*2001年12月31日:いつもの年の瀬
*2002年01月01日:清涼な正月
*2002年01月02日:平穏な正月
*2002年01月03日:ベイブレード
*2002年01月04日:新春秋葉オフ 2002
*2002年01月05日:逝くリブ来るリブ
*2002年01月06日:DIASPER と ARCTURUS
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*2001年12月31日:いつもの年の瀬


 昨日、リブ100が息を吹き返したので、無事に年賀状のアドレスを取り出すことができた。裏面の印刷は例によって妹に依頼し、宛名を手書きする。(私は、作成する年賀状の枚数が少ないこともあって、住所はソフトで印刷せずに手書きしている。ソフトの購入&年一回のメンテ工数よりも、こちらの方が廉いからである。)

 鶴ヶ峰駅前のイトーヨーカドーでコートを買う。ここに来るのは数年ぶりだが、相変わらずアクセスが不便。

 (“清涼IN流水”の順に読め、という作者の指示に従って)「コズミック 流」(清涼院流水)を読み始める。別に避けていたわけでは無いのだが、「ジョーカー」共々、未読だったのである。鶴ヶ峰駅前の書店の文庫本の書架で、4冊まとめて強烈に“立って”いたので、呑まれて買ってしまったという次第だが..

 ..なんちゅう、無茶苦茶な話だ [;^J^]。収拾つくんか、これ? [;^J^]

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*2002年01月01日:清涼な正月


 例年、横浜では元旦は馬鹿馬鹿しいほど晴れているのだが、今年はやや曇天。とはいえ、そこそこ晴れ間も見える元旦。まぁ、それなりに目出度いのであろう。

 昨夜、「コズミック 流」に続いて「ジョーカー 清」も読み終えていたのであった。本日、一日かけて、「ジョーカー 涼」と「コズミック 水」を読了。

 ...

 ...[;^.^]

 いや実際、何よりも、ちゃんと結末がついていることに驚いたのであった [;^J^]。「これは絶対、まともなミステリではない。必ずや収拾がつかなくなって、作者が途中でぶん投げる。あるいは**に逃げる。その“壊れかた”の“エネルギー”を鑑賞すべき小説なのであろう」..と、確信して読み進めていたものだから、あっけに取られてしまった [;^J^]。まぁこれを「ちゃんとした結末」と見るかどうかは、判断が分かれるところであろうが。

 「キャラ萌え系」でもあるのであろうなぁ。探偵たちのキャラが異常に立っている。サングラスを外して“視線”で美少年探偵を“仕留める”天才探偵に至っては、バンコランとしか思えんし。

 大森望の解説によると、続編である「カーニバル」三部作に比べれば、「コズミック」は“まだまとも”らしい。つまり、「カーニバル」も読まずばならんちゅうわけか [;^J^]。

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*2002年01月02日:平穏な正月


 終日、読書。(「カーニバル」ではない。)

 年末に帰省していた妹夫婦一家は、大晦日から元旦にかけて、いったん亭主の実家(四国)に帰っていたのだが、本日、帰ってきた。1/4に合衆国に戻る予定である。

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*2002年01月03日:ベイブレード


 甥(妹の息子)の遊びに付き合う。「ベイブレード」である。私は、これについて、全く予備知識がなかった。

 要は、ベーゴマである。シリーズとして多くの種類が発売されている「ベイブレード」を集めて、それを互いに(ぶつけて)競わせるのである。ただそれだけの話である。それだけの話なのだが..

 ..これは、実に良くできている。見事なシステムである。驚嘆した。

 とにかく、燃えるのである [;^J^]。競技自体よりも“集める”ことに。個々のブレードは、宇宙船あるいは要塞をイメージしたようなもので、数百円(ものによって価格は違うが、千円はしない)という廉価なもの。完成型で売られているのではなく、小規模なプラモデル(のような形態)で売られており、まず、これを組み立てる楽しみがある。

 そして、個々のブレードが、実にうまく性格づけされている。(攻撃力とか防御力とか。)その背後に“物語世界”が控えている(ようである)し、オプションパーツを装着することにより“聖獣”化するブレードもある。また、それぞれのブレードは大体5〜6個のパーツを組み合わせて作るのだが、複数のブレードのパーツを組み合わせることによって、厖大な種類のオリジナル・ブレードを作ることが出来る。競技のルールも、適度に複雑で変化に富んでいる。ルール上認められているのかどうかはわからないが、ブレードの色を塗り替えたり、ナイフや接着剤で改造することも、いくらでも出来るであろう。

 絶妙なのは、その値付けである。単体では千円しないので、お父さんが気楽にお土産に買って帰れるクラス。しかしそれが数十種類あるのである [;^J^]。

 もちろん、漫画とタイアップしている。(コロコロコミックに連載されているらしい。)子どもたちは子どもたちなりのネットワークを張り巡らして、レアなブレードの入荷情報のやりとりを行い、時には朝の4時から玩具屋の前に並ぶのである。

 タカラが、これで息を吹き返したという。(つまり、死にかけていたらしい [;^J^]。)小銭(日銭)を稼げる、優れたシステムである。何かのヒントになれば良いのだが..

