*2010年01月25日:クロード・ロランについて
*2010年01月26日:Google Calendar について
*2010年01月27日:スカパー!HDを申し込む
*2010年01月28日:ウラシマモトで、大量発注
*2010年01月29日:薬を変える
*2010年01月30日:「幻想交響曲」の鐘について
*2010年01月31日:「動植綵絵」について
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*2010年01月25日:クロード・ロランについて


 すぐに治るだろうと思って先週の日記には書いていなかったのだが、実は先週末から風邪にかかっている。咳以外の症状が一切ない風邪であり、金曜日に医者に診てもらったところ、どうやら気管支が細くなっている(ので、聴診器で呼吸音を聴くと、往復ともゼーハーゼーハーと大きく聴こえる)ようで、気管支拡張剤を処方されたのであった。気管支炎ではないらしいが、いずれにせよ、喘息系の薬をもらうのは(生まれて初めてかどうかはともかく)少なくとも物心ついて以来、記憶に無い。

 週末中に治まるかと期待していたのだが..どうも薬の効果がいまいちである。(少しは効いているのだが。)大事をとって、有休を取得する。

 今夜の「迷宮美術館」のテーマは、「描かれた理想郷」。クロード・ロランを起点として、彼に影響を受けたウィリアム・ターナーとジョン・コンスタブルの三者の作品から(英国)理想郷絵画小史を紐解く、という好企画である。ターナーらはともかく、クロード・ロランの名前を知らない人は多そうだが、グーグルで画像検索してごらんなさい。「あぁ、これか!」、と、すぐに得心すると思う。まさに「光の桃源郷」である。

 今夜の3人のゲストのうち、(準レギュラー格の)高橋秀樹と、幸田浩子の発言は、まぁ平凡なものであったが、光浦靖子のコメントが面白かった。「エデンの園」という作品(人物はルーベンス、背景はヤン・ブリューゲルによる)は、西洋人が描く典型的な楽園風景、すなわち、「(楽園では)さまざまな動物と暮らす」という聖書の記述に基づく、人間と動物が共存し野生動物が戯れる楽園図なのであるが、「もう、生息地も無茶苦茶だし、食物連鎖的なものも度外視したのが、楽園かぁ..」..ナイス、突っ込みです [;^J^]。その通りです。[;^.^]

 クロード・ロランの代表作である「シバの女王の乗船」と、それと対(つい)で制作された「イサクとリベカの結婚」を見ながら、「自分に置き換えて観ちゃうと、こっち(「シバの女王の乗船」)が多分、仕事なんですよ。こっち(「イサクとリベカの結婚」)が、家庭なんですよ。結婚なんですよ。仕事で楽しいこともしたいし、知らない世界も見たいけど..こうやって..家族でピクニックに行くことが本当の幸せなんじゃないんですか..自分がちょうど今まんなかにいるようなもので..どっちも理想郷なんですよ..」..[;^.^][;^.^][;^.^]

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*2010年01月26日:Google Calendar について


 咳の具合はたいして変わらんが、いつまでも休んでられないので、出社する。

 Google カレンダーでトラブル発生..トラブルというと語弊があるな。正確に言えば、手違い半分、私の無理解半分、といったところかと思うが..何が起こったのかというと、PCで Google カレンダーを確認しようと、登録しているメールアドレス(以下、「旧アドレス」と呼ぶ)とパスワードを入力したところ、(正確には憶えていないが)「そのカレンダーは既に存在します」的なメッセージが表示され、開くことができない。「別のアカウントが必要です(メールアドレスを変更する必要があります)」的メッセージも表示されているので、別のメールアドレス(以下、「新アドレス」と呼ぶ)に変更したら、読めるようにはなった。

 つまり、「新アドレス」で Google カレンダーにログインすると、「マイカレンダー」欄に「旧アドレス」が表示され、「旧アドレス」で登録された予定がカレンダー画面に表示されているというわけである。この(旧アドレスの)予定を編集することはできるので、これはこれで使える。PCでは。

