*2003年10月20日:天に唾する
*2003年10月21日:浜松中央図書館にて/大道芸が来る!
*2003年10月22日:鍵について
*2003年10月23日:冬布団について
*2003年10月24日:楽器フェア
*2003年10月25日:楽器フェア/AVフェスタ/遊園地
*2003年10月26日:「ジャック・カロ展」
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*2003年10月20日:天に唾する


 出勤時、いわゆる「サンキュー事故(の可能性)」を、未然に回避した。

 ..このジャーゴン(俗語)をご存知ない方のために..「サンキュー事故」とは、典型的には次のシチュエーションを指す。信号の無い交差点で、こちらが右折しようとして対向車が途切れるのを待っている。すると対向車が停止して、右折しなさい、と、合図して(譲って)くれる。こちらは、どうもありがとう!、と、右折する。すると、その対向車の影から、バイク(あるいは自転車、歩行者)が飛び出してきて、これと衝突する..

 「サンキュー事故」が何故起こりやすいかと言えば、それは「こちら」(譲られて右折する車)が、多少とも焦っているからである。譲ってくれた! ありがたい! サンキュー! ..この恩義に報いるためにも、一刻も早く右折して、彼を通して上げないと! ..という(本来、全く不要な)プレッシャーが、かかってしまうからである。ついつい気がはやって、安全確認が疎かになるからである。

 かくいう私も、10年以上前に一度だけ、ひやりとしたことがある。(事故りはしませんでしたが..)それ以来、「サンキュー事故」を起こさないよう、やや過剰気味に(?)注意している。(もちろん、安全確保に“過剰”などあるはずは無いのだが..)つまり、「サンキュー!」、と言ってハンドルを切って、対向車の前を通り過ぎる直前に、一時停止する。そして、対向車の向こう側の死角になっていたエリアを覗き込んで、何も飛び出してこないことを確認してから、再発進する..ま、このタイミングで一時停止する車は珍しく、対向車が、まさか私(右折車)がそこで一時停止するとは予想していなかったとすると、これはこれで(潜在的に)危険な状況を招来してしまっているわけであり、全く、悩ましいことであるが..

 それはそれとして、今朝の状況。「サンキュー事故」を起こす可能性が(潜在的に)あったのは、対向車である。とある信号の無い小さな交差点で、彼は右折待ちをしていた。直進してきた私は、譲るつもりになったのだが..私の左後方から、自転車が接近してきている..そしてまたこいつが..携帯を操作しながら走っている..[;-_-]

 対向車の運転手の目に、この自転車が見えているかどうかは判らないが、この自転車に乗っている大馬鹿者が対向車を見ていないことは、確実である。この状況で、対向車に右折させるわけにはいかん。譲るわけにはいかん。やむを得ず、この自転車をひきつれたまま、交差点を直進する..

 敢えて不穏当な発言をさせていただくが..こういうバカは、2〜3回、(死なない程度に)痛い目に合う必要があるんとちゃうか? おのれの反社会的行為を、体に憶えさせる必要があるんとちゃうか? ..ま、(運転中はともかく)歩行時に頻繁に二宮金次郎している奴の言うことではないか..[;^J^]

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*2003年10月21日:浜松中央図書館にて/大道芸が来る!


 午後半休。郵便局と、銀行。家賃の振込先の変更など。取引先の銀行が、ジョーシンの目の前にあるのは便利である。ジョーシンの駐車場に止めればいいからだ。それに、ジョーシンで買い物をすると、駐車券が貰えるし..

 ..そーか。これが、何故か(観る暇も無いのに、やたらと)DVDが増える原因か。[;^J^]

 浜松中央図書館へ。1963年の朝日新聞に、手塚治虫関係の、とあるインタビュー記事が載っているらしいのだが、「1963年」としか判明していないので、縮刷版(12冊)の総チェックを試みたのだが..3冊(3ヶ月)で挫折 [;^J^]。大体、これだけで1時間越えてしまったのだ。(この図書館の駐車場の利用時間は、1時間まで、というルールである。)もう少し(何月頃に掲載されているか)絞り込んでから再挑戦するか..

