視てももはや保存はしていない。昔は良かったなぁ..

 次に、保存率が結構高い番組たち。

 「モヤモヤさまぁ〜ず2」−毎回必ず視てるし、結構、保存率も高い。大江アナが降板したとき、後任アナが大江アナを越えることなど不可能と思っていたが、狩野恵里アナが「デブ」とか「豚」とか容赦ないハラスメントを受けつつも [;^.^]、なかなかいい仕事をしているし。(非常に可愛いと思いますよ、私は。)

 「ペケポン」−これは今でも良く視ている、好きな番組である。但し、セレブ(とかいわれてる連中)が出てくる「見極め企画」とやらは、視ない。別にデヴィ夫人が嫌いだというわけではなく(もちろん、好きなわけもないのだが)、単に、企画としてくだらないと思うからである。(「ターンテーブル」や「旬のもの」は、好きである。混同されませぬよう。)川柳対決、なぞなぞ対決など、別になんの新味も無いのだが、企画としての安定度が高い。最近、レギュラーチームの敵役として活躍している(小憎たらしい [^.^])山本舞衣子アナが(チームメイトに足を引っ張られて)チームとして負けて、罰ゲームとして、超重量級ししおどしの脳天直撃を喰らうシーンは、週末の、一服の清涼剤である。[^.^](ヒールが似合う女子アナというのは、貴重だ。[^.^])

 「ロンドンハーツ」−実は、意外なことに、3回に1回も視ていないのである。番組内企画の種類(振れ幅)が非常に大きいからね。視る場合はBDに保存する率が高い。「オンナの自分番付」とか「有吉先生の進路相談」とか「奇跡の1枚」とか。最近の大ヒットは「ガチ7」ですかね。(ロンハーではよく起用されるものの、他番組にはあまり登場しない女性タレント7名の、罵り合い。[;^.^])男しか出てこない企画には、はなから興味無し [;^J^]。また、どっきり系は昔から(この番組に限らず、元祖の「どっきりカメラ」の時代から)大嫌いなので、視ない。(先述の「ガチ7」で、「他人の評価をしているところ」の隠し撮りは喜んで視ているあたり、ブレブレですが。[;^J^])

 「有吉反省会」−私は有吉の大ファンなのだが、彼の冠番組はあまりに多いので、徹底的に刈り込んで、これひとつに絞っている。(まぁ、ロンハーも、企画によっては有吉の冠番組みたいなものですが。[;^J^])これも、ゲスト次第ではあるのだが、保存率は非常に高い。

 そして、毎回必ず保存しているのが、

 「新チューボーですよ!」−昔からの流れで、今でも全回録画を保存しているが、まだ、すみれになじめない..前の枡田アナはよかったなぁ..あの、毒舌が懐かしい。[;^.^]

 「ももクロChan」−地上波に昇格してからは、全回保存しております。[^.^]

 やや例外的なのが、

 「伝えてピカッチ」−毎回必ず視ているし、レギュラー陣、ゲスト陣とも、概して好きなのだが、何故か、ひとつも録画を残していない。残すほどの内容がないからといってしまうと身も蓋もないが [;^J^]、残さずに消化していくことに価値がある、良い意味での「読み捨て(というか視捨て?)」文化なのかも知れない。男性チームのキャプテンのバカリズムは、昔から大ファン。女性チームのキャプテンの優木まおみは..まぁ、今でもファンだが、結婚したしな..(← まだ、根に持ってる。[;^.^])

 ちなみに、上記リストからは、科学系/美術系/旅(大自然)系/音楽系バラエティ番組は、省いている。また、地上波番組のみであり、BS/CS番組も、除いている。CSから毎週BDに永久保存しているアダルト番組(ソフト系/ハード系)のタイトルを公開する必要は、ないからである。[;^.^][;^.^][;^.^]

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*2013年12月28日:カイユボット展/帰省


 とにかく5時過ぎに起き、6:05に自宅を発つ。例によって、7:00、浜松駅北口ロータリー発の渋谷新宿ライナー浜松2号。なんと定刻どおり、10:54ジャストに、渋谷マークシティ着。

