*2009年04月20日:定額給付金
*2009年04月21日:バラード、逝去
*2009年04月22日:田中文雄、逝去
*2009年04月23日:草なぎ剛、逮捕
*2009年04月24日:私だけではないらしい [;^J^]
*2009年04月25日:石田徹也展
*2009年04月26日:西原理恵子@エチカの鏡
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*2009年04月20日:定額給付金


 ようやく来たぞ、定額給付金の手続き書類。パッと見、さほど面倒なことは無さそうだが..締め切りはまだまだ先だし、そのうち出しておきましょうか..(← いつもの悪い癖。[_ _])「通帳のコピーを送れとかゆわれるが、いまどき(ネットバンキングなので)通帳なんかねーよ!」、という、巷のボヤキをかねがね聞いており、それは確かにそのとおりだ、私も持っていないぞ、面倒だなぁ..と思っていたのだが、文面によれば、キャッシュカードのコピーでもいいらしい。それなら持ってる。やれやれ良かった..(もしかして、ネットバンクによっては、カードすらないことがあるのかな?)

 なんにせよ、ハシタ金である。額が小さいばかりでなく、給付される時期もバラバラ。景気に対して何のインパクトを与えることもなく、広く浅くうっすらと、吸い込まれるように消えるだけの無駄金である。

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*2009年04月21日:バラード、逝去


 「太陽の帝国」をはじめとして、近作はさっぱり読んでいなかったのだが、「J.G.バラードといえば『太陽の帝国』」な人たちが全然知らないであろう、初期の短編集や破滅テーマの長編群は、私のSF人生の最初期の記憶を、今なお色鮮やかに彩っている。

 短編集「時の声」からは、「時の声」「音響清掃」「重荷を負い過ぎた男」「マンホール69」「恐怖地帯」「待ち受ける場所」「深淵」。短編集「時間都市」からは、「至福一兆」「大建設」「時間都市」「アトリエ五号、星地区」そしてなんといっても「時間の庭」! 短編集「永遠へのパスポート」からは、「地球帰還の問題」「監視塔」「アルファ・ケンタウリへの十三人」「ステラヴィスタの千の夢」「砂の檻」。短編集「時間の墓標」からは、「識閾下の人間像」「ゴダード氏最後の世界」「甦る海」「マイナス1」「終着の浜辺」。短編集「溺れた巨人」は、あまり印象に残っていないなぁ..「破滅テーマの長編」については、私見では、シュルレアリスムの(特にマックス・エルンストの)絵画に物語がついて動き出したかのごとき「沈んだ世界」だけが傑作で、「狂風世界」「燃える世界」はもちろん、名高い「結晶世界」ですら(申し訳ないが)傑作とは言い難いと思っているのだが..追憶の中での幸福感は、また別の話である。

 やはり、マイ・フェイバリットは、短編集「ヴァーミリオン・サンズ」ということになるかな。「夢幻会社」ともども、いつかそのうち、読み返してみよう。

 合掌。

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*2009年04月22日:田中文雄、逝去


 訃報が続く。東雅夫のブログ(の4月19日の日記)で、田中文雄が4月12日に逝去していたことを知った。

 氏のヒロイックファンタジーはほとんど読んでいないが、「異形コレクション」などのオリジナル・アンソロジーに収録されているホラー短編を読む機会は多く、それらはほとんど例外無く、極めて高品質な作品であった。

 合掌。

 久々に志都呂イオン3FのHMVで、DVDを2点発注(「ゲバゲバ90分」と「狂気の海」)。例によって、ものすごく手際が悪い。失礼だと思うので端末の画面を覗き込んだりはしないが、どうも、ソフトメーカーのホームページで検索して、それを見ながら、型番や商品名を「タイプしている」ように見える。せめてコピペしろってば![;^J^]凸 昔は、とどめに、画面をみながら注文票を「手書き」して渡してくれたものであるが..さすがに、プリントアウトされるようになっていた。IT革命である![;^.^]凸

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*2009年04月23日:草なぎ剛、逮捕


 ここ最近、深夜番組は無理してリアルタイムで見ずに、早朝に食事や着替えなどをしながら録画で片付けることが多い。土曜深夜の「チューボーですよ!」は、日曜日の朝に見るし、水曜深夜の「グータンヌーボ」は(今朝のように)木曜日の朝に見る、というわけだ。で、昨夜の録画を見終わったので、DVD−Rにダビングしようとしたら..書き込み終了間際に大きな音がして、「ディスクに書き込めませんでした。ディスクが汚れている可能性があります」だとさ。

 まぁ、前から怪しいとは思っていたのだ。以前から、DVD−Rに書き込むとき、99%まで進んだ時点で、ギーーーッという大きな音が何回かする。DVD−RAMでは、この音はしない。想像するに、DVD−Rの場合、最後に書き込みヘッドを戻してディレクトリ情報を書いている(そのタイミングで、音がする)のだが、DVD−RAMではデータの保存フォーマットが異なるので、ヘッドの戻しが発生しないのではあるまいか。そして、そろそろヘッドの移動精度にガタが来ていて、位置合わせに失敗して書き込みに失敗しているのではなかろうか。(そして、RD−X5はまさか自分のせいだとは思わずに、メディアの汚れのせいにしているのではないだろうか。[;^.^])なぜなら、別のDVD−Rメディアに保存し直そうとしても、同じ症状が発生したからである。とりあえず、DVD−RAMに保存しておくことにするが..本体の故障だとイヤだなぁ..

 昼休みにネットニュースを眺めて吃驚。草なぎ剛、わいせつ罪で逮捕!?