 ちなみに、書籍借り出し等に使うカードの期限が切れていたので、更新手続きをしたところ..このカードに(「有効期限」ではなく)「5年間有効」というシールを貼ってくれた..をぃ [;^J^]。一体いつから「5年間」なんだよ、ゆーてみろよ、こらっ [;^J^]

 街中のコンビニで、「大道芸ワールドカップin静岡」のパンフを購入。今年は、10/31から11/3までである。天候はどうだろう。台風なんか来ないよね? をを、今年はスティルト(高足)の芸人が、大勢くるらしい、これは楽しみだ..ををを、フェイスペイントのおばさん、今年も来るし! [^J^](今年こそは、フルフェイスペインティングしてもらおう! という気持ちと、しかしフルフェイスペイントして、静岡から浜松に帰って来るのはいかがなものか、浜松の街中で食事や飲酒しようにも、入店拒否されないだろうか..という気持ちのあいだで、ゆらゆらゆらと..[;^.^])

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*2003年10月22日:鍵について


 業務中、必要に迫られて、自宅に、とある機材を取りに行く..まるで「忘れ物」を取りに帰るようで、実に世間体が悪いが [;^J^]、それは誤解。とあるノートPCが起動しなくなってしまったのだが、ハードディスクかマザーボードか(それ以外か)原因がわからない。ざっと切り分けるためにも、ハードディスクを交換したいのだが、現在装着されているハードディスクから一部のデータ(数Gバイト)を、交換してみるハードディスクに転送する必要があり、そのための方策は..とかなんとかありまして、ま、社内を漁れば必要な道具は揃った可能性もあるが、それより遙かに手っ取り早いのは、自宅に置いてある私物を使うことでありまして..ま、あまり誉められたことではないが、背に腹は代えられないんだから、仕方がない。(急いでいましたのでね。)

 こういう場合、けっして忘れてはならないのは..「自宅の鍵を持参する」ことである [;^J^]。何を当たり前のことを、と思われるだろうが、これが意外に罠なのだ。私は、自宅の鍵を落とさないよう(何度か落としたことがあるので [;^J^])通勤時の私服のズボンに、物理的に取り付けている。ロッカールームで制服(作業服)に着替えるので、この鍵は、私服ズボンごと、ロッカーの中に置き去りになる。そして、業務中に(臨時に)自宅に帰る場合、いちいち私服に着替えることはしない(自家用車通勤だし)..というわけだ。

 そしてさすがに今回は、鍵を忘れはしなかった(..つまり、かつて、鍵を忘れたことがあったのであった [;^J^])。

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*2003年10月23日:冬布団について


 2週間近く前に、クリーニングに出していた掛け布団が、ようやく帰ってきた [;^J^]。そもそも、寝惚けて酒を(コップ1杯分)ぶちまけてしまった私が悪かったとはいえ、この間、とても寒かったのである。何しろ、夏仕様の掛け布団×1+毛布、だったのだ。これでようやく、夏仕様の掛け布団×2、という布陣になる。(本格的に冬になると、夏仕様の掛け布団×2+毛布、とグレードアップするわけだ。)

 ..お気づきかと思うが、私は、冬仕様の掛け布団を持っていないのであった [;^J^]。なにしろがさばるので、押し入れの中に押し込むのが容易ではないし..(押し入れの中のスペースの多くは、当然、書籍やビデオに占められているのである..)もちろん、どうしても必要なものであれば、入るも入らないもなく、無理にでも押し込むが..1年のうち半分以上は、なんの役にもたたず、邪魔なだけなんだよね、冬布団って。[;^J^]