 ちなみにこのところ、このバスでは連戦連勝である。何がって? 毎回、隣席が可愛い女子(女子大生または(若い)OL)なのである [^.^]。しかも私が通路側である [^.^]。べつに会話をするわけでもないが、(若い)女子の寝顔は、百万両!\[^O^]/追加料金を払ってもいいぐらいである。[^J^](当然ながら、おっさんの場合は、いくらか払い戻しをお願いしたい。[;^.^])

 りそな銀行で現金を下ろしてから、11:20、タワレコ。オペラのDVDとプログレのCDを1枚ずつ買ってから、11:50に退出。昼食は、渋谷駅に戻る途中にある一蘭(ラーメン屋)。11:55に着いたが、7人ぐらい並んでいて、出たのは12:30。なんとこの時点で、行列は40人以上に伸びていた [;^.^]。俺なら並ばずに、別の店を探すぞ。[;^.^]

 神保町に移動して軽く流し、14:00に東京駅。喫茶店で時間調整してから、14:30過ぎに、Kさんと落ち合う。八重洲地下街の喫茶店で、「謎の円盤UFO」BOXを貸与する。[;^J^]

 浜松に帰省するKさんと散会してから、15:15、ブリヂストン美術館。「カイユボット展 − 都市の印象派」である。(12月29日までなので、あなたがこれを読む頃には、終わっている。)

 その経歴から、「金持ち(ブルジョワ)の道楽」感はあるのだが(偏見、はいってます [;^J^])、世の中には、「良い金持ち」と「悪い金持ち」がいる。もう少し正確に言うと、「役に立つ金持ち」と「役に立たない金持ち」だ。カイユボットは、もちろん前者。作品も、後期というか自然描写系のものにはさほど惹かれないが、都市(および都市生活)を描いた作品群には、見るべきものがある。今回集められた作品の選択の偶然かも知れないが、「黒」の使い方に長けているという印象を受けた。

 「ピアノを弾く若い男」画像検索結果)も 「昼食」画像検索結果)も、ちょっとした視線のトリックというかデフォルメが指摘されているが、前者と後者では意味が違うと思う。前者はあくまでも遠近感の強調。後者については、手前の(つまり、画家本人の)皿は真上から描かれているのに、それ以外(中景から先)は、普通に横から描かれている「キュビスム的技法」が云々されているが、そんな大げさなものではあるまい。だって、普通はそう見えるでしょ? 単に見ている方向が違うだけである。

 展覧会のアイコンともなっている「ヨーロッパ橋」画像検索結果)は、やはり素晴らしい。さまざまな美術番組で、予習もたっぷりしておいた作品だが..私は、ポイントは「犬」だと思う。そしてここでも女(おそらく娼婦)の「黒」が効いている。

 「サン=クレールからエトルタへの道を行くマグロワール親父」画像検索結果)と「樹木の下で横たわるマグロワール親父」画像検索結果)は、主題に惹かれた。このおっさん、有名な庭師らしいのである。ほか、印象に残ったのは、「向日葵、プティ・ジュヌヴィリエの庭」画像検索結果)の、ヒマワリの生命力と、「セーヌのプティ・ブラ、アルジャントゥイユ近く」 の、白。

 17:10、退出。横浜・鶴ヶ峰の実家に直行し、18:40、着。

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*2013年12月29日:年賀状を書く..ほぼ手書きで [;_ _]


 ようやく、年賀状を書き終えた [;_ _]。もう夜なので、投函は明日にする。

 私の年賀状は、超略式である。日本のプリンタ業界に一切寄与することなく、郵便局で買ってきた(大抵は富士山の図柄の)定型の年賀状に、「謹賀新年」のシャチハタを押す。表には、自分の住所氏名を、やはり判子で押す。(ここまで、@浜松。)で、横浜の実家に持参し、相手の住所氏名と、裏の「ひとこと」と、「****年 元旦 倉田わたる」を、手書き..略式でもないような気がしてきたが、それはさておき。[;^J^]

 今年も例によって、浜松市の郵便局で買ってきた年賀状に「謹賀新年」のシャチハタを押し、そしてそのまま、荷物にいれて帰省してしまったのである。そう、「自分の住所氏名」の判子を押すのを、忘れてきたのだ [;_ _]。全数、手書きである..ったく、無駄な労働が発生してしまった [;_ _]。このイライラ感が、「ひとこと」に反映していなければよいのだが。[;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jan 2 2014
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