*2009年03月16日:漏水
*2009年03月17日:「20世紀少年 第2章 最後の希望」
*2009年03月18日:ローテク・ジャパン
*2009年03月19日:大腸ファイバー2009
*2009年03月20日:スキャナー救出 [;^.^]
*2009年03月21日:「ゲーム・プレイヤー」
*2009年03月22日:京都国際マンガミュージアム
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*2009年03月16日:漏水


 おやおや。帰宅したら郵便受けに、浜松市の上下水道部料金課から、「使用量が前月から倍になっている。検針時にメーターのパイロットが回転していた。漏水の可能性があるので確認をお勧めする」とのお知らせが。早速、全部の蛇口を締めて、添付図を参照してアパート裏手の水道メーターを探し出して確認してみたら..確かにパイロットが、ゆっくり回転している。念のため屋内に戻り、台所のシンクの蛇口を緩めてからもう一度水道メーターを見てみると、パイロットが勢い良く回転している。完全に締め直すと、再び、ゆっくりと回転している..なるほど、確かに漏水だ。参ったなぁ。

 とにもかくにも大家さんに電話をして、対応を依頼する。

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*2009年03月17日:「20世紀少年 第2章 最後の希望」


 帰宅後、トーホーシネマの20:00からの回で、「20世紀少年 第2章 最後の希望」を、ようやく観た。浜松でもそろそろ終息期なのだ。危うく見逃すところだった。[;^J^]

 原作を正確に憶えているわけでは無いのだが、ストーリー(というか人間関係)が、多少解りやすく、シンプルになっているような気がする..が、解りやすいと言ってもそれは原作を知っているから言えることであって、この映画(及び前作 第1章)だけを観ている人には、説明不足な点が多すぎると思う。これはもう、仕方が無いのかなぁ..

 ..とまぁ、そういう点も含めて、傑作だとは思えないのだが、しかし、観て損をしたとも思わない。DVDは買わないけど、BSで放映されたら(参照用に)録画はする。

 いい俳優を揃えている。これは映画として、文句無しの美点である。とにかく原作のイメージに近い顔ばかりなので、ほとんど驚く。もっとも原作から離れているのが、「ともだち」の部下の高須を演じる小池栄子だが、テンションが高過ぎるアブナい女 [^.^] を好演している。

 「ともだち」が、クソ馬鹿馬鹿しいほど全世界から敬愛されていて、その「暗殺」に、「全世界」からクソ馬鹿馬鹿しいほどの哀悼が寄せられて、その「復活」によって、世界に君臨する「神」となる..この、顔を赤らめずに読むことがほとんど不可能な、あまりに恥ずかしい(恥ずかしすぎる)展開は、もちろん作者の計算どおりなのである。まさに、ガキ(小学生)の妄想そのものである。女子のことはわからないが、男子ならば身に憶えがあるのではないか。(私には、あります。[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^])この馬鹿馬鹿しさは、原作漫画よりも実写映画の方が、確かに映える。(あまりのことに正視できず、目を泳がせて(伏せて)しまったぞ。[;^.^][;^.^][;^.^])この「現実離れした感覚」が、この作品の持ち味なのである。

 第3章は今夏に公開されるらしい。楽しみである。

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*2009年03月18日:ローテク・ジャパン


 漏水の件、昨日、早速水道屋さんが来て、怪しい箇所を3箇所ほど手当てしてくださったようである。しばらく様子を見るか..

 先週末の「Shibuya Deep A」の録画を(今ごろ)再生。ゲストは山本梓と松井絵里奈と愛実。(動いている)山本梓は、相変わらず、滅茶苦茶可愛いなぁ..[^.^][^.^][^.^]。番組中、「今、使っているテレビは、デジタル? アナログ?」という設問の視聴者投票の結果が、61%がアナログであった。やはりなぁ..