 問題は、iPhone の「さいすけ」(スケジューラー)である。これは Google カレンダーと同期するのだが、上述のごとく Google カレンダーのアカウントを「新アドレス」に変更したので、これにあわせて、「さいすけ」の「設定」の「Google アカウント」も「新アドレス」に変更した。これにより、(PCと同様に)新アドレスでログインして、「旧アドレス」のカレンダーが表示されるようになった。PC上で(旧アドレスの)カレンダーを編集して、iPhone の「さいすけ」で「同期」をタップすると、編集されたカレンダーが iPhone に転送されてくる(同期する)。OK、OK。

 しかし、iPhone の「さいすけ」でカレンダーに新たに予定を追加して「同期」をタップしても、「更新された予定は見つかりませんでした」と表示され、追加した予定が Google カレンダーに転送されないどころか、iPhone からも削除されてしまう。つまり、iPhone で予定を追加・編集することができない。

 推測するに、iPhone で新規入力した予定は「新アドレス」のカレンダーの予定であり、Google カレンダー側に、それ(「新アドレス」のカレンダー)が、存在しないということなのではあるまいか..

 ..というわけで、どうも、Google カレンダーの基本が理解できていないようなので [;_ _]、当面は iPhone の「さいすけ」は「カレンダー Viewer」として使う(予定の入力はPCで行う)ことにして、腰をすえて調べることにしましょうかね..Google カレンダーのヘルプの、少なくとも階層構造の浅いところには、今回の件を説明できるいかなる情報もなく、また、Google が提供している「コミュニティ」で今回のメッセージを検索してみたら、やや類似の問い合わせはあったものの、数ヶ月のあいだ誰からもコメントがつかずに放置されており、つまりこのコミュニティに頼ることはできないというところまでは、理解できております。[;^J^]

 気になるのは、旧アドレスでログインできなくなった理由である。パスワードハックされたのだろうか? 念のため、新アドレスの方は、パスワードを変更しておいたが..

 駅前のビックカメラに、「VRフォーマットで録画されたDVD−Rを読むことができるDVDドライブ」を買いに行くが、店員の理解度がいまいちで(つまり、私とたいして変わらず [;_ _][;^J^])、確実に読める製品を確定できなかったので、出直すことにする。その代わりといってはなんだが、USB接続の500GバイトのHDDを、もう1台買い足しておく。ちなみに、前回同様、9000円前後のモビリティの高いコンパクトなモデルである。同水準の価格で1Tバイトのモデルもあったのだが、こちらは「小型といえどもいささか大きい(設置型である)」のだ。私の自宅の場合、支配的な条件はスペースファクターであり、迷う余地は無かった。[;^.^]

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*2010年01月27日:スカパー!HDを申し込む


 「スカパー!」から「スカパー!HD」への乗り換えを申し込む。もう半年以上?も前から案内されており、たいして金額も変わらないし、HDで放送されている番組はHD画面で見る方が良いに決まっているのに、どうしてこれまでぐずぐずと引っ張っていたのかというと..現在使っている(レンタルしている)「スカパー!」チューナー(以下、現行チューナーと呼ぶ)に未練があったからだ。「スカパー!HD」に乗り換えると、当然、HD対応のチューナー(以下、新チューナーと呼ぶ)に変更されるわけだが..新チューナーには、現行チューナーが持つ「特殊なフィーチャー」が「搭載されていない」可能性があるからである。実のところ、その「特殊なフィーチャー」とは「(仕様)バグ」である可能性が高く、その場合は、新チューナーに搭載されている可能性は、極めて低くなるだろう。

 どういうフィーチャーかというと..これで受信すると、CS放送にコピーワンスプロテクトがかからないのである。あらあら、便利な 困ったことですね [;^.^]。このフィーチャーによって、ある種の問題が解決できるだけに、このフィーチャーを失いかねない「スカパー!HD」への乗り換えを躊躇していたのだが、10日ほど前から取り組んでいるある試みによって、このフィーチャーに頼らなくてもその問題を解決できる目処がたったので、ようやく乗り換えることにしたという次第である。(奥歯にものが挟まったような物言いで、すまんね。[;^J^])

