*2011年11月14日:結局、医者へ [;_ _]
*2011年11月15日:スライドフィルムの取り込み開始
*2011年11月16日:これはほんとに私かね [;^.^]
*2011年11月17日:スライドフィルムの取り込み完了
*2011年11月18日:「NOVA 6」
*2011年11月19日:台風かと思ったぞ [;^.^]
*2011年11月20日:デジタルフォトフレームを検討する
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*2011年11月14日:結局、医者へ [;_ _]


 寒い。まだ左腕はいささか痛いものの、自転車通勤(片道12.5キロ、40分)が可能かどうか確かめたいのだが、Tシャツ1枚では、いささか無理。上に半袖の羽織物を1枚重ね着するが、2枚体制での出勤は、今秋、ようやく2度目である(..だから、我慢大会じゃないんだから。[;_ _][;^.^])

 ..ふむ..痛いことは痛いが、自転車に乗れないほどではない..が、しかしやはり、これはいかんな [;_ _]。そもそも「大地への掌底突き」[;^.^] で痛めたこともあり、腕を伸ばして、その軸方向に荷重をかける、典型的には、左腕に体重をかける姿勢で、もっとも痛みが走るのであるが、自転車に乗っているあいだ、ほとんどの局面において、左腕で体重を支えないようにすることは可能なのだが、自転車から降りるとき、どうしても一瞬、左腕で体重を支えざるを得ないのである。つまり、いったん乗ってしまったが最後、降りられない..ではなく [;^.^]、降りる瞬間に苦痛を堪(こら)えることになる。これは、安全な状態ではない。

 それに、週末に十分に左腕を休ませたつもりであるにも関わらず、痛みが和らいでいない。快方に向かっている気がしない。ここは頑張りどころではない。

 というわけで、午後半休をとって、T整形外科へ。レントゲンを撮って調べてもらったところ、骨折などはしていないし、腱にも異常はない。しかし、肘の骨の像が、僅かながら黒ずんでいる。肘を伸ばしてまともに衝撃を受けたときに、骨同士が激突した痕である。これが痛みの原因である。

 湿布をして、包帯で固める。当分、あまり曲げないこと..はい。[;_ _][;_ _][;_ _]

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*2011年11月15日:スライドフィルムの取り込み開始


 左腕は、ある程度は楽になってきたが、しかしもちろん、まだまだである。自動車の運転でも左腕は使うのであるが、自転車よりはさすがに楽なので、しばらくは自動車で通勤することにする。やれやれ..

 夏休みに実家の物置から発掘してきた、スライドフィルム(ポジフィルム)の救出作業に、ようやく着手する。半世紀以上も昔の、私の両親の結婚式と新婚旅行(及びそのあと2〜3年間)のフィルムであるが、スライドフィルムのプロジェクタなど、実家でもとうの昔に廃棄してしまっているので、このままでは観ることができず、もったいない。浜松の自宅で使用しているスキャナー(EPSON GT-9400UF)には、スライドフィルムをスキャンするオプションが付属しているので、これで画像データ化してしまおう、というわけだ。全部で119枚ある。

 なにしろ、スライドフィルムをスキャンするのは初めてのことで、付属ソフトの(スライドフィルムスキャンモードの)使い方が今ひとつわからず、なかなかワークフローを確立できないのだが(マニュアルをちゃんと読めってば [;^J^])、10枚程度を(試し設定で)テストスキャンしつつ、使い方を探る。

 フィルムの保存状態は劣悪である。半数以上は糊が剥がれて台紙から外れているし、褪色/埃/黴の3点セットで、激しく劣化している [;^J^]。また、なんらかの化学変化で、ブツブツと泡が発生したようになっているものもある。全てカラー写真であるが、なかには、カラーで取り込むと、色味が(ソフトで補正しきれないほど)無茶苦茶になってしまうものもあるので、そういうフィルムからは、グレースケールで取り込む。

 しかしまぁ、この劣化ぶりもまた、古色を帯びた「味」ではある。フォトショップなどで地道に補正すれば、ある程度画質を改善することは可能であるが、今のところ、そこまで暇じゃないしな。[;^J^]

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*2011年11月16日:これはほんとに私かね [;^.^]


 寒い、寒い。今日も自動車出勤である。

 帰宅してから、スライドフィルム救済プロジェクト、続行。ようやく軌道に乗り、計40枚、処理完了。全体の1/3である。

 それにしても、半世紀以上昔の写真なのだから当たり前であるが、両親の若いこと [;^.^]。結婚式の時点で、父が33歳、母が26歳。もしも私が結婚して家庭をもっていれば、私の息子/娘であっても、おかしくはない年格好なのである。[;^.^]

 そしてこの時系列に撮影されている119枚の終わりの方には、彼らに抱かれている赤ん坊が出現する。つまり、私から見ると「孫」ということになるのだが、よく考えると(考えるまでもなく)、それは「私」なのである [;^.^]。ほれほれ、綺麗に円環した [;^.^]。あなたの趣味嗜好次第で、ミステリ系/幻想文学系/SF系/ホラー系、と、いかようにも整理できるであろう。[;^.^]