 Mixiニュースの簡潔すぎるヘッドラインは、例によって誤解の元。これを読んだ人は、まず間違いなく「強制わいせつ」を想起したであろうが..なんだ、公然わいせつ罪か。「なんだ、」ではないが(罪は罪だが)、全くの微罪ではないか。いくら「超」有名人だからって、騒ぎすぎだぜ..

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*2009年04月24日:私だけではないらしい [;^J^]


 ちょっと待て。草なぎ剛の件、「まだ」トップニュースかよ!? いくら何でも変ではないか。こんなのは、高々ワイドショーがお似合いの、「三面記事」「芸能記事」である。単なる「微苦笑」案件である。それなのに、朝のNHKニュースでも、昼のNHKニュースでも、ほかの重要なニュースをさておいて。いったい、何が起こっているのだ?

 Kさんより、今朝更新した「廃墟通信」(2009年04月18日:「手塚治虫展 未来へのメッセージ」)に突っ込みのメール..あぁぁ、またやってしまった! そうだよ、秋葉にあるのはヨドバシカメラだよ、ビックカメラじゃないよ![;_ _](既に、こっそり直してあります。[;^J^])

 実は私は、「「ヨドバシカメラ」と「ビックカメラ」を識別できないよ病」の患者なのである。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 浜松駅前にも「どちらかが」ある。

 横浜駅前にも「どちらかが」ある。

 ..で、どっちだったっけ? と、さんざん考えて思い出して、必ず、違うほうを(今回のように)選んでしまうのであった。[;_ _][;^.^]

 言い訳をすると、今回、一応、確認することはしたのであるが、その方法に問題があった。つまり、キーワード「秋葉原 ビックカメラ」で検索し、それなりの数がヒットしたので、秋葉原にビックカメラはあるのだな、と..[;_ _] 私が常々批判している、「ネットの間違えた使い方」そのものである [;_ _]。この場合、少なくとも「秋葉原 ヨドバシカメラ」でも検索するべきであった [;^J^]。今、検索してみたら、遥かに大量に引っかかった [;^.^]。その中に、「ビバ! キーワード。ヨドバシカメラとビックカメラ」というブログエントリがあり、

意外だったのが、実際にはない「ビックカメラ 秋葉原」の検索が多いことです。これは完全に「ヨドバシカメラ 秋葉原」と混同していると思われます。

 ..わ〜るかったな〜っ!![;^.^]凸

 BS2で4月(厳密には、3月29日)から始まっている「週刊手塚治虫」。今夜は「メトロポリス」が取りあげられていたが、終盤の展開は、やはり、何度見ても感動的である。[/_;][/_;][/_;]

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*2009年04月25日:石田徹也展


 まだ、騒いでるし..てゆーか、鈍い私にもようやく判ってきたのだが..草なぎ剛の逮捕は、別件だったのだね。警察(検察)の予定としては、麻薬が出るハズだったのだね。(公園で裸で騒いで暴れたぐらいのことで「家宅捜索」されるわけがねーっ、て時点で、気が付けよ。→ [;_ _][;_ _][;_ _])で、「スマップを薬で挙げるぞ!」、という警察からのリーク情報をもらって、すわ、大ネタ♪、と、「重犯罪」シフトを敷いて待ちかまえていたマスコミが、警察の空振りで梯子をハズされて引っ込みがつかなくなっただけのことだったのだね。

 みっともないね。(草なぎ剛が、ではなく。)

 朝から風雨が強く、テンションが上がらないが、11時過ぎになんとか起動。クリーニング出しをしてから、いつものチケット屋で新幹線の回数券(浜松 ⇔ 東京)を6枚購入。谷島屋本店に寄ってから、お好み焼き本舗で昼食。

 久々に浜松市美術館へ。「石田徹也展と静岡県ゆかりの画家」である。なかなか良かった。夭折した石田徹也が残した約180点の作品のうち、代表作「飛べなくなった人」「燃料補給のような食事」など、約70点が展示されている。「静岡県ゆかりの画家」では、秋野不矩のインド風景に、特に感銘を受けた。金箔が効果的に使われている「廻廊」のほか、「テラコッタの寺院」「ウダヤギリII」など。

 浜松市美術館の直近にある時代舎にも久しぶりに寄る。地元の大切な古本屋である。もっとしばしば通って、たくさん購入してあげたいところである。15:20に帰宅。

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*2009年04月26日:西原理恵子@エチカの鏡


 小説や漫画や映画ならばともかく、バラエティ番組ごときで涙を流してたまるかという、爽やかに乾ききった魂の持ち主である私は、涙腺緩み系のバラエティ番組を(「天才!志村どうぶつ園」ですら [;^J^])積極的に忌避しており、当然、「エチカの鏡」などという邪悪な [;^.^] 番組を見たことなど一度も無かったのであるが、「ザ・テレビジョン」誌を眺めていたところ、偶然、今夜のこの番組の欄に「アルコール依存症の夫を描く漫画家・西原理恵子」とあるのが目に入ってしまった。仕方がないなぁ..[;^J^]

 ..というわけで、録画した。ネタとしては(ほぼ全て)知っていることばかりであったが、初めて見る映像もあったし、再現ドラマの出来も悪くないし、非常に良い内容だと思う。保存版とする。

 地デジの受信状態、また不調。特にテレビ静岡が酷いので、テレビ静岡の番組の録画予約を地アナに切り替えておく。雨の後、数日間にわたって調子が悪くなる、という以前からの傾向がはっきりしているので、屋外の系のどこかに水が浸入しているのではないかと、強く推測できる。大家さんにチェックを依頼しよう。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 29 2009
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