*2012年09月17日:「ビアンカ・オーバースタディ」
*2012年09月18日:「沙漠の魔王」
*2012年09月19日:「連絡先」消失事件
*2012年09月20日:昔は便利に使ってました [;^J^]
*2012年09月21日:「テルマエ・ロマエ」
*2012年09月22日:諸星調査、完了かな?
*2012年09月23日:「ゴースト・ハント」
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*2012年09月17日:「ビアンカ・オーバースタディ」


 6:00前に秋葉駅そばのマンガ喫茶を出て、東京駅へ。早すぎるのだが、0:10に入店して6時間パックだったので、仕方がない [;^J^]。東京駅で30分以上待って、7:03のひかりに搭乗し、9:10に浜松の自宅に帰宅。あとは(ほぼ)引きこもってゴロゴロと、せっかくの1日を思うさま無駄遣いして、クールダウンする。[_ _][;^.^]

 ビアンカ・オーバースタディ」(筒井康隆、星海社FICTIONS)、たちまち読了 [^.^]。ネタバレ回避のために伏せ字にするが..あっさり●●●が出てきてそれを受け入れる。●●では巨大●●●●を作りだしてしまい、そのために●●が危機に瀕しており、それを救いに行くのだが、●●●●と戦うのは、男性登場人物たちの●●●●と●の●●から●り●された●●●●●で..いったいこの展開は、なんなんだ。[;^J^]

 もちろん、パロディでも、あるのだろう。終盤(例によって)いきなりメタな視点も入るし。問題なく面白かったので、別に文句はないが。[;^J^]

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*2012年09月18日:「沙漠の魔王」


 昨夜(深夜)の、スカパーからの「別冊ももクロChan」の録画。メンバー5人を回答者とするクイズ企画で、「国民の三大義務は?」という問題に、勢いよく手をあげたあーりんの回答が、「勤労..納税......睡眠?」..(..萌 [*_ _])..ではなく [;^J^]。うん、確かに眠らにゃいかんよ。睡眠が足りてないと仕事にも影響があろうし、寿命も縮めることになる。国民としての責務を果たせないことになる。自戒だ、自戒 [_ _] ..ではなく! [;^.^] すぐにあーりんも気がついて、正しく「教育!」、と、正解をゆえてました。[^.^]

 朝のサイクリングは(出発が遅く)時間が足りなかったので、ショートコース10キロ。

 会社からの帰宅時には、激しく息をする大雨。

 沙漠の魔王(完全復刻版)が、届いた [^J^]。この歴史的傑作を、私は通して読んだことが無かったのである。なぜならこれまでまとまった復刻がなく、オリジナルを買い集めようとすると目の玉が飛び出る金額になってしまうからだ。今回の復刻版は、これでもメチャ安なのである。(実は先週末の手塚オフの席上でこの復刻版のことを知り、その場でアマゾンに発注したのであった。)せっかくだから、まとまった時間を取れるようになるまで寝かせて置いて、ゆっくり読むことにしよう。[^J^]

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*2012年09月19日:「連絡先」消失事件


 朝、小雨が残っている。6:40前に出発して、東京は麹町の某所へ。今日は日帰り出張である。使命は秘密だ。

 休憩時間に、iPhone に保存されている「連絡先」が、全部消えていることに気がついた [/_;]。先日、me.com(Mobile Me)のアカウントが残っていたことに気がついて、これを削除したのだが、その際の巻き添え事故と思われ。[/_;]

 iPhone 自体のバックアップはPCに取ってあるのだが、ここから戻せる気がしない [;_ _]。リストアテストは(かなり以前に)実施しているのだが、部分的リストアができるだろうか。他のアプリの設定が吹っ飛ぶなどの二次災害は、ほぼ確実と思われ。[;^.^]

 ..まぁ、実は被害はさほどでもない。こちらから電話する相手は多くはないし、メールならば、ログから捜して「返信」すればいいし。いつのまにか溜まっていたゴミ(失礼 [;_ _][;^J^])も多かったのである。身辺整理する機会ではある(古い名刺を捨てるようなものだ)。ぷちぷち修復すっか。[;^.^]

 昼休みに、鳥元で親子丼を食していると、Aさんから電話。昨夜送ったメールが届いていないらしい。釈然としないが、再送する。ついでに、Aさんの電話番号を、さっそく修復できた。[;^.^]

 浜松に直帰。自宅着は20:00過ぎ。おお、かつてMさんから譲っていただいた iPhone 3G に、連絡先がバックアップされていた![^O^] ここから書き写そ。[;^J^](Mさんにはまだ、この iPhone の代金を(機会を作れず)支払っていないのである。[;_ _])

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*2012年09月20日:昔は便利に使ってました [;^J^]


 Aさんへのメールは、24時間遅れで届いたらしい [;^J^]。ま、インターネットは、こんなもんだ。

 Gmail を使っていると、さほど邪魔にならない程度の広告やら今日の一言的なバナーやらが表示される。ここ最近、ときどき表示されるのが、「リサイクルのヒント」というバナー。