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*2003年10月24日:楽器フェア


 代休取得。8:05のこだまで、新横浜へ。2年に1度の「楽器フェア」の視察である。これまでずっと、池袋のサンシャインで開催されてきたのだが、今年は(今年からは?)横浜の「みなとみらい」のコンベンション会場(「パシフィコ横浜」)で開催される。理由はいろいろあるのだろうが、桜木町駅から徒歩15分というのは、やや遠い。

 今年は、10/23〜10/26まで。「視察」といっても「出張」ではなく、プライベートである。ま、自腹を切ってでも、見ておくべきだということと..実家が横浜なので、ついでに(数ヶ月ぶりの)帰省も兼ねて、というわけ。

 新幹線車中で(改めて)気が付いたこと。平日のこの時間帯は完全な通勤電車であり、ほぼビジネスマンに埋め尽くされているのであるが..ヨレヨレの背広を着ている人が、実に多い。今回は私は(プライベートなので)背広ではないが、何かの展示会や発表会で出張する場合は、ヨレヨレの背広ということは、まず絶対にありえない。(入社して以来の20年近くのあいだに、一度もそんなことは無かったと思う。)常に、アイロンの線が明確に入った、パリッとした身なりである。それほど私はお洒落で身だしなみが良いのか?

 もちろん、違う [;^J^]。それは、背広を着る機会など、滅多に無いからだ。だから常に、クリーニング上がりのまんまのコンディションのものを着用できるのである。私に限ったことではなく、勤務先の「開発系」の社員は、みな、似たようなものである。ネクタイの締め方がぎこちなく、しばしば防虫剤の芳香を漂わせつつ..[;^J^] しかし「営業系」の連中は、違う。毎日着ている以上、当然のようにシワシワヨレヨレで..しかししっくりと、身に付いているのであった。

 閑話休題。楽器フェア。ま、プライベートとはいえ、どうしても仕事関係の話題になるので、ここは軽く流すことにするが..いまいち、小規模に見えたなぁ..気のせいかしら? (シーケンサーやソフトシンセなどの)ソフトウェア関係の出展が非常に乏しいことが、目立っていた。

 17時過ぎに引き上げ、17時半に横浜美術館へ。今年の初め(1/5)、この美術館で「ウィフレド・ラム展」を観て、その図録を購入しておきながら、同日午後に秋葉で開催された「新春秋葉オフ」の待ち合わせ場所の、秋葉原のワシントンホテルのロビーに置き忘れてしまった、という“遺恨”がありまして [;^J^]..まぁここは、金で解決すべきだろう、と、美術館内のショップに、図録を買い直しに来たのだが..なんと、閉店時刻は17時半。推定30秒前に、ドアが閉められた気配。

 普段は諦めのいい私なのだが、上述の“遺恨”もあり [;^J^]、ここは引き下がれない。受付嬢の胸ぐらを掴んで(← 嘘)談判したところ、まだ店内には店員が残っているだろうということで(当たり前だ、閉店してから(推定)60秒も経っていない)、案内してくださった。幸い、レジはまだ閉まっておらず、もひとつ幸いなことに、当の図録の在庫があったので、無事に購入できました。どーもありがとうございました、お手数かけました。[;_ _][;^J^]

 横浜(相鉄線、鶴ヶ峰駅)の実家へ。

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*2003年10月25日:楽器フェア/AVフェスタ/遊園地


 今日も楽器フェアへ。といっても、大体観るべきものは昨日観ているので、今日は、他社メーカーの製品そのものの視察というよりは、それを触る「ユーザー」の視察である。彼らの表情を観たいのである。何が嬉しいのか。どこがいまいちだと思っているのか。それを、他社の担当者が、どうフォローしているか、説明しているか。こればっかりは、インターネット(だけ)じゃわからなくってね。

 それと、併設されているAVフェスタ。共通チケットを購入し、両会場を行ったり来たり。どちらかというと、AVフェスタ会場にいる時間の方が長かったかも。目の保養にもなりましたしね..