 そう言えば、昨年末の「アメトーク」の年末スペシャルで、現在使用している録画機器について会場のオーディエンスに挙手させたら、圧倒的多数がVHSで、ハードディスクレコーダーを使っている人はほとんどおらず、家電芸人たちが絶句していたのも、微笑ましい想い出ではある [;^.^]。

 それにしても、地デジの購入に踏み切らないのはともかくとして..なぜ、VHSで「足りる」んだろう? 確か、連続最長3時間だったっけ? もっと長く入るんだったっけ? いずれにせよ、GWとか盆休みとか年末年始の帰省とかの長期の旅行中の録画には、全然足りないのではないかしらん? もちろん、テープの入れ換えを頼める(留守番の)家族や、代わりに録画しておいてくれる友人がいれば、問題ないことではあるが..そのような人間関係を持たない、孤独な現代人のために進化してきたのが、テクノロジーではないか [;_ _]。新年早々、50時間もの未試聴番組をハードディスクの中に見出したときの絶望感こそが、人類の進歩と調和の証ではないかっ [;^.^]

 今夜の「レッドカーペット」のゲストは女子が多くて、眼福、眼福 [^.^]。石原さとみは、洒落にならない可愛さだよなぁ..つい最近、結婚したんだったっけ? 早く離婚、しないかな。[;^.^][;^.^][;^.^]

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*2009年03月19日:大腸ファイバー2009


 今日は有休を取得して、松田病院で大腸ファイバー検査である。予約してからなんと2ヶ月待ち。トレンディーなのである。流行っているのである [;^J^]。日帰りの予定であるが、もしもポリープが見つかったりした場合は、そのまま、切除 → 入院 → 連休台無し、という寸法だ。[;^J^]凸

 7:30に出て、病院まで15分。朝8時から不味い(といっても、8年前の検査時とは雲泥の差の美味さとも言える)液体を2リットル飲み、5回ほどトイレに通って大腸の中をクリーンにし、大部屋のベッドで点滴をしながら待機すること数時間。午後いちぐらいで順番が回ってきて、検査室へ。点滴に少し薬が混ぜられたので、「これが睡眠薬というか、麻酔ですか?」、と、先生に訊いたら、「..まぁ、麻酔も良し悪しですけどね..」..今、言うなよ、今! [;^.^]凸 ..

 ..と、目が覚めたら、検査が終わっていた。なんか、損した気分である。[;^J^]

 ベッドに戻り、1時間ほど(ふらふらが直るまで)休憩してから、結果説明を受ける。なんの問題もなし [^.^]b。ほれぼれするほど美しい大腸内の写真を6枚、いただいた。15時に病院を出て、自宅に直帰。

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*2009年03月20日:スキャナー救出 [;^.^]


 今日は朝から結構な雨模様だったのだが、昼から晴れたので、湯風景しおりへ。12:30から16:30まで、紫外線浴。腰の両脇の白いエリアが、なかなか変色しない。

 Mixi日記に、昨日の大腸ファイバー検査の顛末をアップしたところ、「ほれぼれするほど美しい大腸内の写真」を見たいという要望が複数寄せられたので [;^J^]、数年前に購入したままインストールもせずに本の山の下に埋もれていたスキャナーを発掘してインストールし、スキャンしてMixiにアップロード [;^.^]。おかげで、このスキャナーが、ようやく使える状態になった。全く、何がきっかけになるか、わからないものである。[;^.^]

 ..で、問題の、ほれぼれするほど美しい大腸内の写真であるが、内臓系に免疫の無い読者は、リンクをクリックしないことをお勧めします。[;^J^]

 明日は確実に快晴らしいので、湯風景しおりへ行くとして、明後日は曇り(または雨)らしいので、京都国際マンガミュージアムに行ってみようかしらん..と、開館しているかどうかの確認のために電話してみたら、担当者が(当然というべきか)京言葉だったのだが、それを聞いて(反射的に)安田美沙子っぽい、と思ってしまったのは、かな〜り問題である。[;^.^]

