*2003年03月03日:「カルズー展」図録
*2003年03月04日:決め手は、色香
*2003年03月05日:徹夜の前
*2003年03月06日:徹夜の後
*2003年03月07日:生首案山子
*2003年03月08日:リリース前々日
*2003年03月09日:リリース前日
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*2003年03月03日:「カルズー展」図録


 今日も今日とて深夜帰宅(厳密には4日に帰宅)..おっとぉ、郵便受けに、K書房からの荷物。「カルズー展」の図録である。

 いそいそと開封してページを繰ってみたら..これはヒットだ。期待に違わぬ素晴らしい作品群! 来週になったら、ゆっくり読もう(眺めよう)..実は我が廃墟には、カルズーのリトグラフが1枚、(貴重な壁面積 [;^J^] をかなり占有して)備え付けられているのである。これを入手した経緯については、明晩、書くことにしよう。

 K書房からの荷物にはもう1冊、東洋文庫の「鸚鵡七十話」(インドの説話集)。書名が面白いので、目録から発注していたのだ。これも楽しみなことである。

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*2003年03月04日:決め手は、色香


 そもそもカルズーの名を知ったのは、多分中学生時分。SFマガジン誌上でである。野田昌宏(当時は野田宏一郎だったかな)のSFイラストに関する連載コラムのとある回で、「SFイラストレーターの手によるものではないSF的な絵画作品」の例として、紹介されていたのだったと記憶する。同時に掲載されていたのが、たしかオスカー・ドミンゲスの「未来の記憶」ではなかったかと思うが、例によってあてにならない記憶である。(← 「記憶」しばり。[;^J^])

 オスカー・ドミンゲスの画集は、のちに(そろそろ大学も卒業しようかという頃になって、ようやく)今はなき池袋のアール・ヴィヴァンで入手した。一方、カルズーの画集を入手する機会はなかったが、そのリトグラフを入手する機会が、就職してから訪れたのである。

 神保町の(確か)「悠」という画廊だったと思う。書店の2階。(今も看板は出ているが、何年も前に閉店しているようである。)その日、どういうわけかその画廊にフラフラと彷徨い込んだ私は、ノートルダム・ド・パリを描いた、緑を基調とする大画面に目を奪われたのだった。

 1〜2時間は粘っていたのではないかと思うが、結局、女店員に口説き落とされて、そのn十万円するリトグラフを(1回払いで)購入したのは、当時、私なりのささやかな残業手当バブル期だったから..というだけではなく、もちろん、その作品自体の素晴らしさ故のことだったのである..(もっとも、その女店員が(当時の私の好みの狸系の)美女でなかりせば、果たして購入に至ったかどうかは、わからない [;^J^]。歴史にifは無い。[;^J^])

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*2003年03月05日:徹夜の前


 いよいよ、この怪物のごとき新製品のプログラムリリースの目前、ラストスパートである。恐らく朝までかかるであろう..

 ..ということで、日記の更新など無理無理。宵の口に白旗かかげて、その旨(最大2日程度、遅れるであろうと)Webに書き込んでおく。

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*2003年03月06日:徹夜の後


 ..で、久々の徹夜というわけだ。(ここんとこずっと、深夜(あるいはほとんど早朝)帰宅が続いていたとはいえ、会社泊まり込みは、していなかったのである。)やっぱ、きついわ。朝のうちはいいんだけど、午後から夕方にかけて、関節に力が入りにくくなってくる感じ。無理はいかんよ、もういい歳なんだから。

 で、そこそこの時刻(20時過ぎだっけかな)に帰宅したのだが..車の運転がやはり万全ではない。決して居眠り運転ではないのだが、反応がワンテンポ遅れる。いつもは意識せずに(脊髄反射で)出来ていることが、いちいち考えないと出来ない、というか..「あ、前の車のテールランプが点いたぞ、僕もブレーキを踏まなくっちゃ..」「対向車がセンターラインに寄って来たぞ、危ないなぁ。センターラインを越えてくるという最悪の事態に備えて、いつでもブレーキングとハンドル操作が出来るように、両手両脚の緊張感をスタンバイさせておかなくっちゃ..」、て感じ。(悠長感が伝わったかしら?)やっぱ、こういう状態で運転しちゃいかんよ..

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*2003年03月07日:生首案山子


 昨夜はまともな時刻に睡眠をとった(数日分の睡眠不足を取り返した)ので、今日は元気。製品リリースまで、あと一息。

 帰路、(22時過ぎ、)少し寄り道する。会社の先輩社員が数日前に社内のニュースグループで紹介してくれた「生首案山子」を、見学するためである。

 案山子というのは、普通、人形(ひとがた)をしているものであるが..その畑に並んでいる「案山子」は、マネキンの首(らしきもの)だけが、直接(“黒髪”もふさふさと、“さらし首”のごとく)棒の上に差し込まれているのだという。“鳥”ではなく“人間”を遠ざけるために設置されているのだとしか、思えないのだという..

 ..見に行くっきゃないっしょっ! [;^.^]

 ..で、問題の畑の傍を走る道に車を乗り入れたのだが..22時過ぎとはいえ、それなりの交通量はあり、そうそうわき見運転をするわけにも行かず、暗いからといってハイビームにするのも(いつ来るかわからない対向車や歩行者にとって)迷惑な話だし、「う〜ん、良く見えないなぁ..」..と、呟きつつ、隙を盗んで左前方を見たら、そこに..

 ..ほとんど、「怪奇大作戦」..マジで怖かった..[/_;]

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*2003年03月08日:リリース前々日


 休日出勤である。プログラムリリースは、週明けの月曜日なのである。まだあと少し、致命的なバグが残っているのだが..

 ..夕方には、全部落ちた! 無論、このあとさらに(月曜日の朝までに)発見される可能性は残っているのだが、出荷可能な品質に(ついに、ようやく)到達した!

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*2003年03月09日:リリース前日


 休日出勤である。今日は、最後のチェック日。といっても、いわゆる「総チェック」は、昨日までに(ほぼ)終わっている。私の他は、主要プログラマのみ出勤して、軽いチェックをするだけの日..

 ..という設定だったのだが、もちろん、問題点が見つかった [;^J^]。いわゆる「バグ(不具合)」とは違うのだが、(R社の、このタイプの製品に慣れていない)一般のユーザーが使う場合、必ずや不思議に(不便に)思うであろう現象が確認されたのである。

 ..ということで、自宅で静養していたプログラマを電話で呼び出すなどして、対策する。

 (今週号は、ほとんど仕事の話しか書かれていないじゃないかとご不満の向きもあるかと思いますが、そこまでテンバっていたのであるということで、ご容赦いただきたく。m[_ _]m)

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 12 2003 
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