 会社からの帰途、OAナガシマに立ち寄って、「VRフォーマットで録画されたDVD−Rを読むことができるDVDドライブ」を探す。昨日のビックカメラでは、知識レベルがいまいちなスタッフに当たってしまったのだが、今日はこの店でなかなか詳しいスタッフを引き当てたので、安心して購入することができた。(BUFFALO DVSM-X22FB-BK である。)とはいえ、今夜は日記の更新に忙殺される予定であり、設置/試用は明日以降になる。

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*2010年01月28日:ウラシマモトで、大量発注


 昼休みに、島本和彦のブログ「島本の感想文」からリンクされている同人誌通販ページ(URASHIMAMOTO)を確認したところ、未入手の公式同人誌が多数追加されていたので、片端から購入した。計13冊、1万3千円強 [;_ _] ..買ってしまった人間にこのようなことを述べる資格はないが..


同人誌を量産してんじゃねーよっ! [;^.^][;^.^][;^.^]凸

 ..閑話休題。[;_ _][;^J^]

 藤田屋で味タマつけ麺の大盛りを食べて、帰宅。この店は、味タマ(ちなみに名古屋コーチン)も非常に美味いんだ。[^J^]

 母艦PCのDVDドライブを、昨日購入したドライブに換装したところ、従来のドライブでは読めなかった「VRフォーマットで録画したDVD−R」を、読むことができた! \[^O^]/ やれ嬉しや。これで、いろいろな作業に着手することができる。[^J^]

 それはそれとして、メディアを挿入すると10数回に1回程度、PCの電源が落ちる症状は、まだ残っている [;^.^]凸 ..つまりやはり、これはDVDドライブ(の不良)に起因する問題ではなかったのだ。う〜む、マザーボードか、それとも電源ユニットか..まぁ、そういうものだと(覚悟して)使えば、実はそれほど困らないので、当面、だましだまし使うことにしよう。(電源ユニットはともかく、マザーボードを交換しても症状が変わらなかったりすると、ちょっと疲れますのでね..)

 iPad 登場..う〜〜〜む..とりあえずスルーである。クールじゃない。かっこ悪い。iPhone 同様(異論はあろうが)あってもなくても困らないものなので、クールでなければ買う意味がない。(ま、好みは人さまざまですし、恐らく大ヒットするのだろうとは思いますけどね。)

 いろいろな用途があるのだろうが..少なくとも私が使う情景を想像できない。このサイズではアウトドアユース(電車の中とか歩行中とか)はあり得ない。両手を取られる。使うことはできるが(繰り返すが)「かっこ悪い」。(まるで、画板か回覧板のごとくである。[;^J^])となると、自宅で使うことになるが..じゃぁ、ふつーにノートPCを使えばいーじゃんか。[;^.^]

 私は iPhone に惚れ込んでいるが、それは、これが、昔夢見た「かっこいい未来SF」を体現しているからだ。iPad が実現しているのは、「かっこ悪い未来SF」なのである。私は、そう思う。[;^J^]

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*2010年01月29日:薬を変える


 咳の薬が切れたので、O内科へ。マシになってはいるものの、医者の予想と異なり、まだ全快していない。そこで薬が変更された..というか、飲み薬をやめて「吸入(きゅうにゅう)」を試してみることになった。

 ..といっても、パウダーの薬剤を吸入する、簡易なものである。「ネブライザー」や「スチーム吸入器」のような大層なものではない。探してみたら、画像があった。これである →(アドエア250ディスカス)。いずれにせよ、初体験である。早く治るといいな。

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*2010年01月30日:「幻想交響曲」の鐘について


 好天だが引きこもって、某作業に没頭する。

 今年の新春秋葉オフで購入した数枚のCDのうち、2枚の「幻想交響曲」を何度か聴いているので、備忘がわりに書き留めておく。

 まず、ミュンシュ/パリ管弦楽団のライブ(Altus ALT182)。フランスの国威をかけて結成されたこのオーケストラの、1967年11月14日のデビューコンサートの録音である。