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*2009年03月21日:「ゲーム・プレイヤー」


 朝から湯風景しおりへ。予報では終日快晴のはずだったのだが、時折強い陽射しは差すものの、基本的には雲っぽくて残念..というわけで15時前には諦めて引き上げたのだが、もちろん、それを待っていたかのごとく雲が消えたのは、言うまでも無い [;^J^]凸。天下一品で遅い昼食。

 湯風景しおりのベンチで、「ゲーム・プレイヤー」(Iain M. Banks、角川文庫)を読了した。これは8年ほど前に購入したまま(例によって)積読していたのだが、実は本書に関して言えば、「積極的に」積読していた..つまり、後回しにしていたのだ。SFマガジンのブックレビューで高評価だったので購入したものの、読む気が全然起きなかったからである。まず、タイトルが悪い。(あなたも、そう思うでしょう?)全く、想像力を喚起しない。そしてなにより、松本零士による表紙イラストが絶望的に酷いのだ。彼によるSF小説の表紙イラストは当たり外れが大きく、中には「ノースウェスト・スミス・シリーズ」(C.L.ムーア)の様な傑作もあるのだが、本書はもう、どうにもこうにも..表紙の上半分では、銀河系を背景に、ハーロックっぽいヒーローとヒロインが横を向いて立っている。下半分では、ちょっとCGのワイヤーフレームっぽく、彼らの顔にグリッドをかけている..それだけ。タイトル以上にイメージを喚起しないばかりでなく、実は読んでから判ったことなのであるが、小説の内容と、全然関係が無い!のである [;_ _]凸。まず、本書にヒーローは登場するが、ヒロインは登場しない![;^.^]凸(女性の登場人物は存在するが、表紙が示唆しているような「主人公とともに戦う」ヒロインではない。)そして、表紙の下半分のCGっぽい処理は、本書における「ゲーム」が「コンピューター・ゲーム」であることを強く示唆しているが、本書に登場する「ゲーム」は、「コンピューター・ゲーム」ではない![;^.^]凸 ..ったく、松本零士は、小説を読まずに梗概だけ読んで内容を想像して描いたとしか思えないのだが..もしもそうであるのならば、これは松本零士の責任というよりは(正しい情報を伝えなかった)編集者の責任だなぁ..

 それはともかく!

 事前の期待を大きく(プラス方向に)裏切る傑作であった!

 舞台は、1万数千年未来の銀河系であるが、<カルチャー>という人類の文明圏の描写が、まず秀逸。版図は銀河系全域に広がっているのだが、人類は、AIを船内頭脳とする超巨大宇宙船(数十億人が居住している)に乗って宇宙を巡り歩くか、あるいは、一個所に定住しており、後者の定住場所は(多くの場合)惑星上ではなく、直径300万キロクラスの(やはりAIが管理している)軌道コロニーなのである。そのコロニー上での生活の描写が、何よりも魅力的である。フィヨルドなどもある「大自然」の奥深さと、もっぱらパーティとゲームに明け暮れている人々。<カルチャー>では望めばほとんど何でも叶えられるため、所有という概念がなく、従って政府も犯罪もない。生活のための労働は必要なく、貨幣もない。人々の寿命は1000年に近く、怪我・病気・遺伝病で死ぬ可能性はほぼゼロであり、体を毀損しても再生でき、何百種類もの脳内麻薬を自在に分泌できる。性転換も(何度でも)可能である。それは「黄金時代」ではあるが、退嬰感や倦怠感も伴っている。