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*2002年01月04日:新春秋葉オフ 2002


 9:06のバスで実家を発ち、まずは御茶ノ水。楽器店をざっと見て回ってから、坂を下りて神保町。書店巡りをするが、予想どおりほとんどの店が正月休みの続行中。

 12:00に秋葉原のワシントンホテル。恒例の、ニフのFCLAの新春秋葉オフである。6名でスタートしたが、すぐに8名に増える。

 途中、何度か自由行動時間を入れつつ徘徊したので、人によって訪れた店が異なるのだが、わたくし的には、「石丸 ソフトワン」→「ネットザウルス」→「カクタ ソフマップ」→「T-ZONE PC DIY SHOP」→「DOS/V パラダイス」→「クレバリー 2号店」→「じゃんぱら」→「T-ZONE ミナミ」。そして、3時過ぎには「古炉奈」。このかん、「石丸 ソフトワン」で「平成ガメラBOX」、「カクタ ソフマップ」で東芝のHDD(MK2018GAP、2.5インチ、20G)を買っただけ。東芝のHDDは、動作音が静かであるという噂を聞いていたから。今現在リブ100に入れているIBM製のHDD(DJSA210)は、動作音(いわゆる、カッコンカッコンのノイズではない、定常的な“ヒスノイズ”)が、かなり大きいのだ。

 「古炉奈」でお茶とケーキしてから、オフは散会。引き続き、A氏と「ソフマップ 7号店」へ。リブ100の中古の在庫がある、という情報をニフで得ていたからであるが..

 ..あった、あった。3台も! 東芝に限らずどこのメーカーからも、リブ100をリプレース出来る(この絶妙なサイズの)PCが出ないことが確定的であるこんにち、せめてもの自衛策として、リブ100の予備機(場合によっては、部品取り機)を押さえておく必要があるのだ。3台中最も廉い、42800円のブツを購入する。(当然のことかも知れないが、ちゃんと目の前で診断テストをしてくれるのに感心した。)

 17:13のこだまで浜松へ。新リブは当分寝かしておくとしても、HDDはすぐに使用(試用)開始したいので、現在、リブ100に装着してあるHDDのベタコピーを取ることにする。VFATBAK を起動して、現在のリブ100に装着しているHDDのフルダンプを取り始めてから、就眠。(5時間以上、かかるのだ。)

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*2002年01月05日:逝くリブ来るリブ


 起きたら、旧リブに装着した旧HDDの(VFATBAK による)DVD−RAMへのフルダンプは終わっていた。そこで、昨日購入した新リブに新HDDを装着して、このDVD−RAMからの(VFATBAK による)リストアを開始する。

 それにしても驚くべき静粛さである、この東芝製のHDDは! 確かに動作音はしているのだが、IBM製に比べると無音に近い。これは良い買い物をした。リストアも数時間かかるので、旧リブを鞄に入れて、休日出勤。

 昼休みに、ヤマト運輸浜松西営業所へ、先日の伊勢丹大古本市で購入して発送した物件を受け取りに行く。漫画讀本164冊など。

 午後から仕事を再開してしばらくたってから気がついたのだが..リブ100が、フリーズしている..確かに、LANカードの不調が原因で(事実上)ハングすることはしばしばあるのだが、今現在、LANカードは挿入していないし..リブートして様子を見てみるか..

 ..げげげ、なんだこの症状は! 蓋を閉めて開けると、フリーズする!(ご丁寧に、画面も少々乱れる。)再現確率、100%! 異物混入? 接触不良? 私の経験では、これは駄目だ。小手先でウリウリしてもどうにもならん。修理に出すしかない。

 しかし、それにしても..われながら凄い勘である。よくぞ昨日、「不要不急の」リブ100予備機を購入したものだ! 絶妙のタイミングでつなぐことが出来る。しかも帰宅すれば、新HDDには、旧HDDの内容が、ベタコピーされ終わっているのである。

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*2002年01月06日:DIASPER と ARCTURUS


 今日も今日とて休日出勤。昼休みにOAナガシマまで車を飛ばし、旧リブ100を修理に出す。

 ちなみに、「旧リブ」「新リブ」ではわかりにくいので、名前の説明もしておこう。旧リブは「DIASPER」。もちろん、クラークの「都市と星」に由来している。新リブの名前はなんにしようかと、暫く悩んだのだが、純粋SF系ではなく、ファンタジー系から「ARCTURUS」とした。もちろん恒星の名前だが、ここでは「アルクトゥールスへの旅」(デイヴィッド・リンゼイ)を踏まえている。全く、なんと高雅な感性の持ち主なのであろうか、この私は..

 帰宅してから、「漫画讀本」164冊の整理を行い、抜けている号の確認をする。足りない分は、ネットで補充するのである。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jan 11 2002 
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