「フィルムの容器は、くぎ、ねじ、ボタン、ピンなどの入れ物として再利用できる。」

 ..正しい。しかしいまどき、「フィルムの容器」といわれても。[;^J^](若者たちは、わけわかめなのではあるまいか。)

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*2012年09月21日:「テルマエ・ロマエ」


 朝、(寝坊というよりは更新などのため)またもサイクリングができなかったものの、空は暗く予報はにわか雨注意で、出勤中、首尾よく降ってきたので、これは勝ち(先見の明があった)としておこう。[;^.^]

 昨日のDVDデータ誌によると、「テルマエ・ロマエ」のBD(とDVD)が、11月23日発売らしい [^.^]。もちろん、BDの豪華版を予約したいのだが、まだ早すぎるかな。楽しみ、楽しみ。[^.^](このように、ほんとうにすぐれたソフトであれば、録画ですませたりせず、いくらでも金を払う用意はあるのである。)

 Aさんからのメールを受けて、急遽明日上京することにした。

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*2012年09月22日:諸星調査、完了かな?


 さんざん夜更かしして、2時間かそこらの睡眠時間しか確保できなくても、しっかり、早起きしてしまう [;_ _][;^.^]。サイクリング(1時間(16キロ)コース)をしてから、自宅を8:10に発ち、9:11発のひかりで上京。

 薄着(上はTシャツ1枚)をしていったのだが、東京に着いた頃には肌寒く、とてもTシャツ1枚の気温ではない [;^J^]。11:20に江戸川橋に着いてみれば、小雨が降っているしよう [/_;]。例によって麺珍亭で油そばを食してから、開館時刻の12:00ちょうどに現代マンガ図書館。諸星大二郎のイラストの初出誌調査である。大部分はサクサクと確認できたが、一点だけ、「マッドメン」の「予告編イラスト」の掲載誌がわからない。「月刊少年チャンピオン」という事前情報はあったが、マッドメンが(不定期)連載されている時期の同誌を舐めるようにチェックしても、見つからない。2話ほど、「月刊少年チャンピオン」ではなく「少年チャンピオン増刊」なのだが、こちらにも載っていない。そもそも、この両誌の「次号予告」のイラストは小さく(ほとんど顔のアップ程度)、このように大きく立派なイラストが載ったことがあるとは思えない..

 気になるのは、シリーズ中、「鳥が森に帰る時」のみ、「マンガくん」誌に掲載されていることである。「月刊少年チャンピオン」という事前情報は間違いで、こちらに載っているのかも知れない。が、現代マンガ図書館では、同誌は現在、データ入力作業中で、閲覧できない。国会図書館にはあるのだが(今日は祝日なので)開いていない。(そもそも、国会図書館が休館日なので、こちらに来たのである。)多摩図書館にはあるが..遠いな [;^J^]。検索してみると、近場の米澤嘉博記念図書館に、ある。(もともと、ここにも寄る予定だったが。)

 というわけで、15:10に出て、15:50過ぎに神保町へ。先にSさんと落ち合い、Sさんの事務所にお邪魔して、某ブツを受け取る。米澤嘉博記念図書館へ向かい、「マンガくん」を閲覧。首尾良く発見! \[^O^]/ これで全て、見つかった。今回の私の使命は、これにて完了(のはず)である。

 18:03東京発のひかりで、20:05に帰宅。

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*2012年09月23日:「ゴースト・ハント」


 朝から雨。ひたすら、録画の消化をする。

 ゴースト・ハント」(H.Russell Wakefield、鈴木克昌他訳、創元推理文庫)読了。日本編集の傑作集である。

 「赤い館」−典型的な幽霊屋敷パターンだが品質は高い。「ケルン」−望遠鏡で、遥かな山腹での(大自然の中での)怪奇現象を目撃する。好きなシチュエーションである。「ゴースト・ハント」−幽霊屋敷探訪の実況中継をするアナウンサーが、徐々に発狂して行く。「“彼の者現れて後去るべし”」−魔術師との呪術戦。「“彼の者、詩人なれば……”」−詩人を殺し、その作品(名誉)を奪った者の末路。「目隠し遊び」−幽霊屋敷に囚われ、闇の中で、すぐ背後にあるはずの出口に辿り着けない、というパターン。リアルで恐い。

 「中心人物」−3体の人形と3人の人物(役者)が、時を越えて呼応しあう。「死の勝利」−恐怖に怯える使用人を嬲り虐待し続けた女主人が報いを受ける。いい気味である [^.^]。「悲哀の湖」−この男が妻を殺したのか否かは不明であるが、結局、使用人を死なせて破滅する。これも典型的なパターンではあるが、雰囲気が秀逸。高橋葉介(「夢幻紳士」)にも類例があったかな。「チャレルの谷」−この傲慢な牧師は破滅するべきだったが [;^J^]、彼の子どもに罪はないしね [;^J^]。「不死鳥」−鳥怪談。これも、高橋葉介の作品(「夢幻紳士」など)を想起させ、結果的に、彼の正統性を再確認。「蜂の死」−伝統的なホラーの、現代的な展開形。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 27 2012
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