 ミュンシュの幻想交響曲として普通知られているのは、1954年のボストン交響楽団との録音、1962年の同じくボストン交響楽団との録音、及び、1967年のパリ管弦楽団との録音であり、いずれもスタジオ録音。(これら以外の録音も、若干残されてはいる。)特に1967年のパリ管盤が、この交響曲の決定的な名盤とされており、その特徴をひとことで述べると、「熱狂的演奏」ということになる。近年のこの曲の録音は、「整理の行き届いた、見通しの良い」演奏が(全てではないにせよ)主流であり、つまり、「熱狂的演奏」はどちらかと言えば流行遅れなのであるが、にも関わらずいまだに決定盤とされているところに、この演奏の偉大さがある。

 今回購入したライブ録音は、同じ奏者による同じ年の演奏であるだけに、傾向は同じ。まさに、まさに「熱狂的演奏」なのである! アンサンブルの乱れは散見され、それは普通は「欠点」と呼ばれるはずだが、むしろ逆だ。たとえて言えば、ドラクロワの偉大な(熱狂的な)油彩画の荒々しい筆致を想起させるのである。

 この盤の唯一最大の欠点が、第5楽章「サバトの夜の夢」で鳴り響く「地獄の鐘」の音が、チープなことである。この音さえしっかりしていれば、ファーストチョイスにもなりうる名演奏だったのだが..

 もう1枚は、インマゼール指揮、アニマ・エテルナ演奏の盤(Zig-Zag Territoires KKC5074)。これは最新録音であるが..実に面白い。ミュンシュの「熱狂的演奏」とは全く異なるアプローチであるが、さりとて、交通整理に終始した退屈な演奏というわけでもない。当時使用されていた(現在は普通用いられない)いわゆる「オリジナル楽器」の響きの面白さもあるが、それに頼らぬ凄みがある。妙な表現(喩え)だとは思うが、「低速回転の粘り」とでも呼ぶべきか..

 この盤を初めて聴く「幻想交響曲を知ってはいるが幻想交響曲オタクではない人(つまり普通のクラシックファン)」は、第5楽章でひっくり返るであろう。上記の「鐘」のパートが、ピアノで演奏されているからである。(この曲の現役盤では、ほとんど類例が無いと思う。)これは指揮者が勝手にやっていることではない。作曲者(ベルリオーズ)がスコア(総譜)に書き記しているのである。「もしも、十分に低い音の2つの鐘を見つけることが出来なければ、舞台前面に置かれた複数のピアノを用いる方が良い。その場合は、鐘のパートを記譜のまま、1オクターブ下と2オクターブ下で演奏せよ」、と。

 もしもお暇なら、拙稿「幻想交響曲の鐘について」に目を通してみるのも、悪い考えではありません [;_ _]。18年も前に書いたものなので、各種録音の聴き比べについては(その後の主要な録音のフォローができていないので)古びてしまっているものの、本質的な部分は、今でも通用する文章ですので。[;^J^]

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*2010年01月31日:「動植綵絵」について


 うーむ。例によって小学館から、有難いダイレクトメールが届いたぞ。「伊藤若冲 動植綵絵 全三十幅」(52,500円)である。うーむ。うーむ..単なる複製であれば、同じく小学館の「伊藤若冲大全」(これも結構な価格の大型本)を持っているので、別にこれ以上は不要なのであるが、今回案内された画集は、ただの豪華本ではない。最新の修理・修復の過程で超高精細拡大撮影された、ほとんど学術的資料とすら呼べる逸品なのである。

 うーむ。うーむ..残業手当バブル華やかなりし頃ならば(こらこら [;^J^])、こんなはした金、一瞬も迷わずに札片(さつびら)切っていたのだが..近年は、月に1時間ぐらいしか残業しておりませんのでね..迷う、迷う..

 この問題(買うべきか、見送るべきか)を解決するためのヒントが、ひとつある。私は「動植綵絵(どうしょくさいえ)」の本物は、全三十幅中の一部しか実見していないのだが、実は昨秋、大きなチャンスを逃していたのだ。「皇室の秘宝展」に全三十幅が出展されるという情報を何故か見落としており、スルーしてしまっていたのである! この、やり場の無い(自分自身への)怒りを鎮めるためには、浄財が必要ではないだろうか..

 ..多分、52,500円ぐらいの..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 4 2010
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