*2005年06月20日:リモコン考
*2005年06月21日:CF考
*2005年06月22日:意外な制約
*2005年06月23日:サロメ
*2005年06月24日:rincが落ちた
*2005年06月25日:東京ステーションホテル/東京ステーションギャラリー
*2005年06月26日:休日出勤
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*2005年06月20日:リモコン考


 私は一度も使ったことがないが、「学習リモコン」というものがある。(少なくとも、あった。今も売られているのかどうかは、知らん。)デジタル家電1台ごとにもれなく1個ついてくるリモコンが、どこの家庭にも氾濫しているであろうが、それらを取りまとめて1個で複数個のリモコンの機能を兼ね、複数台の製品をコントロールできる、という優れものである。

 一度も使ったことがない私が言うのもどうかと思うが..私はそれは、少しも便利だとは思わないのである。まず、操作対象機種を切り替える手間がかかる。次に、昨今のリモコンはどれも非常に専用ボタンが多く、1個の汎用リモコンでそれら全てを網羅できるわけがない。共通化できるのは、テンキー、4方向カーソルキー、+ボタン、−ボタン、テレコキー、決定ボタン、くらいのものか? あとは汎用ファンクションボタンを複数並べて、定義するのだろうが..それらで網羅しきれなかったボタンが必要な時は、結局、本来の専用リモコンを手に取らなければならない。また、機種ごとにリモコンのボタンの配置は工夫が凝らされている。例えば東芝のRDシリーズのハードディスクレコーダーのリモコンでは、「戻る」ボタンは左側にあるが、パナソニックのTHシリーズのプラズマテレビのリモコンでは、「戻る」ボタンは右側にある。これは、それぞれ理由があるのである。特定の汎用リモコンで両者を兼ねようとした場合、どちらかが非常に不便なことになる。

 今、私の手元には、ハードディスクレコーダー×2、アンプ×1、プラズマテレビ×1、DVDプレーヤー×1、レーザーディスクプレーヤー×2、VHS×1、と、都合8個のリモコンがあるが、私は(それぞれに最適化されたボタン配置を持つ)これらを個別に操る方が、遙かに便利だと思う。特に、ハードディスクレコーダー、アンプ、テレビのリモコンは、同時に(とっかえひっかえ)使用しているので、これらの機能が1台に集約していると、かえって非常に不便である。(右手にRD、左手にTH、という二刀流が、私の基本スタイルなのである。[;^J^])

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*2005年06月21日:CF考


 メモリー・カードにも色々あるが..容量とかスペックとか全て度外視して、単純に見た目で比較した場合、なんといってもコンパクト・フラッシュが一番だと思う。

 もしもお近くにコンパクト・フラッシュがあれば、ちょっと手にとって見ていただきたい。あるいは机の上に置いて、眺めてみていただきたい。なんというか、その..非常にバランスが良いでしょう? その大きさと縦横高さの比率が、絶妙なのである。「モノ」としての存在感がある。ほとんど、「所有欲」を煽るとすら言えるほどだ。たくさん集めて、ジャラジャラやってみたい。[;^.^]

 これに比べると、他の様々なメモリー・カードはどうもペナいというか..薄さが原因ではない。どこか「モノ」としてのバランスが悪いのである。少なくとも、コレクションしたいとは思わないねぇ..

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*2005年06月22日:意外な制約


 RD−X5(RD−XS36)の録画予約は、最大32件である。ちょっと少ない。他のスペックの充実ぶりとバランスが取れていない。大体1週間分は足りるが、年末年始の特番の山に耐えられるかどうか..半年後が、少し心配である。まぁ、2台あるんだから、うまく使いわければいいのだが。

 つい最近になって気がついたのだが、プラズマテレビ(Panasonic TH−42PX300)の録画予約が、なんと最大24件なのである。現在の私のシステム構成では、デジタル放送のデコーダーはレコーダー側にはなく、このプラズマテレビの中にある。BS/CS番組は、これで録画予約しなければならないのだが..これははっきりと足りない。24件では、1週間分予約しきれない。(録画しすぎですか? [;^.^])困ったなぁ..デコーダーを追加で買えばいいのかな?(← わかってない。)しかし、システム構成がややこしくなってしまうなぁ..

 大体、東芝も松下も、メモリをケチり過ぎじゃないかなぁ。RDの場合、予約1件あたりの情報量は、チャンネル番号と、日付、開始時刻、終了時刻、画質、音質、デコーダ番号(1ビット)と録画先(1ビット)..高々16バイトで楽々収まりそうなもんなんだが。あと500バイトか1Kバイトでいいから、録画予約件数に回してくれないかなぁ。THはともかくRDは、ネットからファームをダウンロードしてアップデートできるし、これまでも何度かアップデートしているのだが..要望をだせば叶えられるだろうか? 窓口はどこかな?