Picture

 ..それにしても、この写真、ほんとに私かよ [;^.^] ..もしもこれが実は現在の私ではないとすると..これはこれでまた、あなたの趣味嗜好次第で、ミステリ系/幻想文学系/SF系/ホラー系、と、いかようにも整理し直せるのだが..(この場合、鬼畜系も、ありか。[;^.^])


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*2011年11月17日:スライドフィルムの取り込み完了


 スライドフィルム、119枚の取り込み完了。取りあえず、サイズ大きめのBMPファイルにしておいた。

 さて、これを実家の母に見せてやりたいのだが、どうしたものか。実家にはPCなど無いし、そもそも母はPCを使えない。プリントアウトして渡してもいいのだが、それではつや消しなのだ。元々写真なのだから、紙へのプリントが最終フォーマットだとは言えるのだが、「スライド」にした時点で、「光」と組み合わされたのである。これらの画像ファイルは、「光る画面」で見るべきだ。

 実家にはPCは無いのだが、実家と同じ横浜市内に住む妹は、ノートパソコンぐらいもっているだろうし、彼女はわりとしばしば実家を訪れているので、彼女にデータを渡しておけばいい、という考え方がひとつ。しかしそれでは、彼女が実家にいる時しか、見られない..

 ..そっか。デジタルフォトフレームというジャンルがあったか。これまで自分で使う用途が全く無かったので、興味も関心も無かったのだが、まさにこういう局面で使えるジャンルの製品であったか。それこそマニュアル無しで使える程度に取り扱いが簡単で品質がよく、画面はそこそこ大きくて、薄くて軽くて、お値段もほどほど、という製品を購入して、それにインストールして、プレゼントすればいいのか..

 従来、全く見ていなかったジャンルなので、売れ筋も何もわからないが、とりあえず「家電ならばパナソニックだろう」、という程度のノリで、一次近似(ゼロ次近似)としてMW−15の価格を調べてみたら、通販で1万500円から。ふむふむ..(別にこの機種に決めたわけではなく、仮設定である。)

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*2011年11月18日:「NOVA 6」


 「NOVA 6」(大森望編、河出文庫)読了。SF短編のオリジナル・アンソロジーの第6巻である。

 「白い恋人たち」(斉藤直子)−結末の現象の原因がよくわからないが、不条理落語落ちと整合しているとはいえる [;^J^]。「十五年の孤独」(七佳弁京)−軌道エレベーター登坂もの [;^J^]。小細工は全く無く、フウチョウは火の鳥(手塚治虫版)以外の何物でもないが、直球ど真ん中の王道は、常に力強い。「硝子の向こうの恋人」(蘇部健一)−古典的なタイムトラベルもの。「超現実的な彼女 代書屋ミクラの初仕事」(松崎有理)−この助教授、実はいい奴なんじゃないか、と、うっかり感情移入してしまったり [;_ _][;^.^]。「母のいる島」(高山羽根子)−16人も姉妹がいる理由は、そこでしたか [;^J^]。「リビング・オブ・ザ・デッド」(船戸一人)と「庭、庭師、徒弟」(樺山三英)は、思弁系。「とんがりとその周辺」(北野勇作)−まぁまぁ。「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」(牧野修)−311へのアンサー。「保安官の明日」(宮部みゆき)−“例のパターン”かと、さっさと“見きって”読み進めていたのだが、この“世界”が存在する理由には、虚しくも切実な真実味があった。

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*2011年11月19日:台風かと思ったぞ [;^.^]


 朝から雨。終日雨の予報なので、引きこもりを決め込み、画集のスキャン作業などに没頭する。

 11時頃には、大雨。午後には、嵐。半端ない嵐である [;^.^]。徒歩でも自動車でも、買い物に出るのは全く不可能。夜になって、ようやくやんだ。

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*2011年11月20:デジタルフォトフレームを検討する


 朝方はまだ曇っていたが、ほどなく快晴に。

 昼から車で浜松駅前に出動。まずビックカメラ。デジタルフォトフレーム売場を視察する。ふ〜ん、こんなにたくさんあったのか [;^J^]。基本的に800×600ドット。目を付けていた製品は、800×480ドットであり、これは小さいかなぁ..薄さは魅力的であるが。800×600より広い画面となると、完全にひとクラス上がる感じ..というか、そういう製品は、ほとんどない [;^J^]。廉い製品は、プロセッサの性能も低いに違いなく、それは表示の切り替え速度などに必ずや影響しているはずなのだが、これは実際に使ってみないとわかりにくい点だよな。まぁ、それよりも重量やデザインの方が重要であることは確かだが。

 SDを買い足し、メイワンの谷島屋によってから、つい先日オープンしたばかりの 遠鉄百貨店の新館を視察した..と言いたいところであるが、実際には、1階を通りすがって、本館と新館のあいだの広場に抜けただけである。サイトで調べても、私にとっては、今ひとつ目新しいコンテンツが無いのだが、少なくとも、こと買い物行動に関する限り、私の嗜好/需用は、標準的な買い物客のそれと、大きく異なっているはずである。これで、浜松駅前が少しでも活性化してくれるといいのだが..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 24 2011
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