 主人公(ジェルノー・グルゲー)は「ゲーム・プレイヤー」であるが、この時代設定から当然予想されるコンピューターゲームではなく、アナログなボードゲームやカードゲームだったりするのが面白い。<カルチャー>の一部である<コンタクト>の差し金で、主人公は銀河系外の<アザド帝国>に送り込まれるのだが、ここは<カルチャー>とは対照的な、中央集権的で、侵略的で、あらゆる差別と腐敗を内包しており、野蛮で、野性的で、ある意味では生命力に溢れた世界である。(<カルチャー>の平均よりは背が低く、顔が平たい、という時点で、西欧人対アジア人という「比喩の記号」が見えすぎてしまうが。)この帝国の根幹をなす「アザド」なるゲームは、単に極端に大規模で複雑なゲームであるというだけではなく、最後のカタストロフの直前では、ふたつの世界の価値観・世界観の対立を実装するに至る。物語全体の着地点(帝国の解体)は早い時点で見当が付くが、そこに至る風景は実に魅力的である。主人公のお目付役であるドローン(ロボット)フレール=イムサホー(趣味はバード・ウォッチング [;^.^])が、実に良い。<火の惑星>に於けるクライマックスも、なかなかのものである。お薦め。

 えーーーーっ!! 「チューボーですよ!」から、小林麻耶が卒業だって![/_;](フリーになるという情報は以前から流れていたが、この番組は続けてくれると思ってたのにぃ..[/_;][/_;][/_;])

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*2009年03月22日:京都国際マンガミュージアム


 朝7:40に出て、8:38の下りのひかりで、京都駅に9:48着。こんなに近かったっけ? [;^.^] 目的は、「京都国際マンガミュージアム」である。地下鉄で3駅移動して、降りてすぐ。10:10には到着した。近いなぁ..[;^J^]

 この施設の詳細については、リンク先を参照していただくとして..従来(20年近くも)もっぱら、手塚治虫・吾妻ひでお関連調査を首都圏の図書館や古書店(及び、ネット)で行って来たのであるが、その他の地域にも資料は存在しているわけで、まずは関西圏へ進出しよう、というのが、当初の目的であった。結論として、ここは、調査の用途としては、国会図書館や現代マンガ図書館の(完全な?)サブセットであり、わざわざ来るには及ばないと言わざるを得ない。開設されてからまだ間もないということもあろうが、とにかく資料が少なく、整理も行き届いていないのである。その意味では、正直、失望した。まぁ、本日サーチしなかった、当面の興味の対象ではないジャンル(例えば貸本や、海外の漫画など)の揃い方については、わからないのだが。

 しかし、資料調査という視点を離れると、施設全体として非常に面白い! 廃校になった(古い)小学校がベースになっているらしく、まず、建物自体に風格がある。旧校長室とかお作法室?とかも、そのまま保存されており、鑑賞できる。廊下の壁には(総計5万冊の)マンガが並べられており、至るところ(廊下とか階段とか)で座ったりあるいは立ったまま、人々が立ち読みしている。(照明が暗いめなのが、気になった。目を悪くするぞ。[;^J^])さまざまな催しものをやっている。杉浦茂展、バンド・デシネ展は、いずれも興味深く、紙芝居の口演も楽しんだ。

 紙芝居の観衆は30人ほど。演目は、「スーパーエンゼルとゴーオルデン假面」の第1回と、かつて大ヒットしたという「ヤス坊」の(驚くなかれ)第2475回![;^.^] 演目に先立って、座を暖めるためのとんちクイズが5問ほど、演者から出されたのだが、第2問の「鉄砲持って○○県」に、おとなもこどももだれも挙手しないので、仕方がないので手を上げて「鳥取県」と正解して、商品の指環をもらってしまいました。[;^J^](大人げないことを。[;_ _][;^.^])私らの世代(の子ども時代)には、「鉄砲持って鳥取県」、は基礎教養だったんだけどねぇ。

 昼食は、近くの新風館という(レトロな外装の)施設の中の、中華のランチバイキング。1280円でこの内容ならば、廉いぞ。16:00前にミュージアム退去して、16:29のひかり。19:00過ぎに浜松の自宅に帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 25 2009
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