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*2005年06月23日:サロメ


 振替休日。週末に備えて散髪。はるやまに(これまた週末用の)夏用スーツを受け取りに行く。

 夕方、久々にアクトシティ大ホールへ。「サロメ」(R・シュトラウス作曲、ヤツェク・カスプシク指揮、ポーランド国立歌劇場管弦楽団)である。サロメ役はケリー・ケイ・ホーガン、ヨハナーンがミコワイ・ザラシンスキ、ヘロデ王がパヴェウ・ヴンダー。

 やはり、ナマのオペラは良いものだ。正直なところ、オーケストラの音色には、もっと色気が欲しいと思ったが..また、この楽劇が、オペラというよりは「声楽付き管弦楽曲」という性格を強く持っていることも、再認識した。声楽陣と演出は、まずまず。

 単眼鏡を持参し忘れたので、会場ロビーでオペラグラスを借りた。ちなみに、双眼鏡型のオペラグラスよりは、単眼鏡の方が便利だと思う。単眼鏡を片目に当てて両目を開くと、舞台全景のヴューに着目点の拡大図が「二重写し」になるので、舞台全体で起こっていること(及び舞台両脇に表示される「字幕」)と、拡大して観たい個所とを、両方同時に観られるからである。というわけで、双眼鏡型のオペラグラスを普通には使わず、傾けて片目だけで観ていたのであった。

 七つのベールの踊りでは、最後まで脱いでくれました [^J^]。ただ、オペラ歌手にはありがちなことだが..スタイルはまずまず良いのだが、筋肉質で逞しくて、なんだか恐かった。[/_;][;^J^](オペラグラスの話題からの、自然な流れです。[;^.^])

 それと私は(昔からそうだったが、特に最近は)涙もろくてねぇ..ついうっかり、幕切れ直前の、サロメの「ヨハナーン、私はお前の唇に接吻した!」..に、不覚にも..

 ..もしもあなたが「サロメ」の物語を知らないのであれば..このセリフは「ラブ・ストーリーのエンディングの、ふつーに感動的なセリフじゃん?」、と思うかも知れないが..違うのである [;^J^]。このシーンでは、サロメが(一方的に)惚れたヨハナーンの首を切り落とさせ、その生首の唇に接吻しているのである。「泣くところ」では、ないのである。[;^.^]

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*2005年06月24日:rincが落ちた


 朝方から、メールサーバーにアクセスできない。(まだまだ使っている)リブ100をリブートしてもダメ。隣りの部屋のデスクトップ機(GORMENGHAST)からも、ネットにアクセスできない。

 こういう場合は(経験的に)90%、ハブかルータに問題がある。そこでこれらの電源を入れ直したが..ダメ。こりゃ、大元かな?

 出社後、rincのスタッフ間のメールで、rincがダウンしていることが判明。サーバが入っている工場棟の計画停電が本日早朝あったらしいのだが、事前にその連絡が無く、対応できなかったのである。

 夜には復旧。私はスタッフの一員ではあるのだが、多忙故何も手伝えず、申し訳ないことである。[_ _]

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*2005年06月25日:東京ステーションホテル/東京ステーションギャラリー


 9:06のこだま。東京駅着は11:10。地下鉄で銀座に出て、ヤマハ銀座店へ。(あまりに久しぶりで道順を忘れていたので交番で訊いたのだが、しっかりと「山野楽器」への道順を教えてくれました。[^.^]凸)「フィガロの結婚」の総譜と合唱譜を買う。

 東京駅に戻る。東京ステーションホテルの宴会場で、身内の結婚披露宴..というか、小宴。本当にささやかなもので、親族のみ合計18人ほどで、食事のみ。ここ(赤煉瓦の中)にホテルがあることは知っていたが、入るのは初めてである。さほど風格があるというわけでもないが、「時代」はたっぷりと詰まっている。私はこのホテルは「内田百けんが泊まったホテル」として認識していたが、きけば、怪人二十面相も出没していたとのこと。なかなか趣味の良い選択だ。(乱歩の全集から、該当シーンを発掘してみようかなぁ..しかし時間が。[;^J^])

 宴が終わってから、同じく赤煉瓦の中の東京ステーションギャラリーで開催されていた、小山田二郎展。なかなか良いが、カタログにはその魅力を封じ込め切れていないので、購入せず。7/3まで。

 神保町へ。コミック中心に購入活動。最後の1万円札が崩れた時点で、まだ帰りの新幹線のチケットを買っていなかったことを思い出し、理性が戻って [;^J^] 買い物を打ち切る。こだまで浜松へ。

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*2005年06月26日:休日出勤


 休日出勤。レイアウト変更。といっても、さほどの大変更では無いので、無理なく夕方には終わる。

 7/1からは、私は勤務の休日パターンが変わり、木金休み、土日月火水出勤となる。生活風景もいろいろと変わるであろう。楽しみなことである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 29 2005
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