 ..もちろん、「電子楽器」に比べて、格段に洗練されたデザインの「AV機器」がたくさん観られて、目の保養だ、と言っているのである。なに邪推してるんですか。[^.^](それはそれとして、コンパニオンのランクが1レベルも2レベルも違っていたのは事実であるが。[;^.^])(ついでに言えば、「AVフェスタ」って、聞く人が聞けば、アダル(以下略))

 どこのメーカーだったかな、「透明なスピーカー」が出ていて、可愛いコンパニオンにじっくりと説明してもらったのだが..最後に思わず、「..で、これ、何の役に立つんですか?」、と、禁句中の禁句を口走りそうになってしまいました [;^J^]。そんなこといったら、そもそも、「オーディオなんて、何の役に立つんですか?」、とか、「電子楽(以下略)」

 昨日よりもさらに疲れたので、16時頃には会場を引き上げる。実家にすぐに帰るつもりだったのだが..目の前に遊園地(「よこはまコスモワールド」)があるではありませんか。もう、何十年もこういう場所で遊んでいない..ま、ひとりで入るのもいかがなものかとは思いましたが、せっかくだから、と、500円券と700円券を買う。

Picture Picture Picture

 まず、500円券で「スーパープラネット」。写真でご覧のように、完全に上下逆転する。ま、ループコースターの小規模版みたいなもんかな、と、思いましたが、なにしろ私はループコースターにも、乗ったことがない。ま、いい機会でしょ..



 ..もちろん、後悔した [;^J^]。えぇ、後悔しましたとも [;^J^]。どうして、わざわざ500円も払って、こんな恐い目に会わなきゃならないんだ..[/_;][;^.^]

Picture

 口直しに、700円券で大観覧車(「コスモクロック21」)。一周、15分もかかる。世界最大級とか。高いところから写真を撮りまくろう、と、身構えていたのだが、眺め自体は、それほどフォトジェニックでは無かった。(良い眺めでは、ありますよ。)



 これだけでは、やや、物足りない。ジェットコースター系がいくつかあるのだが..どーも、洩れ聞こえてくる絶叫が、本気モードだし..[;^J^]、今日は、もういいや。実家へ帰宅。

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*2003年10月26日:「ジャック・カロ展」


 浜松に帰る日であるが、新横浜から直帰するのも芸が無いし..というわけで、都内の催し物を、「展覧会案内」で物色する。調べるまでもなく却下(論外)なのが「大英博物館の至宝展」であって、スタート直後&この好天では、死ぬほど混んでいるに決まってる [;^J^]。11月後半の、ほとぼりがさめた頃の平日に、観に行くことにしよう。

 国立西洋美術館の「ジャック・カロ展」が、よさげである。私はこの画家のファンなのだ。昼前に実家を発つ。

 ..国立西洋美術館では、そもそも「レンブラントとレンブラント派展」が開催中なのであった。「ジャック・カロ展」は、常設展の一部である。「レンブラントとレンブラント派展」のチケットを買えば、常設展も観ることができる..

 ..先述と同じ理由で、「レンブラントとレンブラント派展」も却下である。大体、天気が良すぎる。レンブラントに似合うのは、もっと暗鬱な空模様である(意味不明)..というわけで、これも後回し(先送り)。常設展だけ。

 「ジャック・カロ展」は、ひと部屋だけ。数十点かな。図録も無し。うんうん、展覧会というのは、このくらいの規模がちょうどいいよ。知っている作品も知らなかった作品もあるのだが、「舞台デザイン系」のとある作品が、面白い。(これは、浜松の自宅(廃墟)内のどこかに、複製が埋もれているような気がするのだが。)この人物(の衣裳)のデザインは、サルバドール・ダリの一部の作品と、「そっくり」である。あるいは、ダリの元ネタかも知れない。

 夕方まで都内を徘徊する元気も無いので、14:10のひかりで、さっさと浜松へ。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 29 2003 
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